*【エアブレード】 [#me54d8fa]
#contents
**説明 [#f581e522]
 [[《E・HERO エアーマン》]]の[[サーチ]]能力と[[《神剣−フェニックスブレード》]]の自己[[サルベージ]]能力を利用し、要所で[[《次元融合》]]を放ち一瞬で[[相手]]を叩きのめす[[デッキ]]である。~
 [[除外]]されたカードと[[墓地]]を利用しつくすのが特徴。~

 [[キーカード]]である[[《E・HERO エアーマン》]]が[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]の[[制限改訂]]により[[制限カード]]となったため、戦力は大幅に低下した。~
 更には、[[《混沌の黒魔術師》]]と[[《次元融合》]]が[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]の改訂で[[禁止カード]]に指定されたので構築は不可能となった。~


 《混沌の黒魔術師/Dark Magician of Chaos》
 効果モンスター(禁止カード)
 星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2600
 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
 自分の墓地から魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。
 このカードが戦闘によって破壊したモンスターは墓地へは行かず
 ゲームから除外される。
 このカードはフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。

 《E・HERO エアーマン/Elemental Hero Stratos》
 効果モンスター(制限カード)
 星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300
 このカードの召喚・特殊召喚に成功した時、
 次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
 ●自分フィールド上に存在するこのカードを除く
 「HERO」と名のついたモンスターの数まで、
 フィールド上の魔法または罠カードを破壊する事ができる。
 ●自分のデッキから「HERO」と名のついた
 モンスター1体を選択して手札に加える。

 《神剣−フェニックスブレード/Divine Sword - Phoenix Blade》
 装備魔法
 戦士族のみ装備可能。
 装備モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
 このカードが自分のメインフェイズ時に自分の墓地に存在する時、
 自分の墓地の戦士族モンスター2体をゲームから除外する事でこのカードを手札に加える。

**基本戦術 [#m66ce0b8]
 [[《E・HERO エアーマン》]]と[[《神剣−フェニックスブレード》]]で得た[[手札]]の[[アドバンテージ]]を生かして闘う。~
 [[《E・HERO エアーマン》]]は[[モンスター]]切れを防ぎつつ[[デッキ]]から[[戦士族]]を引き出す役割を担い、[[《神剣−フェニックスブレード》]]は[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]し有効利用する役割を担う。~
 細かいが、[[《E・HERO エアーマン》]]に装備すると[[《サイバー・ドラゴン》]]を相打ちにできるのも見逃せない。

 その後、[[除外]]された[[モンスター]]の質と量が整った時、[[《次元融合》]]を[[発動]]して勝負を決める。~
 [[《E・HERO エアーマン》]]は[[特殊召喚]]でもその[[効果]]を[[発動]]できるので、2体以上を同時に並べて[[効果]][[発動]]すれば、ほとんどの[[伏せカード]]を[[破壊]]してから総[[攻撃]]を仕掛ける事ができる。

**[[デッキ]]構成について [#q9059f8c]
 [[キーカード]]は[[《混沌の黒魔術師》]]、[[《E・HERO エアーマン》]]と[[《神剣−フェニックスブレード》]]と[[《次元融合》]]の4種類。~

 《次元融合/Dimension Fusion》
 通常魔法(禁止カード)
 2000ライフポイントを払う。
 お互いに除外されたモンスターをそれぞれのフィールド上に可能な限り特殊召喚する。

 その他の[[モンスター]]構成は、[[《神剣−フェニックスブレード》]]を扱いやすいよう、[[戦士族]]を中心とする。~
 その中でも[[戦士族]]の[[攻撃力]]を底上げする[[《コマンド・ナイト》]]や、[[除去]][[効果]]を持つ[[《異次元の女戦士》]]・[[《D.D.アサイラント》]]、[[《神剣−フェニックスブレード》]]に似た[[効果]]を持つ[[《速攻の黒い忍者》]]などは相性が良い。~
//[[《E・HERO ボルテック》]]もあると良いだろう。
//戦闘補助なしで効果発動はきついです
 [[魔法・罠カード]]は[[キーカード]]を揃えるための[[ドロー]]・[[サーチ]]カードや、[[《次元融合》]]の[[ライフコスト]]を補う、防御カードに回す。~
 また[[《冥府の使者ゴーズ》]]の対策として、[[《ダスト・シュート》]]や[[《マインドクラッシュ》]]などの[[手札破壊]]も検討しておこう。

 また、必須系の[[罠カード]]はほとんど必要なく、この2種類で十分。

**[[デッキ]]構築のポイント [#xc320921]
 
 [[キーカード]]の4種類を、できる限り素早く揃えられるように構築したい。~
 [[《次元融合》]]は[[発動]]に大きな[[ライフコスト]]を必要とするため、時間がかかると[[発動]]できなくなってしまうことがあるからだ。

 まず主戦力となる[[《E・HERO エアーマン》]]を[[サーチ]]するために、[[《増援》]]を可能な限り投入したい。~
 足りないと感じるなら、さらに[[《E−エマージェンシーコール》]]も採用してしまってよい。~
 また[[《E・HERO エアーマン》]]以外にも「[[HERO]]」を採用しておくと、[[《E・HERO エアーマン》]]がより使いやすくなる。~
 「[[HERO]]」は、ほとんどが[[戦士族]]なので、[[《神剣−フェニックスブレード》]]と連繋できる。

 [[《神剣−フェニックスブレード》]]の[[サーチ]]には、

-[[《名工 虎鉄》]]や[[《封印の黄金櫃》]]、[[《アームズ・ホール》]]で直接[[デッキ]]から[[手札]]に[[加える]]方法

-[[《モンスターゲート》]]や[[《名推理》]]で[[デッキ]]から[[墓地]]に送って、自身の[[効果]]で回収する方法の2つが挙げられる。~
出来ればどちらも採用したいところだ。~
また、[[《神剣−フェニックスブレード》]]を[[墓地に送る]]カードも重要。~
[[墓地]]に置かなければ[[墓地]]の[[戦士族]]を[[除外]]できず、[[《次元融合》]]に繋ぐ事ができないためだ。~
よって[[ドロー]]・[[サルベージ]]した[[《神剣−フェニックスブレード》]]を効率的に[[墓地に送る]][[手札コスト]]カードが活躍する。~
その中でも、

--[[《E・HERO エアーマン》]]を[[サーチ]]できる[[《召喚僧サモンプリースト》]]。
--あらゆるカードを[[除去]]できる[[《スナイプストーカー》]]。
--[[《次元融合》]]の前後どちらでも活躍できる[[全体除去]]魔法、[[《ライトニング・ボルテックス》]]。
--[[《神剣−フェニックスブレード》]]の[[効果]]で[[除外]]した[[モンスター]]を場に[[特殊召喚]]できる[[《D・D・M》]]。
--優秀な[[魔法カード]]を[[サルベージ]]出来る[[《魔法石の採掘》]]。~
--運が絡むが、[[《マインドクラッシュ》]]によって今、一番使われて困るカードを指名。

 等が扱いやすい。好みで採用を検討しよう。~
 また[[手札コスト]]でなくとも、[[《大嵐》]]に巻き込んだり、[[《ならず者傭兵部隊》]]に装備して[[コスト]]で一緒に[[墓地に送る]]方法もある。~
 強引な方法ではあるが、[[《次元融合》]]を[[発動]]すれば[[アドバンテージ]]は取り戻せる。

 [[《次元融合》]]は、[[《混沌の黒魔術師》]]や[[《封印の黄金櫃》]]と相性が良い。~
 [[《モンスターゲート》]]で[[《神剣−フェニックスブレード》]]を[[墓地]]に送ろう。~

 前者は過程で[[墓地]]に送られた[[《次元融合》]]の回収に後者はキーカードのサーチのために活躍してくれる。~

 しかし、[[魔法カード]]の数が非常に多いため[[手札事故]]の恐れもある。~
 そこで[[《冥府の使者ゴーズ》]]との相性は良い。~
 又、[[通常魔法]]が魔法の大半を占め、[[《E・HERO エアーマン》]]で[[サーチ]]が可能なので[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]との相性も良い。

 また、[[《神剣−フェニックスブレード》]]だけではやや[[除外]]できる[[モンスター]]の[[攻撃力]]に不安があるため、[[《魂の解放》]]を1枚挿しておけば[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]の[[特殊召喚]]も狙え、より総[[攻撃]]の確実性が増す。~
 単純に[[《神剣−フェニックスブレード》]]の代わりとしても使えるため無駄にならず、[[《神剣−フェニックスブレード》]]と違い[[通常魔法]]であるため、[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]の[[効果]]で引いても[[デッキ]]の下に戻される心配がなく、[[アドバンテージ]]を得ることができる。

**[[デッキ]]派生 [#ya8c6a95]
***【デステニーブレード】 [#k720419f]
 「[[HERO]]」の中でも「[[D−HERO]]」を重視した【エアブレード】。[[《デステニー・ドロー》]]による[[ドロー]]加速が最大の魅力。~

 《デステニー・ドロー/Destiny Draw》
 通常魔法
 手札から「D−HERO」と名のついたカード1枚を捨てる。
 自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 [[《戦士の生還》]]を使えば、さらに安定した[[発動]]が可能になる。~
 [[《E・HERO エアーマン》]]の[[効果]]が「[[D−HERO]]」にも及ぶため、[[《デステニー・ドロー》]]の[[発動条件]]を満たすのは容易。~

 採用する「[[D−HERO]]」は、[[《次元融合》]]などで[[特殊召喚]]できるものが望ましい。~
 特に[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]は、[[効果]]で[[《デステニー・ドロー》]]をめくれば無条件で2[[ドロー]]が約束されるため、ほぼ必須といえる。~
 [[《次元融合》]]や[[《モンスターゲート》]]の[[コスト]]も無視できるので、[[効果]]は積極的に利用していきたい。~

 其の他は[[《次元融合》]]で展開することを考えてしまうと、[[攻撃力]]の高い[[《D−HERO ダッシュガイ》]]が有効。~
 [[墓地]]でも[[効果]]を[[発動]]するため、[[手札コスト]]にする面でも相性がよい。~

 [[《D−HERO ドレッドガイ》]][[特殊召喚]]に成功した時点でその[[ターン]][[D−HERO]]が[[破壊]]されなくなるため、[[《次元融合》]]の[[特殊召喚]]時に[[《激流葬》]]を[[発動]]されようが、[[攻撃]]時に[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]を[[発動]]されようが[[破壊]]されなくなる。~
 特に[[《D−HERO ダッシュガイ》]]2体と共に並べれば、その[[攻撃力]]は4200にも達し、全て[[直接攻撃]]に成功すれば[[1ターンキル]]も可能。~
 そうでなくても「[[D−HERO]]」を並べやすいこの[[デッキ]]においては、強力な切り札となる。~

 [[《D−HERO ディスクガイ》]]は[[手札コスト]]には一番扱いやすく、[[《モンスターゲート》]]の[[生け贄]]も用意しやすくなる。~
 さらに、[[闇属性]]の比率増加により各種[[ウイルス]]の採用も検討できるようになる。~

 [[《ファントム・オブ・カオス》]]や[[《D−HERO Bloo−D》]]等の登場により、大幅に戦力を回復させた[[デッキ]]の一つ。~
 …なのだったのだが、[[《D−HERO ディスクガイ》]]は[[《次元融合》]]、[[《混沌の黒魔術師》]]と一緒に[[禁止カード]]に。~
 [[《ファントム・オブ・カオス》]]も[[準制限カード]]に指定されてしまったので純正【エアブレード】よりも受けた影響は大きい。~
 [[《ファントム・オブ・カオス》]]も[[準制限カード]]に指定されてしまったので純正【エアブレード】よりも受けた影響は大きかったが今は[[《ファントム・オブ・カオス》]]は[[無制限カード]]である。~


***[[【アーチャーブレード】]] [#ued1d7aa]
 該当ページを参照。

***[[【ドグマブレード】]] [#q0f9be49]
 [[《D−HERO ドグマガイ》]]の[[効果]]と[[《マジカル・エクスプロージョン》]]による先攻[[1ターンキル]]が可能な数少ない[[デッキ]]。~
 詳しくは[[【ドグマブレード】]]参照。~

***[[【ワールドトランス】]] [#q0f9be49]
 詳しくは[[【ワールドトランス】]]参照。~

**代表的なカード [#vd884d5d]
-[[《混沌の黒魔術師》]]
-[[《E・HERO エアーマン》]]
-[[《神剣−フェニックスブレード》]]
-[[《次元融合》]]

**関連リンク [#mecd0c46]
-[[【戦士族】]]
-[[【次元召喚】]]
-[[【E・HERO】]]
-[[【D−HERO】]]

-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/各種のデッキ]]