*【カオス・ネクロマンサー】 [#vd0bdd4f]
*【カオス・ネクロマンサー】 [#top]

 [[墓地]]に[[モンスターカード]]を溜め[[《カオス・ネクロマンサー》]]を強化する[[デッキ]]。~
 [[魔法カード]]を[[墓地]]に溜める[[【マジカルエクスプロージョン1キル】]]・[[罠カード]]を溜める[[【神炎皇ウリア】]]などとは対称的な[[デッキ]]とも言える。~
#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[墓地]]に[[モンスターカード]]を溜め[[《カオス・ネクロマンサー》]]を[[強化]]して攻める[[デッキ]]。~
 [[魔法カード]]を[[墓地]]に溜める[[【マジカルエクスプロージョン1キル】]]・[[罠カード]]を[[墓地]]に溜める[[【神炎皇ウリア】]]とは対照的な[[デッキ]]である。~

 《カオス・ネクロマンサー/Chaos Necromancer》
 効果モンスター
 星1/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
 このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する
 モンスターカードの数×300ポイントの数値になる。 

 [[リクルーター]]は[[《キラー・トマト》]]が対応している。~
 8枚以上のモンスターカードが[[墓地]]にあれば[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[攻撃力]]を陵駕する。~
//11枚以上で[[《青眼の白龍》]]を、16枚以上で[[《青眼の究極竜》]]をも凌駕する。~
 [[レベル]]1のため、[[《レベル制限B地区》]][[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]をすり抜けられる。~
 ある程度以上の[[モンスターカード]]が[[墓地]]にあれば[[《光学迷彩アーマー》]]を装備し[[直接攻撃]]で大ダメージが見込める。~
 また、[[《魔導雑貨商人》]]の[[効果]]で墓地に落ちても[[《悪夢再び》]]で[[サルベージ]]できる。~
 [[闇属性]]、[[悪魔族]]、攻守ともに0と非常にサポートカードに恵まれた[[モンスター]]であるので、この[[モンスター]]を中心にデッキを構築していくことになるだろう。~
 [[セット]]すれば[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の媒体にもできる。~
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]

***[[墓地を肥やす]][[カード]] [#introduction1]
 大量の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]][[カード]]が必要になる。~
 可能なかぎり[[モンスター]]のみを[[墓地へ送る]]ように構築することが望ましい。~

**基本戦術 [#z8c58e57]
 [[自分]]のモンスターを積極的に[[墓地に送る]]事で[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]、自分のモンスターを強化させて戦うのが基本。~
 一定量が存在しないと真価を発揮できないものがほとんどであるため、大量の[[モンスター]]を採用する必要がある。~
 十分に墓地にカードが溜まるまで、ある程度の時間稼ぎをする。~
-[[《魔導雑貨商人》]]~
[[モンスターカード]]のみで[[墓地を肥やす]]手段の代表格である。~
[[墓地を肥やす]]枚数はランダムだが、投入する[[魔法・罠カード]]は少なくすることで、大きな[[墓地アドバンテージ]]が期待できる。~
万が一[[キーカード]]である[[《カオス・ネクロマンサー》]]や[[儀式モンスター]]が[[墓地]]に落ちた時は、[[《悪夢再び》]]や[[《死者転生》]]で回収したい。~

 [[墓地アドバンテージ]]がたまるまでは守勢であろうが、ある程度たまってしまえば[[通常召喚]]で強力な[[モンスター]]を登場させられる。~
 あとはその[[モンスター]]陣を使った[[ビートダウン]]を考えることである。~
-[[《高等儀式術》]]~
[[通常モンスター]]を一気に[[墓地へ送る]]。~
安定性を重視するならば、[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]等の単体でも機能する[[モンスター]]、爆発力を重視するなら[[レベル]]1[[モンスター]]を多数採用する。~
とはいえ、[[墓地を肥やす]]目的だけに弱小[[通常モンスター]]を増やすのは[[手札事故]]に繋がるため得策ではない。~
[[儀式モンスター]]は事前の露払いに[[《終焉の王デミス》]]、[[墓地へ送る]]枚数重視なら[[レベル]]12の[[《崇光なる宣告者》]]を採用したい。~
また、[[墓地]]利用を重視するなら[[《ライカン・スロープ》]]も候補に挙がり、[[《儀式の準備》]]も扱える。~

**[[デッキ]]の構築 [#b08032bc]
 [[墓地]]に大量のモンスターを送るカードが必要となる。~
 可能なかぎり[[モンスター]]のみを墓地に送るようにしたい。
-[[ライトロード]]~
[[除去]][[効果]]を持つ[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]を始めとして[[《光の援軍》]]や[[《ソーラー・エクスチェンジ》]]から迅速に[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行える。~
[[送る>墓地へ送る]][[カード]]こそランダムだが[[《死者転生》]]を併用しやすく、[[除去]]力が足りないこの[[デッキ]]なら入れておいて損は無いだろう。~

-[[《隣の芝刈り》]]~
[[デッキ]]を60枚で構築しておけば大量に[[墓地を肥やす]]ことが可能。~
[[《カオス・ネクロマンサー》]]自体も[[蘇生]]しやすいため、[[墓地]]に落ちても問題ない。~

 《魔導雑貨商人/Magical Merchant》
 効果モンスター
 星1/光属性/昆虫族/攻 200/守 700
 リバース:自分のデッキを上からめくり、
 一番最初に出た魔法か罠カード1枚を自分の手札に加える。
 それ以外のカードは墓地へ送る。
-[[リクルーター]]~
--[[《キラー・トマト》]]・[[《ヘル・セキュリティ》]]~
速効性には欠けるものの、[[《カオス・ネクロマンサー》]]も[[リクルート]]でき、確実に[[墓地を肥やせる>墓地を肥やす]]。~
[[モンスター]]が[[フィールド]]に残る事を活用し、[[アドバンス召喚]]・[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]・[[リンク召喚]]等で速効性の無さをカバーしたい。~

 《高等儀式術/Advanced Ritual Art》
 儀式魔法(制限カード)
 手札の儀式モンスター1体を選択し、そのカードとレベルの合計が
 同じになるように自分のデッキから通常モンスターを選択して墓地に送る。
 選択した儀式モンスター1体を特殊召喚する。
--[[《ジャイアントウィルス》]]・[[《素早いモモンガ》]]・[[《プチトマボー》]]・[[《ナチュル・チェリー》]]~
[[同名カード]]2枚を[[リクルート]]できるので、[[デッキ圧縮]]にも使える。~
特に[[《ジャイアントウィルス》]]・[[《プチトマボー》]]は[[闇属性]]で[[《キラー・トマト》]]から[[リクルート]]可能な点で相性が良い。~

 《未来融合−フューチャー・フュージョン/Future Fusion》
 永続魔法(制限カード)
 自分のデッキから融合モンスターカードによって決められたモンスターを
 墓地へ送り、融合デッキから融合モンスター1体を選択する。
 発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に選択した融合モンスターを
 自分フィールド上に特殊召喚する(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)。
 このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
 そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
***[[《カオス・ネクロマンサー》]]の[[サポートカード]] [#introduction2]
-[[《ダーク・バースト》]]・[[《悪夢再び》]]~
[[《カオス・ネクロマンサー》]]を[[サルベージ]]できる。~
前者は[[《キラー・トマト》]]、後者は[[《グレイブ・スクワーマー》]]も対象となる。~

 [[《高等儀式術》]]で降臨させる[[儀式モンスター]]は墓地利用を重視するなら[[《ライカン・スロープ》]]、墓地に送る枚数重視なら[[レベル]]8の[[《天界王 シナト》]]や[[《闇の支配者−ゾーク》]][[《終焉の王デミス》]]あたりがいいだろう。~
 このとき、爆発力を重視するなら、[[《大木炭18》]]や[[《弾圧される民》]]などの[[レベル]]1の[[通常モンスター]]を多数採用することになる。~
-[[《七精の解門》]]~
[[《カオス・ネクロマンサー》]]を[[蘇生]]できる。~
[[《暗黒の招来神》]]と相互[[サーチ]]が可能。~

 [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]なら一番手は[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]だろう。~
 [[デッキ]]の[[機械族]][[モンスター]]を全て墓地に送ることが出来るからだ。~
 [[【未来オーバー】]]のギミックの前半を利用するのである。~
 ただ安定性なら[[ドラゴン族]]を使う[[《F・G・D》]]のほうが上だが。~
//-[[《レベル制限B地区》]]・[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]~
//強力な[[ロック]]パーツであり、[[《カオス・ネクロマンサー》]]は影響を受けない。~
//しかし、[[エクシーズモンスター]]が主流の現[[環境]]では有効に働きにくいので[[《光の護封剣》]]等も採用しておきたい。~

 どちらにも対応する[[《バット》]][[《コマンダー》]]など[[機械族]]低[[レベル]][[通常モンスター]]を多用しても[[《バット》]][[《コマンダー》]]自身は単なる弱小[[モンスター]]でしかないことや、[[《高等儀式術》]][[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]の両方の要素を組み込むのは[[手札事故]]につながりやすいのでやめておいたほうが無難である。~
-[[《光学迷彩アーマー》]]~
十分に確保した[[攻撃力]]で[[直接攻撃]]を狙うことで大[[ダメージ]]を与えられる。~

 ほかには、[[墓地]]に溜まりやすい[[モンスター]]として、[[リクルーター]]や[[レベルアップモンスター]]を採用する形も考えられる。~
 もちろん両方積みこんでもいい。~
 その際は、複数の[[リクルーター]]に対応し、[[手札]]に来た[[モンスター]]を[[墓地]]に送ることのできる、[[アームド・ドラゴン]]がいいだろう。
-[[《ワン・フォー・ワン》]]・[[《ワンチャン!?》]]~
[[レベル]]1のサポート。~
前者は[[手札]]の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]とともに、[[《カオス・ネクロマンサー》]]を[[特殊召喚]]できる。~
後者は[[レベル]]1がないと使えないが、他の[[レベル]]1、[[《金華猫》]]と併用しやすい。~

 [[墓地]]に[[モンスター]]の溜まりやすい[[デッキ]]である[[【暗黒界】]][[【スナイプストーカー】]][[【D−HERO】]][[【ライトロード】]]などに、こっそり[[《カオス・ネクロマンサー》]]を加えてみても面白い。
**基本戦術 [#strategy]
 スピーディに[[墓地アドバンテージ]]を増やして、[[強化]]された[[《カオス・ネクロマンサー》]]で圧倒する。~
 [[《カオス・ネクロマンサー》]]の[[攻撃力]]が[[墓地]]の[[モンスター]]の枚数に依存することや[[《魔導雑貨商人》]]の存在から、[[モンスターカード]]を多く投入し、[[魔法・罠カード]]は少なく抑える構築となる。~

 [[通常召喚]]が不可能な[[モンスター]]を多数採用し、[[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で、[[モンスター]]を[[墓地]]に落とすこともできる。→[[【カオスゲート】]]
 十分に[[墓地]]に[[カード]]が溜まるまでは、[[ロック]]や[[除去]]で時間稼ぎをする。~
 その後は[[強化]]された[[モンスター]]を並べ、[[ビートダウン]]を行えば良い。~

 また[[《魔導雑貨商人》]]の効果で[[墓地]]に落ちた[[儀式モンスター]]、[[《カオス・ネクロマンサー》]] 等の回収のため[[《悪夢再び》]]、や[[《死者転生》]]を採用する。~
 ただし[[《カオス・ネクロマンサー》]]は[[守備力]]は[[強化]]されないため[[【除外ビートダウン】]]のように[[反射ダメージ]]を狙うことはできない。~

 ロマンを求めるなら[[【ワイト】]]の要素を混合させることも出来る。~
 その場合は[[《馬頭鬼》]]も活躍するだろう。~
**[[デッキ]]の派生 [#variation]
 [[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を戦術として取り入れている[[デッキ]]には[[《カオス・ネクロマンサー》]]を採用できる。~
 以下はその代表例である。
-[[【爬虫類族】]]
-[[【ライトロード】]]
-[[【リクル特攻】]]
-[[【ワイト】]]
-[[【フルモンスター】]]

**このデッキの弱点と対策 [#sc326468]
 切り札となる[[《カオス・ネクロマンサー》]] は[[攻撃力]]だけが取り柄で[[相手]]の[[伏せカード]]などには、まったくの無力である点は注意。~
 [[攻撃]]する際は、[[《大嵐》]]や[[《ハリケーン》]]、[[《終焉の王デミス》]]で[[相手]]の場を掃除してからにしよう。~
 天敵である、[[《マクロコスモス》]]や[[《次元の裂け目》]]の対策もかねて[[伏せ除去]]は大目に採用しておいたほうがいいかもしれない。~
***[[【ジャンク・ウォリアー】]]軸 [#JunkWarrior]
 [[《カオス・ネクロマンサー》]]が[[レベル]]1なので、[[墓地]]を十分に肥やして[[攻撃力]]を上げた後、その[[攻撃力]]を[[《ジャンク・ウォリアー》]]にも上乗せするタイプ。~
 [[シンクロ召喚]]主体なので[[墓地]]に[[モンスター]]が増えやすく、[[《ジャンク・シンクロン》]]で[[レベル]]1を[[蘇生]]して[[シンクロ召喚]]で攻めることもできる。~

**代表的なカード [#f3fe2ebc]
**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 切り札となる[[《カオス・ネクロマンサー》]]は[[攻撃力]]は高いものの[[耐性]]を持たないため、[[相手]]の[[伏せカード]]には無力である。~
 [[攻撃]]する際は、[[全体除去]]で[[相手]]の[[フィールド]]を掃除したい。~
 天敵の[[《マクロコスモス》]]等の対策も兼ね、[[伏せ除去]]は多めに採用しておいたほうがいいかもしれない。~
 また、[[墓地]]に[[モンスター]]が溜まるまでに時間がかかるので、[[【フルバーン】]]等の高速な[[デッキ]]には遅れをとる。~

**代表的なカード [#keycard]
-[[《カオス・ネクロマンサー》]]

**関連リンク [#u396141a]
-[[【除外ビートダウン】]]

**関連リンク [#link]
-[[デッキ集]]