*【キャノンバーン】 [#o4847833]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#i864cf3b]
 あらゆる角度から[[《キャノン・ソルジャー》]]の弾を確保し、[[バーン]]を行う[[デッキ]]。~
 古くは2000年のアジアチャンピオンが使用したこともある由緒正しき[[デッキ]]である。~

 元々は[[《キャノン・ソルジャー》]]軸の[[デッキ]]を指す名称であったが、現在は[[射出]]を行う[[デッキ]]全般を指すようになっている。
 
 《キャノン・ソルジャー/Cannon Soldier》
 効果モンスター(禁止カード)
 星4/闇属性/機械族/攻1400/守1300
 自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースする事で、
 相手ライフに500ポイントダメージを与える。

**[[デッキ]]構築に際して [#mf2357bc]
 【キャノンバーン】という[[デッキ]]名にこそなっているが、[[カード]]プールの増加に伴い、[[《キャノン・ソルジャー》]]に拘る必要はなくなっている。~
 更に、当の[[《キャノン・ソルジャー》]]と[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]が[[18/07/01>リミットレギュレーション/2018年7月1日]]において[[禁止カード]]になっており、それらを使用する構築は運用できなくなっている。~
 [[射出]]のページを参考にしながら、[[デッキ]]コンセプトに合わせたものを選択しよう。

 最も[[汎用性]]の高いものは、[[禁止カード]]にまでなった[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]([[エラッタ]]以前)であろう。~
 [[シンクロ召喚]]を組み込んだ[[デッキ]]であれば、[[腐る]]事なく容易に[[1ターンキル]]を狙えたのである。~
 例えば[[【増草剤1キル】>#r438ae80]]は、[[【植物族】]]に[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]を採用するだけでも成り立っていた。~

 また、現在は[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]を組み込むことで[[《血の代償》]]の様に[[下級モンスター]]を[[特殊召喚]]し続けられる。~
 [[《暗黒プテラ》]]や[[ガジェット]]を用いたものは同じような動きで[[1ターンキル]]が可能。~

**[[デッキ]]の派生 [#jfa95240]
***[[【アンデットオーム】]] [#ybd85726]
 [[《ゾンビ・マスター》]]の[[蘇生]]を初めとした[[アンデット族]]特有の展開力を活かし、[[《プリーステス・オーム》]]で[[射出]]をする[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページ参照。~

***【ギガプラ1キル】 [#of70a0d2]
+[[《超合魔獣ラプテノス》]]、[[《ギガプラント》]]2体(A、Bとする)[[射出]][[カード]]を並べる。
+[[《ギガプラント》]](A)で、[[手札]]か[[墓地]]の[[《ギガプラント》]](B)を[[特殊召喚]]。
+[[《ギガプラント》]](A)を[[射出]]。
+[[《ギガプラント》]](B)で[[《ギガプラント》]](A)を[[蘇生]]。
+[[《ギガプラント》]](B)を[[射出]]。
+[[《ギガプラント》]](A)で[[《ギガプラント》]](B)を[[蘇生]]。3.へ戻る。

***【継承の印1キル】 [#p2123cbe]
+[[射出]][[カード]]、[[墓地]]に[[《宇宙砦ゴルガー》]]を3枚(いずれかが[[蘇生制限]]を満たしていればよい)、[[手札]]に[[《継承の印》]]を揃える。
+[[《継承の印》]]で[[《宇宙砦ゴルガー》]]を[[蘇生]]し、[[効果]]で装備している[[《継承の印》]]を[[バウンス]]する。
+[[効果]]を使った[[《宇宙砦ゴルガー》]]を[[射出]]。2.に戻る。~


**現在は構築不可能なデッキ [#pc23c471]
 [[キーカード]]が[[禁止カード]]となったり[[エラッタ]]を受けたため、構築が不可能・困難となったものを紹介する。

***[[【サイエンカタパ】]] [#l86eb6f4]
 [[《魔導サイエンティスト》]]で七体の[[融合モンスター]]を[[特殊召喚]]し[[《カタパルト・タートル》]]で[[射出]]する事を目標とした[[デッキ]]。~
 世界大会でも流行し、究極の【キャノンバーン】とも言える。~

***[[【混黒1キル】]] [#k5f94b4c]
 [[《混沌の黒魔術師》]]の[[魔法カード]]を[[サルベージ]]する[[効果]]を利用して[[無限ループ]]を行う[[デッキ]]。~
 [[《カタパルト・タートル》]]を使った[[無限ループ]]ではないタイプや、[[《王宮の鉄壁》]]を使ったタイプも存在する。~
 詳しくは該当ページ参照。~

***【増草剤1キル】 [#r438ae80]
 [[《氷結界の龍 ブリューナク》]]・[[《生還の宝札》]]・[[《増草剤》]]、そして[[射出]][[カード]]で決める[[1ターンキル]]。~

+[[《増草剤》]]で適当な[[植物族]]モンスターを[[蘇生]]。[[《生還の宝札》]]で1[[ドロー]]。
+[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]で[[《増草剤》]]を[[手札]]に[[戻す]]。
+[[植物族]][[モンスター]]を[[射出]]。1.に戻る。

***【ゾンビキャリア1キル】 [#ga28b70a]
+[[《ゾンビキャリア》]]を[[墓地へ送る]]。
+[[《王宮の鉄壁》]]と[[《生還の宝札》]]を[[発動]]。
+[[手札]]1枚を[[デッキトップ]]に戻し、[[《ゾンビキャリア》]]を[[蘇生]]。
+[[《生還の宝札》]]の[[効果]]で1枚[[ドロー]]。
+[[射出]][[カード]]で[[《ゾンビキャリア》]]を[[射出]]。
+[[《王宮の鉄壁》]]が場にあるため、「[[墓地]]へは送られずゲームから[[除外]]される」という[[効果]]が[[無効]]となり[[墓地]]へ送られる。
+以下、2.に戻る

 上記の【ボルト・ヘッジホッグ1キル】に絡めるのもあり。~
 1[[ターン]]で勝負をつけるのも可能なため、[[《成金ゴブリン》]]も採用圏内である。~
 この場合むやみに[[《王宮の鉄壁》]]を[[発動]]させるのはできるだけ避けよう。~
 下手をすると[[相手]]の[[《ゾンビキャリア》]]を無限に[[蘇生]]させられてしまうからである。~

//《血の代償》の禁止化に伴い構築不能になったのでこちらへ。
***【キャノンプテラ1キル】 [#d91fbd74]
 [[《暗黒プテラ》]]と[[《血の代償》]]との[[コンボ]]による[[無限ループ]]を狙う。~
 詳しくは[[《キャノン・ソルジャー》]]を参照。~

***【ガジェットバーン】 [#i4ceaf29]
+[[自分]][[フィールド]]上に[[射出]][[カード]]と[[《血の代償》]]を、[[手札]]に[[ガジェット]]どれか1体、[[《貪欲な壺》]]3枚を揃える。
+[[手札]]の[[ガジェット]]を[[通常召喚]]する。これにより[[デッキ]]から特定の[[ガジェット]]を[[手札]]に[[加える]]。
+[[射出]][[カード]]で[[ガジェット]]を[[射出]]。
+[[《血の代償》]]の[[効果]]でさっき加えた[[ガジェット]]を[[通常召喚]]。[[効果]]で特定の[[ガジェット]]を[[手札]]に[[加える]]。
+3.に戻って[[墓地]]に[[ガジェット]]が5体以上、[[手札]]に[[ガジェット]]が1枚存在という状態になるまで繰り返した後、[[《貪欲な壺》]]を[[発動]]。
+以下、3.に戻って繰り返し。~
※[[相手]]より[[ライフポイント]]が1以上多くないとできない。~
//--[[《貪欲な壺》]]は現在[[制限カード]]であるため、上記のようなループは1回しか出来ない。

 また、[[《ダイガスタ・エメラル》]]によって[[墓地]]の[[ガジェット]]と[[《ダイガスタ・エメラル》]]を[[デッキ]]に[[戻す]]事で、[[デッキ]]内の[[ガジェット]]を切らさずに[[無限ループ]]を達成する事もできる。~
 ただし[[《ダイガスタ・エメラル》]]の[[エクシーズ召喚]]を行う都合上、単純に考えて弾数が半分になるため、何らかの[[ライフ回復]]が必要である。~

***【ボルト・ヘッジホッグ1キル】 [#d5a1e917]
 [[《王宮の鉄壁》]]で[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]が[[除外]]されるのを防ぎつつ、延々とそれを[[射出]]していく[[無限ループ]]を利用した[[デッキ]]。~
 [[《成金ゴブリン》]]や[[《おろかな埋葬》]]等を駆使して[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]、[[チューナー]]、[[射出]][[効果]]を持つ[[モンスター]]を素早く並べたい。~

 [[チューナー]]は、[[《増援》]]で[[サーチ]]できる[[戦士族]]の[[チューナー]]がいい。~
 [[《増援》]]を共有でき、[[墓地を肥やす]][[《調律》]]でも[[サーチ]]できる[[《ジャンク・シンクロン》]]を採用すれば、[[シンクロ召喚]]を主力にできる。~
 [[《トゥルース・リインフォース》]]で[[リクルート]]できる[[《X−セイバー パシウル》]]は、[[壁]]としても活躍する。~
 [[戦士族]]である[[《終末の騎士》]]から[[サーチ]]でき、[[《王宮の鉄壁》]]とは相性のよい[[《ゾンビキャリア》]]などもよいだろう。

 [[射出]][[効果]]を持つ[[カード]]は[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]との[[シナジー]]を考え、[[《キャノン・ソルジャー》]]や[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]が適している。~
 [[墓地を肥やす]]のに[[ターン]]はまたぐようになったが、[[【未来オーバー】]]の要素も無理なく組み込みつつ[[1ターンキル]]を狙える。~
 この際、[[《ニトロ・シンクロン》]]等の[[機械族]]の[[チューナー]]も採用すれば、それらも[[墓地]]に落とすことが出来る。~
//−未来オーバーは禁止化されてしまいましたので。
//未来融合のエラッタ復帰を鑑みて改稿しました。

 そのほか、[[ランク]]2の[[エクシーズモンスター]]を多く採用する事で、[[《王宮の鉄壁》]]が引けなかった場合でも戦力の確保や[[射出]]対象を増やす事ができる。~
 [[ランク]]2の[[エクシーズモンスター]]を12体採用した場合、[[フィールド]]に[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]と[[チューナー]]、[[墓地]]に[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]を2体用意する事で[[《王宮の鉄壁》]]無しで[[1ターンキル]]が達成可能となる。

***【イレカエル1キル】 [#Substitoad1kill]
 [[【ガエル】]]の一種で[[《イレカエル》]]で大量の[[ガエル]]を墓地へ送り、[[《粋カエル》]]の[[自己再生]]で[[リリース]]を確保する[[1ターンキル]][[デッキ]]。~
// 世界大会でも好成績を収めたが、[[《イレカエル》]]を[[禁止カード]]に送り込んだ。~

***[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]軸 [#syogoryu]
***[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]軸 [#fwd]
 高い展開能力を持ち[[《血の代償》]]と同等あるいはそれ以上となる[[《ファイアウォール・ドラゴン》]]を軸としたタイプ。~
 [[無限ループ]]あるいは大量展開による[[1ターンキル]]が可能なる領域にあり、最終的に4枚もの[[射出]]持ち[[カード]]を[[禁止カード]]に送り込むことになった。~

-[[【ABC】]]に[[《A−アサルト・コア》]]2枚による[[無限ループ]]。~
[[射出]]カードには[[機械族]]サポートを共有できる[[《キャノン・ソルジャー》]]が使用された。~
[[《キャノン・ソルジャー》]]禁止後には[[《メガキャノン・ソルジャー》]]を[[《クリフォート・ゲニウス》]]で[[サーチ]]するタイプが登場した。~

**サンプルレシピ [#x455b42c]
-2000年アジアチャンピオン使用[[デッキ]]~
http://www.geocities.jp/delyuerumasuta/newpage31.htm~
[[遊戯王アルティマニア>http://www.geocities.jp/delyuerumasuta/]]~

**代表的なカード [#de01bd10]
-[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]
-[[《キャノン・ソルジャー》]]
-[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]
-[[《マスドライバー》]]

**関連リンク [#cedd793c]
-[[【サイエンカタパ】]]
-[[【マテリアル1キル】]]

-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]