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*【ウォールバーン】 [#g27b8321]
別名【リフレクトバーン】【ソフトロックバーン】。語弊が生じやすいが【カウンターバーン】とも呼ばれる。~
[[モンスター]]の攻撃を受け止めて相手に返す、受動的な[[バーン]][[デッキ]]。挙動は[[【ドローゴー】]]に近い。~
[[【フルバーン】]]が自分からカードを消費するタイプとすれば、こちらは相手の行動にあわせて消費していくタイプである。~
[[モンスター]]を[[ダメージ]]ソースとして使用するが、[[【ビートバーン】]]のように、こちらから戦闘をしかける事は少ない。~
[[壁]]となる[[火力]]を採用し、[[ビートダウン]]に対し[[ダメージ]]レースにおいて優位に立つことをコンセプトとする。~
《魔法の筒(マジック・シリンダー)/Magic Cylinder》
通常罠(制限カード)
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える。
《スフィア・ボム 球体時限爆弾/Blast Sphere》
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1400/守1400
裏守備表示のこのカードを敵モンスターが攻撃した時、
このカードは攻撃モンスターの装備カードになる。(ダメージ計算なし)
次の相手ターンのスタンバイフェイズに、このカードと装備モンスターを破壊する。
その時、装備モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
《デス・コアラ/Des Koala》
効果モンスター
星3/闇属性/獣族/攻1100/守1800
リバース:相手の手札1枚につき400ポイントダメージを相手に与える。
《魔法の筒(マジック・シリンダー)/Magic Cylinder》
通常罠(制限カード)
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手プレイヤーに与える。
**基本戦術 [#wb48f52e]
相手の攻撃によって[[バーン]][[効果]]が発動するカードを中心に[[モンスター]]を展開して、相手の[[直接攻撃]]を防ぎ、[[効果]]で[[ダメージ]]を与える。~
相手が積極的に[[ビートダウン]]してきたら[[ダメージ]]を返し、してこなければ更なる[[ダメージ]]ソースを[[ドロー]]して場を整えていく。~
そして、相手に攻撃してもしなくても[[ダメージ]]だけが積み重なると言う、ジレンマを起こさせるのが最大の狙い。~
基本的に[[守備表示]][[モンスター]]の受けた[[戦闘ダメージ]]がプレイヤーに行く事はないのでどれだけ[[直接攻撃]]を防げるかが要点になる。~
通常の[[デッキ]]が相手ならばおそらく4・5発程度の[[直接攻撃]]で8000のライフを削り切られるので、それを目安に[[直接攻撃]]回数を減らせば良い。~
**[[デッキ]]構築に際して [#ia519386]
その特性上、[[リバース効果]]や[[戦闘破壊]]及び攻撃された時に[[効果]]が発動する[[効果モンスター]]が中心になる。~
-具体的には
--[[攻撃宣言]]に反応する[[《魔法の筒》]][[《ディメンション・ウォール》]]。
--攻撃された時に[[効果]]発動する[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]][[《マシュマロン》]][[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]。
--[[リバース効果]][[モンスター]]の[[《デス・コアラ》]][[《炎の女暗殺者》]][[《ポイズンマミー》]]。~
--[[戦闘破壊]]された時に[[効果]]発動する[[《死霊ゾーマ》]][[《ジャイアントウィルス》]][[《機械犬マロン》]]。~
-モンスターの選択肢
--攻撃[[誘発効果]]:[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]][[《マシュマロン》]][[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]。
--[[リバース効果]]:[[《デス・コアラ》]][[《炎の女暗殺者》]][[《ポイズンマミー》]]。~
--[[戦闘破壊]][[誘発効果]]:[[《機械犬マロン》]][[《ジャイアントウィルス》]]。~
また、[[壁]][[モンスター]]で固めて[[《クロスカウンター》]][[《結束 UNITY》]]などで大きな[[反射ダメージ]]を与える作戦もある。~
これについては[[【アステカ】]]を参照。
また、[[罠カード]]にも攻撃に対応できる[[火力]]が存在する。~
相手の攻撃を待つだけでは、勝てないので[[《波動キャノン》]]や[[《仕込みマシンガン》]]などの自分から発動できる[[バーン]]カードも採用する。~
-罠カードの選択肢
--[[通常罠]]:[[《魔法の筒》]][[《ディメンション・ウォール》]]
--[[永続罠]]:[[《拷問車輪》]][[《死霊ゾーマ》]]
相手の攻撃を待つだけでなく、[[《波動キャノン》]]や[[《仕込みマシンガン》]]などの自分から発動できる[[バーン]]カードも採用する。~
やや不安定になるかもしれないが[[《おジャマトリオ》]]を展開して[[《自業自得》]]を打ち込んでみるのも面白い。~
また、[[ロック]]カードとは言え[[《拷問車輪》]]なら完全に攻撃を阻害するわけではないので相性は悪くない。~
[[《魔法の筒》]]や[[《ディメンション・ウォール》]]と同じく[[直接攻撃]]を回避する目的でも使えるので有効である。~
なお、[[効果]]が不安定な[[《ダイス・ポット》]]は基本的に不採用。運に頼らずとも物量で押せるからだ。~
この手のカードを使う[[バーン]][[デッキ]]については[[【ギャンブルバーン】]]を参照。~
また、[[反射ダメージ]]を狙った[[壁]]モンスターデッキには[[【アステカ】]]を参照。~
**このデッキの弱点 [#o5f6e36a]
[[守備表示]]で[[モンスター]]を出すことが多いので[[《抹殺の使徒》]]や[[《シールドクラッシュ》]]などには要注意だ。~
同様に[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]や[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]などで[[効果]]を封殺されると脆い。~
これらの[[モンスター]]には[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]を使用してさっさとお引き取り願おう。~
[[召喚]]した[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]は[[《ミスフォーチュン》]]や[[《魔法の筒》]]と[[コンボ]]させると更なる[[ダメージ]]を望める。~
また、[[《王宮のお触れ》]]や[[《スキルドレイン》]]を貼られると[[罠カード]]と[[モンスター効果]]を封じ込まれる。~
[[《サイクロン》]]や[[《ツイスター》]]は少なくとも[[サイドデッキ]]では必須カードになるだろう。~
**[[デッキ]]の分類について [#ld32524e]
[[ビートダウン]]を廃した[[【ビートバーン】]]。拘束がソフトになった[[【ロックバーン】]]。低速の[[【フルバーン】]]。~
などと称されるように他の[[バーン]][[デッキ]]に類似する部分も多い。一見中途半端にも思えるが、[[デッキ]]としては全く異質の[[デッキ]]である。~
逆に、多くの[[バーン]][[デッキ]]との接点を持つために、他の[[バーン]][[デッキ]]に変更しやすいという[[メリット]]も持つ。~
**代表的なカード [#lfabc72e]
-[[《マシュマロン》]]
-[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]
-[[《デス・コアラ》]]
-[[《機械犬マロン》]]
-[[《魔法の筒》]]
-[[《拷問車輪》]]
-[[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]
-[[《ディメンション・ウォール》]]
-[[《死霊ゾーマ》]]
-[[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]
-[[《マシュマロン》]]
-[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]
-[[《デス・コアラ》]]
**関連リンク [#fecf623b]
-[[【ロックバーン】]]
-[[【フルバーン】]]
-[[【ビートバーン】]]
-[[【キュアバーン】]]
-[[【アステカ】]]
-[[デッキ集]]