*【カラクリ】 [#f2b97404]

#contents
// 内容を修正する場合は、基本的に修正前の内容をコメントアウトした上で修正するようにしてください。

**[[デッキ]]の概要 [#uc4e04dc]
 [[STARSTRIKE BLAST]]より登場した[[カラクリ]]と名のついた[[カード]]群で構成される[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[【地属性】]]や[[【機械族】]]に、専用の[[サポートカード]]を織り交ぜて[[コントロール]]しながら[[ビートダウン]]による勝利を狙うのが主な戦術となる。

 《カラクリ将軍 無零》
 シンクロ・効果モンスター
 星7/地属性/機械族/攻2600/守1900
 チューナー+チューナー以外の機械族モンスター1体以上
 このカードがシンクロ召喚に成功した時、
 自分のデッキから「カラクリ」と名のついたモンスター1体を
 特殊召喚する事ができる。
 1ターンに1度、フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
 表示形式を変更する事ができる。


**[[デッキ]]構築に際して [#tcc170a6]
 基本的には[[カラクリ]]が[[機械族]]・[[地属性]]であることを生かして、それぞれの共通[[サポートカード]]で補助を行えるように構築していく。~
 同一カテゴリには[[【ガジェット】]]、[[【マシンナーズ】]]、[[【古代の機械】]]といった強力なテーマが存在するため、それらと組み合わせることで[[カラクリ]]の決定力不足を補うことができる。~
 また[[サポートカード]]にも優秀な[[カード]]が多く、構築しやすい[[デッキ]]であるといえる。

***[[モンスターカード]]について [#i260312d]
//無闇に深くしすぎてみにくくなった。最初の記述方式の方が見やすいし後の編集もし易い。
―[[チューナー]]~
[[カラクリ]]と名のついた[[チューナー]]は現在[[《カラクリ参謀 弐四八》]]のみであるため、[[シンクロ召喚]]を狙うのであれば必然的にこの[[カード]]に頼ることになるだろう。~
足りないと思うのであれば、同じ[[機械族]]・[[地属性]]の[[《クイック・スパナイト》]]や[[《シンクロ・マグネーター》]]などの採用が考えられる。~
[[《シンクロ・マグネーター》]]であれば、[[《カラクリ将軍 無零》]]の[[シンクロ召喚]]時に[[特殊召喚]]でき、[[《カラクリ将軍 無零》]]の[[効果]]により[[特殊召喚]]された[[カラクリ]]と更なる[[シンクロ召喚]]を狙うことも可能である。~
また、[[《カラクリ将軍 無零》]]の[[シンクロ召喚]]を中心に考えるのであれば、[[カラクリ]]との直接的なシナジーは薄いが[[《ブラック・ボンバー》]]とそれに対応した[[モンスター]]を投入する事も考えられる。

-[[《カラクリ参謀 弐四八》]]~
[[表示形式]]変更[[効果]]により、単体でも[[《エネミーコントローラー》]]のような運用が可能な[[チューナー]]。~
[[《カラクリ将軍 無零》]]と[[効果]]が重なり、[[《カラクリ将軍 無零》]]を[[シンクロ召喚]]する場合には無駄になることもある。

―[[カラクリ]][[シンクロモンスター]]~
こちらも現在のところ[[《カラクリ将軍 無零》]]の1種類しか存在しない。~
[[シンクロ召喚]]を軸にする場合、他の[[シンクロモンスター]]も用意しておくべきだろう。

-[[《カラクリ将軍 無零》]]~
2つの[[メリット]][[効果]]を持つ[[シンクロモンスター]]。~
[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]の中では高い[[攻撃力]]を持ち、[[効果]]も[[カラクリ]]に相応しいものとなっているため、積極的に狙っていきたい。

―その他の[[カラクリ]]~
その他の[[カラクリ]][[モンスター]]は[[攻撃力]]は低いが、トリッキーな動きをする[[カード]]が多く、使い手の腕が問われる[[モンスター]]が多い。

-[[《カラクリ商人 壱七七》]]~
[[召喚]]時に[[デッキ]]から[[カラクリ]]と名のついた[[カード]]を[[サーチ]]する[[効果]]を持つ。~
[[モンスター]]だけでなく、魔法・罠でも[[サーチ]]可能であり、[[同名カード]]も[[サーチ]]できるため、状況に応じた使い方が可能で、是非とも3枚入れたい[[カード]]である。~
[[攻撃力]]が低い上に、強制[[攻撃]][[効果]]があるため、[[《風雲カラクリ城》]]を[[発動]]させておくなどタイミングには注意が必要。

-[[《カラクリ忍者 参参九》]]~
[[墓地に送る]]という、極めて強力な[[除去]][[効果]]を持つ。~
[[表側表示]][[モンスター]]しか対象にできないため、こちらもタイミングが重要となる。~
[[リバース]]後は[[直接攻撃]]できるため、強制[[攻撃]][[効果]]の[[デメリット]]を受けにくい利点がある。~
劣勢時からの切り返しに向いているため、2枚ほど[[デッキ]]に入れておけば安定するだろう。

-[[《カラクリ兵 弐参六》]]~
[[カラクリ]]専用[[リクルーター]]。~
[[攻撃]]を受けると[[守備表示]]となり、低い[[守備力]]を晒すことになるため、他の[[リクルーター]]よりも[[効果]]を発動しやすいと言える。~
[[戦闘破壊]]されることに意味があるため、強制[[攻撃]][[効果]]の[[デメリット]]を軽減でき、3枚入れても問題ないだろう。

-[[《カラクリ武者 六参壱八》]]~
[[カラクリ]]唯一の[[下級]][[アタッカー]]となる[[カード]]。~
[[攻撃力]]が上がる[[効果]]もあるが、強制[[守備表示]]化[[効果]]により簡単に[[戦闘破壊]]されてしまうため、使い捨て感覚で2、3枚ほど採用しておくと良いだろう。

―[[カラクリ]]以外の[[モンスターカード]]~
[[機械族]]の[[切り札>フィニッシャー]]となる[[モンスター]]や、打点の低さを補える[[モンスター]]を採用していくのが良いだろう。

-[[《マシンナーズ・フォートレス》]]~
[[手札]]の[[カラクリ]][[モンスター]]2枚ほどで[[特殊召喚]]できる[[機械族]]・[[地属性]]の[[最上級モンスター]]。~
[[ディスアドバンテージ]]になりにくく、[[《一族の結束》]]や[[《機甲部隊の最前線》]]を共有することで[[カラクリ]]との共存が容易である利点もある。~
[[自己蘇生効果>自己再生]]もあり、[[カラクリ]]の決定力強化にはうってつけである。~
合わせて[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]も1、2枚採用することで、[[下級モンスター]]の[[攻撃力]]強化と[[《マシンナーズ・フォートレス》]]の安定運用を見込むことができるため有用である。

-[[《古代の機械巨竜》]]~
[[《歯車街》]]によって[[特殊召喚]]可能な[[機械族]]・[[地属性]]の[[最上級モンスター]]。~
[[サポートカード]]の共有が容易な上に、[[《歯車街》]]と[[《風雲カラクリ城》]]の2種類の[[フィールド魔法]]により、[[セット]]で上書きしていくことにより次々と[[《古代の機械巨竜》]]、[[《カラクリ将軍 無零》]]が[[特殊召喚]]されていく様は圧巻である。~
[[デッキ]]・[[墓地]]・[[手札]]のどこからでも[[特殊召喚]]できるため、基本的に1枚あれば十分だが、[[除外]]が怖いのであれば2枚入れても良いだろう。~
また、このカード1枚で上記の[[《マシンナーズ・フォートレス》]]が[[特殊召喚]]できるので、両者を共に採用する場合[[手札]]に来ても[[腐る]]事が少なく、相性が良いため複数枚の採用すべきである。

-[[ガジェット]]~
こちらも[[機械族]]・[[地属性]]の[[モンスター]]群である。~
[[攻撃力]]は[[カラクリ]]と大差ないが、その分同じような[[カード]]でサポートが可能である。~
[[カラクリ]]にも[[召喚]]時に[[発動]]する[[効果]]を持つ[[モンスター]]は多いため、[[【コアガジェット】]]のような構築も面白いかもしれない。

-[[《マインフィールド》]]~
[[機械族]]・[[地属性]]のため[[《機甲部隊の最前線》]]から後続の[[カラクリ]]に繋げやすい。~
[[フィールド魔法]]が[[《風雲カラクリ城》]]のみの場合はそこまで役に立つ場面は少ないが、[[《歯車街》]]まで採用するタイプの[[デッキ]]であれば2、3枚入れておいて損はない。

-[[《サイバー・ドラゴン》]]~
[[光属性]][[モンスター]]になってしまうが[[カラクリ]]は比較的場持ちがあまりよくないため相性が良い。~
[[攻撃力]]も比較的高い為、一応アタッカーとしても役に立つ。~
[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]の脅威にさらされるが、逆に自ら[[融合素材]]にしてしまえば良く強制[[攻撃]]の[[デメリット]]を回避する事もできる。~
//またこの[[カード]]を投入する際、[[エクストラデッキ]]に[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]や[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]を用意しておけば、相手の[[エクストラデッキ]]に[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]が存在していても、自ら[[融合素材]]にしてしまう事ができる。

***[[魔法・罠カード]]について [#gcb30432]
―[[カラクリ]][[サポートカード]]~

-[[《風雲カラクリ城》]]~
[[カラクリ]][[モンスター]]の[[戦闘]]補助と[[特殊召喚]]を行う[[フィールド魔法]]。~
前半の[[効果]]は[[攻撃力]]の低い[[カラクリ]]にとってはありがたいだろう。~
後半の[[効果]]は極めて強力で、[[レベル]]4以上の[[カラクリ]]であれば[[シンクロモンスター]]でも[[墓地]]から[[特殊召喚]]できる。~
当然、[[《カラクリ将軍 無零》]]が[[墓地]]に存在する時に発動できるようにしていきたい。~
複数枚あっても[[セット]]による上書き[[発動]]で無駄にならないため、3枚入れて[[腐る]]ことはないだろう。

-[[《カラクリ解体新書》]]~
[[カラクリ]]専用の[[ドロー]][[カード]]。~
これ1枚で2枚の[[ドロー]]が可能と言えば強力そうではあるが、[[カラクリカウンター]]が乗るタイミングが[[表示形式]]変更時であるため、考えなしに使っても[[ドロー]]できるのは次の自分のターン以降となるため、[[除去]]されやすくなってしまう。~
即座に[[カラクリカウンター]]を載せるギミックがあれば是非とも採用したいが、そうでなければ[[《貪欲な壺》]]等を採用した方が使いやすいだろう。

//-[[《黄金の歯車装置箱》]]~
//[[攻撃力]]・[[守備力]]の両方を[[強化]]できる珍しい[[速攻魔法]]。~
//状況に応じた使い分けが可能であり、決して弱い[[効果]]ではないが、[[攻撃力]]の上昇値は低く、[[《カラクリ商人 壱七七》]]による[[サーチ]]もできないため、無理に採用することはないだろう。
//↑無理に採用することないのであれば必要ないのでは?ということでコメントアウトしておきます。

-[[《カラクリ屋敷》]]~
[[破壊]]する[[カード]]の種類に指定が無く、[[カラクリ]][[モンスター]]の[[効果]]により[[発動条件]]も満たしやすいため、使い勝手の良い[[罠カード]]である。~
攻めに守りに使える[[カード]]のため、[[デッキ]]には2枚は入れておきたい。

-[[《時限カラクリ爆弾》]]~
基本的には[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]が優先される。~
[[表側守備表示]]で[[攻撃対象]]にされることは[[カラクリ]]では意外と少なく、[[発動条件]]を満たしにくいが、[[表側守備表示]]の[[相手]][[モンスター]]も[[破壊]]できるため、1、2枚忍ばせておくのも面白い。

―その他の[[魔法・罠カード]]~
-[[《機械複製術》]]~
[[《カラクリ参謀 弐四八》]]を複数体展開する事ができる。~
そのまま[[《カラクリ将軍 無零》]]を[[シンクロ召喚]]できれば[[《カラクリ将軍 無零》]]の[[効果]]により[[カラクリ]]を[[特殊召喚]]でき、さらなる[[シンクロ召喚]]へ繋げる事ができる。~
その際再び[[《カラクリ将軍 無零》]]を[[シンクロ召喚]]をすれば最終的に3体の[[《カラクリ将軍 無零》]]を並べる事ができる。~
因に複製する[[モンスター]]は[[レベル]]3であればよく[[《カラクリ参謀 弐四八》]]に括らず[[《A・ジェネクス・リモート》]]等でも良い。

-[[《歯車街》]]~
[[《古代の機械巨竜》]]とセットで採用したい[[フィールド魔法]]。~
[[種族]]・[[属性]]共に同じであるため相性は良く、[[《風雲カラクリ城》]]と同じような[[特殊召喚]][[効果]]を持つため、2種類の[[フィールド魔法]]上書き[[セット]]によるトリッキーな戦い方ができる。~
その際は、[[《テラ・フォーミング》]]や[[《マインフィールド》]]も是非採用したいところである

-[[《リミッター解除》]]~
[[機械族]]共通の[[サポートカード]]。~
[[カラクリ]]自体の[[攻撃力]]は低いため、そこまでの[[効果]]は期待できないが、どのみち[[カラクリ]]は場持ちが悪いため、あまり躊躇することなく[[発動]]できる。

-[[《一族の結束》]]~
[[機械族]]で統一されているため、[[攻撃力]]を補うには丁度良い[[カード]]である。~
[[攻撃力]]しか上昇しないため、[[攻撃]]を受けると[[守備表示]]になる[[カラクリ]]の場持ちの悪さは変わらないため注意が必要である。~
採用する際は、[[シンクロモンスター]]も[[機械族]]メインにするようにしたい。

-[[《機甲部隊の最前線》]]~
[[機械族]]・[[地属性]]で統一されており、かつ[[戦闘破壊]]されやすいため、非常に[[効果]]を[[発動]]させやすい。~
[[カラクリ]]の[[攻撃力]]の低さも、この[[カード]]によって[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]の幅が広がると考えれば[[メリット]]とも捉えられる。

-[[《重力解除》]]~
[[自分]]・[[相手]][[モンスター]]の両方の[[表示形式]]を変更させることができる。~
[[表示形式]]の変更による[[コントロール]]を行う[[カラクリ]]との相性は抜群で、単体でも[[フリーチェーン]]の便利な[[罠カード]]であるため1、2枚ほど入れて運用していきたい。

-[[《つまずき》]]~
[[召喚]]した[[モンスター]]を[[守備表示]]にするため、[[《カラクリ解体新書》]]を発動しておけば、[[《カラクリ参謀 弐四八》]]を[[召喚]]するだけで、即[[カラクリカウンター]]を2つ乗せられる。~
また[[《カラクリ商人 壱七七》]]を[[召喚]]すれば[[攻撃]]することができないため、安全に[[サーチ]]を行える。~
[[《時限カラクリ爆弾》]]の[[発動]]も簡単になる。~
[[《カラクリ将軍 無零》]]が自分[[フィールド]]上に存在すれば、[[効果]]で同一[[ターン]]中に[[攻撃表示]]に移ることができるため、一方的に攻め立てられるだろう。~
ただし[[《カラクリ武者 六参壱八》]]、[[《カラクリ兵 弐参六》]]のように[[守備力]]の低い[[モンスター]]を[[召喚]]する場合、タイミングには注意が必要。~

**戦術 [#i8395d94]
 [[下級モンスター]]の[[能力値>ステータス]]が低く、大量展開にも向いていないため、まずは[[《カラクリ将軍 無零》]]の[[シンクロ召喚]]を狙っていくことになるだろう。~
 [[《カラクリ兵 弐参六》]]の存在や、[[《カラクリ屋敷》]]などの[[サポートカード]]によって[[シンクロ]]素材の確保はそこまで難しくはない。~

 [[《カラクリ将軍 無零》]]の[[シンクロ召喚]]後は、その[[効果]]によって[[表示形式]]を変更しつつ、確実に[[アドバンテージ]]を確保していく戦い方が良いだろう。~

 [[《マシンナーズ・フォートレス》]]や[[《古代の機械巨竜》]]を採用している場合は、それらの[[モンスター]]も積極的に並べていきたい。~
 [[《カラクリ将軍 無零》]]は[[《風雲カラクリ城》]]で、[[《古代の機械巨竜》]]は[[《歯車街》]]で、[[《マシンナーズ・フォートレス》]]は自身の[[効果]]で[[墓地]]から[[特殊召喚]]が容易であるため、[[除外]]にのみ注意すれば多少無理に攻めても問題ないだろう。~

 隙があれば[[《リミッター解除》]]による[[1ターンキル]]を狙っても良い。


//**[[デッキ]]の種類
//**[[デッキ]]の派生

**この[[デッキ]]の弱点 [#cdee56d5]
//***[[《スキルドレイン》]]
//***[[特殊召喚]]封じ
 [[特殊召喚]]を行わない場合【カラクリ】における最高打点は[[《カラクリ武者 六参壱八》]]の1800である。~
 [[下級]]の1900ラインにも一方的に押し負ける数値であり、[[耐性]]も持っていないため[[除去]]にも弱い。~
 また[[機械族]]の天敵である[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]の存在も忘れてはいけない。~

**関連リンク [#df0e81b2]
-[[デッキ集]]

-[[【機械族】]]
-[[【マシンナーズ】]]
-[[【古代の機械】]]
-[[【ガジェット】]]