【ウォールバーン】

 モンスターの攻撃を受け止めて相手に返す、受動的な【バーン】。【フルバーン】の一種。
 【フルバーン】から速攻性を若干犠牲にする代わりに攻防一体の盾モンスターを採用し、
 ビートダウンに対してダメージレースにおいて優位に立つことをコンセプトとする。

 モンスターをダメージソースとして使用するが、【ビートバーン】のように、こちらから戦闘をしかける事は少ない。
 なお、ここでは区別のためにこういったデッキを【ウォールバーン】と呼ぶことにする。

《ディメンション・ウォール/Dimension Wall》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
この戦闘によって自分が受ける戦闘ダメージは、
かわりに相手が受ける。
《魔法の筒(マジック・シリンダー)/Magic Cylinder》
通常罠(制限カード)
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える。
《スフィア・ボム 球体時限爆弾/Blast Sphere》
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1400/守1400
裏守備表示のこのカードを敵モンスターが攻撃した時、
このカードは攻撃モンスターの装備カードになる。(ダメージ計算なし)
次の相手ターンのスタンバイフェイズに、このカードと装備モンスターを破壊する。
その時、装備モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。

基本戦術

 相手の攻撃を《スフィア・ボム 球体時限爆弾》や《魔法の筒》及び《ディメンション・ウォール》で受け止めてダメージに変換してゆく。
 ロックしない代わりに、守備表示モンスターで相手のビートダウン及び戦闘ダメージを阻止する。

デッキ構築に際して

 【バーン】である以上、どんどんカードが消費されることは間違いなく、守備表示モンスターで攻撃を受け続けるにも限度がある。
 相手が攻めに転じる前に速攻で勝負を決めることが重要なのは【フルバーン】と同じ。
 《おジャマトリオ》と《自業自得》及び《仕込みマシンガン》等で大ダメージを狙っていきたい。

運用に際しての注意点

 守備表示でモンスターを出すことが多いので《抹殺の使徒》や《シールドクラッシュ》などには要注意だ。
 同様に《死霊騎士デスカリバー・ナイト》や《ミスティック・ソードマン LV2》などで効果を封殺されると脆い。
 これらのモンスターには《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》等の除去を使用してさっさとお引取り願おう。
 召喚した《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》は《ミスフォーチュン》とコンボさせると無駄になりづらい。

代表的なカード

関連リンク