*【コスモロック】 [#ibe69d4b] [[《宇宙の収縮》]]を使い、相手のカードのプレイを完全に押さえ込むデッキ。~ 相性のよいカードは色々あるが、とくに[[《おジャマトリオ》]]とのシナジーは抜群である。~ [[ロック]]完成した時の強度は[[ロック]]デッキ中最強クラスであり[[《生贄封じの仮面》]]を併用する事でほぼ完全に身動きが取れなくなる。~ かつては完全[[ロック]]後、おもに[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]からマッチを奪うようにつくられていた。 この[[ロック]]成立後は[[《波動キャノン》]]でも[[《ステルスバード》]]でも出しておけば自分の勝ちがほぼ決定する。~ 何故なら、[[《生贄封じの仮面》]]無しでも手札から使えるメジャーなロック打破カードは[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]くらいしか無いからだ。~ (もし[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]を攻撃表示召喚されると、おジャマトークンの[[自殺特攻>自爆特攻]]から[[ロック]]が崩れてしまう)~ 類似効果を持つ[[《エーリアン・スカル》]]もいるが、採用率を考えると滅多に遭遇しないだろう。~ ただし、[[《エーリアン・スカル》]]は攻撃されリバースした[[《ステルスバード》]]たった1体を生け贄に出して[[ロック]]を打破可能な点には注意。~ 他にプレイ可能なのは[[《オオアリクイクイアリ》]]と[[《降雷皇ハモン》]]、[[《神炎皇ウリア》]]の特殊召喚くらいである。~ 「カードを出すこと」自体できないので、[[【トランス】]]のように[[《エネミーコントローラー》]]等で[[おジャマトークン]]を生け贄にして[[ロック]]解除することもできない。~ 尤も、[[《生贄封じの仮面》]]が出ているなら[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]、[[《エーリアン・スカル》]]が使えなくなる。~ 最も条件の緩い[[《オオアリクイクイアリ》]]ですら、[[《心鎮壷》]]でカードを2枚以上押さえられて[[ロック]]の時しかプレイできない。~ 三幻魔に至っては非現実的過ぎて論外である。自分の場に4体以上のモンスターが並んでロックされていると処置なし。~ また、攻撃を封じれば相手にモンスターがいても基本的に支障は無いため、一部の[[効果モンスター]]([[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]等)以外なら相手フィールドにモンスターが居てもロックは可能。~ [[《スキルドレイン》]]+[[《光の護封壁》]]や[[《月読命》]]+[[《重力の斧−グラール》]]等で無力化すればそれらのモンスターがいてもロック可能。~ 要するに[[ロック]]が完成した時点で勝負はついたも同然なので即死コンボと思っていい。~ 構成枚数は決して少なくないので[[ロック]]が決まるまでが勝負となる。~ (モンスターを封じるだけでも[[《おジャマトリオ》]]と[[《宇宙の収縮》]]、[[《心鎮壷》]]もしくは[[《地盤沈下》]]が必要)~ 同様に強力な[[ロック]]を仕掛ける[[【トランス】]]とは相手モンスターの数が自由な点、ライフコストが不要な点で上回る。~ しかし、[[ロック]]の構成枚数の多さ、自分自身も[[ロック]]してしまう可能性がある点で下回るため好みの問題といえるだろう。~ なお、[[【ドローゴー】]]のようにモンスターを少なくしておけば事故率を多少軽減できる。~ また、[[【トランス】]]とは異なりマッチ二戦目からは相手が警戒してくるため、高度なプレイングが求められてくる。~ 相手が[[《オオアリクイクイアリ》]]を確実に出せるように、またロックがかからないようにプレイしてくる可能性が高いからである。~ (必ず2〜3枚のカードを伏せてくる、フィールド上のカードを6枚以上にする等)~ が、恐れる事は無い。[[《ハリケーン》]]を使用すれば相手の場のカードは強制的に5枚以下になるので、後は[[《おジャマトリオ》]]で相手のフィールドを埋め尽くしてしまえばロックは成立する。(しかも[[ロック]]強度最強の形で[[ロック]]が可能)~ ただし、[[《おジャマトリオ》]]は3体のモンスターを出現させる関係上、相手の場を埋め尽くすには相手のモンスターもしくはおジャマトークンを1〜2体[[除去]]する必要が出てくる可能性が高い。~ 何らかの[[除去]]カードをサイドから投入してモンスター除去能力を高めておこう。~ 1匹だけモンスターを送りつける事が可能な[[《異次元への案内人》]]をサイドから採用してくるのも手である。~ なお、[[【宣告者パーミッション】]]が相手の場合勝率は限りなく低くなる。~ このデッキは「カードを場に出させない」[[ロック]]を掛けるのだが、あろうことか宣告者たちは手札から直接カウンターを決めてくる。~ ゆえに、[[《ハリケーン》]]で伏せを吹き飛ばしても意味がない上に、[[《宇宙の収縮》]]が既に張ってあったとしてもカウンターが可能。~ 後者はカウンターしかできないが、[[《終焉のカウントダウン》]]が既に発動しているのならそれだけできれば十分といえる。~ しかも宣告者の効果はフィールド上で発動しているわけではないので[[《スキルドレイン》]]にかからない。~ さらにたちの悪いことに「墓地に送る」ため[[《生贄封じの仮面》]]にもかからない。~ 最悪、相手に[[《宇宙の収縮》]]を利用され、こちらがロックされてしまう可能性も覚悟しておこう。~ (そもそもマストカウンターの[[《宇宙の収縮》]]は徹底的にマークされるため通すのは絶望的だが)~ ハンデスで叩き落したい所だが、ロックパーツに大量のスペースを取られているためメインには[[《押収》]]以外は入れられないだろう。~ [[《魂を削る死霊》]]はまず殴らせてもらえないのでハンデスカードとしてはカウント外である。~ 結局、初戦は諦めて2戦目にサイドから[[《次元の裂け目》]]や[[《閃光の追放者》]]等の無差別[[除外]]カードを引っ張ってくるしかない。~ が、パーミッションである以上、これらのカードを併用しても通るかは怪しく厳しい戦いを繰り広げることになる。~ ある程度の汎用性と宣言者に対する耐性を持たせるなら[[《禁止令》]]の採用も検討すべきか。~ 環境次第では十分選択肢となるだろう。~ (もっとも、[[《禁止令》]]をカウンター・破壊されてしまう可能性も十分にあるが) -コナミのゲーム作品において―~ GBAソフト「[[遊戯王デュエルモンスターズエキスパート2006>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_ex2006/index.html]]」では、レベル2の[[《おジャマ・イエロー》]]が[[《宇宙の収縮》]]入りデッキを使ってくる。~ 初見ではロック状態に持ち込まれてしまうこともあるが、場に4枚までしか出さないなどの警戒をしていれば気にするほどの相手ではないだろう。~ たまに、自分の場を膠着させそのままデッキ切れで自滅したりもする。 **代表的なカード [#yb9b0ab9] -[[《宇宙の収縮》]] -[[《おジャマトリオ》]] -[[《心鎮壷》]] -[[《生贄封じの仮面》]] -[[《異次元への案内人》]] **関連リンク [#gf8ca2f5] -[[デッキ集]]