*【クライスターボ】 [#eba34528] #contents **デッキの概要 [#afe978a2] 種類・状態を問わず2枚の[[カード]]を任意で[[破壊]]する[[効果]]を持つ[[《光帝クライス》]]をメインにした[[デッキ]]。~ この[[効果]]を自らの[[フリーチェーン]]カードなどに使い、[[ドロー]]を加速し[[アドバンテージ]]を稼いでいく。 [[《光帝クライス》]]の[[効果]]で[[自分]]の伏せた[[《強欲な瓶》]][[《八汰烏の骸》]]などを[[破壊]]し、[[ドロー]]を加速させる。~ 状況次第では[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]するのも良い。 《光帝クライス/Kuraz the Light monarch》 効果モンスター 星6/光属性/戦士族/攻2400/守1000 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。 そのカードを破壊し、破壊されたカードのコントローラーは 破壊された枚数分だけデッキからドローできる。 (2):このカードは召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。 《強欲な瓶/Jar of Greed》 通常罠 (1):自分はデッキから1枚ドローする。 《八汰烏の骸/Legacy of Yata-Garasu》 通常罠 次の効果から1つを選択して発動する。 ●自分のデッキからカードを1枚ドローする。 ●相手フィールド上にスピリットモンスターが表側表示で 存在する場合に発動する事ができる。 自分のデッキからカードを2枚ドローする。 **[[デッキ]]構築に際して [#y19ae230] [[《強欲な瓶》]]、[[《八汰烏の骸》]]は単体でも機能する上、これらも[[《光帝クライス》]]を早く[[手札]]に呼んでくる手助けをし、[[フリーチェーン]]カード故に[[《サイクロン》]]等のおとりとしても使えるため、それぞれ複数枚投入しても問題はない。~ [[《呪われた棺》]]は単体では機能せず、[[ブラフ]]にしか使えないが、コンセプト上3枚積んでもよい。~ [[《光帝クライス》]]は[[戦士族]]であり、[[《戦士の生還》]]で[[サルベージ]]を行える。~ [[《鎖付き爆弾》]]や[[《盗人の煙玉》]]も採用できる。~ これらの[[カード]]を採用する場合は[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]も投入でき、一部の[[戦士族]]サポートを共有できる。~ ただし、[[《鎖付き爆弾》]]はあらかじめ伏せておかなければならない点には注意。~ また、[[モンスター]]を[[戦士族]]に絞り、[[《不死武士》]]の採用も考えられる。~ [[戦士族]]を使用しない場合は[[《サンドモス》]]の採用も良いだろう。~ [[守備力]]が高く[[生け贄]]要員になり、裏側のまま[[破壊]]できれば不足している[[攻撃力]]を補うことが出来るためだ。~ [[伏せカード]]が[[フィールド]]上に多くなりがちだが、[[発動条件]]のない[[フリーチェーン]]カードが多いので、[[《冥府の使者ゴーズ》]]も特に問題なく採用できる。~ //[[伏せカード]]の存在から、安心して[[攻撃]]してきた[[相手]]の計画を狂わせる事ができるのだ。~ ただし、その場合は[[《光帝クライス》]]による[[ドロー]]加速ができなくなってしまう事に注意したい。~ [[《光帝クライス》]]は[[召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]は[[攻撃]]できないため、どうしても[[ダメージ]]の面で遅れを取ってしまう。~ [[アタッカー]]としては、[[《サイバー・ドラゴン》]]を採用したい。~ 以下のように[[《光帝クライス》]]を含めた他の[[カード]]との相性が良いのである。~ --自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]可能なために、[[生け贄]]要員にする事ができる。~ --[[罠カード]]が多い[[デッキ]]の天敵である[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[墓地]]へ送り[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]できる。~ // [[相手]][[ターン]]に[[《血の代償》]]から[[召喚]]するのもありだろう。~ // [[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する事で追撃を止める事ができる。~ //また、その時に[[相手]]が[[ドロー]]した[[カード]]が[[モンスターカード]]だった場合、その[[バトルフェイズ]]に[[特殊召喚]]される事はまずない為、リスクも少ない。~ //魔法や罠だった場合すぐに使われるんでリスクが少ないとは言えないだろう。 // また、このギミックは[[《死皇帝の陵墓》]]との相性もいい。~ // [[《死皇帝の陵墓》]]の[[効果]]で[[《光帝クライス》]]を[[召喚]]、自身の[[効果]]で[[《死皇帝の陵墓》]]を[[破壊]]してしまえば、[[相手]][[ターン]]での[[相手]][[上級モンスター]][[召喚]]を防げる上にカードの損失0。~ //むしろ投入は難しい。骸や棺を破壊してドローのように大抵のカードは損失0どころかアドを取れる。そこにわざわざ腐るカードを入れることはない [[《クロス・ソウル》]]は、[[《光帝クライス》]]の[[攻撃]]できない[[デメリット]]を相殺でき、厄介な[[裏側表示]][[モンスター]]も[[除去]]できる。~ [[攻撃]]できない[[デメリット]]からいっそ[[ロック]]を交え、場が整ってから解除用の[[《光帝クライス》]]を[[召喚]]し、他の[[モンスター]]でラッシュをかける[[【フィフティ・フィフティ】]]に走るのも一興。~ [[フィニッシャー]]に[[《火之迦具土》]]を据えるのもよい。~ 分が悪い状況からの[[《光帝クライス》]][[召喚]]、[[相手]]カードを[[破壊]]して[[相手]]が[[ドロー]]した場合、これで帳消しに出来る。~ [[《光帝クライス》]][[《強欲な瓶》]][[《八汰烏の骸》]]によって増えた[[手札]]を[[《スナイプストーカー》]]、[[《ライトニング・ボルテックス》]]等、[[手札コスト]]の捌け口へ使うのも可。~ [[《便乗》]]を採用し、[[相手]]のカードを[[破壊]]しつつ[[自分]]が[[ドロー]]する、という理想の環境を作り出すことも面白い。~ この場合、[[相手]]が[[ドロー]]しないことを選択すれば[[《便乗》]]は適用されないが、[[相手]]に[[ディスアドバンテージ]]を負わせられ、どちらに転んでも[[自分]]の優位は変わらない。~ その[[回転]]の速さから、[[【チェーンバーン】]]を組み込み、[[ダメージ]]アップと[[火力]]補充を試みるのも楽しい。~ [[自分]]の[[手札]]が増えたところで[[《仕込みマシンガン》]]、[[《デス・コアラ》]]等を決められたら厳しいが、戦況は一気に傾く筈である。~ [[【やりくりターボ】]]等を絡め、[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を揃えるのも面白い。~ [[ドロー]]強化を中心とした点では[[【やりくりターボ】]]や[[【雑貨貪欲ターボ】]]と類似している。~ しかし、[[《光帝クライス》]]1枚で多くの戦術・勝利法を生み出すことができるのが、このギミックの最大の売りと言える。~ 特に、[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[破壊]]できる点は、他の[[デッキ]]には無い大きな利点である。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#ba5c58ea] 罠を多用するため[[《王宮のお触れ》]]、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]は天敵となる。~ が、どちらも[[《光帝クライス》]]自身の[[効果]]で容易に[[破壊]]できるのでそれほど気にしなくてよいだろう。~ むしろ、[[《光帝クライス》]]の[[モンスター効果]]に頼りきっていることの方が大きな弱点である。~ [[《エンペラー・オーダー》]]の前では[[デッキ]]の[[回転]]が大幅に遅れてしまう。~ 採用率は低いが、[[《禁止令》]]で[[宣言]]されると[[フィールド]]に出す事もできなくなってしまう。~ また、[[【Bloo−D】]]や[[【スキルドレイン】]]とあたったときには何も出来なくなる。~ [[《サンダー・ブレイク》]]や[[《サイクロン》]]、[[《砂塵の大竜巻》]]等、[[《光帝クライス》]]以外に対処可能な[[カード]]を用意しておこう。~ また、[[手札事故]]にもなりやすいので、[[手札]]が腐った時は[[《打ち出の小槌》]]等で[[リセット]]する事も視野に入れておかないといけない。~ // [[ドロー]]に手を入れすぎて、[[デッキ切れ]]の可能性もあるので、初心者には扱いづらい[[デッキ]]となりうる。~ //そこまでドローできないのでは? [[《神殿を守る者》]]と当たった場合は、殆どの[[カードの効果]]の[[使用]]が見込めなくなるため、注意が必要。~ なお[[墓地]]に送られた[[《光帝クライス》]]を[[《戦士の生還》]]等で使いまわすことも多いため、[[墓地]]へ送らせない[[《マクロコスモス》]]等の無差別[[除外]]カード、[[《異次元の女戦士》]]等の問答無用で[[除外]]される[[モンスター]]にも弱い。~ **[[デッキ]]の派生 [#ybc36751] ***[[【チェーンバーン】]] [#o999491b] [[フリーチェーン]][[カード]]が多いことを利用して、[[【チェーンバーン】]]のギミックを組み込んだもの。~ [[チェーン]]1[[《光帝クライス》]]→[[チェーン]]2[[《強欲な瓶》]]→[[チェーン]]3[[《八汰烏の骸》]]と[[チェーン]]を組めば、4枚[[ドロー]]に加え、[[《積み上げる幸福》]]や[[《奇跡の蘇生》]]の[[発動条件]]を満たすことが出来る。 ***[[【スナイプストーカー】]] [#e3b4cd32] 増えた[[手札]]を使う常套手段。~ [[《おジャマジック》]]は[[《スナイプストーカー》]]の[[コスト]]にしてもよし、[[《光帝クライス》]]で[[破壊]]してもよし。~ [[《光帝クライス》]]が[[戦士族]]なので[[《神剣−フェニックスブレード》]]も使える。~ ***[[【戦士族】]] [#x988b99a] [[《鎖付き爆弾》]]や[[《盗人の煙玉》]]を共有できる[[《鉄の騎士 ギア・フリード》]]と[[戦士族]]サポートを投入した形。~ この場合、[[《サイバー・ドラゴン》]]の代わりに、[[戦士族]]の[[《魔導ギガサイバー》]]を投入してもよい。~ [[戦士族]]専用[[《黄泉ガエル》]]と言える[[《不死武士》]]を投入でき、[[生け贄]]や[[破壊]]対象に困ることが少なくなる。~ また、容易に回収可能な[[《神剣−フェニックスブレード》]]により[[破壊]][[効果]]が使いやすくなる。~ [[《戦士の生還》]]を使用することで[[《光帝クライス》]]を使いまわすことも可能。~ [[召喚]]、[[特殊召喚]]時に[[攻撃]]できない[[デメリット]]を、[[コスト]]にすることで帳消しにできる[[《ターレット・ウォリアー》]]も無理なく採用できる。~ 相手からすれば、最大で2枚も[[カード]]を[[破壊]]されたうえに[[攻撃力]]3600の[[モンスター]]が[[攻撃]]してくるのではたまったものでない。~ また、[[《光帝クライス》]]を任意で[[墓地送り>墓地へ送る]]することにより、[[蘇生]][[カード]]での[[特殊召喚]]から更なる[[アドバンテージ]]を稼いだり、前述の[[《戦士の生還》]]での[[サルベージ]]もしやすくなる。~ //デッキについてだけでは書ききれなくなったら使ってください ***[[【六武衆】]] [#x988b99a] [[フリーチェーン]]の[[《六武衆推参!》]]や[[《諸刃の活人剣術》]]等を[[破壊]]して[[ドロー]]することがメインとなる。~ [[【六武衆】]]の弱点である[[特殊召喚]]を封じる[[カード]]も[[破壊]]できたりと[[汎用性]]は高い。~ [[【戦士族】]]同様、[[《不死武士》]]、[[《神剣−フェニックスブレード》]]、[[《戦士の生還》]]も投入できる。~ ***[[【バウンサー】]] [#ia8ebf89] [[破壊]]された時に2枚の[[サーチ]]が可能な[[《ファントム・バウンサー》]]を[[破壊]]し、[[アドバンテージ]]を稼ぐことを狙う。~ [[《光帝クライス》]]が[[レベル]]6なので[[《フォトン・ストリーク・バウンサー》]]の[[エクシーズ素材]]に使用でき、[[攻撃]]できない[[デメリット]]も無視できる。~ [[バウンサー]]を含め、全て[[戦士族]]なので [[《不死武士》]]などの[[サポートカード]]も容易に併用が可能である。~ また、[[《魔導ギガサイバー》]]も[[戦士族]]・[[レベル]]6のため相性が良い。~ 増えた[[手札]]を[[コスト]]に、[[《神剣−フェニックスブレード》]]で[[除外]]した[[モンスター]]を[[《D・D・R》]]で[[帰還]]させることでさらなる[[ドロー]]を狙うことも可能である。~ **代表的なカード [#naa59ec2] -[[《光帝クライス》]] -[[《強欲な瓶》]] -[[《八汰烏の骸》]] -[[《呪われた棺》]] **関連リンク [#k648a506] -[[【帝コントロール】]] -[[デッキ集]]