*【ウィジャ盤】 [#dd8ea1aa]

　[[《ウィジャ盤》]]の[[効果]]で「死のメッセージ」を揃え、勝利することを目的とする[[デッキ]]。~

　[[特殊勝利]][[デッキ]]の中でも長い歴史を持ち、[[《封印されしエクゾディア》]]より更に高い難易度を誇るテーマとして、数多くの[[デッキ]]ビルダーを悩ませ続けている。~
　安定した勝利はまず望めないのでファン要素が非常に強いものの、それだけに熱狂的なファンも非常に多いテーマである。

 《ウィジャ盤/Destiny Board》
 永続罠
 相手ターン終了時毎に「Ｅ」「Ａ」「Ｔ」「Ｈ」の順に
 「死のメッセージ」カードを手札またはデッキからフィールド上に出す。
 全てのカードが自分のフィールド上に揃った時、勝利が決定する。
 途中１枚でもフィールド上から離れると、これらのカードは全て墓地に送られる。

**[[デッキ]]の構成 [#x176bd0c]
　兎にも角にも[[《ウィジャ盤》]]本体を引けないと始まらないので、これは[[デッキ]]に２枚欲しい。~
　[[サーチ]]する手段として、[[《不幸を告げる黒猫》]][[《封印の黄金櫃》]][[《打ち出の小槌》]]などが必要となってくる。

　「死のメッセージ」カードは[[ドロー]]してしまうとそれだけで[[ディスアドバンテージ]]になるので、[[デッキ]]に１枚ずつが限度。~
　つまり、[[《ファイバーポッド》]]や[[《現世と冥界の逆転》]]が禁止である以上、一度[[《ウィジャ盤》]]が[[破壊]]されてしまったら、
もうその[[デュエル]]中は[[《ウィジャ盤》]]を決めることはほぼ不可能になってしまうのである。

　再度使用するなら[[《転生の予言》]]は必須。~
　[[《転生の予言》]]は[[相手]]のカードも戻せるので、完成直前に邪魔になる事も無い。

　[[モンスター]]では、[[戦闘]][[耐性]]のある[[《魂を削る死霊》]]や[[《マシュマロン》]]が役立つ。~
　[[《ウィジャ盤》]]は[[魔法＆罠カードゾーン]]５つを全て使用するため、[[カウンター罠]]を[[セット]]すると文字が埋まらず途中で停止する。~
　よって魔法に対する[[カウンター罠]]無しで[[《ウィジャ盤》]]を守らなければならない。~
　そのために[[手札]]で[[効果]]を使える[[《緑光の宣告者》]]や[[《紫光の宣告者》]]を使いたい。~
　また、[[《魔力吸収球体》]][[《マジック・キャンセラー》]]も採用したい。~
　[[《マジック・キャンセラー》]]の[[効果]]が適用されている時でも[[《ウィジャ盤》]]の罠の[[効果]]によって出すため、「死のメッセージ」カードは出せる。~
　使用可能な罠・[[魔法カード]]は[[《スケープ・ゴート》]]や自発的に[[破壊]]できる[[《平和の使者》]]、再利用が可能な[[《死者転生》]]など補助的なものとなる。

　その他には、[[フィールド魔法]][[《死皇帝の陵墓》]]で[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]や[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》]]等を[[召喚]]などする方法がある。~
　とりわけ、[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》]]は[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ８》]]になった時に非常に強力。~

　[[デッキ]]を組む上では、「死のメッセージ」カードを少しでも[[ドロー]]しにくくするために、[[デッキ]]枚数を４１〜４２枚にするのが有効とされている。

**この[[デッキ]]の弱点 [#c953f437]
　[[デッキデス]]・[[ハンデス]]や[[《大嵐》]][[《サイクロン》]][[《ハリケーン》]]、[[《砂塵の大竜巻》]][[《王宮のお触れ》]]にも気をつけたいが、[[《氷帝メビウス》]][[《賢者ケイローン》]][[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]などの[[モンスター]]の[[効果]]にも弱い。~
　そのため、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]は[[必須カード]]であり、圧迫覚悟で[[《昇天の角笛》]]をも考えなければならない。~
　これらの対策に[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]も有効になる。~
　もっとも[[《異星の最終戦士》]]を出す事ができればこの問題は解決されるのだが。~
　また、[[相手]]の[[ドロー]]を阻害する、[[《はたき落とし》]]や、再利用できる[[《闇の仮面》]]も採用したい。

-かつては[[《ウィジャ盤》]]を[[発動]]させた後[[《八汰烏》]][[《はたき落とし》]][[《刻の封印》]]などで[[相手]]の[[ドロー]]を止め安全に「死のメッセージ」を揃える戦法も存在した。~
しかし[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の[[制限改訂]]で[[《刻の封印》]]が禁止になったためこの戦法は崩壊している。~
一応[[《はたき落とし》]][[《フェンリル》]]を使うことは可能。

**この[[デッキ]]の亜種 [#c953f437]
***【リセットウィジャ】 [#e41cc68e]
　[[《封魔の呪印》]]で[[相手]]の[[《サイクロン》]]などを封印し、[[《ファイバーポッド》]]で[[リセット]]を繰り返して[[相手]]の[[除去]]手段を削いでいく[[デッキ]]。~
　[[《ファイバーポッド》]]が禁止なので、[[《ネクロフェイス》]]で擬似的に再現するしかない。

***【殴りウィジャ】 [#d7fa8f43]
　「[[《ウィジャ盤》]]を[[ブラフ]]にする」という発想の[[デッキ]]。~
　[[相手]]が[[《ウィジャ盤》]]に気を取られている隙に殴り勝つ。~
　他の[[魔法・罠カード]]が狙われにくいという利点もある。~
　現状では最も勝率が高い【ウィジャ盤】である。~
　主力[[モンスター]]に[[《降雷皇ハモン》]]を迎えられる[[デッキ]]でもある。

**代表的なカード [#b6c96206]
-[[《ウィジャ盤》]]
-[[《転生の予言》]]
-[[《緑光の宣告者》]]
-[[《魔力吸収球体》]]

**関連リンク [#nc2631c4]
-[[デッキ集]]