*【ガーディアン】 [#cd2065ac]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#m25413db]
 [[装備魔法]]の精霊である[[ガーディアン]]を軸とした[[【装備ビート】]]に近い[[デッキ]]。~
 [[効果]]と[[ステータス]]が優れた[[《ガーディアン・シール》]]・[[《ガーディアン・ケースト》]]・[[《ガーディアン・グラール》]]が主力[[モンスター]]となる。~
 [[《ガーディアン・エルマ》]]は[[《蝶の短剣−エルマ》]]が[[禁止カード]]であるため、採用の余地はない。~

 《ウェポンサモナー/Arsenal Summoner》
 効果モンスター
 星4/風属性/魔法使い族/攻1600/守1600
 リバース:カード名に「ガーディアン」の文字が入っているカードを
 自分のデッキから1枚手札に加える。

**[[デッキ]]構築に際して [#dea2c9c1]
***[[モンスターカード]]について [#u39a225e]

―[[シリーズカード]]の[[ガーディアン]][[モンスター]]~
 [[装備魔法]]を軸とするシリーズであり、属する[[モンスター]]は以下の共通する[[召喚ルール効果]]を持つ。

 「(対応する装備魔法)」が自分のフィールド上に存在する時のみ、
 このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができる。

 現時点では、[[《ウェポンサモナー》]]の[[効果]]を受けられる点でのみ共通する[[カテゴリ]]であり、下記の[[ガーディアン]]同士には特に[[シナジー]]はない。~
 数種を併用するよりは、軸とする[[ガーディアン]]を決めてそれに特化した構築をするべきだろう。~

-[[《ガーディアン・シール》]]~
自身に装備された[[装備カード]]1枚を[[墓地へ送る]]ことで、[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~
[[召喚]]後に[[《流星の弓−シール》]]を[[バウンス]]すれば、[[除去]][[効果]]1回分の[[コスト]]となる。~

-[[《ガーディアン・ケースト》]]~
[[魔法カード]]の[[効果]]を受けず、[[攻撃対象]]にならない[[永続効果]]を持つ。~
1900ラインには[[戦闘破壊]]されてしまうものの、[[下級モンスター]]としてはそこそこの[[守備力]]を持つ。~
対応する[[《静寂のロッド−ケースト》]]が存在しない場合でも、[[セット]]すれば[[壁]]として機能する。~
[[表側表示]]になりさえすれば、その[[効果]]故に場持ちは良い。~
半面、低[[攻撃力]]を[[装備魔法]]でサポートすることもできないため[[アタッカー]]には不向き。~

-[[《ガーディアン・グラール》]]~
[[手札]]がこの[[カード]]1枚の場合、自身を[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[召喚ルール効果]]を持つ。~
[[《化石調査》]]による[[サーチ]]が可能なため、[[手札]]にこの[[カード]]を握るのは難しくない。~
[[特殊召喚]][[効果]]により、[[《アームズ・ホール》]]を[[発動]]した[[ターン]]でも即展開が可能。~
対応する[[《重力の斧−グラール》]]も比較的優秀な[[効果]]を持つ。~
高い[[攻撃力]]と展開のし易さから、[[ガーディアン]]の中では比較的扱いやすい部類だろう。~
この[[カード]]を軸とするのであれば、[[モンスターカード]]を少なめにした専用構築が望ましい。~

-[[《ガーディアン・トライス》]]~
[[破壊]]され[[墓地]]へ送られた時、この[[カード]]の[[アドバンス召喚]]に使用した[[モンスター]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~
対応する[[《閃光の双剣−トライス》]]は[[手札コスト]]が重く、[[汎用性]]も低い。~
[[上級モンスター]]としては[[攻撃力]]が低く、[[召喚]]に[[《閃光の双剣−トライス》]]が必要なことから、基本的には[[アドバンスセット]]で[[フィールド]]に出すことになる。~
[[《クロス・ソウル》]]・[[《帝王の烈旋》]]によって[[相手]][[モンスター]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]・[[セット>アドバンスセット]]した上で[[破壊]]することで、擬似[[コントロール奪取]]となる。~
この運用がメインなら[[《閃光の双剣−トライス》]]を採用しない構築も十分考えられる。~

―[[ガーディアン]]の[[サポートカード]]~
-[[《ウェポンサモナー》]]~
[[ガーディアン]]を[[サーチ]]できる[[リバースモンスター]]。~
この[[カテゴリ]]における存在意義の一つでもあるため[[必須カード]]といって差し支えない。~
この[[モンスター]]や[[《名工 虎鉄》]]等がなければまともに[[回転]]させる事も難しい。~

―[[装備魔法]]関連~
-[[《名工 虎鉄》]]~
[[装備魔法]]を[[サーチ]]できる[[リバースモンスター]]。~
[[《ウェポンサモナー》]]とは[[リバースモンスター]]の[[サポートカード]]を共有できる。~
[[汎用性]]の高い[[装備魔法]]もいくつか投入しておきたい。~

-[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]~
高い[[ステータス]]と有用な[[効果]]で十分な活躍が見込める。~

-[[《サンライト・ユニコーン》]]・[[《ヴァイロン・オーム》]]~
[[ステータス]]に難があるもも一応の[[シナジー]]がある。~

―[[ガーディアン]]を[[表側表示]]にする[[モンスター]]~
 [[ガーディアン]]は指定の[[装備魔法]]が[[フィールド]]に存在しなくても、[[裏側守備表示]]で出す([[セット]]する)ことは可能である。~
 [[反転召喚]]はできないが、[[カードの効果]]によって[[表側表示]]にすることができる。~

-[[《軍神ガープ》]]~
[[セット]]した[[ガーディアン]]を強制的に[[表側攻撃表示]]にできるため、[[リリース]]さえ確保できれば活躍を期待できる[[カード]]。~
[[相手]][[モンスター]]をも[[攻撃表示]]にする事で[[装備魔法]]による[[戦闘ダメージ]]を加速させる事が可能。~
[[リバース効果]]を[[無効]]にしてしまう[[デメリット]]より、[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]等を封じる[[メリット]]のほうが上回るだろう。~
[[《ガーディアン・バオウ》]]による[[攻撃力]]アップも一応狙える。~

-[[《ADチェンジャー》]]~
[[墓地]]から[[除外]]することで、[[ガーディアン]]の[[リバース]]に用いる事が可能。~
[[ステータス]]は低いため、[[手札交換]]などで[[墓地へ送る]]ことで条件を整えたい。~
// [[攻撃力]]・[[守備力]]共に100しかないため、[[《破邪の大剣−バオウ》]]・[[《閃光の双剣−トライス》]]の[[手札コスト]]として[[墓地]]へ送りたい。~
// しかし[[墓地へ送る]]方法の乏しいこの[[デッキ]]ではそれ以外の状況で[[墓地]]に存在する必要のあるこの[[カード]]は使いにくい。~
// なにより上記の2種に対応する[[ガーディアン]]の汎用性が低いためこれらの[[装備魔法]]も採用する必要性が薄い。~

―相性の良い[[モンスター]]~
特定の[[ガーディアン]]と相性の良い[[モンスター]]は、後述の「デッキの種類」の項にて個別解説する。~

-[[ガーディアン]]を[[特殊召喚]]する[[モンスター]]~
--[[《召喚僧サモンプリースト》]]~
[[装備魔法]]を軸とする[[デッキ]]なので[[発動]][[コスト]]には困らない。~
[[手札]]で被った[[装備魔法]]を有効活用できる。~
自身に[[《流星の弓−シール》]]や[[《静寂のロッド−ケースト》]]を装備すれば、[[手札]]の[[魔法カード]]1枚で対応する[[ガーディアン]]を呼び出せる。~

-[[シリーズカード]]以外の[[ガーディアン]][[モンスター]]~
[[《ウェポンサモナー》]]によって[[サーチ]]可能な[[ガーディアン]]の一部は、[[装備魔法]]を軸とする[[ガーディアン]]とも[[シナジー]]がある。~

--[[《トラスト・ガーディアン》]]~
主力となる[[レベル]]4[[モンスター]]との組み合わせで[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]が[[シンクロ召喚]]できる。~
[[《セブン・ソード・ウォリアー》]]も[[装備魔法]]を多用するため有効である。~

--[[《牙城のガーディアン》]]~
[[セット]]した[[ガーディアン]]や[[《ウェポンサモナー》]]を守る目的で利用できる。~

--[[《ガーディアン・エアトス》]]~
[[効果]]を[[発動]]しやすくなるため相性は良いのだが、主力[[モンスター]]の都合上自己[[特殊召喚]]能力を活かしがたい。~
[[アドバンス召喚]]はあまりにも効率が悪いので[[《魂の解放》]]・[[《マクロコスモス》]]等を組み込むか[[《究極封印神エクゾディオス》]]等と併用するべきなのだがいずれにせよ[[手札事故]]に注意が必要である。~

--[[《コアキメイル・ガーディアン》]]~
[[岩石族]]を多用するのも一つの手である。~
他の[[デッキ]]に比べ維持が難しくなり[[装備魔法]]も扱いにくくなるが、前述の[[《軍神ガープ》]]と[[《ダーク・コーリング》]]による[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合召喚]]が狙える。~
これを狙う場合、[[《カードガード》]]は[[悪魔族]]かつ[[装備魔法]]や装備[[モンスター]]を守る事が可能なので有用である。~

-その他相性の良い[[モンスター]]~
単体で[[壁]]となるか、低い[[ステータス]]を補える[[モンスター]]を採用する。~
この内、[[装備魔法]]を装備するため、[[サイクル・リバース]][[モンスター]]や場持ちの悪い[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]、[[装備魔法]]に対応できない[[《魂を削る死霊》]]も候補から外れる。~
[[機皇兵]]はこの[[デッキ]]と直接的な[[シナジー]]があるわけでは無いが、後述の[[《カオス・インフィニティ》]]を採用する場合には必須となる。~

***[[魔法・罠カード]]について [#dad63bee]
―[[ガーディアン]]に対応する[[装備魔法]]について~
 [[《アームズ・ホール》]]を用いない場合、複数枚採用していなければ[[除去]]された場合などで[[ガーディアン]]が[[腐る]]可能性も高くなる。~
 しかし[[《カオス・インフィニティ》]]等を用いれば[[リバース]]が可能なので、[[手札事故]]を考慮するとあまり汎用性の高くない対応[[装備魔法]]に[[デッキ]]スペースを割く必要はないだろう。~
 ただし[[サーチ]]手段はそれなりに豊富なので複数種の[[ピン挿し]]は比較的有効である。~
 また[[《流星の弓−シール》]]に限っては[[戦闘]]補助にもなるので複数採用しても無理は生じにくい。~

-[[《流星の弓−シール》]]~
[[《ガーディアン・シール》]]の[[召喚条件]]。~
[[装備モンスター]]の[[攻撃力]]を1000ポイントダウンさせる[[効果]]、[[装備モンスター]]が[[直接攻撃]]を行えるようになる[[効果]]を持つ。~
[[相手]][[モンスター]]に装備することで[[戦闘]]補助にもなり、汎用性が高い。~
自分[[フィールド]]上に[[モンスター]]がいない場合でも、[[相手]][[モンスター]]に装備することで[[《ガーディアン・シール》]]の[[召喚]]が可能となる。~
その場合は[[《ガーディアン・シール》]]で[[攻撃力]]2700以下のモンスターまでならば[[戦闘破壊]]できる。~

-[[《重力の斧−グラール》]]~
[[《ガーディアン・グラール》]]の[[召喚条件]]。~
[[装備モンスター]]の[[攻撃力]]を500ポイントアップする[[効果]]、[[相手]][[フィールド]]上に存在する[[モンスター]]の[[表示形式]]変更を封じる[[効果]]を持つ。~
癖がなく扱いやすい[[効果]]であり、対応する[[《ガーディアン・グラール》]]も比較的優秀。~
後半の[[効果]]は[[パーミッション]]や[[ロック]]系の戦術と相性が良い。~

―[[ガーディアン]]等を[[リバース]]させる[[カード]]~
-[[《カオス・インフィニティ》]]~
即効性こそないが、この[[デッキ]]において非常に優秀な働きをする。~
第一に[[リバース効果]]の即時[[発動]]を行えること。~
前述の[[《ウェポンサモナー》]]・[[《名工 虎鉄》]]の[[リバース効果]]を即座に[[発動]]でき、[[ガーディアン]]の[[召喚]]をスムーズに行う事ができる。~
第二に[[ガーディアン]]の[[リバース]]を行えること。~
[[装備魔法]]がなく[[セット]]した[[ガーディアン]]を[[リバース]]させる事で[[戦闘]]に参加できるようになる。~
第三に装備[[対象]]の確保が可能であること。~
[[リクルート]]した[[機皇兵]]や[[リバース]]させた[[相手]][[モンスター]]を装備[[対象]]とすることができ、いざという場合にやはり[[ガーディアン]][[召喚]]の補助になる。~
また、[[リクルート]]候補である[[《機皇兵スキエル・アイン》]]も場持ちが良いので[[ガーディアン]][[召喚]]時の装備対象には困らない。~
第四に[[エクシーズ召喚]]の補助が可能なこと。~
[[機皇兵]]による[[エクシーズ召喚]]も狙えるため、[[《太陽の書》]]・[[《ADチェンジャー》]]等と比較し、その汎用性は大きく勝っている。~

-[[《砂漠の光》]]・[[《停戦協定》]]・[[《生命力吸収魔術》]]~
[[装備魔法]]を用いる都合上[[ディスアドバンテージ]]が重なるため、これらの採用は慎重にならざるを得ない。~

―戦線を維持する[[カード]]~
-[[《月の書》]]・[[《収縮》]]~
 [[《月の書》]]は相手の妨害以外にも、[[《名工 虎鉄》]]や[[《ウェポンサモナー》]]の再利用に使え汎用性が高い。~
 [[《収縮》]]は[[セット]]した[[ガーディアン]]や[[《ウェポンサモナー》]]を維持でき、次[[ターン]]から[[戦闘]]や[[エクシーズ素材]]等に利用できるようになるため相性が良い。~
 しかし、[[装備魔法]]と[[戦闘]]補助の役割が一部重複し、どちらも[[モンスター]]なしでは[[効果]]を発揮できないためバランスに注意。~

-[[《王宮のお触れ》]]~
 [[装備魔法]]を入れるスペースを優先させるなら、[[罠カード]]をこれのみに絞るのもいいだろう。~
 [[《王宮のお触れ》]]を採用しないなら、[[破壊]]・[[バウンス]]対策の[[カウンター罠]]を残るスペースに採用したい。

**[[デッキ]]の種類 [#y4883c2c]
 [[ガーディアン]]数種を混在せず、一つの[[ガーディアン]]に絞って[[デッキ]]を構築するパターンも考えられる。~

***[[《ガーディアン・シール》]]軸 [#o13fa2aa]
 [[装備魔法]]を[[モンスター除去]]に変える[[《ガーディアン・シール》]]を軸とする。~

 《ガーディアン・シール/Guardian Ceal》
 効果モンスター
 星4/炎属性/炎族/攻1700/守1400
 「流星の弓−シール」が自分のフィールド上に存在する時のみ、
 このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができる。
 このカードに装備された自分の装備カード1枚を墓地へ送る事で、
 相手フィールド上のモンスター1体を破壊する。

 《流星の弓−シール/Shooting Star Bow - Ceal》 
 装備魔法
 装備モンスターの攻撃力は1000ポイントダウンする。
 装備モンスターは相手プレイヤーに直接攻撃をする事ができる。

 [[《ガーディアン・シール》]]を主軸に置く場合、[[効果]]の関係上[[《ガーディアン・シール》]]に[[装備魔法]]を装備する必要がある。~
 しかし、その[[召喚]]のためには[[装備魔法]]である[[《流星の弓−シール》]]を他の[[モンスター]]に装備する必要があり、[[手札]]消費が激しくなる。~
 セルフ・[[バウンス]]のギミックを採用し、[[《流星の弓−シール》]]を[[コスト]]として利用すると良いだろう。~

-[[モンスターカード]]について~
--[[《霞の谷のファルコン》]]~
自身に装備された[[装備魔法]]を回収できるため、[[《ガーディアン・シール》]][[召喚]]後の[[除去]]も狙いやすい。~
この点は[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]も同様。~
また[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]ともどもこれらは後述の[[《ビッグバン・シュート》]]と[[コンボ]]が狙える。~

-[[魔法・罠カード]]について~
この[[デッキ]]の場合、[[《閃光の双剣−トライス》]]のように[[コスト]]のある[[装備魔法]]は減らしたほうが良い。~
[[攻撃力]]増強の[[装備魔法]]は[[戦闘]]補助の役割が弱くなるためあまり積みすぎても[[手札事故]]を招く。~
自己[[サルベージ]]能力を持つ[[《スピリット・バーナー》]]も悪くない。~

--[[《ビッグバン・シュート》]]~
[[単体強化]]・[[貫通]][[効果]]は[[《ガーディアン・シール》]]の低[[攻撃力]]および、[[《流星の弓−シール》]]が[[裏側守備表示]]に対応していないという点を補える。~
[[相手]][[モンスター]]に装備し、[[《ガーディアン・シール》]]・[[《霞の谷のファルコン》]]等で[[フィールド]]から離すことで[[単体除去]]となる。~

--[[《鎖付きブーメラン》]]~
[[《ガーディアン・シール》]]は[[装備カード]]全般を[[コスト]]にできるので採用候補になる。~
[[《霞の谷のファルコン》]]とも[[シナジー]]する。~


***[[《ガーディアン・グラール》]]軸 [#s2d67270]
 《ガーディアン・グラール/Guardian Grarl》
 効果モンスター
 星5/地属性/恐竜族/攻2500/守1000
 「重力の斧−グラール」が自分のフィールド上に存在する時のみ、
 このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができる。
 手札にこのカード1枚しかない場合、手札からこのカードを特殊召喚する事ができる。

 《重力の斧−グラール/Gravity Axe - Grarl》
 装備魔法
 装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 相手フィールド上モンスターは表示形式を変更する事ができない。

 [[《ガーディアン・グラール》]]を主軸に置く場合、とにかく[[手札]]を使い切る、または[[フィールド]]に出してしまうことが先決となる。~
 [[上級モンスター]]はなるべく減らし、以下のような[[モンスター]]を採用したい。~

-場に出しやすく、[[特殊召喚]]により[[《アームズ・ホール》]]と同時利用が可能な[[《サイバー・ドラゴン》]]や[[《マジック・ストライカー》]]
-[[《重力の斧−グラール》]]を装備することが[[メリット]]となる[[《ハイドロゲドン》]]や[[《ヴァイロン・ソルジャー》]]
-[[手札]]を減らすことによって[[メリット]]を得る[[《ブレイドナイト》]]や[[《サイバネティック・サイクロプス》]]
-その他、[[ハイビート]]によく使われる[[《神獣王バルバロス》]]や[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]等の場持ちが良い[[モンスター]]

 特に有用なのが[[《ハイドロゲドン》]]である。~
 [[《ガーディアン・グラール》]]は[[《化石調査》]]に対応するため使い分け可能なこの[[カード]]の存在は非常に大きい。~
 [[《エヴォルカイザー・ラギア》]]の[[エクシーズ召喚]]も容易であるため、[[手札]]を残さずとも[[《大嵐》]]や[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]に対応できる点も重要で、特化するなら[[《ジュラック・グアイバ》]]も併用して良い。~

 なお、[[《重力の斧−グラール》]]の恩恵を受けにくい[[《ならず者傭兵部隊》]]や[[リバース効果モンスター]]([[《名工 虎鉄》]]や[[《ウェポンサモナー》]]は除く)の採用は見送る。~

 [[魔法・罠カード]]は、[[《ガーディアン・グラール》]]を場に出すために[[速攻魔法]]や[[罠カード]]を多用する。~
 [[セット]]を多用すれば、[[魔法・罠除去]]に弱くなるため、その対策も同時に考えたい。~
 [[【やりくりターボ】]]を組み込んだり、[[《八汰烏の骸》]]・[[《呪われた棺》]]などの[[フリーチェーン]]や[[破壊]]が[[メリット]]となる[[カード]]を多めにして[[魔法・罠除去]]に対して[[耐性]]を持たせるとよいだろう。~
 また、[[モンスター除去]]を防ぐ[[《我が身を盾に》]]や、[[伏せ除去]]・[[モンスター除去]]対策になり[[手札コスト]]が不要な[[《神の宣告》]]や[[《魔宮の賄賂》]]の採用も考えられる。~
 これらの広範囲に対応できる[[《スターライト・ロード》]]はかなり重要になってくる。~

***[[《ガーディアン・エアトス》]]・[[《ガーディアン・デスサイス》]]軸 [#f1916542]
 [[最上級モンスター]]である[[《ガーディアン・エアトス》]]と[[《ガーディアン・デスサイス》]]を主軸にした構築。~

 《ガーディアン・エアトス/Guardian Eatos》
 効果モンスター
 星8/風属性/天使族/攻2500/守2000
 (1):自分の墓地にモンスターが存在しない場合、
 このカードは手札から特殊召喚できる。
 (2):このカードに装備された自分フィールドの装備魔法カード1枚を墓地へ送り、
 相手の墓地のモンスターを3体まで対象として発動できる。
 そのモンスターを除外する。
 このカードの攻撃力はターン終了時まで、
 この効果で除外したモンスターの数×500アップする。

 《ガーディアン・デスサイス/Guardian Dreadscythe》
 特殊召喚・効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻2500/守2000
 このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
 (1):「ガーディアン・エアトス」が
 戦闘・効果で破壊され自分の墓地へ送られた場合に発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 (2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
 デッキから「死神の大鎌−デスサイス」1枚をこのカードに装備する。
 (3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 自分は召喚・特殊召喚できない。
 (4):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
 手札を1枚墓地へ送り、このカードを墓地から特殊召喚する。

 《死神の大鎌−デスサイス》
 装備魔法
 「ガーディアン・デスサイス」にのみ装備可能。
 (1):装備モンスターの攻撃力は、
 お互いの墓地のモンスターの数×500アップする。

 [[《ガーディアン・エアトス》]]を展開し、また[[《ガーディアン・デスサイス》]]を手札に準備しなくてはならないため、[[キーカード]]を[[サーチ]]する手段が必要となる。~
 また、[[《ガーディアン・エアトス》]]と[[《ガーディアン・デスサイス》]]のどちらを主軸にするかでも、構築が変わってくる。~
 [[《ガーディアン・エアトス》]]の[[効果]]や[[特殊召喚]]条件は、[[《死神の大鎌−デスサイス》]]と噛み合いが悪いため、どちらとの[[シナジー]]を重視した構築にするかが重要。~

 [[《ガーディアン・エアトス》]]を展開するだけならば、[[自分]]の[[墓地]]に[[モンスター]]を溜めないよう、[[除外]]ギミックや[[マドルチェ]]を主力とする戦術が考えられる。~
 この場合、[[《ガーディアン・デスサイス》]]は[[《ガーディアン・エアトス》]]が[[破壊]]された場合の保険としての投入となるため、[[必須カード]]ではない。~
 一方、[[《ガーディアン・デスサイス》]]をメインとして運用する場合、自然な範囲で[[墓地]]に[[モンスター]]を溜めたほうが[[効果]]を活かしやすいため、[[《ガーディアン・エアトス》]]の展開手段も[[《神の居城−ヴァルハラ》]]等、別に用意しておいた方がよいだろう。~
 また、[[破壊]]以外の方法で[[《ガーディアン・エアトス》]]が[[除去]]されてしまう事もあるため、なるべく[[自分]]から[[《ガーディアン・エアトス》]]を[[破壊]]する手段も準備しておきたい。~

 [[《死神の大鎌−デスサイス》]]は[[《ガーディアン・デスサイス》]]にしか装備できないため、[[手札]]に来てしまうと[[事故]]要因となるが、投入枚数を控えると、[[《ガーディアン・デスサイス》]]の[[自己再生]]の際に装備できなくなる。~
 [[攻撃力]]の上がり幅は大きいため、一撃に特化させるか、あるいは[[《ヴァイロン・マター》]]等の再利用手段を準備しておくとよい。~


**[[デッキ]]の派生 [#ydec3df0]
***[[【ディフォーマー】]] [#o13fa2aa]
 [[《パワー・ツール・ドラゴン》]]で[[ガーディアン]]に対応する[[装備魔法]]を展開していく[[ビートダウン]]。~
 この他相性の良い[[カード]]は[[【ディフォーマー】]]も参照の事。

**この[[デッキ]]の弱点 [#hf91122f]
 [[【装備ビート】]]同様、[[装備魔法]]の[[破壊]]や[[装備モンスター]]の[[破壊]]・[[バウンス]]が主な弱点である。~
 また、うまく[[回転]]しない時の[[フィールド]]や[[手札]]は悲惨な状況になる。

**代表的なカード [#u82d4a9d]
-[[《ガーディアン・シール》]]
-[[《ガーディアン・ケースト》]]

-[[《ガーディアン・グラール》]]

-[[《重力の斧−グラール》]]
-[[《静寂のロッド−ケースト》]]
-[[《流星の弓−シール》]]

**関連リンク [#iee1be56]
-[[ガーディアン]]

-[[【装備ビート】]]

-[[デッキ集]]