通称「ガジェ」。
3色ガジェット達の持つ連鎖するサーチ能力を利用したデッキタイプ。
ガジェットの強みは、召喚をするだけで後続のガジェットを呼び込み、モンスター切れを防げること。
しかも結果として通常ドローに加えて1枚サーチして手札に持ってくる強力なデッキ圧縮ができることである。
派生するデッキは頭の文字を取って「○○ガジェ」と呼ばれる。代償ガジェなどがそうである。
また3色ガジェット達は2枚か3枚ずつ投入することが主流で、枚数に応じて「6ガジェ」「9ガジェ」と区別されることがあるが、ガジェット3種が準制限カードに指定されているため、現在「9ガジェ」は構築不可能である。
そしてこのガジェットの効果を生かし猛威をふるっているデッキが、【除去ガジェット】。
モンスターを効果で持ってきて通常ドローでは除去カードを補給という理想的な展開を期待する、崩れにくいデッキである。
他に【代償ガジェット】などもありこちらも強力なデッキである。
ガジェットをサポートカードとするモンスターも存在する。
それが《古代の機械合成獣》・《古代の機械巨竜》・《機動砦 ストロング・ホールド》・《起動兵士デッドリボルバー》の4体である。
特に《起動兵士デッドリボルバー》が使いやすく、他に《古代の機械巨竜》をフィニッシャーとして使う選択肢もある。
2004年3月にLIMITED EDITION 6の情報が出たころから「ガジェット」と《血の代償》とのシナジーが話題にはなっていた。
しかし実際にLIMITED EDITION 6が発送された2004年7月ごろは、【カオス】全盛期の時代であった。
そのため地属性であるガジェットは注目されず、デッキはそれほど話題にはならなかった。
その後、半年以上経った2005年4月ごろになって【代償ガジェット】がインターネット上に姿を現した。
それからやや遅れて【除去ガジェット】が台頭。
【変異カオス】の最盛期とも言える時期に登場し、十分に渡りあえることがプレイヤーに知れ渡ると、一気にメタデッキへ登りつめた。
しかし07/09/01にてガジェット3種が準制限カードに指定された。
が、その後、08/03/01の制限改訂にて、 ガジェット全てが無制限カードに暖和された。