*【ギャンブル】 [#fa40d58c] #contents **[[デッキ]]の概要 [#c20ff379] 「[[コイントス]]」や「[[サイコロ]]」に関する[[カード]]を駆使して戦う[[デッキ]]。~ 出目が良ければいかなるデッキをも秒殺する破壊力を持つが、目が悪いとものすごい速度で自滅する。~ 好調な時と不調な時の落差が激しいが、裏を返せばどのような[[デッキ]]にも勝利しうる[[デッキ]]だと言える。~ 《セカンド・チャンス/Second Coin Toss》 永続魔法 自分がコイントスを行った場合、その処理時に1度だけ、 コイントスを最初からやり直す事ができる。 「セカンド・チャンス」の効果は1ターンに1度しか適用できない。 《出たら目》 永続罠 (1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 自分または相手がサイコロを振った場合、 その内1つの目を以下の目として適用できる。 ●1・3・5が出た場合:6として扱う。 ●2・4・6が出た場合:1として扱う。 **[[デッキ]]構築に際して [#heec5258] どのような構築でも運の要素が大きい[[デッキ]]となるため、[[ギャンブル]]の[[確率]]に介入できる[[《セカンド・チャンス》]]や[[《出たら目》]]は可能な限り投入したい。~ ***コイントス軸 [#lbfa12e1] [[《セカンド・チャンス》]]による[[コイントス]]のやり直しが可能となるほか、一部の[[モンスター効果]]を[[トリガー]]に[[《ラッキー・チャンス!》]]が[[ドローエンジン]]として機能する。~ [[同名カード]]を含め[[《セカンド・チャンス》]]は[[1ターンに1度]]しか適用できないので、どの[[コイントス]]に対して使うのか見極めが重要となる。 -[[モンスターカード]]について~ --[[《地雷蜘蛛》]]~ 高い[[攻撃力]]を持つ[[デメリット]][[アタッカー]]。~ [[デメリット]]が[[自壊]]等ではなく[[ライフロス]]なので他の[[サポートカード]]が無くとも[[アタッカー]]としての役割を遂行できる。~ --[[《きまぐれの女神》]]~ [[コイントス]]により[[自己強化]]または[[弱体化]]する[[モンスター]]。~ 単体では成功してもせいぜい[[下級モンスター]]程度だが、[[装備カード]]等の[[強化]]も倍化されるため、簡単に[[フィニッシャー]]級の[[ステータス]]となり得る。 --[[《時の魔術師》]]・[[《一撃必殺侍》]]~ [[モンスター除去]][[効果]]を持つ[[下級モンスター]]。~ [[《時の魔術師》]]は[[全体除去]]なのでリターンが大きく、[[デメリット]]も[[自分]]の[[モンスター]]を調整することで抑えることができる。~ [[《一撃必殺侍》]]は[[戦闘]]を必要とするため防がれやすく、成功しても[[単体除去]]にしかならないが、[[《時の魔術師》]]と違いある程度[[戦闘]]をこなせる[[ステータス]]を持つ。~ --[[《ブローバック・ドラゴン》]]・[[《リボルバー・ドラゴン》]]~ 半分の[[確率]]で[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]できる[[機械族]][[モンスター]]。~ 失敗した場合の[[デメリット]]を持たないため安定感があり、そのまま[[アタッカー]]としても活躍する。~ [[《機甲部隊の最前線》]]等の[[機械族]][[サポートカード]]、[[《死皇帝の陵墓》]]や[[《終焉の焔》]]による[[召喚]][[サポート>サポートカード]]を駆使して展開したい。~ 基本的に[[モンスター]]しか[[破壊]]できない[[《リボルバー・ドラゴン》]]よりも[[《ブローバック・ドラゴン》]]を優先したいが、併用することで[[《ガトリング・ドラゴン》]]の[[融合召喚]]が狙える。~ この場合[[《オーバーロード・フュージョン》]]ならば[[ディスアドバンテージ]]の軽減ができ、[[《パワー・ボンド》]]ならば[[除去]]後に[[直接攻撃]]し大[[ダメージ]]が狙える。~ ちなみにこれら[[《リボルバー・ドラゴン》]]関連の[[カード]]は[[コイントス]]を複数回行うので[[《ラッキー・チャンス!》]]の[[トリガー]]にできない。~ -[[魔法・罠カード]]について --[[《カップ・オブ・エース》]]・[[《ギャンブル》]]・[[《ラッキーパンチ》]]~ それぞれ大きな[[デメリット]]を持つ[[ドローソース]]。~ [[相手]]の2枚[[ドロー]]・[[自分]]の[[ターン]][[スキップ]]・6000の[[ライフロス]]と失敗時のリスクは無視できるものではないので、なるべく[[《セカンド・チャンス》]]との併用が望ましい。~ ただ[[相手]]に[[ドロー]]させてしまう[[《カップ・オブ・エース》]]の[[デメリット]]が[[《ギャンブル》]]の[[発動条件]]を満たす[[コンボ]]にもなる。 --[[《モンスターBOX》]]~ [[相手]]の[[攻撃モンスター]]を一気に最弱化させる[[戦闘]]補助[[カード]]。~ [[相手]]からすれば[[反射ダメージ]]や返り討ちになる[[ギャンブル]]になるため、[[攻撃]]を躊躇わせることができる。~ --[[《死神の巡遊》]]~ [[コイントス]]が表になることで[[相手]]の[[召喚]]・[[反転召喚]]を封じることができる[[永続罠]]。~ 場合によっては複数[[ターン]]に渡り[[相手]]の展開を[[ロック]]し攻め手を封じることができるので、[[《セカンド・チャンス》]]や[[同名カード]]との併用でその[[確率]]を上昇させたい。~ 残念ながら[[特殊召喚]]を封じる[[効果]]はないため完全な[[ロック]]にならないが、[[コイントス]]が裏になった場合[[自分]]も[[特殊召喚]]を利用して展開できる抜け道になる。 ***サイコロ軸 [#k5ea9470] [[《出たら目》]]により[[サイコロ]]の出目を変更ができる。~ ただし[[《セカンド・チャンス》]]のようなやり直しではなく、[[サイコロ]]の出目自体を弄る為、相性の良いカードばかりとは言い切れない。~ [[《リバースダイス》]]ならば[[サイコロ]]のやり直しも可能だが、[[通常罠]]なので安定した[[サポート>サポートカード]]とは言いにくい。~ -[[モンスターカード]]について~ --[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]~ 毎[[ターン]]500の[[ライフロス]]と[[サイコロ]]による[[耐性]]を持つ[[上級モンスター]]。~ 高い[[攻撃力]]を持つため[[アタッカー]]になり、[[《出たら目》]]適用化では[[対象を指定する効果>対象をとる(指定する)効果]]の一切を受け付けない[[耐性]]になる。~ --[[《スナイプストーカー》]]・[[《ルーレットボマー》]]~ [[除去]][[効果]]を持つ[[下級モンスター]]。~ [[《スナイプストーカー》]]は[[ギャンブル]][[効果]]ながら[[一時期制限カード>禁止・制限カード/2007年9月1日]]に指定された実績もあり、[[手札]]で[[腐った>腐る]]他の[[ギャンブル]][[カード]]を[[コスト]]に[[除去]]ができ[[事故]]の軽減に繋がる。~ [[《ルーレットボマー》]]は[[レベル]]を参照するため[[裏側表示]]や[[エクシーズモンスター]]に対処できないが、[[コスト]]がなく[[壁]]としても機能する。~ --[[《No.7 ラッキー・ストライプ》]]・[[《No.85 クレイジー・ボックス》]]~ [[サイコロ]][[効果]]を持つ[[エクシーズモンスター]]。~ [[《No.7 ラッキー・ストライプ》]]は[[効果]]に求められる[[サイコロ]]の出目と[[《出たら目》]]の相性がよく、高い[[確率]]で最大[[攻撃力]]4200や追加[[効果]]を使うことができる。~ [[ギャンブル]]軸の[[デッキ]]だと[[エクシーズ召喚]]しにくいが、[[ランク]]7軸の[[デッキ]]にこの[[カード]]と[[《出たら目》]]のみを投入し、[[ギャンブル]]への依存と戦略を隠しつつ戦うこともできる。~ [[《No.85 クレイジー・ボックス》]]は[[《出たら目》]]で[[自壊]]を[[ライフロス]]、またはその逆に入れ替えることができ、さらに[[《ナンバーズ・ウォール》]]と組み合わせるとどちらの[[デメリット]]も回避が可能。 -[[魔法・罠カード]]について~ --[[《デンジャラスマシン TYPE−6》]]~ [[サイコロ]]により6種類の中から1つが選択される[[ギャンブル]][[カード]]。~ 成否は半々だがハンドレスにすることでこちらの被害を軽減でき、[[《出たら目》]]適用化でハンドレスになれば[[自壊]]や[[相手]]の[[ドロー]]も無かったことにできる。~ --[[《レベル変換実験室》]]~ [[手札]]にある[[モンスター]]の[[レベル]]を変更する[[召喚]]補助[[カード]]。~ [[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]や[[《ブローバック・ドラゴン》]]の[[召喚]]ならば他の[[カード]]のほうが安定するが、より[[ギャンブル]]らしくしたい場合に採用が検討できるだろう。~ ***その他のカードについて [#bcd29bd6] -[[《魂を削る死霊》]]・[[《マシュマロン》]]・[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]~ 十分な[[手札]]が揃うまでの[[壁]]、[[《ブローバック・ドラゴン》]]等の[[リリース]]要員となる。~ [[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]は[[コイントス]]により[[耐性]]付与ができるが、[[サンドバッグ]]になる可能性もあるので、狙う場合[[表側守備表示]]の[[特殊召喚]]を心がけたい。 -[[カウンター罠]]~ [[《セカンド・チャンス》]]や[[《出たら目》]]等[[ギャンブル]]を安定させる[[キーカード]]を守るため投入したい。~ ただし[[《神の警告》]]といった固定の[[ライフコスト]]が付いた[[カード]]は[[《地雷蜘蛛》]]等の[[ライフロス]][[デメリット]]と噛み合わせが悪い。 **デッキの派生 [#h6001e2d] ***[[【侍BOX】]] [#b74b6298] 名前の由来でもある[[《一撃必殺侍》]]と[[《モンスターBOX》]]によって[[戦闘]]での[[アドバンテージ]]確保を目的とした、成功率の高い[[コイントス]]系[[ギャンブル]]の[[コンボ]][[デッキ]]。~ 詳細は該当ページを参照。~ ***[[【アルカナフォース】]] [#cc46d30b] [[コイントス]]で得られる[[効果]]が変化する[[アルカナフォース]]を使用した[[デッキ]]。~ [[《光の結界》]]を筆頭に[[カテゴリ]][[サポートカード]]を駆使することで通常の[[ギャンブル]]とは異なる戦術を取ることができる。~ ***[[【大逆転クイズ】]] [#d22ae30b] [[コイントス]]や[[サイコロ]]ではなく[[デッキの一番上]]の[[カードの種類]]を当てる珍しい[[カード]]、[[《大逆転クイズ》]]を利用した[[1ターンキル]][[デッキ]]。~ そのまま使えば[[ギャンブル]]だが[[《魔導書整理》]]で[[デッキトップ]]の[[カンニング>確認]]や[[デッキ]]に採用する[[カードの種類]]を偏らせることで正答率100%を目指す。~ [[1ターンキル]][[コンボ]]の詳細は該当ページを参照。 ***【ギャンブルバーン】 [#q77f3cb3] [[《ダイス・ポット》]]や[[《運命の分かれ道》]]等、[[ギャンブル]]の結果次第で[[相手]]に[[効果ダメージ]]を与える[[カード]]を利用した[[バーン]][[デッキ]]。~ これらの[[カード]]は運の要素が絡むおかげで与える[[効果ダメージ]]量が大きめに設定されており、状況によっては[[【フルバーン】]]を超えるスピードで[[ライフポイント]]が削られていく。~ [[キーカード]]である[[《ダイス・ポット》]]の成功率を大幅に上げる[[《出たら目》]]はなるべく採用したい。~ また、運に見放されると高速で削られるのは[[自分]]の[[ライフポイント]]になるので、保険として[[《レインボー・ライフ》]]等もあると安心だろう。 **このデッキの弱点 [#h9d361d4] 特定の[[キーカード]]に依存した構築になりがちで、それらが[[ドロー]]できない・[[除去]]され尽くした場合にはジリ貧となる。~ [[カウンター罠]]で防御するのもよいが、[[キーカード]]がない状況でも自分の運を信じて使う勇気もあるといいだろう。 **代表的なカード [#gc4b96f3] -[[《セカンド・チャンス》]] -[[《出たら目》]] **関連リンク [#o8fde27e] -[[【侍BOX】]] -[[【アルカナフォース】]] -[[【大逆転クイズ】]] -[[コイントス]] -[[サイコロ]] -[[デッキ集]]