*【エーリアン】 [#ed3fc094]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#n45cd8a0]
 [[POWER OF THE DUELIST]]で登場した「[[エーリアン]]」と名のついた[[爬虫類族]][[モンスター]]群による[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[Aカウンター]]を利用した[[モンスター効果]]と多くの[[サポートカード]]で、[[相手]]の[[カード]]を[[除去]]して[[アドバンテージ]]を稼ぎながらペースを掴む。~
 基本的には[[デッキ]]の中核である[[《宇宙砦ゴルガー》]]の[[効果]]との[[シナジー]]を重視しつつ、[[魔法・罠カード]]を採用していくことになる。

 《エーリアンモナイト/Alien Ammonite》
 チューナー(効果モンスター)
 星1/光属性/爬虫類族/攻 500/守 200
 このカードが召喚に成功した時、
 自分の墓地からレベル4以下の「エーリアン」と名のついた
 モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。

 《宇宙砦ゴルガー/Cosmic Fortress Gol'gar》
 シンクロ・効果モンスター
 星5/光属性/爬虫類族/攻2600/守1800
 「エーリアンモナイト」+チューナー以外の「エーリアン」と名のついたモンスター1体以上
 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
 フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを
 任意の枚数選択して持ち主の手札に戻し、
 その後手札に戻したカードの数だけAカウンターを
 フィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。
 また、1ターンに1度、フィールド上のAカウンターを2つ取り除く事で、
 相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。 

**[[デッキ]]構築について [#dc70aed1]
***[[モンスターカード]] [#qdddef28]
-[[下級]][[エーリアン]]~
--[[《エーリアン・ソルジャー》]]~
[[通常モンスター]]だが、[[エーリアン]]の[[下級モンスター]]の中では最も高い1900の[[元々の攻撃力]]を持っている。~
単独で[[《ライオウ》]]等と互角に[[戦闘]]できるだけでなく、[[《レスキューラビット》]]の採用を可能にする存在でもある。

--[[《エーリアン・ウォリアー》]]~
この[[デッキ]]の[[アタッカー]]であり、[[戦闘破壊]]されても2つの[[Aカウンター]]を[[置く]]ことができる[[エーリアン]]。~
[[モンスター]]を[[弱体化]]させる[[永続効果]]も備わっており、[[下級]][[エーリアン]]の中でも特に重要な[[カード]]である。

--[[《エーリアン・テレパス》]]~
[[Aカウンター]]を1つ取り除くことで、[[フィールド]]上の[[魔法・罠カード]]1枚を[[除去]]する[[効果]]を持った[[エーリアン]]。~
[[攻撃力]]は決して高くないが、[[《エーリアン・ウォリアー》]]等と同様の[[Aカウンター]]による[[弱体化]][[効果]]も備わっている。

--[[《エーリアン・キッズ》]]~
[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が[[特殊召喚]]された時、その[[モンスター]]に[[Aカウンター]]を1つ[[置く]][[効果]]を持っている。~
[[《トライアングル・エリア》]]等の機能を向上させるほか、唯一の[[レベル]]4で[[光属性]]の[[エーリアン]]としても重宝する。

--[[《エーリアン・ドッグ》]]~
自身の[[効果]]によって[[特殊召喚に成功した]]時、[[相手]][[モンスター]]に[[Aカウンター]]を2つ[[置く]][[効果]]を持っている。~
能動的に[[Aカウンター]]を[[置く]]ことができるので、様々な[[Aカウンター]]関連の[[効果]]を補助することができる。

--[[《エーリアンモナイト》]]~
[[エーリアン]]の[[チューナー]]であり、[[《宇宙砦ゴルガー》]]を[[シンクロ召喚]]するために必要なこの[[デッキ]]の[[必須カード]]。~
[[墓地]]に[[レベル]]4の[[エーリアン]]が存在していれば、実質この[[カード]]1枚で[[《宇宙砦ゴルガー》]]を[[シンクロ召喚]]できる。

-[[上級]][[エーリアン]]及び関連[[モンスター]]~
--[[《エーリアン・リベンジャー》]]~
毎[[ターン]][[相手]]の全ての[[モンスター]]に[[Aカウンター]]を1つずつ[[置く]]ことができる、[[エーリアン]]の[[上級モンスター]]。~
[[Aカウンター]]の稼ぎ手として特に優秀であり、[[Aカウンター]]を利用して自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]も持っている。

--[[《宇宙砦ゴルガー》]]~
[[《エーリアンモナイト》]]を必須の[[シンクロ素材]]に指定した、この[[デッキ]]の中核となる[[レベル]]5の[[シンクロモンスター]]。~
自身の[[効果]]と[[デッキ]]に組み込む[[装備魔法]]・[[永続魔法]]・[[永続罠]]との組み合わせによって、様々な力を発揮する。

-それ以外の相性の良い[[モンスター]]~
--[[《霞の谷のファルコン》]]~
[[《宇宙砦ゴルガー》]]の[[バウンス]]用の[[魔法・罠カード]]として、[[《光の護封剣》]]や[[《デモンズ・チェーン》]]を採用する場合にお勧め。~
手軽にこれらの[[カード]]を[[回収>バウンス]]できるほか、[[《宇宙砦ゴルガー》]]が苦手な[[《ライオウ》]]を一方的に[[戦闘破壊]]できる[[攻撃力]]も魅力。

--[[《キングレムリン》]]~
[[爬虫類族]]の[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]で、[[エクシーズ素材]]を1つ取り除くことで[[爬虫類族]]を[[サーチ]]する[[効果]]を発揮する。~
[[《エーリアンモナイト》]]を手軽に[[サーチ]]できるのはもちろん、【エーリアン】ならば[[デッキ]]の型に関係なく出せるのが強みである。

--[[特殊召喚]][[効果]]を持つ[[レベル]]4の[[モンスター]]~
[[《キングレムリン》]]をより素早く[[エクシーズ召喚]]するために採用される、自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ[[レベル]]4の[[モンスター]]。~
中でも、高い[[攻撃力]]を持つ[[《フォトン・スラッシャー》]]と、[[爬虫類族]]のサポートを共有できる[[《カゲトカゲ》]]は特にお勧めである。

--[[光属性]]・[[デュアル]]関連の[[モンスター]]~
[[デュアルモンスター>デュアル]]である[[《エーリアン・ヒュプノ》]]の存在や、[[デッキ]]に[[光属性]][[モンスター]]が多い関係で採用される[[モンスター]]。~
一例として、[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]をはじめとする[[E・HERO]]や、[[光属性]]の切り札である[[《オネスト》]]等が挙げられる。

***[[魔法・罠カード]] [#w6ae6f89]
-特に使える専用[[サポートカード]]~
--[[《古代遺跡コードA》]]~
[[Aカウンター]]の貯蓄に加え、その[[Aカウンター]]を使うことで[[エーリアン]]を[[蘇生]]することができる便利な[[永続魔法]]。~
[[戦闘破壊]]・[[効果]][[破壊]]を問わず、[[表側表示]]の[[エーリアン]]が[[破壊される]]度にこの[[カード]]に1つ[[Aカウンター]]が[[置かれる>置く]]。~
[[上級]][[エーリアン]]も[[蘇生]]することができ、この[[カード]]以外の[[カード]]に乗っている[[Aカウンター]]も利用できるのが魅力である。

--[[《トライアングル・エリア》]]~
[[Aカウンター]]の乗った[[モンスター]]1体を[[破壊]]する[[速攻魔法]]であり、さらに[[レベル]]4[[エーリアン]]を[[リクルート]]する[[効果]]を持つ。~
[[リクルート]]した[[エーリアン]]は[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]してしまうが、これにより[[《古代遺跡コードA》]]に[[Aカウンター]]を[[置く]]ことができる。~
なおこの[[リクルート]][[効果]]には、[[破壊]]を[[トリガー]]とした[[モンスター]]の[[任意効果]]の[[タイミングを逃させる>タイミングを逃す]]効力がある点にも注目したい。

--[[《洗脳光線》]]~
[[Aカウンター]]の乗った[[相手]][[モンスター]]1体を、その[[モンスター]]の[[Aカウンター]]がなくなるまで[[コントロール奪取]]できる[[罠カード]]。~
[[《トライアングル・エリア》]]と比べると、[[《神の警告》]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]に[[無効]]にされない点が特に優れていると言える。~
役目を終えた後も、ある条件下では[[自壊]]せずに[[フィールド]]に残るため、[[《宇宙砦ゴルガー》]]の[[効果]]で[[回収>バウンス]]することも可能である。~

--[[《惑星汚染ウイルス》]]~
[[エーリアン]]を[[リリース]]して[[発動]]し、[[全体除去]]と[[Aカウンター]]稼ぎを兼ね、[[サクリファイス・エスケープ]]も可能な強力な[[罠カード]]。~
3[[ターン]]の間は[[フィールド]]に出てくる[[相手]][[モンスター]]に自動的に[[Aカウンター]]が[[置かれる>置く]]ため、[[相手]]の行動の抑止にも繋がる。~
[[《毒蛇の供物》]]に比べると[[相手]]に妨害されにくいという利点もあるため、あちらと共に是非2〜3枚投入しておきたい[[カード]]である。

-専用[[サポート>サポートカード]]以外で相性がいい[[カード]]~
--[[爬虫類族]]の[[サポートカード]]~
[[《宇宙砦ゴルガー》]]や[[エーリアン]]は全て[[爬虫類族]][[モンスター]]なので、[[爬虫類族]]関連の[[サポートカード]]は存分に活用できる。~
特に[[《毒蛇の供物》]]は非常に高い[[除去]]性能を持つので、専用[[サポートカード]]を差し置いてでも2〜3枚投入する価値があるだろう。~
他にも[[《スネーク・ホイッスル》]]や[[《エーリアン・ブレイン》]]等も採用圏内であり、[[種族]]統一すれば[[《ヴァイパー・リボーン》]]も使える。

--[[ロック]][[カード]]~
[[《宇宙砦ゴルガー》]]が登場したため、[[戦闘]]や[[カードの効果]]を制限する様々な[[ロック]]要素を取り入れることが可能になった。~
[[《光の護封剣》]]はもちろん、[[《怨霊の湿地帯》]]や[[《魔封じの芳香》]]のような、本来[[お互い]]の枷になる[[カード]]も有効に使うことができる。~
特に[[レベル]]5の[[《宇宙砦ゴルガー》]]と[[永続罠]]である[[《超古代生物の墓場》]]との相性は最高で、強力な[[メタカード]]として働くだろう。

--[[装備魔法]]~
[[《ビッグバン・シュート》]]・[[《パワー・ピカクス》]]・[[《継承の印》]]等は、[[《宇宙砦ゴルガー》]]の[[バウンス]][[効果]]と強い[[シナジー]]を形成する。~
ただし[[《宇宙砦ゴルガー》]]を[[フィールド]]に出せない場合、これらの[[カード]]は[[手札事故]]を引き起こす要因になってしまうことも多い。~
これらの[[カード]]を採用する場合は、[[《霞の谷のファルコン》]]を投入することが望ましく、これにより活用できる場面も増えてくる。

--[[モンスター]]を[[表側表示]]にする[[カード]]~
[[Aカウンター]]は[[表側表示]]でないと乗らないので、[[《聖なる輝き》]]や[[《停戦協定》]]等[[相手]][[モンスター]]を[[表側表示]]にする[[カード]]も使える。~
[[ロック]]と[[表側表示]]にする両方の役割を果たし、使いまわすこともできる[[《光の護封剣》]]はこの[[デッキ]]ではかなり有力な[[カード]]である。~
他にも[[《光の護封剣》]]とは一味違う拘束力を生み出す[[《古の森》]]や、[[裏側守備表示]]のまま[[除去]]する[[《抹殺の使徒》]]等もお勧めである。

-その他~
--[[カード]]単体での[[汎用性]]だけを考えるなら、[[《宇宙砦ゴルガー》]]で[[バウンス]]する[[カード]]は[[《強者の苦痛》]]や[[《デモンズ・チェーン》]]が最適。~
攻めにも守りにも使える[[《安全地帯》]]や、[[【セルフ・バウンス】]]系の[[デッキ]]では定番の[[《リビングデッドの呼び声》]]も有力な[[カード]]である。

--[[種族]]統一[[テーマ>カテゴリ]]であることを活かせる[[《群雄割拠》]]や、ピンポイントで弱点対策+[[バウンス]]すれば[[宣言]]し直せる[[《禁止令》]]もお勧め。~
なお[[《霞の谷のファルコン》]]等の[[爬虫類族]]ではない[[モンスター]]を使わない場合、打点の底上げに[[《一族の結束》]]を投入するのも良い。

--【エーリアン】はどの様な型にする場合でも、[[《大嵐》]]をはじめとするこちらの[[魔法・罠カード]]を[[全体除去]]する[[カード]]は常に脅威となる。~
--【エーリアン】はどの様な型にする場合でも、こちらの[[魔法・罠カード]]を[[全体除去]]する[[魔法・罠カード]]や[[モンスター効果]]は常に脅威となる。~
こちらに関しては[[《激流葬》]]や[[《ブラック・ホール》]]等もまとめて対策できる[[《スターライト・ロード》]]や[[《大革命返し》]]の採用も考えてみよう。

**[[デッキ]]の種類 [#sa3900df]
***[[《エーリアン・ヒュプノ》]]軸 [#u13305e9]
 強力な[[コントロール奪取]][[効果]]を持つ[[水属性]]の[[デュアル]][[モンスター]]、[[《エーリアン・ヒュプノ》]]を最大限に活かすための[[デッキ]]。~
 [[効果]]は強力なのだが、[[コントロール奪取]]するにも[[奪取>コントロール奪取]]した後も様々な制約が伴うため、通常の構築では安定した運用は難しい。~
 この[[カード]]自身を[[特殊召喚]]する[[カード]]はもちろん、[[デュアル]]では定番の[[《二重召喚》]]や[[《スーペルヴィス》]]が有効な補強手段となる。~
 [[《エーリアン・ヒュプノ》]]と共に[[《エーリアン・ソルジャー》]]も複数採用しておけば、[[《スーペルヴィス》]]の追加[[効果]]もより機能するだろう。~
 また[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]を採用すれば[[《デュアルスパーク》]]を有効に使える他、[[《ミラクル・フュージョン》]]も採用可能になる。~
 上記の様な[[《エーリアン・ヒュプノ》]]と共に[[E・HERO]]と[[デュアル]]の要素を取り入れたものは、【エーリアンHERO】とも呼ばれている。

***[[《宇宙砦ゴルガー》]]軸 [#p382c805]
 [[《宇宙砦ゴルガー》]]の「[[表側表示]]の[[魔法・罠カード]]を任意の枚数[[持ち主]]の[[手札]]に[[戻す]]」という[[効果]]を利用することに特化した[[デッキ]]。~
 [[《平和の使者》]]・[[《禁止令》]]・[[《デモンズ・チェーン》]]といった、[[戦闘]]をはじめとする[[相手]]の様々な行動を制限する[[カード]]が取り入れられる。~
 この[[デッキ]]では[[Aカウンター]]はそれほど重要ではないので、[[Aカウンター]]関連の各種[[カード]]は基本的に採用しない方が良いだろう。~
 [[下級]][[エーリアン]]も[[《宇宙砦ゴルガー》]]に繋ぎやすい[[レベル]]4のものに絞り、特に[[攻撃力]]が高い[[《エーリアン・ソルジャー》]]を優先したい。~
 そうやって空いた枠に[[《霞の谷のファルコン》]]を採用すれば、より有効に[[《ビッグバン・シュート》]]や[[《デモンズ・チェーン》]]を利用できる。~
 また[[エーリアン]]には[[光属性]]のものが多いので、[[《ライオウ》]]や[[《オネスト》]]を投入して、[[光属性]]軸の[[【メタビート】]]の様な構築にしても良い。

***[[エクシーズ召喚]]軸 [#j87714b3]
 [[《エーリアンモナイト》]]を[[サーチ]]できる[[《キングレムリン》]]を素早く[[エクシーズ召喚]]するため、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]に特化した構築。~
 [[ランク]]4を出す[[デッキ]]では定番である[[《フォトン・スラッシャー》]]や[[《召喚僧サモンプリースト》]]を用いて[[エクシーズ召喚]]のスピードを強化する。~
 同じ[[爬虫類族]]の[[《カゲトカゲ》]]や、[[【セルフ・バウンス】]]の性質を持つ【エーリアン】と相性の良い[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]も使えるだろう。~
 また[[【セルフ・バウンス】]]繋がりの線では、[[レベル]]4の[[罠モンスター]]なども[[《キングレムリン》]]の[[エクシーズ素材]]として適していると言える。~
 さらにこれらの[[モンスター]]を採用する場合、[[光属性]]と[[闇属性]]の割合が多くなる関係で、[[【カオス】]]の要素を組み込むことも可能になる。~
 他にも[[《エーリアン・ソルジャー》]]が存在する関係で、[[【レスキューラビット】]]の要素を取り入れた【兎エーリアン】といった構築も考えられる。

**この[[デッキ]]の弱点 [#jdf20f51]
***[[デッキ]]の[[回転]]に関する弱点 [#tee58db1]
 [[《エーリアンモナイト》]]を[[サーチ]]する方法は決して少なくはないが、現状では[[《増援》]]の様に「素早く確実に[[サーチ]]」というわけにはいかない。~
 [[《キングレムリン》]]の存在は心強いが、あちらも[[エクシーズ召喚]]と[[モンスター効果の発動]]を伴うため、やはり[[相手]]に妨害される危険性は高い。~
 また[[《闇の誘惑》]]等の使い勝手の良い[[ドロー]][[効果]]を持つ[[カード]]を取り入れにくいため、[[デッキ]][[回転]]の悪さからくる[[手札事故]]も比較的目立つ。~
 [[Aカウンター]]が必要な割には[[効果]]が今一つな[[モンスター]]が多いので、他の多くの[[デッキ]]と比較しても[[攻め>ビートダウン]]の初速度がかなり遅いのも難点。

***[[デッキ]]の性質に関する弱点 [#r9714f7a]
 全体的に[[除去]]を[[罠カード]]に頼る傾向にあるので、[[《王宮のお触れ》]]を使われると守りが手薄になり、対応力・突破力共に大きく低下する。~
 また[[《毒蛇の供物》]]や[[《惑星汚染ウイルス》]]は強力だが消耗も激しく、[[手札]]を稼ぎにくいこの[[デッキ]]では[[モンスター]]不足に陥りやすい。~
 [[モンスター]]を切らしたところで[[バウンス]]用の[[永続魔法]]や[[罠カード]]を一気に[[全体除去]]されると、戦線を立て直すのはかなり厳しいだろう。~
 他にも[[特殊召喚]]を封じる[[効果]]を持つ[[カード]]や、[[《エーリアンモナイト》]]を根こそぎ[[除外]]されてしまう[[《連鎖除外》]]等にも注意したいところ。
 主力[[エーリアン]]のほとんどが[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の圏内なので、それだけで致命的な[[ディスアドバンテージ]]になる可能性も高い。

***弱点対策について [#ra637a4f]
 [[《宇宙砦ゴルガー》]]と[[《毒蛇の供物》]]で大抵の[[永続魔法]]・[[永続罠]]は[[突破>除去]]できるので、[[相手]]の[[メタカード]]で身動きが取れなくなることはそう多くない。~
 しかし攻めの早い[[相手]]は苦手なので、[[魔法・罠カード]]を[[除去]]する[[カード]]、特に[[《サイクロン》]]等の素早く使えて防ぎにくい[[魔法カード]]には要注意。~
 こういった[[カード]]に対しては、[[汎用性]]の高い[[《神の宣告》]]や[[《魔宮の賄賂》]]、[[《宇宙砦ゴルガー》]]との相性も良い[[《禁止令》]]等で対策しておきたい。~
 [[デッキ]]の安定性や展開力・持久力などに残る不安に関しては、[[《強欲で謙虚な壺》]]や[[エーリアン]]以外の[[モンスター]]でカバーするしかないだろう。
 
**関連リンク [#bf7d68ee]
-[[エーリアン]]

-[[【爬虫類族】]]
-[[【セルフ・バウンス】]]

-[[デッキ集]]