ステータス、効果共に優秀な《サイバー・ドラゴン》と《死霊騎士デスカリバー・ナイト》、《E・HERO エアーマン》、《冥府の使者ゴーズ》を大量投入したビートダウンデッキ。
第5期の2007年3月1日までのスタンダードの一つで、【サイカリエアー】に《冥府の使者ゴーズ》を加えたものであるが、その安定性と制圧力は大幅に上がっていた。
しかし、《E・HERO エアーマン》と《冥府の使者ゴーズ》が2007年3月1日より制限カードとなったため、構築不能となった。
《冥府の使者ゴーズ》 効果モンスター 星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500 自分フィールド上にカードが存在しない場合、 相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、 このカードを手札から特殊召喚することができる。 この方法で特殊召喚に成功した時、受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。 ●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」 (天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。 このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。 ●カードの効果によるダメージの場合、受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。
【サイカリエアー】で採用されていたモンスターの強力な制圧力を生かしつつ、《冥府の使者ゴーズ》も組み入れるのが、まさに第5期前半の【スタンダード】であるかもしれない。
ノーガード状態から一気にこの強力なモンスターと効果を発揮させることができる。
特に他のカードを入れてコンボを組む必要のない、単体で強力なカードというのはまさに【スタンダード】で最適であるからである。
性質上自分の《死霊騎士デスカリバー・ナイト》と競合することがない点も安心できる。
魔法・罠をあらかじめ伏せておき相手の攻撃を誘い、相手のダメージ効果の発動や直接攻撃にチェーンして《サイクロン》《非常食》などで除去してダメージを食らえば召喚が出来る。
ただ、タイミング的にダメージを食らった時には自分のフィールドががら空きになるような状況を作らなければいけないのに注意。
《E・HERO エアーマン》と《冥府の使者ゴーズ》は同時に入れなければならない間柄ではないので、【サイカリゴーズ】と呼ばれるデッキとして《E・HERO エアーマン》不採用型も考えられる。
なお、平均攻撃力がかなり高くなるので《死のデッキ破壊ウイルス》には要注意。