*【カオスゲート】 [#s300aeeb]
 [[デッキ]]に[[通常召喚]]できない[[召喚条件]]付き[[モンスター]]を入れ[[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で[[デッキ]]から大量に[[召喚条件]]付き[[モンスター]]を[[墓地]]に[[落とす]]。~
 そして[[墓地]]を利用できるカードで[[デュエル]]を有利に進める[[【カオス】]]と[[【推理ゲート】]]の亜種。~
 初め、この[[デッキ]]は、[[《名推理》]]で大量の[[召喚条件]]付き[[モンスター]]を墓地に落とし、[[《カオス・ネクロマンサー》]]を出すだけの[[デッキ]]だった。~
 だがカードプールが増えるにつれ戦術が多様化していき、[[デッキ]]名の由来である[[《カオス・ネクロマンサー》]]自体があまり使われなくなった。

 [[《ファントム・オブ・カオス》]]の発売に伴い戦略の幅がさらに広まりそうだ。~
 さらに、[[PHANTOM DARKNESS]]に収録される[[ダークモンスター]]も活用できそうである。

 [[【推理ゲート】]]と違い、[[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で、[[モンスター]]を[[特殊召喚]]するより、[[モンスター]]を[[墓地]]に[[落とす]]ことを優先した、少し変わった[[デッキ]]。

 《モンスターゲート/Monster Gate》
 通常魔法
 自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる。
 通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキをめくり、
 そのモンスターを特殊召喚する。
 他のめくったカードは全て墓地に送る。

 《名推理/Reasoning》
 通常魔法
 相手プレイヤーはモンスターのレベルを宣言する。
 通常召喚が可能なモンスターが出るまで自分のデッキからカードをめくる。
 出たモンスターが宣言されたレベルと同じ場合、めくったカードを全て墓地に送る。
 違う場合、出たモンスターカードを特殊召喚し、残りのカードを墓地へ送る。

**基本的な動かし方 [#d6838423]
 [[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]から[[《混沌の黒魔術師》]]などを出すと共に、[[《名推理》]]の[[効果]]で[[墓地]]に[[召喚条件]]付き[[モンスター]]を溜め[[手札]]にある[[召喚条件]]付き[[モンスター]]を大量に出す。~
 さらに[[墓地]]に落ちた大量の[[魔法カード]]から好きなものを持って来られたりと、決まるとなかなか凶悪。~

**構築 [#e25c425f]
 [[モンスター]]だけでなく[[魔法カード]]も大量に[[墓地]]に落ちるため[[《混沌の黒魔術師》]]の採用率はかなり高い。~
 しかし[[《名推理》]]で持ってくる場合、[[レベル]]8はバレやすいため、あえて[[《混沌の黒魔術師》]]を投入しないものもある。

 [[召喚条件]]付き[[モンスター]]としては[[《水の精霊 アクエリア》]]、[[《岩の精霊 タイタン》]]、[[《風の精霊 ガルーダ》]]、[[《フェンリル》]]、[[《ギガンテス》]]、[[《シルフィード》]]など個人の好みによって選ばれる。~
 [[光属性]]・[[天使族]]と[[闇属性]]・[[悪魔族]]を入れて[[天魔神]]を入れることもできる。~
 実際、[[《天魔神 ノーレラス》]]を入れた、[[リセット]]型の【カオスゲート】も存在する。

 ほかに[[《オオアリクイクイアリ》]]など[[昆虫族]]を入れて[[《デビルドーザー》]]を入れたり[[《ギガンテス》]]など[[岩石族]]を入れて[[《メガロック・ドラゴン》]]、[[ドラゴン族]]を入れて[[《龍の鏡》]]からの[[《F・G・D》]]など[[墓地]][[除外]]から展開できる[[モンスター]]を入れても面白い。~
 [[《デザート・ツイスター》]]や[[《氷炎の双竜》]]を入れれば、[[魔法カード]]を入れなくてもなかなか器用に戦える。 

 大抵は[[《名推理》]]の[[レベル]]をばらけさせるために、他にもう一体[[フィニッシャー]]を用意する。~
 [[墓地]]が一気に[[肥える>墓地を肥やす]]ことを利用できる[[《カオス・ネクロマンサー》]]がその例である。

 また、[[ホルスの黒炎竜]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]][[《メカニカル・ハウンド》]]など制圧力に優れる[[モンスター]]が採用される場合もある。

 [[【混黒1キル】]]同様に[[ビートダウン]]せずに安全に[[射出]]するタイプのものもある。

 いずれにせよ、初手に[[《混沌の黒魔術師》]]と[[フィニッシャー]]が存在する可能性があり、場合によっては詰んでしまう。~
 詳しくは[[確率]]を参考にすると良いだろう。

***【ガイアゲート】 [#x035eded]
 [[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]として[[【推理ゲート】]]の[[墓地]]に[[モンスター]]を[[落とす]][[効果]]を利用した[[デッキ]]。~
 基本的に「[[通常召喚]]が不可能で、[[特殊召喚]]の[[召喚条件]]がある」[[モンスター]]を投入していくこととなる。

 基本的な動かし方は[[《幻魔皇ラビエル》]][[《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》]]等の高[[攻撃力]]で[[召喚条件]]の存在する[[悪魔族]]・[[岩石族]][[モンスター]]を複数枚投入し[[《名推理》]][[《モンスターゲート》]]で[[墓地]]に落としてから頃合いを見計らって[[《ダーク・コーリング》]]で高[[攻撃力]]の[[《E−HERO ダーク・ガイア》]][[特殊召喚]]して[[ビートダウン]]していくことになる。~
 [[ビートダウン]]の弱点として[[伏せカード]]への対策は必至なため、[[《大嵐》]]や[[《ハリケーン》]]など[[伏せ除去]]の投入も必要となる。~
 [[悪魔族]][[モンスター]]に[[2回攻撃]]の能力を付与する[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]も相性がよい。

 [[墓地]]に全ての[[《ダーク・コーリング》]]が落ちてしまうと機能しなくなってしまうため[[《混沌の黒魔術師》]]や[[《魔法石の採掘》]][[《鳳凰神の羽根》]]等で回収も視野に入れたい。~


***【鳳凰ガイアゲート】 [#gfe3c9da]
 上記のガイアゲートをさらに[[コンボ]]向きにした[[デッキ]]。~
 上記のガイアゲートに投入されるカードに加え、[[《天魔神 ノーレラス》]]と[[《ファントム・オブ・カオス》]]さらに[[《鳳凰神の羽根》]]を投入する。~

 基本的な動かし方は、[[《名推理》]][[《モンスターゲート》]]で[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]][[モンスター]]と、[[《天魔神 ノーレラス》]]を[[墓地]]に送り、[[手札]]か[[フィールド]]に[[《ファントム・オブ・カオス》]][[《鳳凰神の羽根》]]を揃えておく。~
 タイミングを見計らい[[《鳳凰神の羽根》]]で墓地の[[《ダーク・コーリング》]]を[[デッキトップ]]に戻し、[[《ファントム・オブ・カオス》]]で[[《天魔神 ノーレラス》]]をコピーして[[フィールド]]と[[相手]]の[[手札]]を一掃する。~
 そして[[《天魔神 ノーレラス》]]の[[効果]]で[[手札]]に加えられた[[《ダーク・コーリング》]]で[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を[[特殊召喚]]し[[ビートダウン]]していく。~
 最初の[[攻撃]]は確実に通るため大幅な[[ライフ・アドバンテージ]]を得られ、次の[[ターン]]以降も[[相手]]の[[手札]]が少ないため[[《冥府の使者ゴーズ》]]を出して壁にされたり[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を倒せるだけの[[キーカード]]を引かれ難いという[[メリット]]がある。~

 [[《モンスターゲート》]]の[[生け贄]]兼[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]として、[[《トーチ・ゴーレム》]]を入れても良い。~
 [[相手]]の[[フィールド]]に出された[[《トーチ・ゴーレム》]]はさっさと[[《ファントム・オブ・カオス》]]の[[効果]]で[[墓地]]に送ってしまおう。

 弱点としてはまともに出せる低級[[モンスター]]が居ないため、[[コンボ]]が成立するまでは[[相手]]に一方的に殴られる事がある点。~
 型にはまった時の爆発力は半端ではなく、まさに一撃必殺的な[[デッキ]]と言える。~

 [[デッキトップ]]に戻すカードを[[《次元融合》]]にし[[《モンスターゲート》]]などで[[除外]]されていた[[《混沌の黒魔術師》]]を[[帰還]]させ、[[《混沌の黒魔術師》]]の[[効果]]によって[[《ダーク・コーリング》]]を[[手札]]に戻して[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]と並べて殴らせれば[[1ターンキル]]も出来る…かもしれない。

***[[射出]]型【カオスゲート】 [#n61197d9]

 以下はこのタイプの[[デッキ]]の[[必須カード]]である。

+[[《混沌の黒魔術師》]]
+[[《次元融合》]]
+[[《カタパルト・タートル》]]
+[[《魔力倹約術》]]or[[召喚条件]]付き[[モンスター]]

 基本的な動かし方は[[【混黒1キル】]]を参照。

 何枚か[[手札]]に[[召喚条件]]付き[[モンスター]]がいれば、[[《魔力倹約術》]]が必要なくなるため、実際のところ[[【混黒1キル】]]よりも[[コンボ]]が決まりやすかったりする。~
 [[《巨大化》]]が[[墓地]]に落ちているならば[[召喚条件]]付き[[モンスター]]は一枚でいい。~
 ライフが少なくなって[[《次元融合》]]が使えなくなれば[[《混沌の黒魔術師》]]で[[《巨大化》]]を引っ張ってくればいいからだ。~

 [[コンボ]]が決まらなくても、持ち前のパワーで[[ビートダウン]]すれば良いからある程度柔軟性もある。

 しかし[[《次元融合》]]が[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]に[[制限カード]]となった事で、成功率が激減した。

**サンプルレシピ [#w8df3ac9]
-備考
--【ガイアゲート】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=885~
第4回MFD杯優勝~
--【ガイアゲート】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=980~
第91回フロンティアカップ3位~

**代表的なカード [#x1ec680c]
-[[《混沌の黒魔術師》]]

-[[《名推理》]]
-[[《モンスターゲート》]]

**関連リンク [#z4e22b01]
-[[【カオス】]]
-[[【推理ゲート】]]

-[[デッキ集]]