*【ギア・フリード】 [#pff42eab]

#contents

**デッキの概要 [#rded898c]
 [[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]の[[装備カード]]を[[破壊]]する[[効果]]を活用する[[コンボ]][[デッキ]]。~
 [[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]で[[破壊]]することで[[《盗人の煙玉》]]は[[ノーコスト>コスト]]の[[《押収》]]、[[《鎖付き爆弾》]]は[[ノーコスト>コスト]]の[[《サンダー・ブレイク》]]となる。~
 [[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]自体も[[下級]][[アタッカー]]となるため[[腐りにくい>腐る]]。~

 直接的な[[アドバンテージ]]はないが、状況に適した[[カード]]を[[捨てさせる>捨てる]]、[[破壊]]することで、少しずつ優位に立つのである。~

 《鉄の騎士 ギア・フリード/Gearfried The Iron Knight》
 効果モンスター
 星4/地属性/戦士族/攻1800/守1600
 このカードに装備カードが装備された時、その装備カードを破壊する。

**[[デッキ]]構築に際して [#f0540068]
***基本 [#sf073b99]
 [[破壊]]する事で[[メリット]]を生み出す[[《盗人の煙玉》]]、[[《鎖付き爆弾》]]との[[コンボ]]を狙う。~
 しかし、それらがいくら[[手札]]にあっても、肝心の[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]がいなければ意味がない。~
 [[《ダブル・サイクロン》]]等で[[破壊]]する手もあるが、それでは[[フィールド]]を維持できない。~
 [[《増援》]]による[[サーチ]]と、[[《戦士の生還》]]による[[サルベージ]]は必須となる。~
 [[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]を[[リクルート]]できる[[《召喚僧サモンプリースト》]]・[[《M.X−セイバー インヴォーカー》]]も併用し、[[フィールド]]に出したい。~

 
 [[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]以外の[[モンスター]]は[[コンボ]]を安定して狙うために[[《召喚僧サモンプリースト》]]・[[《M.X−セイバー インヴォーカー》]]につながる[[モンスター]]を多く取り入れたい。~
 [[【地属性】]]のギミックを取り入れるのも有用。~
 [[コンボ]]専用である[[《盗人の煙玉》]]を腐らせないために[[《サイバー・レイダー》]]を採用するのも悪くない。~

 [[上級モンスター]]は入れる必要はない。~
 しかし、[[《光帝クライス》]]なら[[自分]]の[[装備カード]]を[[破壊]]しつつ[[ドロー]]できるため、採用圏内。~
 [[《氷帝メビウス》]]でも同様の事が狙え、[[ハンド・アドバンテージ]]が稼げない代わりに、[[攻撃]]権は失わない。~
 もちろん、これらの[[モンスター]]を[[装備カード]]で[[強化]]していく手もある。

***応用 [#a1630edb]
 [[コンボ]]に関わらない[[《融合武器ムラサメブレード》]]等の[[装備カード]]を入れて、[[《ギルフォード・ザ・レジェンド》]]を採用する手もある。~
 その際は、[[《盗人の煙玉》]]等も数を減らし、代わりに[[《アームズ・ホール》]]を入れても良いだろう。~
 ただし、不用意に[[魔法・罠カード]]を増やしても、[[手札事故]]にしかならない事は忘れないようにしたい。~

 逆に[[《盗人の煙玉》]]を軸とし、[[ハンデス]][[デッキ]]とする手もある。~
 [[《盗人の煙玉》]]で得た情報を元に、[[《マインドクラッシュ》]]や[[《首領・ザルーグ》]]で次々と[[手札破壊]]を行うのである。~
 その他 [[《追い剥ぎゴブリン》]]も相性が良い。

 [[《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》]]は無理に採用する必要は無い。~
 [[《拘束解除》]]のためにスロットが必要となり、そうまでして[[特殊召喚]]しても[[除去]]されては意味がないためである。~
 ただ、[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]と[[サポートカード]]を共用でき、絶望的に[[召喚]]し難いわけではない。~
 [[《神剣−フェニックスブレード》]]を使えば[[《放浪の勇者 フリード》]]に近い活躍ができる。~

***[[無限ループ]] [#y887fb95]
 [[《蝶の短剣−エルマ》]]を[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]に装備する事で、延々に[[サルベージ]]を行える[[無限ループ]]が発生する。~
 ここから、[[《王立魔法図書館》]]による無限[[ドロー]]や、[[《魔法吸収》]]による無限[[回復]]など、様々な[[コンボ]]が生まれた。~
 詳しくは、[[《蝶の短剣−エルマ》]]のページを参照のこと。

 なお、現在この[[コンボ]]は[[《蝶の短剣−エルマ》]]が[[禁止カード]]となり、不可能である。

**[[デッキ]]の派生 [#kde13fe0]
//***[[【ベン・ケイ1キル】]] [#tfd23f75]
// [[装備魔法]]を大量に積んだ[[【ベン・ケイ1キル】]]と混合し、[[《剣聖−ネイキッド・ギア・フリード》]]も活躍しやすくなる。~
// 安定度がより下がり構築やプレイングも難しくなるが、凄まじい爆発力で爽快な勝利をもたらしてくれるだろう。

***[[【クライスターボ】]] [#z8c49b24]
 [[《光帝クライス》]]との相性の良さは[[前述>#fb83d485]]の通り。~
 [[1:1交換]]を基本とするため[[手札]]が切れやすい欠点を、[[《光帝クライス》]]の[[ドロー]][[効果]]で解消する。~
 [[《戦士の生還》]]や[[蘇生]][[カード]]で[[《光帝クライス》]]を呼び戻せば、[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]で処理できなかった[[装備カード]]も片付けられる。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#q0ccb7fe]
 [[コンボ]]の起点となる[[カード]]が揃わなければ動けず、その[[コンボ]]も他の[[モンスター]]では行いにくい。~
 また、[[《盗人の煙玉》]]も[[《鎖付き爆弾》]]も、言ってしまえば[[1:1交換]]である。~
 相手の[[カード]]の数が尽きている頃はこちらも同じような状況になりがちである。~
 むしろ、[[コンボ]]ができる状況が整わず、押し切られてしまう事も少なくはない。

 また[[相手]]の行動を制御するのが主目的であるため、「何を引いても戦える」をコンセプトとした[[【スタンダード】]]とは相性が悪い。

**代表的なカード [#s3fe4c0b]
-[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]

-[[《鎖付き爆弾》]]
-[[《盗人の煙玉》]]

**関連リンク [#fa3e569d]
-[[デッキ集/各種のデッキ]]