STARSTRIKE BLASTより登場したカラクリと名のついたカード群で構成されるビートダウンデッキ。
【地属性】や【機械族】に、専用のサポートカードを織り交ぜてコントロールしながらビートダウンによる勝利を狙うのが主な戦術となる。
《カラクリ将軍 無零》 シンクロ・効果モンスター 星7/地属性/機械族/攻2600/守1900 チューナー+チューナー以外の機械族モンスター1体以上 このカードがシンクロ召喚に成功した時、 自分のデッキから「カラクリ」と名のついたモンスター1体を 特殊召喚する事ができる。 1ターンに1度、フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、 表示形式を変更する事ができる。
基本的にはカラクリが機械族・地属性であることを生かして、それぞれの共通サポートカードで補助を行えるように構築していく。
同属性・同種族には【ガジェット】、【マシンナーズ】、【古代の機械】といった強力なテーマが存在するため、それらと組み合わせることでカラクリの決定力不足を補うことができる。
またサポートカードにも優秀なカードが多く、構築しやすいデッキであるといえる。
―チューナー
カラクリと名のついたチューナーは現在《カラクリ参謀 弐四八》のみであるため、シンクロ召喚を狙うのであれば必然的にこのカードに頼ることになるだろう。
足りないと思うのであれば、同じ機械族・地属性の《クイック・スパナイト》や《シンクロ・マグネーター》などの採用が考えられる。
《シンクロ・マグネーター》であれば、《カラクリ将軍 無零》のシンクロ召喚時に特殊召喚でき、《カラクリ将軍 無零》の効果により特殊召喚されたカラクリと更なるシンクロ召喚を狙うことも可能である。
また、《カラクリ将軍 無零》のシンクロ召喚を中心に考えるのであれば、カラクリとの直接的なシナジーは薄いが《ブラック・ボンバー》とそれに対応したモンスターを投入する事も考えられる。
―カラクリシンクロモンスター
こちらも現在のところ《カラクリ将軍 無零》の1種類しか存在しない。
シンクロ召喚を軸にする場合、他のシンクロモンスターも用意しておくべきだろう。
―その他のカラクリ
その他のカラクリモンスターは攻撃力は低いが、トリッキーな動きをするカードが多く、使い手の腕が問われるモンスターが多い。
―カラクリ以外のモンスターカード
機械族の切り札となるモンスターや、打点の低さを補えるモンスターを採用していくのが良いだろう。
―その他の魔法・罠カード
下級モンスターの能力値が低く、大量展開にも向いていないため、まずは《カラクリ将軍 無零》のシンクロ召喚を狙っていくことになるだろう。
《カラクリ兵 弐参六》の存在や、《カラクリ屋敷》などのサポートカードによってシンクロ素材の確保はそこまで難しくはない。
《カラクリ将軍 無零》のシンクロ召喚後は、その効果によって表示形式を変更しつつ、確実にアドバンテージを確保していく戦い方が良いだろう。
《マシンナーズ・フォートレス》や《古代の機械巨竜》を採用している場合は、それらのモンスターも積極的に並べていきたい。
《カラクリ将軍 無零》は《風雲カラクリ城》で、《古代の機械巨竜》は《歯車街》で、《マシンナーズ・フォートレス》は自身の効果で墓地から特殊召喚が容易であるため、除外にのみ注意すれば多少無理に攻めても問題ないだろう。
隙があれば《リミッター解除》による1ターンキルを狙っても良い。
特殊召喚を行わない場合【カラクリ】における最高打点は《カラクリ武者 六参壱八》の1800である。
下級の1900ラインにも一方的に押し負ける数値であり、耐性も持っていないため除去にも弱い。
また機械族の天敵である《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》の存在も忘れてはいけない。