「ガエル」と名の付くカードを主軸にして戦うコントロールデッキ。
《黄泉ガエル》によってレベル調整が容易なことに注目し、シンクロ召喚を取り入れたデッキ。
チューナーには《フィッシュボーグ−ガンナー》のほか、《湿地草原》とシナジーする《ジャンク・シンクロン》・《氷結界の術者》・《氷結界の水影》を採用する。
《湿地草原》の効果を受けられる水属性チューナーで、《ワン・フォー・ワン》を共有できる《ウォーター・スピリット》もお勧め。
《魔知ガエル》による攻撃抑制、《裏ガエル》によるモンスター除去、《貫ガエル》による魔法・罠除去能力に目をつけたコントロールデッキ。
上記のモンスターに加えて、《マテリアルドラゴン》などやカウンター罠などでモンスターを守りつつ、《群雄割拠》・《御前試合》などで相手の行動を抑制して勝利を狙う。
【断殺貪欲ターボ】にガエルを加えたデッキ。
ガエルデッキは元々《貪欲な壺》と相性がよく、デッキをどんどん掘り進め、墓地肥やしと手札補充が可能になる。
《手札断殺》の手札コストは《ヴォルカニック・バレット》・《ダンディライオン》、《魔知ガエル》の効果によるサーチ・サルベージや《サルベージ》で補う。
後者は《強欲なウツボ》の発動補助にもなり、さらにドロー加速が可能。
アタッカーとして《氷炎の双竜》・《フィッシュボーグ−ガンナー》や《ジャンク・シンクロン》・《デブリ・ドラゴン》からのシンクロモンスターを主にする。
《黄泉ガエル》・《粋カエル》を利用して帝モンスターを展開していくタイプ。
また、《フィッシュボーグ−ガンナー》を利用することでシンクロ召喚も可能である。
《フォーミュラ・シンクロン》を経由することで手札を交換しつつ、《フィッシュボーグ−ガンナー》のシンクロ素材指定を無視できることは覚えておきたい。
その他のギミックとしては《水霊術−「葵」》・《ダスト・シュート》・《マインドクラッシュ》などで相手の手札をコントロールすることも特徴の一つである。
全体的に攻撃力が低く、特殊召喚を多用するため《王虎ワンフー》・《魔のデッキ破壊ウイルス》・《王宮の弾圧》などによって壊滅的な打撃を受ける可能性がある。《我が身を盾に》などで確実に止めておきたい。
また、墓地利用を頻繁に行うため、《次元の裂け目》や《異次元への隙間》も天敵である。
《フィッシュボーグ−ガンナー》が登場。
《氷結界の虎王ドゥローレン》を《継承の印》で無限コストとし、《ダーク・ダイブ・ボンバー》で射出する【イレカエル1キル】が開発された。
2009年9月1日に《ダーク・ダイブ・ボンバー》が禁止カード、《ワン・フォー・ワン》が制限カード、《氷結界の虎王ドゥローレン》が準制限カードになりこのデッキは消滅した。
《粋カエル》が登場し、プレイングの幅が広がった。
《マスドライバー》を中心とした【ガエル1キル】は2010年の世界大会において、前年度の覇者BFを下し、優勝を収めた。
また、《鬼ガエル》と帝のシナジーに注目した【ガエル帝】も活躍した。
中心カードだった《イレカエル》が禁止カードとなってしまった。