ガジェットの持つサーチ能力を活かしたデッキタイプ。
サーチ能力によってモンスターが切れるのを防ぐ事ができるため、効率よくビートダウンを行える。
通称「ガジェ」。
《グリーン・ガジェット/Green Gadget》 効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1400/守 600 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 デッキから「レッド・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。
《レッド・ガジェット/Red Gadget》 効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1300/守1500 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 デッキから「イエロー・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。
《イエロー・ガジェット/Yellow Gadget》 効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1200/守1200 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 デッキから「グリーン・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。
ガジェットは2枚か3枚ずつ投入することが主流で、枚数に応じて「6ガジェ」「9ガジェ」と区別される。
そしてこのガジェットの効果を生かし猛威をふるっているデッキが、【除去ガジェット】である。
モンスターを効果で持ってきて通常ドローでは除去カードを補給という理想的な展開を期待する、崩れにくいデッキである。
他に【代償ガジェット】などもありこちらも強力なデッキである。
ガジェットをサポートカードとするモンスターも存在する。
それが《古代の機械合成獣》・《古代の機械巨竜》・《機動砦 ストロング・ホールド》・《起動兵士デッドリボルバー》の4体である。
特に《起動兵士デッドリボルバー》が使いやすく、他に《古代の機械巨竜》をフィニッシャーとして使う【ギア・ガジェ】という選択肢もある。
ガジェットのサーチ効果でアドバンテージを稼ぎつつ各種除去カードで相手をジリ貧に追い込むデッキ。
除去デッキの弱点であるモンスター不足とガジェットの弱点である攻撃力の低さを互いに補い合ったった形となっている。
ガジェットを使用したデッキタイプとしては最もメジャーであり、多くの派生デッキが存在する。
《血の代償》とガジェットのシナジーを活かし、大量展開によって1ターンキルを狙ったデッキ。
【除去ガジェット】と比べると安定性は失われるかわりに一瞬の爆発力を得られる。
ガジェットを使用したデッキの中では最も古いタイプである。
《サモンチェーン》《歯車街》《トラゴエディア》《ブラック・ローズ・ドラゴン》等を採用したコンボ性の高いデッキ。
従来のガジェットには無かった独特のデッキタイプだったが、現在は制限改定によりキーカードの大部分が規制され、ほぼ消滅している。
2004年3月にLIMITED EDITION 6の情報が出たころから「ガジェット」と《血の代償》とのシナジーが話題にはなっていた。
しかし実際にLIMITED EDITION 6が発送された2004年7月ごろは、【カオス】全盛期の時代であった。
そのため地属性であるガジェットは注目されず、デッキはそれほど話題にはならなかった。
その後、半年以上経った2005年4月ごろになって【代償ガジェット】がインターネット上に姿を現した。
それからやや遅れて【除去ガジェット】が台頭。
【変異カオス】の最盛期とも言える時期に登場し、十分に渡りあえることがプレイヤーに知れ渡ると、一気にメタデッキへ登りつめた。
その後、07/09/01にてガジェット3種が準制限カードに指定される。
が、その後、08/03/01の制限改訂にて、ガジェット全てが無制限カードに暖和され、各種【ガジェット】は復活を遂げた。
第6期には、シンクロモンスターの登場により、シンクロ召喚を交えた構築も誕生した。