*【ギアギア】 [#z8f8eebd] #contents **[[デッキ]]の概要 [#w4a878b7] [[地属性]]・[[機械族]]で統一されている[[ギアギア]]を軸とした[[ビートダウン]][[デッキ]]。 種類は少ないが[[機械族]]や[[カテゴリ]]間での[[シナジー]]が強く、[[アドバンテージ]]を失いにくい[[効果]]を有するものが多い。~ また少ないパーツから[[1ターンキル]]を狙うこともでき、これらを両立している優秀な[[デッキ]]であると言える。 《ギアギアーマー/Geargiarmor》 効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1100/守1900 このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。 このカードがリバースした時、 デッキから「ギアギアーマー」以外の 「ギアギア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。 《ギアギアクセル/Geargiaccelerator》 効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1400/守 800 自分フィールド上に「ギアギア」と名のついたモンスターが存在する場合、 このカードを手札から表側守備表示で特殊召喚できる。 また、このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、 自分の墓地から「ギアギアクセル」以外の 「ギアギア」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。 《ギアギアーノ Mk−II/Geargiano Mk-II》 効果モンスター 星3/地属性/機械族/攻1000/守 500 このカードが召喚・反転召喚に成功した時、 自分の手札・墓地から「ギアギア」と名のついた モンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚できる。 《ギアギガント X/Gear Gigant X》 エクシーズ・効果モンスター ランク4/地属性/機械族/攻2300/守1500 機械族レベル4モンスター×2 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 自分のデッキ・墓地からレベル4以下の 機械族モンスター1体を選んで手札に加える。 また、このカードがフィールド上から離れた時、 自分の墓地のレベル3以下の 「ギアギア」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。 **[[デッキ]]構築に際して [#s790fda9] ***[[モンスターカード]]について [#x1ebeba2] -[[ギアギア]][[モンスター]] --[[《ギアギアーマー》]]~ [[ギアギア]]を[[サーチ]]する[[サイクル・リバース]][[モンスター]]。~ この[[モンスター]]で[[《ギアギアクセル》]]を[[サーチ]]、[[特殊召喚]]し、[[エクシーズ召喚]]に繋げることがこの[[デッキ]]の一番大きなコンセプトとも言える。~ [[守備力]]が高いため、自身の[[効果]]を活かしやすい。~ --[[《ギアギアクセル》]]~ 緩い条件で[[手札]]から[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]。~ [[《ギアギアーマー》]]の[[効果]]で[[サーチ]]し、そのまま[[特殊召喚]]できる。~ 必然的に[[モンスター]]を展開してしまうため[[《激流葬》]]に弱いように思えるが、後半の[[効果]]により[[アドバンテージ]]を失いにくい。~ --[[《ギアギアーセナル》]]~ 自身を[[リリース]]することにより、[[デッキ]]から[[ギアギア]]を[[リクルート]]する[[モンスター]]。~ [[《ギアギアーマー》]]等を状況に応じて呼べ、[[デッキ]]の潤滑油となる。~ 別の[[ギアギア]]と並べるだけで[[攻撃力]]が1900に達し、[[アタッカー]]にもなる万能な[[モンスター]]である。 --[[《ギアギアーノ Mk−II》]]~ [[召喚に成功した]]時、[[手札]]か[[墓地]]から[[ギアギア]]を[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]。~ [[《A・ジェネクス・バードマン》]]と組み合わせることで、擬似的に[[ギアギア]]の[[サルベージ]]を行える。~ また[[レベル]]3の[[ギアギア]]を[[特殊召喚]]することにより、そのまま[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]を行える。 --[[《ギアギアーノ》]]~ 自身を[[リリース]]することにより、[[墓地]]から[[レベル]]4の[[機械族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]。~ [[効果]]が[[無効]]化されてしまうため、[[蘇生]]した[[モンスター]]は[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]として用いることになる。 --[[《ギアギアーノ Mk−III》]]~ [[ギアギア]]と名のついた[[カード]]によって[[特殊召喚]]に成功した時、[[手札]]か[[墓地]]から[[ギアギア]]を[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]。~ しかし[[デメリット]]が重く、この[[効果]]を[[発動]]した[[ターン]]は[[ギアギア]]以外の[[特殊召喚]]を行えない。~ [[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[《ギアギアギア》]]から[[特殊召喚]]すれば[[デメリット]]もなく一気に3体の[[ギアギア]]を並べられる。~ [[《ギアギアーノ Mk−II》]]からの[[特殊召喚]]であっても、[[墓地]]に[[ギアギアーノ]]が落ちていれば、1枚で[[《ギアギアギア XG》]]の[[エクシーズ召喚]]を狙える。~ -その他の[[モンスター]] --[[《マシンナーズ・フォートレス》]]・[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]~ この2枚を投入することで、[[1ターンキル]]の成功率を高めることができる。~ [[《ギアギアーマー》]]の[[効果]]よりダブついた[[ギアギア]]を[[《マシンナーズ・フォートレス》]]の[[コスト]]にでき、[[手札]]で[[機械族]][[モンスター]]が腐りにくくなる。~ また、[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]は[[《ギアギガント X》]]で[[サーチ]]でき、~ [[効果]]を使用した後はその[[《ギアギガント X》]]の[[エクシーズ素材]]にもなる。~ 総じて、[[ギアギア]]との[[シナジー]]が非常に大きいと言える。 --[[カラクリ]]・[[カラクリ]][[シンクロモンスター]]~ 展開力に長ける[[カラクリ]]や、その[[シンクロモンスター]]による大量展開で[[1ターンキル]]を狙えるようになる。 --[[《A・ジェネクス・バードマン》]]~ [[レベル]]が3であるため[[ランク]]3の[[エクシーズ召喚]]の補助や、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]など強力な[[効果]]を有する[[シンクロモンスター]]への[[シンクロ召喚]]を行える[[チューナー]]。~ また、[[《ギアギアーノ Mk−II》]]で[[蘇生]]した[[《ギアギアクセル》]]を[[効果]]により[[手札]]に戻して再利用したり、[[《ギアギガント X》]]で[[サーチ]]したりとこの[[デッキ]]においては非常に有用な[[モンスター]]である。 -[[エクシーズモンスター]]~ 主に[[ランク]]3・[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]を用いて[[ビートダウン]]を行っていくことになるため、[[エクストラデッキ]]の大部分をここに割く。 --[[《ギアギガント X》]]~ この[[デッキ]]を回す上での主軸、及びメイン[[アタッカー]]になりうる[[モンスター]]。~ [[効果]]により[[《ギアギアクセル》]]をはじめ、[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]や[[《A・ジェネクス・バードマン》]]等を状況に応じて[[サーチ]]できる。~ それにより2体目、3体目の[[《ギアギガント X》]]や各種[[エクシーズモンスター]]を展開することが可能となる。 --[[《ギアギアギア XG》]]~ [[機械族]][[モンスター]]の[[戦闘]]時に、[[相手]][[フィールド]]上に存在する[[カード]]の[[効果]]を無効にし、[[効果]]の[[発動]]を封じる[[モンスター]]。~ [[エクシーズ素材]]の指定が多少[[重い]]が、[[《ギアギアーノ Mk−III》]]を挟めば[[カード]]消費を少なくできる。~ [[攻撃]]反応[[罠>罠カード]]の[[発動]]に[[チェーン]]することで、[[《ジェムナイト・マディラ》]]のように運用できる。~ また、他の[[機械族]][[モンスター]]の[[戦闘]]時にも[[発動]]できるので、[[1ターンキル]]を狙うときにも有用。 --その他の[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]~ [[特殊召喚]]メタの[[《インヴェルズ・ローチ》]]や、[[攻撃]]抑制[[効果]]を持つ[[《No.39 希望皇ホープ》]]等が採用候補。~ [[《ギアギアクセル》]]や[[《ギアギガント X》]]を再利用する目的で[[《ダイガスタ・エメラル》]]の投入も一考できる。 --[[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]~ [[《ギアギアーノ Mk−II》]]1枚から、手軽に[[エクシーズ召喚]]できる。~ 打点として運用できる[[《No.17 リバイス・ドラゴン》]]や[[《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》]]、[[破壊]][[耐性]]を持つ[[《発条機雷ゼンマイン》]]等が採用候補。~ 特に[[《発条機雷ゼンマイン》]]は同じ[[機械族]]であり、[[《リミッター解除》]]を共用できる点等で相性が良い。 -[[シンクロモンスター]]~ 主に[[《A・ジェネクス・バードマン》]]を用い、[[シンクロ召喚]]を行う。~ 状況によって[[エクシーズ召喚]]と使い分けたい。 //--[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]~ //強力な[[バウンス]][[効果]]を有する[[シンクロモンスター]]。~ //[[《マシンナーズ・フォートレス》]]や[[《ギアギアーノ Mk−II》]]で[[特殊召喚]]したい[[ギアギア]]を[[コスト]]とすると無駄が無い。 --[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]~ 強力な[[フィールド]]リセット[[効果]]を有する[[シンクロモンスター]]。~ [[《ギアギアーノ Mk−II》]]と[[《A・ジェネクス・バードマン》]]を用いることで、実質[[手札]]1枚で[[フィールド]]リセットを行える。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#yebc15ef] -[[《リミッター解除》]]~ [[1ターンキル]]を容易に行えるようになる。~ [[エンドフェイズ]]時の自壊[[デメリット]]も、その[[ターン]]で決めてしまえば関係なくなる。~ 変わった使い方としては、[[《発条機雷ゼンマイン》]]に[[効果]]を適用させ、能動的に[[除去]][[効果]]を使用するといったことが可能である。 -[[《強欲で謙虚な壺》]]~ [[キーカード]]である[[《ギアギアーマー》]]や[[《ギアギアクセル》]]を[[手札]]に呼び込みやすくなる。~ 使用した[[ターン]]は[[特殊召喚]]が行えなくなるという[[デメリット]]が発生するが、[[《ギアギアーマー》]]の[[セット]]等が可能であり、あまり気にならない。 -[[《ギアギアギア》]]~ [[リクルート]]対象は極めて限定的だが、[[モンスター]]を2体[[リクルート]]でき、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]に繋げられる。~ [[罠カード]]ゆえ速効性にはやや劣るが、この手の[[カード]]にありがちな[[制約>デメリット]]も存在せず、[[フリーチェーン]]であることから柔軟な運用ができる。~ ただし、[[リクルート]]対象が尽きてしまうということも少なくないため、依存しすぎるのは危険。~ [[事故]]を防ぐためにも、[[《ギアギアーノ》]]・[[《ギアギアーノ Mk−II》]]も含めた採用枚数は吟味したい。 -[[《太陽の書》]]~ 通常であれば[[ディスアドバンテージ]]が生じる[[カード]]だが、[[《ギアギアーマー》]]を即座に[[リバース]]でき、これで相殺できる。~ [[《ギアギアーマー》]]以外での用途が限られるものの、あちらが[[《ギアギアーセナル》]]からの[[リクルート]]が可能であるためそう腐る事も少ない。~ [[ターン]]をまたげばわざわざ消費を大きくする意味もないのだが、速度の向上という面では一考の余地はある。~ -[[《古の森》]]~ [[《太陽の書》]]をさらに拡大させた[[効果]]であり、[[相手]][[モンスター]]や[[特殊召喚]]した[[《ギアギアクセル》]]等もまとめて[[攻撃表示]]にできるため、より[[1ターンキル]]に向く。~ [[自壊]]の[[デメリット]]も[[1ターンキル]]ならば影響はなく、また[[《ギアギアーマー》]]や[[《ギアギアクセル》]]、[[《ギアギガント X》]]の存在からむしろ[[相手]]に与える負担のほうが大きい。~ [[《ギアギアーマー》]]さえあれば[[発動]]に成功した時点で最低限の役目を果たしているため、[[フィールド魔法]]の張替えもあまり苦ではなく、こちらから行える[[メリット]]にもなる。~ ただし[[《太陽の書》]]とくらべて[[《サイクロン》]]などで[[不発]]になったり、[[相手]]に[[自壊]]を利用されるといった欠点も存在する。 -[[《停戦協定》]]~ 上記と異なり[[罠カード]]なので即効性がなく、[[《ギアギアーマー》]]の性質上[[チェーン]]できる点もあまり意味を成さない。~ 一方で大量展開が可能な点から[[火力]]の底上げとしての働きが期待できるという[[メリット]]がある。 -[[《つり天井》]]~ [[フィールド]]に[[モンスター]]を展開しやすいため、[[発動条件]]を満たしやすい。~ [[裏側守備表示]]の[[《ギアギアーマー》]]ならば影響を受けず、[[サルベージ]][[対象]]があれば[[《ギアギアクセル》]]・[[《ギアギガント X》]]を巻き込んでも十分に元が取れる。~ もともと大量展開に対する[[メタカード]]として機能する[[カード]]なので、[[環境]]次第では[[メインデッキ]]から採用しても差し支えない。 **[[デッキ]]の種類 [#n8b13724] ***[[マシンナーズ]]軸 [#y2b309e6] [[《マシンナーズ・フォートレス》]]・[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]を採用した[[デッキ]]。~ [[《ギアギアーマー》]]の[[効果]]により[[機械族]][[モンスター]]が[[手札]]に溜まりやすいため、[[《マシンナーズ・フォートレス》]]を活かしやすい。~ [[《ギアギガント X》]]の[[サーチ]][[効果]]の対象に、[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]が含まれているのも大きい。 ***[[カラクリ]]軸 [#pbe2637d] [[カラクリ]][[シンクロモンスター]]特有の大量展開からの[[1ターンキル]]を、[[ギアギア]]を用いて狙う[[デッキ]]。~ [[自分]][[フィールド]]上に[[ギアギア]][[モンスター]]が存在する場合に、まずは[[《ギアギアクセル》]]を自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]し、[[《A・ジェネクス・バードマン》]]で[[《ギアギアクセル》]]を手札に戻す。~ その後、再び[[《ギアギアクセル》]]を[[特殊召喚]]し、[[カラクリ]][[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]し、高速で[[フィールド]]を埋め尽くすという手順。~ [[キーカード]]である[[《A・ジェネクス・バードマン》]]は、[[《ギアギガント X》]]による[[サーチ]]が容易なので、安定して[[1ターンキル]]が狙えるのが強みである。 //**[[デッキ]]の派生 //***【(デッキ名)】 //特定の種族や属性・コンセプトへ派生する場合。 **この[[デッキ]]の弱点 [#dd6a9ed7] 展開した先まで[[《ギアギガント X》]]や[[《発条機雷ゼンマイン》]]といった[[機械族]]であるため、[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]や[[《システム・ダウン》]]は天敵である。~ また[[サーチ]]・[[エクシーズ召喚]]と、この[[デッキ]]の根幹を2つとも止められる[[《ライオウ》]]も非常に厄介である。 [[《スキルドレイン》]]は[[《ギアギガント X》]]の[[サーチ]][[効果]]を[[無効]]化されることにより、間接的に展開を抑制されてしまう。~ だがその点を除けば展開そのものを抑止できる[[効果]]ではないことや、一部止められない[[効果]]がある点を考えると、一概に「使用されると絶望的な[[カード]]」というほどでもない。 //**この[[デッキ]]の歴史 //カードプールの変化でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる **代表的なカード [#t79e8354] -[[《ギアギアーマー》]] -[[《ギアギアクセル》]] -[[《ギアギアーノ Mk−II》]] -[[《ギアギガント X》]] **サンプルレシピ [#sb60c77a] -【ギアギア】~ 「かーどビング通信」デッキレシピサンプル~ http://www.yugioh-card.com/japan/topics/?20120803~ **関連リンク [#uc71e21c] -[[ギアギア]] -[[ギアギアーノ]] -[[【機械族】]] -[[【地属性】]] -[[デッキ集]]