*【カウンタービート】 [#w00b0f86] #contents **[[デッキ]]の概要 [#eac71336] [[モンスター]]を展開し、ある程度の戦力を整えた後、[[カウンター罠]]等で相手の逆転手段を[[無効]]にし、そのまま勝負を決める[[デッキ]]。~ [[ビートダウン]]と[[パーミッション]]の中間の[[デッキ]]であり、純粋な[[ビートダウン]]よりも速度は遅い。~ [[コントロール]]色の強い[[ビートダウン]]、もしくは[[ビートダウン]]色の強い[[パーミッション]]とも言える。~ 【クロック・パーミッション】とも呼ばれるが、この呼び名は遊戯王OCGでは余り浸透していない。~ (※[[ダメージ]]源である[[モンスター]]を保持し[[パーミッション]]を行う、の意。)~ -遊戯王OCGは、[[除去]]が豊富であり、しかも幅広い[[デッキ]]に投入されるため、[[カード]]を[[フィールド]]に維持し続けるのは困難。~ しかし、強力な[[モンスター]]を維持すれば、[[戦闘]]によって[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]したり、[[ライフ]]を削り続ける事ができる。~ 戦闘による[[アドバンテージ]]稼ぎを[[カウンター罠]]等で補助しながら戦うのが、この[[デッキ]]の本質。~ -[[魔法・罠カード]]を数多く積んだ[[コントロール]][[デッキ]]に対して相性がいい。~ [[相手]]の[[カウンター]]に対してこちらも[[カウンター]][[カード]]を撃ち返せるため、[[パーミッション]]系の[[デッキ]]にもある程度対抗できる。~ また、[[ブラフ]]を無視できるのも利点。~ 警戒が必要な[[セット]][[カード]]に対して後出しで対応でき、積極的に攻めることができる。~ -【クロック・パーミッション】、【カウンタービート】という呼び名が使われなくとも、そう言った戦い方をする[[デッキ]]は意外と多い。~ [[【シンクロ召喚】]]の[[《スターダスト・ドラゴン》]]、[[【植物族】]]の[[《椿姫ティタニアル》]]、[[【ドラゴン族】]]の[[《マテリアルドラゴン》]]等は生きる[[カウンター罠]]と言える。~ また、[[【剣闘獣】]]も[[《剣闘獣の戦車》]]等の[[カウンター罠]]や[[《剣闘獣ヘラクレイノス》]]の存在から、この手の[[デッキ]]になる事が多い。~ **[[デッキ]]構築に際して [#g5747e86] ***[[カウンター罠]]について [#b0973f1e] [[カウンター罠]]によって[[モンスター除去]]を[[無効]]にし、[[ボード・アドバンテージ]]を得る。~ しかし、[[コントロール]][[デッキ]]としては、[[カード・アドバンテージ]]を失う[[カウンター罠]]は諸刃の剣。~ [[ビートダウン]]としても、[[ボード・アドバンテージ]]を失う[[リリース]]が必要な[[カウンター罠]]は使いにくい。~ そのため、[[コスト]]がない、もしくは[[ライフコスト]]のみで済む[[カウンター罠]]を使うことが、[[カード]]消費と[[事故]]率を下げる意味で有効。~ [[ライフ・アドバンテージ]]は無視しても[[カード・アドバンテージ]]で[[1:1交換]]を狙える[[カウンター罠]]以外は採用しない方がいい。~ ガチガチに守り切ろうとすると、攻め手が遅くなり[[ビートダウン]][[デッキ]]ではなくなるからである。~ -コストのない[[カウンター罠]] --[[《マジック・ドレイン》]]~ [[相手]]の[[魔法カード]]と[[1:1交換]]できるため、[[発動]]に困ることは少ない。~ 確実性がないので、[[相手]]の[[魔法カード]]を浪費させるのが主な使い道。~ //また、完全ではないが[[《大嵐》]]への[[耐性]]も付く。~ //大量に伏せる場合は危険だが、[[速攻魔法]]・[[罠カード]]のお供としても使える。~ -[[ライフコスト]]のある[[カウンター罠]] --[[《神の宣告》]]~ 相手の逆転手段を[[無効]]にするという点では最高の[[カード]]であり、この[[デッキ]]でもほぼ[[必須カード]]である。~ [[ライフ]]を半分にするというリスクがあるため、[[ライフコスト]]のある[[カード]]や[[自分]]が[[ダメージ]]を受ける[[カード]]とは相性が悪い。~ [[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]にて[[制限カード]]に指定されているため、このカードに頼った構築は不可能である。~ --[[《盗賊の七つ道具》]]~ [[罠カード]]による妨害を防げるため、[[ビートダウン]][[デッキ]]としてはかなり心強い。~ [[罠カード]]全般に対応し、[[コスト]]も[[《神の宣告》]]よりも安いのが利点。~ [[攻撃]]等を通すことで払った[[コスト]]程度の[[ダメージ]]を叩き込むのは容易だろう。~ ただし、[[ドロー]]してすぐに使えない事が[[罠カード]]対策としては、無視できない欠点である。~ --[[《神の警告》]]~ [[モンスターの召喚]]に対する[[カウンター罠]]としては最高峰であり、[[《昇天の角笛》]]以上の[[効果]]を持つ。~ [[コスト]]が大きいため、使い所が難しく終盤になって腐りやすいのが欠点。~ 単純に2000[[ライフ]]を取り返すには、[[下級]][[アタッカー]]以上の[[モンスター]]の[[直接攻撃]]が必要。~ [[《冥府の使者ゴーズ》]]・[[《トラゴエディア》]]・[[《バトルフェーダー》]]・[[《スケープ・ゴート》]]等に使うのが一番良いタイミングであろう。~ //[[手札コスト]]の[[カウンター罠]]としては、[[《ディストラクション・ジャマー》]][[《マジック・ジャマー》]][[《天罰》]]が候補。~ //[[モンスター除去]]を対策するならば、[[モンスター]][[破壊]]を[[無効]]にできる[[《我が身を盾に》]]も候補となる。~ //[[バウンス]]や[[除外]]には対応できないものの、[[効果モンスター]]・[[魔法・罠カード]]の[[破壊]][[効果]]を[[無効]]にして[[破壊]]できる。~ //また、[[相手]]に[[ドロー]]を許すことになるが、[[《魔宮の賄賂》]]もノーコストなので扱い易い。~ //ただし、[[相手]]の[[ターン]]に[[ドロー]]させるのは危険なため、[[自分]]の[[ターン]]に[[罠カード]]を[[無効]]にするのが安全策。~ //[[主流デッキ]]に[[召喚に成功した]]時に[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]が多いならば[[《畳返し》]]も採用できる。~ //(([[【帝コントロール】]]や[[【除去ガジェット】]]に対する[[メタ]]である。)) 上記で挙げられていない[[カウンター罠]]は、[[無効]]にできる[[カード]]が少ない、[[ディスアドバンテージ]]となる等の理由で[[サイドデッキ]]向きである。~ [[メイン>メインデッキ]]から投入する場合は、流行への対策となる[[メタカード]]として採用した方が腐り難い。~ ただし、強力な[[モンスター]]や[[カードの効果]]を[[無効]]・無力化できる[[カード]]は[[通常罠]]・[[永続罠]]にも存在するため、それらを優先することも多い。~ (例:[[《キックバック》]]を[[《落とし穴》]]、[[《昇天の黒角笛》]]を[[《王宮の弾圧》]]で代用する)~ -コストのない[[カウンター罠]] --[[《キックバック》]]~ [[【アドバンス召喚】]]への[[メタカード]]であり、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]や[[《光と闇の竜》]]等に対抗できる。~ [[リリース]]された[[モンスター]]と[[1:1交換]]できる[[除去]]であり、[[壁]][[モンスター]]にも有効。~ また、一種の[[ピーピング]]となり、再び[[アドバンス召喚]]させないことが重要。~ [[【死皇帝の陵墓】]]に対しても一種の[[バーン]]カードになる。~ --[[《昇天の黒角笛》]]~ [[【シンクロ召喚】]]や[[テーマデッキ]]への[[メタカード]]であり、[[シンクロモンスター]]や[[特殊召喚モンスター]]に対抗できる。~ --[[《畳返し》]]~ [[【帝コントロール】]]への[[メタカード]]であり、[[《邪帝ガイウス》]]や[[《風帝ライザー》]]等の[[除去]]に対抗できる。~ また、[[ガジェット]]と[[1:1交換]]できる[[除去]]であり、[[【除去ガジェット】]]にも有効。~ --[[《ツバメ返し》]]~ [[【剣闘獣】]]への[[メタカード]]であり、[[《剣闘獣ガイザレス》]]や[[《剣闘獣ムルミロ》]]等の[[除去]]に対抗できる。~ その他の[[剣闘獣]]に対しても、[[1:1交換]]できる[[除去]]として運用できる。~ [[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[全体除去]][[効果]]等にも有効。~ --[[《威風堂々》]]~ [[【剣闘獣】]]への[[メタカード]]であり、[[《剣闘獣ムルミロ》]]等の[[除去]]に対抗できる。~ その他の[[剣闘獣]]に対しても、[[1:1交換]]できる[[除去]]として運用できる。~ ただし、[[《ツバメ返し》]]と違い[[《剣闘獣ガイザレス》]]や[[《スレイブタイガー》]]で[[特殊召喚]]された[[剣闘獣]]には対応できない。~ その他にも[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]や[[《オネスト》]]等にも対抗できる。~ --[[《魔宮の賄賂》]]~ [[魔法・罠カード]]の[[全体除去]]、複数[[除去]]への[[メタカード]]。~ [[《ライトニング・ボルテックス》]]や[[《ゴッドバードアタック》]]等の[[コスト]]カードと[[1:1交換]]できる。~ [[《サイクロン》]]と[[《王宮のお触れ》]]に対応しているのが重要なポイントであり、他の[[魔法・罠カード]]を守るために採用されることもある。~ --[[《八式対魔法多重結界》]]・[[《フォースフィールド》]]~ [[【シンクロ召喚】]]への[[メタカード]]であり、[[《精神操作》]]等の[[コントロール奪取]]に抵抗できる。~ [[《精神操作》]]は[[制限カード]]だが、[[《ライオウ》]]等の[[効果]]を妨害させる[[《月の書》]]にも対しても有効。~ [[《八式対魔法多重結界》]]の[[《マジック・ジャマー》]][[効果]]を[[発動]]する[[効果]]はおまけであり、[[デッキ]]によっては自由に使えない。~ --[[《トラップ・ジャマー》]]~ 攻撃妨害の[[罠カード]]への[[メタカード]]であり、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]等に有効。~ 妨害の[[罠カード]]は、[[フリーチェーン]]でも、[[バトルフェイズ]]に入ってから[[発動]]する事があるため、それらにも使える場合がある。~ --[[《カウンター・カウンター》]]~ [[【パーミッション】]]への[[メタカード]]であり、[[《神の宣告》]]や[[《天罰》]]に対抗できる。~ [[魔法・罠カード]]の比率の高い[[コントロール]][[デッキ]]には元々強いのだが、このカードを採用すれば、更に強くなる。~ --[[《ヒーローズルール2》]]~ [[蘇生]]・[[サルベージ]]カードへの[[メタカード]]であり、[[《死者蘇生》]]や[[《貪欲な壺》]]等に有効。~ また、[[《D.D.クロウ》]]対策ともなるため、[[自分]]の[[《死者蘇生》]]を通すのにも使用できる。~ -[[ライフコスト]]のある[[カウンター罠]] --[[《ゴブリンのその場しのぎ》]]~ [[コスト]]のある[[魔法カード]]への[[メタカード]]であり、[[《デュアルスパーク》]]等の[[リリース]]して[[発動]]するカードに有効。~ 一種の[[モンスター除去]]となり、複数体の[[モンスター]]を[[相手]]が展開していないと、その[[ターン]]中に再び[[発動]]されることはない。~ --[[《誤作動》]]~ [[コスト]]のある[[罠カード]]への[[メタカード]]であり、[[《ゴッドバードアタック》]]等の[[リリース]]して[[発動]]するカードに有効。~ 一種の[[モンスター除去]]となり、複数体の[[モンスター]]を[[相手]]が展開していないと、その[[ターン]]中に再び[[発動]]されることはない。~ --[[《混沌の落とし穴》]]~ [[【闇属性】]]・[[【光属性】]]・[[【カオス】]]への[[メタカード]]であり、多くの[[制限カード]]に対抗できる。~ [[《神の警告》]]のほぼ[[下位互換]]にだが、[[墓地]][[除外]]を多用する[[相手]]に対しては有効。~ ***[[モンスターカード]]について [#w3e54c6e] [[ビートダウン]]の[[召喚]]や[[攻撃]]を[[カウンター罠]]で守る[[デッキ]]なので、場持ちの良い[[モンスター]]を採用した方が良い。~ ステータスの高い[[モンスター]]や、[[戦闘]][[耐性]]を持った[[モンスター]]の方が、[[自分]]の[[カードの効果]]で守る必要がなくなるので扱いやすい。~ [[下級モンスター]]は主要な[[アタッカー]]や[[リクルーター]]がこれに該当する。~ ステータスが低く場持ちしない[[モンスター]]は、[[ボード・アドバンテージ]]が重要な、この[[デッキ]]とは合わない。~ -場持ちしない[[モンスター]]の例~ --[[《深淵の暗殺者》]]、[[《メタモルポット》]]等の[[守備力]]の低い[[リバース効果モンスター]]~ --[[《ならず者傭兵部隊》]]のような[[リリース]]して[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]。~ --[[《異次元の女戦士》]]のような[[相手]][[モンスター]]を道連れに[[除去]]する[[モンスター]]。~ --[[《クリッター》]]のような[[戦闘破壊]]されやすい[[モンスター]]。~ また、[[上級モンスター]]や[[シンクロモンスター]]等を[[召喚]]・[[特殊召喚]]するギミックがあると良い。~ 単純に[[下級モンスター]]に[[戦闘破壊]]され難くなり、逆に[[戦闘破壊]]し易くなるからである。~ [[耐性]]のある[[上級モンスター]]を採用したり、[[耐性]]のある[[シンクロモンスター]]を優先して[[シンクロ召喚]]すると良いだろう。~ [[カウンター]]によって[[下級モンスター]]を場持ちさせることで[[アドバンス召喚]]や[[シンクロ召喚]]に繋げやすく、戦闘能力の高い[[モンスター]]を出すという戦術にも合っている。~ //場持ちの良い[[下級]]が多いなら、[[アドバンス召喚に成功した]]時に[[効果]]を[[発動]]する[[上級モンスター]]も採用できる。([[【パーミッション帝】]]を参照)~ //また、[[カウンター罠]]を使う[[デッキ]]の[[フィニッシャー]]としては[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の採用も悪くない。~ //[[ビートダウン]]するには十分の[[攻撃力]]を備えているため、[[カウンター罠]]による防御で一気に攻めることができる。~ //カウンター軸で紹介 ***[[カウンター罠]]以外の[[魔法・罠カード]]について [#je682428] [[カウンター罠]]以外でも、[[効果]]を[[無効]]にしたり、[[対象]]を外す[[魔法・罠カード]]を採用するのが良い。~ しかし、[[ボード・アドバンテージ]]を重視するため、[[リリース]]が必要な[[《フィッシャーチャージ》]]等の[[サクリファイス・エスケープ]]系の対象外しは好ましくない。~ [[リリース]]が必要なものなら、[[《ディメンション・マジック》]]や[[《地霊術−「鉄」》]]等の[[特殊召喚]]できる[[カード]]が望ましい。~ -[[モンスター]]を[[フィールド]]に維持できる[[魔法・罠カード]]([[カウンター罠]]を除く) --[[《我が身を盾に》]]~ 「[[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]」を[[無効]]にでき、[[モンスター]]維持に使える[[カード]]。~ [[バウンス]]や[[除外]]、[[コントロール奪取]]には無力だが、それでも[[発動]]できる機会は多い。~ [[全体除去]]や[[《地砕き》]]、[[《万能地雷グレイモヤ》]]等の対象をとらない[[破壊]]に対しては強力な[[メタカード]]となる。~ [[速攻魔法]]であるため、お守り代わりに[[手札]]に持っていてもいい働きをする。~ [[ライフコスト]]が大きいため、終盤に[[腐る]]場合があるのが玉にきず。~ また、[[リバース効果]]等の[[ダメージステップ]]に[[発動]]する[[カード]]には弱い。~ --[[《月の書》]]~ [[《地砕き》]]や[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]、[[《奈落の落とし穴》]]等の[[表側表示]][[モンスター]]に影響を与える[[カード]]を回避できる。~ ただし、[[守備力]]の低い[[モンスター]]に使用した場合は、返しの[[ターン]]の[[攻撃]]に注意が必要。~ --[[《収縮》]]~ [[《奈落の落とし穴》]]や[[《落とし穴》]]に[[チェーン]]して[[発動]]する事で、[[破壊]]を回避できる。~ [[戦闘]]補助としても優秀なため、[[汎用性]]は高い。~ --[[《禁じられた聖杯》]]~ [[リバース効果モンスター]]等の[[守備表示]]の[[モンスター]]に対してはかなり有効に働く。~ [[攻撃表示]][[モンスター]]に対しては[[攻撃力]]をアップさせてしまうため、[[罠カード]]で対処するなどの工夫が必要。~ --[[《禁じられた聖槍》]]~ [[《奈落の落とし穴》]]や[[《激流葬》]]等、[[自分]]の[[モンスター]]の[[召喚]]成功時に[[発動]]されるカードに対しては有効に働く。~ [[攻撃力]]がダウンしてしまうため、[[バトルフェイズ]]時に[[発動]]された[[《月の書》]]や[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]等には注意が必要。~ [[攻撃力]]がダウンした状態で[[モンスター]]を倒せない場合は、[[腐ってしまう>腐る]]。~ [[ダメージステップ]]時に[[相手]][[モンスター]]に使えば、[[戦闘破壊]]の補助にもなる等用途は多い。~ --[[《強制脱出装置》]]~ [[モンスター除去]]に対して[[発動]]する事で、[[手札]]に[[モンスター]]を回避させる事ができる。~ しかし、[[下級モンスター]]以外に使用した場合は、[[ディスアドバンテージ]]になりやすい。~ --[[《スターライト・ロード》]]~ 複数[[破壊]]限定だが、[[《我が身を盾に》]]と違い[[魔法・罠カード]]への[[破壊]]にも対応している。~ 対[[全体除去]]としてだけでなく、[[《スターダスト・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]する追加[[効果]]も強力。~ 使い捨てになるとはいえ[[《スターダスト・ドラゴン》]]も、この[[デッキ]]と相性が良い。~ --[[《トラップ・スタン》]]~ [[通常罠]]に対しては有効に働く。~ [[カウンター罠]]に[[チェーン]]できず、[[永続罠]]も一時的にしか[[無効]]にできない。~ また、[[魔法・罠除去]]を使って[[速攻魔法]]や[[罠カード]]を[[発動]]前に[[除去]]する事も[[モンスター]]を守る手段の一つである。~ [[効果]]を[[無効]]にするのではなく間接的に[[発動]]させない、もしくは[[発動]]を無意味にさせるのである。~ [[発動]]のタイミングが限定されている[[カード]]は無力化し、[[フリーチェーン]]のものでも[[ブラフ]]潰しとして成功する。~ -[[無制限>無制限カード]]の[[魔法・罠除去]] --[[《撲滅の使徒》]]~ [[無制限>無制限カード]]・[[準制限>準制限カード]]の[[罠カード]]に対する[[メタ]][[効果]]を持つ。~ [[永続罠]]に対して[[ディスアドバンテージ]]になるのが欠点。~ --[[《おとり人形》]]~ [[発動条件]]のある[[罠カード]]に対する[[メタ]][[効果]]を持つ。~ [[カウンター罠]]・[[召喚]]反応型罠、[[攻撃宣言]]反応型罠には有効。~ --[[《砂塵の大竜巻》]]~ [[効果]]は[[《サイクロン》]]と大きな差がなく、[[表側表示]]にも使える万能[[カード]]。~ [[罠カード]]であり、攻め手が遅くなるのが欠点。~ また、[[モンスター]]が[[除去]]されなくなると、[[モンスター]][[強化]]の[[装備カード]]も活躍できる。~ [[【鎖ビート】]]や[[【装備ビート】]]を作る場合は、【カウンタービート】の要素を入れると良いだろう。~ **戦術 [#de6e1288] [[攻撃力]]の高い[[モンスター]]等[[戦闘]]に強い[[モンスター]]を展開、さらに[[相手]]の[[モンスター除去]]を[[カウンター罠]]で[[無効]]にするという戦術をとる。~ そうやって[[効果]]・[[戦闘]]による[[破壊]]から[[フィールド]]上の[[モンスター]]を維持することで効率よく[[攻撃]]をしかける。~ 1[[ターン]]に1度の[[モンスター]]の[[通常召喚]]や[[攻撃]]といった行動の権利を大事に守る[[デッキ]]とも言える。~ **この[[デッキ]]の種類・派生 [#b6098b25] [[【除去ガジェット】]]等に有効な[[デッキ]]だったが、[[環境]]の変化によって[[効果モンスター]]に[[無効]]化すべき[[カード]]が増えた。~ さらに[[相手]]の[[カードの効果]]を[[無効]]にする[[モンスター]]、それも[[レベル]]5以上の[[モンスター]]が増加している。~ また、[[王宮]]シリーズ等の[[永続魔法]]・[[永続罠]]にも一部の[[カードの効果]]を封じるカードがある。~ そのため、[[ディスアドバンテージ]]の大きな[[カウンター罠]]を採用せず、それらの[[モンスター]]や[[永続カード]]で代用することもある。~ ただし、[[モンスター効果]]を軸にしたタイプは、[[カウンター罠]]を必要としない場合が多く、数が多いので省略する。~ //モンスター効果を軸にしたタイプは、カウンター罠を必要としない場合が多いので外しておきます。 //***[[【シンクロ召喚】]] [#h4c9a28d] //[[《スターダスト・ドラゴン》]]、[[《メンタルスフィア・デーモン》]]を[[シンクロ召喚]]して制圧するタイプ。~ //[[《スターダスト・ドラゴン》]]は他のモンスターと一緒に展開した方が良く、[[《メンタルスフィア・デーモン》]]は単体でも機能する。~ //共に[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]には注意が必要。~ //***[[地属性]]軸の[[【シンクロ召喚】]]、[[【ナチュル】]] [#kba5e40d] //[[《ナチュル・ビースト》]]、[[《ナチュル・パルキオン》]]、[[《ナチュル・ランドオルス》]]を[[シンクロ召喚]]して制圧するタイプ。~ //[[《レスキューキャット》]]1枚で[[《ナチュル・ビースト》]]、[[《ナチュル・パルキオン》]]を[[特殊召喚]]できた[[【レスキューシンクロ】]]が強力かつお手軽だった。~ //[[《ナチュル・バンブーシュート》]]等、[[【ナチュル】]]を組むと[[効果]]を[[無効]]にしながら戦う事が多い。~ ***[[【剣闘獣】]] [#y7de3c0c] [[《剣闘獣の戦車》]]等の[[カウンター罠]]を採用し、[[《剣闘獣ヘラクレイノス》]]で制圧するタイプ。~ [[《剣闘獣ガイザレス》]]や[[下級]][[剣闘獣]]で[[アドバンテージ]]を稼ぐ事ができ、有利な状況を作りやすい。~ ***[[【闇属性】]] [#ffe65e21] [[《闇の幻影》]]等の[[カウンター罠]]を採用し、[[《ダーク・ボルテニス》]]で制圧するタイプ。~ [[《闇の幻影》]]のおかげで[[モンスター]]1体を対象にした[[効果]]に[[耐性]]を付けることができる。~ 優秀な[[モンスター]]が多く、[[《魂を削る死霊》]]や[[《クレボンス》]]等、場持ちする[[下級モンスター]]も多い。~ また、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]を無理なく投入できるため、[[《王宮のお触れ》]]等にも[[耐性]]を付けやすい。~ [[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]で[[《ダーク・ボルテニス》]]の代用をする事もできる。~ //***[[【地属性】]] [#rb479d5c] //[[《地霊術−「鉄」》]]や[[カウンター罠]]を採用したタイプ。~ //[[《地霊術−「鉄」》]]のおかげで[[モンスター]]1体を対象にした[[効果]]に[[耐性]]を付けることができる。~ //[[攻撃力]]の高い[[下級モンスター]]が多く、[[《X−セイバー エアベルン》]]や[[《サイコ・コマンダー》]]等の攻撃力がそこそこある[[チューナー]]も存在している。~ // また、[[《レスキューキャット》]]の使い回しや[[連続攻撃]]等[[《地霊術−「鉄」》]]の使い道は多い。~ //[[《地霊術−「鉄」》]]は[[サクリファイス・エスケープ]]のほか[[連続攻撃]]等の使い道がある。~ //専用のカウンター罠がないので。 ***[[【アンデット族】]] [#r289a5a8] [[《ツタン仮面》]]や[[《闇の幻影》]]等の[[カウンター罠]]を採用したタイプ。~ [[《次元幽閉》]]や[[《強制脱出装置》]]等の[[墓地]]を肥やさせない[[除去]]や、[[《精神操作》]]等に[[耐性]]が付く。~ [[《ピラミッド・タートル》]]や[[《闇竜の黒騎士》]]を採用する場合は、[[《ツタン仮面》]]、それ以外では[[《闇の幻影》]]が優先される。~ //***[[【X−セイバー】]] //[[《セイバー・ホール》]]等の[[カウンター罠]]を採用したタイプ。~ //***[[【植物族】]] [#df336e2c] //[[《椿姫ティタニアル》]]と[[トークン]]等の多数の[[植物族]]を展開することで制圧するタイプ。~ //[[《ギガプラント》]]等の[[蘇生]]カードも充実しているため、[[《椿姫ティタニアル》]]を使い回す事も用意。~ //[[《ポリノシス》]]も重要でないモンスターを[[リリース]]できれば、優秀な[[カウンター罠]]となる。~ //***[[【お触れホルス】]] [#t6e2130c] //[[《王宮のお触れ》]]による永続的な[[効果]][[無効]]、魔法[[耐性]]を持つ[[ホルスの黒炎竜]]で制圧するタイプ。~ //[[カウンター罠]]を使用できないが、[[魔法・罠カード]]を封殺した上での3000打点は強力。~ //[[【お触れビート】]]の一種であり、[[速攻魔法]]の[[《我が身を盾に》]]が良い働きをしてくれる。~ //[[モンスター効果]]に対しても[[モンスター]]の構成によっては対処できないこともない。~ //同じ[[ドラゴン族]]の[[《マテリアルドラゴン》]]や[[《竜魔人 キングドラグーン》]]とは相性が良い。~ //[[効果モンスター]]全般を対策したい場合は、[[下級モンスター]]の構成が特殊になるだろう。~ //[[《コアキメイル・ガーディアン》]]や[[《朱光の宣告者》]]、[[《ナチュル・ランドオルス》]]が活躍できる構成にしないと難しい。~ //[[攻撃力]]を得た[[《D−HERO Bloo−D》]]と並べることができれば、ある程度の[[耐性]]を持たせることもできる。~ //***[[《スキルドレイン》]]軸 [#h0350f90] //[[カウンター罠]]では対処が難しい[[モンスター効果]]を[[《スキルドレイン》]]で[[無効]]にし[[《神獣王バルバロス》]]等で制圧するタイプ。~ //[[自分]]も[[モンスター効果]]を使えないため、[[カウンター罠]]で[[魔法・罠カード]]を妨害しないといけない。~ //[[モンスター]]だけでなく、[[《スキルドレイン》]]も維持する必要があるため、[[無効]]にすべきカードが増えることが特徴。~ //[[【スキルドレイン】]]や[[【メタビート】]]との互換性が高い。~ ***[[カウンター罠]]軸 [#dc289ace] [[カウンター罠]]で[[無効]]にすることを主軸に置いたタイプ。~ [[カウンター罠]]と[[シナジー]]するカードでも[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]や[[《豊穣のアルテミス》]]等の[[攻撃力]]の高いものを採用。~ 両者共に[[《天罰》]]との相性が良いため、[[効果モンスター]]に対しても[[耐性]]を持つ。~ [[【ヴァンダルギオン】]]や[[【エンジェル・パーミッション】]]との互換性が高い。~ ***[[【鎖ビート】]] [#wf7045bf] [[下級モンスター]]・[[半上級モンスター]]を[[《鎖付きブーメラン》]]や[[《鎖付き爆弾》]]で[[強化]]し、擬似的に[[上級モンスター]]化させる[[デッキ]]。~ [[ダメージステップ]]に[[発動]]できる[[装備カード]]なので、[[《サイクロン》]]等を[[チェーン]]して使わせない利点があった。~ [[【カウンタービート】]]の要素を入れ、[[モンスター]]をフィールドに維持しながら、押し切る戦術を取る。~ 主に活躍したのは[[《E・HERO エアーマン》]]が無制限の時期である。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#a42e6ef5] -[[手札事故]]~ //基本的に[[自分]]の[[フィールド]]に[[モンスター]]がないと[[相手]]は[[モンスター除去]]を[[発動]]できない。~ //それに[[自分]]が合わせる[[カウンター]]も[[相手]]が[[モンスター除去]]を撃って来ないと[[発動]]できない。~ //そのため、[[モンスターカード]]が存在しないと[[カウンター罠]]が腐るのである。~ [[モンスターカード]]と[[カウンター]]カードの噛み合わせが重要であり、噛み合わないと[[モンスター]]が[[除去]]され、[[カウンター]]カードが腐る。~ [[手札]]やフィールドの[[モンスター]]が少ない時に安易に[[召喚]]や[[攻撃]]を行わないようなプレイングが必要である。~ [[カウンター罠]]で[[モンスター除去]]に対応しないと[[モンスター]]が[[手札]]・[[フィールド]]にいなくなり、ジリ貧になる。~ -[[バウンス]]・[[除外]]・[[リリース]]・[[墓地]]送り~ [[破壊]]に[[耐性]]を持つ[[効果モンスター]]や[[破壊]]を[[無効]]にする[[カード]]は多いが、それ以外のタイプの[[除去]]を防ぐ手段は少ない。~ これらに[[耐性]]を持つ[[効果モンスター]]も存在するが、[[無効]]にし難いため、苦手な[[カード]]と言える。~ -[[効果モンスター]]~ [[《天罰》]]は[[手札コスト]]の関係から使い難いため、[[モンスター効果]]による[[除去]]が弱点となる。~ [[《剣闘獣の戦車》]]を擁する[[【剣闘獣】]]でなければ[[カウンター罠]]で対抗するのは難しい。~ -[[破壊されない]][[モンスター]]~ [[自分]]の[[モンスター]]を守ることにスロットを割いた分、[[相手]]の[[モンスター]]を[[効果]]によって[[破壊]]する[[カード]]が少なくなる。~ そのため、[[破壊されない]][[モンスター]]の処理に困る事が多い。~ -[[攻撃力]]・[[守備力]]の高い[[モンスター]]~ [[破壊されない]][[モンスター]]と同じく、[[戦闘]]能力の高い[[モンスター]]に弱い。~ [[自分]]の[[モンスター]]よりも強い[[モンスター]]が出されると押し切られてしまう場合がある。~ //**[[環境]]において [#a491388f] //強力な[[単体除去]]である[[《地砕き》]]の[[制限解除]]は痛い。~ //[[《八式対魔法多重結界》]]で[[2:2交換>1:1交換]]できる[[《ライトニング・ボルテックス》]]より厄介だからである。~ //また、[[《破壊輪》]]の[[禁止カード]]化によって[[《神の宣告》]][[《盗賊の七つ道具》]][[《我が身を盾に》]]が使いやすくなった。~ **サンプルレシピ [#idfc0b1f] -備考 --【ハイビート】~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=479~ 2007年度西日本代表最終選考会ベスト32~ [[【ポールポジション】]]軸~ **代表的なカード [#l9f2d7e0] -[[《我が身を盾に》]] -[[《神の宣告》]] -[[《魔宮の賄賂》]] -[[《盗賊の七つ道具》]] -[[《誤作動》]] -[[《トラップ・ジャマー》]] -[[《八式対魔法多重結界》]] -[[《マジック・ドレイン》]] -[[《ゴブリンのその場しのぎ》]] **関連リンク [#re05a416] -[[パーミッション]] -[[【鎖ビート】]] -[[デッキ集]]