*【ゴゴゴ】 [#d0e0178b]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#g3557778]
 [[ORDER OF CHAOS]]で登場した「[[ゴゴゴ]]」と名のついた[[モンスター]]群で[[エクシーズ召喚]]を行う[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 また全ての[[ゴゴゴ]][[モンスター]]が[[レベル]]4であるため、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]に特化した構築になりやすい。~

 《ゴゴゴジャイアント/Gogogo Giant》 [#e79b8c24]
 効果モンスター
 星4/地属性/岩石族/攻2000/守   0
 このカードが召喚に成功した時、
 自分の墓地の「ゴゴゴ」と名のついた
 モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
 その後、このカードは守備表示になる。
 また、このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。

 《ゴゴゴゴーレム/Gogogo Golem》
 効果モンスター
 星4/地属性/岩石族/攻1800/守1500
 フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードは、
 1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。

 《ゴゴゴゴースト》
 効果モンスター
 星4/闇属性/アンデット族/攻1900/守   0
 このカードが特殊召喚に成功した場合、
 自分の墓地の「ゴゴゴゴーレム」1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
 その後、このカードは守備表示になる。
 「ゴゴゴゴースト」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

**[[デッキ]]構築について [#c88b6269]
 [[ゴゴゴ]]と名のついた[[モンスター]]は現在3体しかいない。~
 [[デッキ]]を組む際には、[[ゴゴゴ]]の特徴である「[[レベル]]4」や「[[岩石族]]・[[アンデット族]]」といった[[種族]]・[[属性]]を活かした構築が求められる。~
 中でも[[《ゴゴゴジャイアント》]]や[[《ゴゴゴゴースト》]]の[[効果]]の性質上、[[墓地を肥やす]]要素はどのような形であっても必要になってくるだろう。

***[[ゴゴゴ]]と名のついた[[モンスター]] [#z6b83b5b]
 [[《ゴゴゴジャイアント》]]3体だけでも[[デッキ]]としては一応機能するが、安定性を考えると、少なくとも[[《ゴゴゴゴーレム》]]1枚は入れておいた方が良い。~
 また[[《ゴゴゴゴースト》]]を使う場合は、その[[効果]]による[[蘇生]]先である[[《ゴゴゴゴーレム》]]は絶対に外せない存在になってくる点にも注意したい。

-[[《ゴゴゴジャイアント》]]~
[[召喚成功時>召喚に成功した]]に[[ゴゴゴ]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持ち、自身と共に[[エクシーズ素材]]にすることで、そのまま[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]に繋ぐことができる。~
この[[効果]]から[[《ゴゴゴゴースト》]]、さらに[[《ゴゴゴゴーレム》]]と[[蘇生]]すれば、[[手札]]1枚から強力な3体素材の[[ランク]]4を出すことができる。~
自身の[[攻撃力]]も[[下級モンスター]]としてはかなり高いが、[[種族]]・[[属性]]・[[ステータス]]の関係で[[手札]]に引き寄せ辛いという欠点がある。

-[[《ゴゴゴゴーレム》]]~
安定した[[ステータス]]を持ち、[[表側守備表示]]の時1[[ターン]]に1度だけ[[戦闘]]では[[破壊されない]]という[[耐性]][[効果]]を持つ。~
弱い[[カード]]ではないが、単体ではさして[[バニラ]]と変わりない[[カード]]であるため採用枚数はよく吟味すること。~
この点は[[《おろかな埋葬》]]や[[《ゴゴゴゴースト》]]との相性も良好な[[《召喚僧サモンプリースト》]]を用いて調整することもできる。

-[[《ゴゴゴゴースト》]]~
[[ゴゴゴ]]の中で唯一の[[闇属性]]の[[アンデット族]]であり、[[種族]]・[[属性]]共に他の[[ゴゴゴ]]とは異なる。~
[[特殊召喚に成功した]]時に[[《ゴゴゴゴーレム》]]を[[蘇生]]でき、[[闇属性]]の[[アンデット族]]なので[[特殊召喚]]及び[[墓地へ送る]]手段も豊富。~
この[[カード]]を用いる場合、[[デッキ]]に[[【アンデット族】]]の要素を多く取り入れることでよりこの[[カード]]の機能を高めることができる。

***採用する[[エクシーズモンスター]]について [#z3f0e4f6]
 前述の通り、[[エクストラデッキ]]15枚はほぼ[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]で埋め尽くしてしまっても問題ないだろう。~
 特に[[【アンデット族】]]の要素を取り入れて[[《ゴゴゴゴースト》]]を使う場合は、3体素材のものでも積極的に採用して問題ない。~
 [[《交響魔人マエストローク》]]や[[《恐牙狼 ダイヤウルフ》]]など、とにかく[[汎用性]]の高いものをなるべく多種多様に採用しよう。~
 中でも一番欠かせないのが[[《ラヴァルバル・チェイン》]]で、[[ゴゴゴ]](特に[[《ゴゴゴゴーレム》]])を[[墓地へ送る]]貴重な手段となる。~
 なお[[【岩石族】]]や[[【ダーク・ガイア】]]に特化させる場合は、[[岩石族]]・[[悪魔族]]の[[エクシーズモンスター]]を優先するのも良いだろう。~

***その他相性のいい[[モンスター]] [#sf3e9fe3]
-[[《召喚僧サモンプリースト》]]~
[[《ゴゴゴゴーレム》]]や[[《ゴゴゴゴースト》]]を早めに[[フィールド]]に出し、その後[[墓地へ送る]]ために重要な[[モンスター]]。~
これらを[[リクルート]]することで即[[エクシーズ召喚]]に繋ぐことができ、[[《ゴゴゴゴースト》]]の場合は[[効果]]も[[発動]]する。~
[[ゴゴゴ]]以外の様々な[[モンスター]]と[[シナジー]]し戦術の幅を広げることも可能であり、この[[デッキ]]の[[必須カード]]に近い存在になる。~

-[[《終末の騎士》]]~
自身の[[効果]]により、手軽に[[《ゴゴゴゴースト》]]を[[墓地へ送る]]ことが可能な[[モンスター]]。~
ただしそれ以外の[[闇属性]][[モンスター]]を採用しない場合、1枚[[《ゴゴゴゴースト》]]が[[墓地]]にあるだけでその恩恵は一気に薄くなってしまう。~
そのため、複数枚採用する場合は、[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]などの他に[[墓地へ送りたい>墓地へ送る]][[闇属性]][[モンスター]]と共に採用したい。~

―[[アンデット族]][[モンスター]]~
 →[[【ゴゴゴアンデ】>#wf3ad74b]]
-[[《馬頭鬼》]]~
自身の[[効果]]で[[除外]]することで、[[アンデット族]]である[[《ゴゴゴゴースト》]]を[[蘇生]]させられる[[モンスター]]。~
[[地属性]]であるため、[[属性]]サポートを共有することもできる。

-[[《ピラミッド・タートル》]]~
[[戦闘破壊]]で[[《ゴゴゴゴースト》]]を[[リクルート]]できる。~
[[《ゴゴゴゴースト》]]の[[効果発動>モンスター効果の発動]]のトリガーにもなり、[[《ゴゴゴゴーレム》]]を[[壁]]にして[[相手]]の[[攻撃]]を凌ぐのにも適している。~

―[[岩石族]][[モンスター]]~
 →[[【ゴゴゴ岩石】>#tb48d22f]]
-[[《メガロック・ドラゴン》]]・[[《地球巨人 ガイア・プレート》]]~
[[岩石族]]の[[フィニッシャー]]となる[[モンスター]]。~
これらを採用する場合、[[ゴゴゴ]]以外にも[[岩石族]][[モンスター]]を採用する必要がある。~

-[[岩石族]][[コアキメイル]]~
それぞれ[[カードの効果]]に対して[[メタ]][[効果]]をもつ[[モンスター]]。~
[[維持コスト>コスト]]として[[岩石族]][[モンスター]]が必要だが、[[ゴゴゴ]]の大半が[[岩石族]]なので、たいして問題ではないだろう。~

***相性のいい[[魔法・罠カード]]  [#nf6affa3]
-[[《岩投げエリア》]]~
前述のとおり、[[墓地]]に[[《ゴゴゴゴーレム》]]がないと回らないため、ピンポイントで[[墓地へ送る]]事ができる[[カード]]として重宝する。~
ただし能動的に[[墓地へ送る]]には[[相手]]の[[攻撃表示]][[モンスター]]が必要であるため確実性は高くない。~
[[攻撃]]後の[[《ゴゴゴジャイアント》]]や[[エクシーズモンスター]]、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]の妨害を受けた[[《召喚僧サモンプリースト》]]などの防御にも利用できる分、フルに積んでしまっても無理は生じにくいが、運用の際はこれらの弱点にも注意を払う必要がある。~
[[《ゴゴゴゴーレム》]]の[[墓地送り>墓地へ送る]]を最優先する場合、[[《おろかな埋葬》]]はもちろん、[[《岩投げアタック》]]の併用も考えられる。

-[[《最終突撃命令》]]~
[[ゴゴゴ]]の[[効果]]には[[守備表示]]になる[[デメリット]]を持つものが多いため、その[[デメリット]]を解消することができる。~
そのうえ、[[表側守備表示]]で[[特殊召喚]]された[[ゴゴゴ]]も[[攻撃]]に参加できるようになる。~
[[《ゴゴゴゴーレム》]]の[[効果]]が発揮できないという弊害こそあるものの、高い[[攻撃力]]を生かしたり、即座に[[エクシーズ召喚]]する分には影響はない。~

-[[《カオス・インフィニティ》]]~
上記[[《最終突撃命令》]]と比較すると使いきりという点で劣るが、[[相手]]の[[裏側守備表示]]にまで干渉し、同時に[[レベル]]4である[[機皇兵]]を[[特殊召喚]]できる。~
これによって瞬間的に大きな[[火力]]を確保できると同時に3体を必要とする[[エクシーズ召喚]]も狙いやすい。~
また、これに対応する[[《機皇兵グランエル・アイン》]]は[[地属性]]であるため、[[《地霊神グランソイル》]]や[[《ブロック・ゴーレム》]]との連携も図りやすい。

-[[《エクシーズ・ダブル・バック》]]~
能動的に利用できる[[《恐牙狼 ダイヤウルフ》]]を含めて、[[エクシーズモンスター]]を多用するため[[発動]]の機会を得やすい。~
下準備が必要ではあるが、[[《ゴゴゴゴースト》]]を[[蘇生]]する事で再度[[エクシーズ召喚]]が狙える。~
[[《ゴゴゴゴースト》]]の[[効果]]を使用している場合は、1[[ターン]]に1度の制限にかかるが、[[蘇生]]対象自体は任意なので融通は利かせやすい。~
専用[[カード]]ではあるが、[[魔法カード]]なので[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[コスト]]に充ててしまえる点も少なからず有用であると言える。

**戦術 [#e8296196]
 序盤は[[墓地]]に[[《ゴゴゴゴーレム》]]を落とすことを優先して[[デュエル]]を進め、[[ゴゴゴ]]2種類の[[効果]]を活かせる下地を作る。~
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]や[[《ラヴァルバル・チェイン》]]なら[[《ゴゴゴゴーレム》]]を[[デッキ]]から引っ張り出せる。~
 これらは残りの2種類の[[ゴゴゴ]]も持ってきやすいので、なるべく早めにだしたい。~
 [[《ゴゴゴゴーレム》]]が[[墓地]]に置かれた後は[[《ゴゴゴゴースト》]]、[[《ゴゴゴジャイアント》]]の[[効果]]を利用して[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]を展開してゆく。~
 [[墓地]]の[[ゴゴゴ]]が少なくなるため、能動的に[[エクシーズ素材]]を[[墓地へ送る]]ことができる[[エクシーズモンスター]]を優先しておきたい。~
 [[《ゴゴゴゴースト》]]は[[《ゴゴゴジャイアント》]]から[[蘇生]]すれば3体の[[エクシーズ素材]]を確保できるため、[[《ゴゴゴゴーレム》]]を使いまわす準備ができたなら[[墓地へ送る]]こと。~
 [[エクシーズ召喚]]しやすくなった後は[[《No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン》]]などで[[アドバンテージ]]を稼ぎつつ、[[フィニッシャー]]としたい。

**[[デッキ]]の種類 [#gfa10343]
***[[【ゴゴゴ岩石】>【岩石族】]] [#tb48d22f]
 [[ゴゴゴ]]を、[[岩石族]]の[[コアキメイル]]3種や[[《地球巨人 ガイア・プレート》]]などと共に用いる[[【岩石族】]]がベースとなる[[デッキ]]。~
 主に[[《ゴゴゴジャイアント》]]と[[《ゴゴゴゴーレム》]]が[[【岩石族】]]に混ざる形になる。~

 主な利点として[[《ゴゴゴゴーレム》]]を[[墓地へ送る]]手段として[[《岩投げアタック》]]や[[《岩投げエリア》]]を採用しやすい点があげられる。~
 [[コアキメイル]]の[[維持コスト>コスト]]や[[墓地コスト]]という形ではあるが、自身の[[岩石族]]という[[種族]]も活かすことができる。~
 特に[[【ダーク・ガイア】]]の要素を持つ[[【岩石族】]]で使う場合、[[岩石族]]側の[[融合素材]]として[[ゴゴゴ]]が持つ高い[[攻撃力]]は十分に役立つ。~
 この型の場合[[《一族の結束》]]や[[《ブロック・ゴーレム》]]も使えるが、[[エクシーズ召喚]]の幅が狭まるという難点もあるので注意しよう。

***[[【ゴゴゴアンデ】>【アンデット族】]] [#wf3ad74b]
 [[《ゴゴゴゴースト》]]の[[効果]]をより有効に使用するために、[[デッキ]]に[[【アンデット族】]]の要素を色濃く取り入れた[[デッキ]]。~
 基本[[《ゴゴゴゴースト》]]はフル投入前提の[[デッキ]]。

 [[アンデット族]]側からは、[[レベル]]4で[[特殊召喚]][[効果]]を持つ[[《馬頭鬼》]]・[[《ゾンビ・マスター》]]・[[《ピラミッド・タートル》]]などを採用できる。~
 これに[[《召喚僧サモンプリースト》]]や[[《終末の騎士》]]も採用すれば、かなり効率的に[[《ゴゴゴゴースト》]]の[[効果]]を使うことができる。~
 これでも[[《ゴゴゴゴースト》]]を出す手段足りなければ、[[相手]][[デッキ]]の[[メタ]]にもなり得る[[《生者の書−禁断の呪術−》]]がお勧めである。~
 また他の型よりも[[エクシーズ召喚]]を連発しやすいので、[[《エクシーズ・ギフト》]]や[[《エクシーズ・リボーン》]]なども採用しやすい。~
 その場合は、[[腐って>腐る]]も[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[コスト]]に使える[[《ジェネレーション・フォース》]]の採用なども考えてみよう。

**この[[デッキ]]の弱点 [#x3a0b36e]
***[[特殊召喚]]封じ [#jedf9cf7]
 基本的に[[《ゴゴゴジャイアント》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]を[[エクシーズ素材]]にして[[エクシーズ召喚]]した[[エクシーズモンスター]]で戦線を維持するため、[[特殊召喚]]を封じられると厳しい。~
 特に[[【アンデット族】]]寄りの構築の場合、[[《ゴゴゴジャイアント》]]を上回る[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]を処理できない危険性がある。~
***[[除外]] [#b60dcb36]
 また上記の[[【アンデット族】]]寄りの構築の場合、[[《ゴゴゴゴーレム》]]を[[《奈落の落とし穴》]]で狙い撃ちにされる危険性が非常に高い。~
 その点も考えて[[《ゴゴゴゴーレム》]]は2枚以上入れておくか、[[《馬頭鬼》]]との相性も良い[[《異次元からの埋葬》]]の採用も考えておこう。~
***その他 [#ae1150fa]
 [[【岩石族】]]寄りにする場合、とにかく[[【アンデット族】]]寄りのものよりも圧倒的に速度が遅く、[[エクシーズ召喚]]できる機会も少なくなりがちである。~
 その分守りは堅く、[[エクシーズ召喚]]しなくても勝ち筋はあるが、[[《ゴゴゴゴーレム》]]が速度の低下にさらに拍車をかけるおそれもある。~
 またどちらとも[[カード]]を[[除去]]する手段に乏しい[[種族]]なので、[[《サイクロン》]]や[[《ブラック・ホール》]]などの[[汎用性]]の高い[[除去]]は必ず入れておこう。~
 [[ゴゴゴ]]自体が一度[[フィールド]]に出して役目を終えると以降[[バニラ]]同然になるものばかりなので、[[相手]]の[[メタ]]を取り除く手段は欠かせない。

**代表的なカード [#kc3e36db]
-[[《ゴゴゴゴースト》]]
-[[《ゴゴゴゴーレム》]]
-[[《ゴゴゴジャイアント》]]

**関連リンク [#b9c9dab3]
-[[ゴゴゴ]]

-[[デッキ集]]