*【カオスゲート】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で[[特殊召喚モンスター]]による[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行い、[[カオス]]を展開する、[[【カオス】]]と[[【推理ゲート】]]の複合[[デッキ]]。~
 [[【推理ゲート】]]と違い、[[特殊召喚]]より[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を優先した、少し変わった[[デッキ]]である。~
// もちろん、従来の戦術である[[《混沌の黒魔術師》]]による[[魔法カード]]の使いまわしも可能。~
 [[カオス]]が[[禁止カード]]化されてからは、[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]による[[1ターンキル]][[デッキ]]へと姿を変えている。~

-[[《名推理》]]と[[《モンスターゲート》]]が[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]の[[制限改訂]]によって[[制限カード]]となった。~
その後[[《名推理》]]が、[[13/09/01>リミットレギュレーション/2013年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[無制限カード]]へと緩和された。~
[[15/04/01>リミットレギュレーション/2015年4月1日]]の[[制限改訂]]で[[《モンスターゲート》]]が[[無制限カード]]へと緩和された。~
しかし、[[16/04/01>リミットレギュレーション/2016年4月1日]]の[[制限改訂]]で[[《名推理》]]と[[《モンスターゲート》]]が再び[[制限カード]]となった。~

 《名推理/Reasoning》
 通常魔法(制限カード)
 (1):相手は1〜12までの任意のレベルを宣言する。
 通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
 そのモンスターのレベルが宣言されたレベルと同じ場合、
 めくったカードを全て墓地へ送る。
 違った場合、そのモンスターを特殊召喚し、
 残りのめくったカードは全て墓地へ送る。

 《モンスターゲート/Monster Gate》
 通常魔法(準制限カード)
 (1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
 通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
 そのモンスターを特殊召喚する。
 残りのめくったカードは全て墓地へ送る。

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
 [[モンスター]]だけでなく[[魔法カード]]も大量に[[墓地]]に落ちるため、[[《混沌の黒魔術師》]]の採用率はかなり高い。~
 しかし[[《名推理》]]で持ってくる場合、[[レベル]]8はバレやすいため、あえて[[《混沌の黒魔術師》]]を投入しないものもある。

***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
―[[特殊召喚モンスター]]~
 [[《名推理》]]と[[《モンスターゲート》]]で[[墓地へ送る]]ために採用する。~
 主に[[《水の精霊 アクエリア》]]、[[《ギガンテス》]]、[[《シルフィード》]]等から選ばれる。~
 [[光属性]]・[[天使族]]と[[闇属性]]・[[悪魔族]]を入れて[[天魔神]]を入れることもできる。~
 実際、[[《天魔神 ノーレラス》]]を入れた、[[リセット]]型の【カオスゲート】も存在する。~

―[[墓地へ送った>墓地へ送る]][[モンスター]]を利用できる[[モンスター]]~
-[[《カオス・ネクロマンサー》]]~
[[自分]]の[[墓地]]の[[モンスター]]の数×300が[[攻撃力]]になる[[永続効果]]を持つ。~
この[[デッキ]]は[[《名推理》]]と[[《モンスターゲート》]]で[[特殊召喚モンスター]]を大量に[[墓地へ送る]]ので高[[攻撃力]]になりやすい。~

-[[《ファントム・オブ・カオス》]]~
[[墓地]]の[[モンスター]]をコピーする[[起動効果]]と、[[戦闘ダメージ]]を与えることができない[[永続効果]]を持つ。~
[[墓地へ送った>墓地へ送る]]高[[攻撃力]]の[[特殊召喚モンスター]]をコピーできる。~

-[[《混沌の黒魔術師》]]~
[[エンドフェイズ]]に[[墓地]]から[[魔法カード]]を[[サルベージ]]する[[誘発効果]]、[[戦闘破壊]]した[[相手]][[モンスター]]を[[除外]]する[[誘発効果]]、[[フィールド]]から[[離れる]]場合[[除外]]される[[ルール効果]]を持つ。~
[[《名推理》]]と[[《モンスターゲート》]]で[[墓地へ送られた>墓地へ送る]][[魔法カード]]を[[エンドフェイズ]]に[[サルベージ]]できる。~

-[[《デビルドーザー》]]・[[《メガロック・ドラゴン》]]等~
特定の[[属性]]や[[種族]]に偏らせる場合はこれらを採用し、[[フィニッシャー]]にしてもいいだろう。~

//***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]

//**[[デッキ]]の種類 [#decktype]

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***【ガイアゲート】 [#variation1]
 [[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]として、[[【推理ゲート】]]の[[特殊召喚モンスター]]による[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を利用する。~

 [[モンスターカード]]としては、[[《幻魔皇ラビエル》]]や[[《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》]]等の高[[攻撃力]][[モンスター]]を採用。~
 これらを[[【推理ゲート】]]のギミックや[[《手札抹殺》]]、[[《手札断殺》]]等で[[墓地へ送る]]。~
 頃合いを見計らって[[《ダーク・コーリング》]]で[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を[[特殊召喚]]し、[[ビートダウン]]を行う。~
 [[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]や[[《アームズ・ホール》]]で[[サーチ]]した[[《巨大化》]]を使えば、[[1ターンキル]]も狙える。~

 [[ビートダウン]]の弱点として[[伏せカード]]への対策は必至なため、[[《光帝クライス》]]や[[《ハリケーン》]]等の[[伏せ除去]]は必須となる。~
 [[《ダーク・コーリング》]]を[[サルベージ]]するため、[[《混沌の黒魔術師》]]や[[《魔法石の採掘》]]、[[《鳳凰神の羽根》]]等の採用も視野に入れたい。~
 [[《混沌の黒魔術師》]]や[[《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》]]は[[レベル]]8なので、[[《トレード・イン》]]とも相性が良い。~
 その場合、[[レベル]]8・[[召喚条件]]あり・[[悪魔族]]を全て満たせる[[《トーチ・ゴーレム》]]の投入が検討できる。

***【ノーレガイアゲート】 [#variation2]
 【ガイアゲート】をさらに[[コンボ]]向きにした[[デッキ]]。~
 さらに[[《天魔神 ノーレラス》]]と[[《ファントム・オブ・カオス》]]、[[《鳳凰神の羽根》]]を投入する。~

 【ガイアゲート】の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と共に、[[《天魔神 ノーレラス》]]も[[墓地]]へ送り、[[《ファントム・オブ・カオス》]]でこれをコピーする。~
 同時に[[《鳳凰神の羽根》]]で[[《ダーク・コーリング》]]を[[デッキトップ]]に[[戻し>戻す]]、これを[[ドロー]]。~
 [[リセット]]された[[相手]]の[[フィールド]]を、[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]で攻める。~

***【レインボーダーク1キル】 [#variation3]
 [[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で[[闇属性]][[特殊召喚モンスター]]を[[墓地]]へ送り、[[フィニッシャー]]として[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]する。~
 安全に攻撃を通すために、[[《終焉の王デミス》]]を投入する。~
 [[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]が[[墓地]]に落ちた場合は[[《悪夢再び》]][[《死者転生》]][[《創世の預言者》]]で回収すれば良い。~

***【モスドーザー】 [#moss]
 [[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で[[昆虫族]][[特殊召喚モンスター]]を[[墓地]]へ送り、[[《デビルドーザー》]]や[[《ジャイアントワーム》]]、[[《カオス・ネクロマンサー》]]で[[ビートダウン]]を行う。~
 [[《グレート・モス》]]や[[《究極完全態・グレート・モス》]]は[[《トレード・イン》]]に対応するため、[[コスト]]として使う分にはそれなりに扱いやすい。~
 [[《ジャベリンビートル》]]は[[手札]]の[[《グレート・モス》]]を[[リリース]]して[[儀式召喚]]できるため、[[《ジャベリンビートルの契約》]]と一緒に組み込んでみるのもいいだろう。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
//初手に[[《混沌の黒魔術師》]]と[[フィニッシャー]]が存在する可能性があり、場合によっては詰んでしまう。~
//詳しくは[[確率]]を参考にすると良いだろう。~
 [[特殊召喚モンスター]]を多く採用する都合上、[[手札事故]]が怖い。~
 [[【推理ゲート】]]のギミック自体が不安定なので、運の要素も強い。~

**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
 この[[デッキ]]の起源は、[[《モンスターゲート》]]もまだ存在していない[[混沌を制す者]]が発売された頃である。~
 [[《カオス・ネクロマンサー》]]の[[攻撃力]]を上げるため、[[《名推理》]]の[[効果]]で[[特殊召喚モンスター]]を大量に[[墓地へ送る]]戦術が元になっている。~
 しかし[[《カオス・ネクロマンサー》]]は軸とするには安定しない[[カード]]であり、[[手札事故]]を起こす可能性も高いため、あまり注目されなかった。~
 後に[[環境]]の変化から[[墓地アドバンテージ]]が重要視され、[[墓地]]の[[カード]]枚数を[[《名推理》]]等で急激に増やすという手法だけ残った。

**サンプルレシピ [#sample]
-備考
--【ガイアゲート】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=885~
第4回MFD杯優勝~
--【ガイアゲート】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=980~
第91回フロンティアカップ3位~

**代表的なカード [#keycard]
-[[《混沌の黒魔術師》]]

-[[《名推理》]]
-[[《モンスターゲート》]]

**関連リンク [#link]
-[[【カオス】]]
-[[【推理ゲート】]]
-[[【ドグマブレード】]]

-[[デッキ集]]