*【ガーディアン】 [#f35f96a5]
 武器の精霊である「[[ガーディアン]]」たちを駆使して戦う[[デッキ]]。~
 [[ガーディアン]]の持つ、ある[[デメリット]]のためその構築難易度はすさまじい次元に達する。
*【ガーディアン】 [#cd2065ac]



 武器の精霊である[[ガーディアン]]を主戦力としたデッキ。~
[[装備魔法]]を多用するため、[[【装備ビート】]]に近い戦術となる。

**[[デッキ]]構築に際して [#dea2c9c1]

 [[ガーディアン]][[モンスター]]は共通の[[効果]]を持っている。

 「****」が自分のフィールド上に存在する時のみ、
 このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができる。
 (「****」には対応している装備カードが入る)

 なんと、[[装備カード]]がなくては一切の[[召喚]]が不可能。~
 流石にまともな[[デッキ]]が組める気がしないが、きちんと抜け道はあるのである。~
 詳しくは次項参照。~
 この効果のため、[[セット]]以外で[[フィールド]]に出すのは困難である。~
よって、この[[デッキ]]を使いこなすには相当の腕と運が必要である。

**[[デッキ]]構築に関して [#xcf291aa]
 裏技的だが、[[装備魔法]]がなくとも[[ガーディアン]]をフィールドに[[セット]]することは可能。~
 [[反転召喚]]こそできないが、相手の攻撃による[[リバース]]や[[《太陽の書》]]などで[[表側表示]]にできる。~
 つまり、[[裏側守備表示]]でひたすら並べ、準備が出来たときに[[表側表示]]にして一気に勝負を決めるのである。~
 それを行えるカード…すなわち[[《砂漠の光》]][[《生命力吸収魔術》]][[《停戦協定》]]が最重要カードとなる。~
***[[モンスター]]について [#u39a225e]
 主力となる[[ガーディアン]]は
-[[装備魔法]]を[[コスト]]に相手[[モンスター]]を[[破壊]]する[[《ガーディアン・シール》]]
-[[壁]]にはならないが非常に場持ちがよく、[[装備魔法]]の装備対象になりやすい[[《ガーディアン・ケースト》]]
-単純な[[攻撃力]]のみの計算では[[帝]]に勝つことが可能で、[[手札]]から[[特殊召喚]]もできる[[《ガーディアン・グラール》]]

 まずは、[[装備カード]]と[[ガーディアン]]を集め、再利用するカードを起用する。~
 [[《名工 虎鉄》]]と[[《泉の精霊》]]、[[《ウェポンサモナー》]]は2〜3枚積み[[必須>必須カード]]。~
 [[《名工 虎鉄》]]、[[《ウェポンサモナー》]]は[[リバース効果]][[モンスター]]のため[[《砂漠の光》]]と高相性でもある。~
 惜しむべきは、[[《聖なる魔術師》]]が現在[[制限カード]]な事だろう。
以上の3種が主力となる。この3種は複数枚入れておきたい。~
 [[《ガーディアン・バオウ》]]、[[《ガーディアン・トライス》]]はどちらも戦闘力が低く、優先順位は低い。

 次に、自分フィールド上の[[ガーディアン]]を[[セット]]後、[[リバース]]させるカードを準備する。~
 [[《停戦協定》]][[《砂漠の光》]][[《太陽の書》]]はもちろん、[[《最終突撃命令》]]等で相手に[[リバース]]させてもらうことも考慮に入れる。~
 [[《血の代償》]]による大量[[セット]]もカードを効率よく使うために有効。~
 [[ガーディアン]]以外の[[モンスター]]は、[[装備魔法]]を[[サーチ]]する[[《名工 虎鉄》]]、[[ガーディアン]]を[[サーチ]]する[[《ウェポンサモナー》]]は複数枚必須。~
正直、これら無くしてはこの[[デッキ]]は[[モンスター]]をまともに[[召喚]]することすら儘ならない。~
また、[[手札]]に同じ[[装備魔法]]が来ることもあるため、それを有効活用する[[《召喚僧サモンプリースト》]]も必須である。~
この[[モンスター]]に[[《流星の弓−シール》]]や[[《静寂のロッド−ケースト》]]を装備すれば、[[魔法カード]]1枚で対応する[[ガーディアン]]を呼び出せる。

 その後は、能力値の高い[[ガーディアン]]とその対応[[装備カード]]を投入する。~
 [[《ガーディアン・ケースト》]]と[[《ガーディアン・シール》]]が筆頭採用候補。~
 [[ケースト>《ガーディアン・ケースト》]]は表側表示にさえ出来れば非常に場持ちがいいため[[生け贄]]要員として役に立つし、[[シール>《ガーディアン・シール》]]は効果も優秀かつ[[ガーディアン]]唯一のアタッカーとして活躍できる。~
 他の[[ガーディアン]]はかなり優先度が落ちるが、[[《ガーディアン・トライス》]][[《ガーディアン・グラール》]]はぎりぎり投入候補。~
 対応[[装備カード]]は事故の元な上[[サーチ]]可能なため、それぞれ1枚あれば問題ない。~
 [[《ガーディアン・エルマ》]]は採用の余地が無く、[[《ガーディアン・バオウ》]]もかなり扱いづらい。~
 [[《ガーディアン・バオウ》]]は専門[[デッキ]]以外では役に立ちづらいのが実情なのである。~
 [[《ウェポンサモナー》]]で[[サーチ]]可能で優秀な[[効果]]を持つ[[《守護者スフィンクス》]]・[[《守護天使 ジャンヌ》]]は、[[フィールド]]に出せれば活躍してくれる。~
しかし、[[《ガーディアン・グラール》]]を主戦力とする場合は[[《ガーディアン・グラール》]]の[[特殊召喚]]を妨げることにもなるため、状況次第といったところか。

 最後に、[[装備魔法]]や[[《砂漠の光》]]と相性が良い[[モンスター]]や[[ロック]]、[[除去]]等に使える[[装備カード]]を投入する。~
 [[モンスター]]は、強力な[[アタッカー]]である[[《不意打ち又佐》]]と[[《サイクロン》]]発射装置の[[《賢者ケイローン》]]を採用したい。~
 [[《砂漠の光》]]で活躍できる[[《ブレイン・ジャッカー》]]や攻撃回数が膨れ上がる[[《重装武者−ベン・ケイ》]]も候補に入るか。~
 それ以外の[[モンスター]]は単体で[[壁]]となるか、低い戦闘力を補える[[モンスター]]を採用したい。~
しかし、[[装備魔法]]の装備対象であることが優先されるため、[[サイクル・リバース]][[モンスター]]や[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]などは候補から外れる。
***[[魔法・罠カード]]について [#dad63bee]
 採用する[[ガーディアン]]に対応する[[装備魔法]]は少なくとも2枚は必要。~
[[《破邪の大剣−バオウ》]]と[[《閃光の双剣−トライス》]]は、対応する[[ガーディアン]]を採用しない場合でも1枚はいれておいて損はない。~
また、[[装備魔法]]を[[サルベージ]]する[[《泉の精霊》]]は3枚入れておこう。

 [[装備カード]]に関しては、[[《団結の力》]]に[[《早すぎた埋葬》]]はもちろん、[[モンスター除去]]兼防御の[[《ビッグバン・シュート》]]や[[《鎖付きブーメラン》]]、[[《鎖付き爆弾》]]に[[《疫病ウィルス ブラックダスト》]]が採用候補。~
 特に[[《ビッグバン・シュート》]]と[[《鎖付き爆弾》]]は思いのほか便利である。~
 多少優先度は落ちるものの、ロック用の[[《フリント》]][[《呪魂の仮面》]]や、[[《収縮》]]であり[[《リミッター解除》]]の[[《巨大化》]]、装備カードの基本[[《デーモンの斧》]]、相手の[[墓地]]から[[モンスター]]を奪える[[《自律行動ユニット》]]等も考慮に値する。~
 また、装備カードを再利用するための[[《ハリケーン》]]、邪魔な装備カードを自分で破壊できる[[《非常食》]]も役に立つ。~
 それ以外には、[[壁]]の生存率を上げるために[[《収縮》]]を、主力[[ガーディアン]]の[[召喚]]制限の穴を付くために[[《太陽の書》]]も入れる。~
特に[[《太陽の書》]]は[[ガーディアン]]の展開には欠かせないため3枚欲しい。

 なお、[[《ウェポンサモナー》]]でサーチ可能な[[《守護者スフィンクス》]]と[[《守護天使 ジャンヌ》]]を入れることで勝ち筋を強化することが出来る。~
 時間稼ぎに攻撃にと大活躍してくれる。~
 場合によっては、そのまま[[フィニッシャー]]にもなりえる。~
 むしろ本家の[[ガーディアン]]よりも強力かもしれない…。~
 [[罠カード]]は、[[《太陽の書》]]と同じ働きをする[[《砂漠の光》]]・[[《停戦協定》]]・[[《生命力吸収魔術》]]などを投入してもよいが、[[装備魔法]]を入れるスペースを優先させるなら、[[《王宮のお触れ》]]のみに絞るのもいいだろう。~
 [[《王宮のお触れ》]]を採用しないなら、[[破壊]]・[[バウンス]]対策の[[カウンター罠]]を残るスペースに採用したい。

**プレイングの注意点 [#w32ca623]
 とにかく[[ガーディアン]]をいかに働かせるかが勝負である。~
 [[《守護者スフィンクス》]]等を利用して邪魔をしながら素早く展開、一気に[[リバース]]させて一撃必殺を狙う。~
 相手の[[墓地]]からの[[《自律行動ユニット》]]等も[[《守護者スフィンクス》]]の[[生け贄]]に役に立つ。
**その他プレイング・動かし方について。 [#m75f7085]
 序盤は上で上げた3種の[[サーチ]][[モンスター]]を使って[[手札]]・[[フィールド]]を調節し、[[《ガーディアン・グラール》]]か[[《ガーディアン・シール》]]の[[召喚]]手順が整ったらそれらを展開。~
 相手[[モンスター]]を[[《ガーディアン・シール》]]で[[破壊]]しつつ、[[《ガーディアン・グラール》]]で[[ダメージ]]を与えるのが理想的である。

**関連リンク [#a03b8cdd]
-[[《ガーディアン・トライス》]]
-[[《ガーディアン・バオウ》]] 
-[[《ガーディアン・シール》]] 
-[[《ガーディアン・ケースト》]] 
-[[《ガーディアン・エルマ》]] 
-[[《ガーディアン・グラール》]] 
**この[[デッキ]]の弱点 [#hf91122f]
 [[【装備ビート】]]同様、[[装備魔法]]の[[破壊]]や装備モンスターの[[破壊]]・[[バウンス]]が主な弱点である。~
さらにこの[[デッキ]]は[[手札事故]]になりやすい。初手から[[手札]]すべてが[[ガーディアン]]、もしくはすべて[[装備魔法]]などということになったら絶望ものである。
**代表的なカード [#u82d4a9d]
-[[ガーディアン]]

-[[《守護者スフィンクス》]]
-[[《守護天使 ジャンヌ》]]
**関連リンク [#iee1be56]
-[[デッキ集]]
-[[【装備ビート】]]