*【サイキック族】 [#kace5634]

#contents

**説明 [#g3662228]
 [[THE DUELIST GENESIS]]から登場した、[[サイキック族]][[モンスター]]による[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[相手]]の行動を阻害しながら[[下級モンスター]]を展開し、[[シンクロモンスター]]を[[アタッカー]]及び[[フィニッシャー]]とする。~
 だが、[[デッキ]]の要ともいえる[[《緊急テレポート》]]が2009年3月1日にて[[制限カード]]化されてしまった。~

 《緊急テレポート/Emergency Teleport》 
 速攻魔法(制限カード)
 自分の手札またはデッキからレベル3以下の
 サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは
 このターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。

 《念動収集機/Telekinetic Power Well》
 速攻魔法
 自分の墓地に存在するレベル2以下の
 サイキック族モンスターを任意の数だけ特殊召喚する。
 その後、自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの
 レベルの合計×300ポイントダメージを受ける。

**[[デッキ]]構築 [#j0db021f]
***[[モンスターカード]][#x0e418b2]
-[[サイキック族]]~
--[[アタッカー]]~
平均的に[[攻撃力]]が低い[[サイキック族]]は[[効果]]を生かして戦う事になるが、その中でも純粋に[[攻撃力]]が高い[[《サイコ・ウォールド》]]・[[《テレキアタッカー》]]を採用したい。~
但し、[[《サイコ・ウォールド》]]の[[効果]]は他に[[攻撃力]]の高い[[サイキック族]]がいない限り使わない方がいいだろう。~
他の[[アタッカー]]としては[[《パワー・インジェクター》]]が挙げられるが、[[《サイコ・ウォールド》]]の方が扱いやすいため、他のカードと併用していきたい。~
一応、[[全体強化]]に貢献できるところは[[メリット]]である。~
[[《強化人類サイコ》]]は[[サイキック族]]を[[除外]]する必要があるものの、[[攻撃力]]を1[[ターン]]で2500まで引き上げられる上自身が[[フィールド]]を離れるまで維持できるのが魅力。~
[[《サイコパス》]]と組み合わせれば[[ハンド・アドバンテージ]]も稼げ、[[除外]]ギミックも併用できるので[[デッキ]]によってはお勧め。

--[[チューナー]]~
[[デッキ]]の中核を担う[[チューナー]]には[[《サイコ・コマンダー》]]・[[《クレボンス》]]を採用したい。~
前者は単体でも[[アタッカー]]兼[[全体強化]]の役割を担うことができる。
後者は[[ライフコスト]]こそあるが、優秀な[[壁]]となる事ができる。~
他にも疑似[[《強制転移》]]を持つ[[《サイコジャンパー》]]は[[ライフコスト]]が高いが、その性質を生かしてトリッキーな戦術を行える。~
[[《メンタルプロテクター》]]・[[《カバリスト》]]を[[送りつけ]]てやったり、[[相手]]の高[[レベル]][[モンスター]]を奪い、[[シンクロ召喚]]に使う等が挙げられる。~
[[《メンタルマスター》]]は[[レベル]]制限こそあるが、[[デッキ]]から自由に呼び出せるため、この[[モンスター]]を採用する場合、他の[[サイキック族]]は優秀な一部を除いて一枚でも構わないだろう。~
この[[モンスター]]達は基本的に[[《緊急テレポート》]]で呼べるので、すぐに[[シンクロ召喚]]に使う事ができる。~

--その他~
[[《メンタルプロテクター》]]は[[レベル]]調整と[[壁]]を同時にこなす事ができ、その[[効果]]から[[攻撃]]を抑制する等優秀な働きを見せる。~
さらに[[《緊急テレポート》]]と併用する事で[[《地砕き》]]・[[《地割れ》]]から[[アタッカー]]を守る事もできる。~
[[《ディストラクター》]]は大量の[[ライフポイント]]を必要とするが、擬似的な[[《大嵐》]]として使える。~
[[セット]]されたカードしか[[破壊]]できない等[[デメリット]]はあるが、一切のカード消費が無いのは強力。~
[[《ストーム・サモナー》]]は疑似的に[[ドローロック]]を行える非常に強力な[[効果]]を持つが、[[破壊]][[効果]]で[[墓地に送られた>墓地に送る]]場合に払う[[ダメージ]]が[[デメリット]]。~
[[《アポート》]]と併用して[[フィールド]]に出していきたい。~
[[《マスター・ジーグ》]]は優秀な[[モンスター除去]]の[[効果]]を持っているが、[[アドバンス召喚]]するのに[[リリース]]要員が2体必要。~
[[《念動収集機》]]等と組み合わせて使うのもいいが、[[最上級モンスター]]であるため[[シンクロ素材]]には採用しづらい。~
多くて1枚〜2枚、というところだろうか。~

--[[シンクロモンスター]]~
この[[デッキ]]は上記の[[カード]]でサポートし、高速で[[シンクロ召喚]]を行う事が必要となる。~
[[サイキック族]]の[[シンクロモンスター]]は以下のとおり。~
もちろん[[シンクロモンスター]]の代表格でもある[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]なども投入しておけばさらなる強化が見込める。~

---[[《マジカル・アンドロイド》]]~
[[自分]]の[[エンドフェイズ]]ごとに[[自分]]の場の[[サイキック族]]の数×600[[回復]]する。~
[[ライフ]]の消費が激しいこの[[デッキ]]では序盤から積極的に[[シンクロ召喚]]していきたいところ。~
[[《念動収集機》]]などから[[シンクロ召喚]]することも容易。~

---[[《サイコ・ヘルストランサー》]]~
[[自分]]の[[墓地]]の[[サイキック族]]を1体[[除外]]し1200[[回復]]する。~
[[《念動収集機》]]との兼ね合いからむやみに[[下級モンスター]]を[[除外]]することはできるだけ避けたい。~

---[[《メンタルスフィア・デーモン》]]~
この[[カード]]が[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]分[[回復]]する。~
[[攻撃力]]は少し物足りないが[[戦闘破壊]]できれば1500程度は回復できる。~
さらに[[サイキック族]]が[[魔法・罠カード]]の対象になったとき1000払うことでその[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]もあり、防御面でも多少は活躍する。~

---[[《ハイパーサイコガンナー》]]~
[[貫通]][[効果]]とその[[ダメージ]]分[[回復]]する。~
[[攻撃力]]も3000と高く、[[貫通]][[効果]]をフルに生かせる。~
[[《エネミーコントローラー》]]などで[[守備表示]]にされても[[守備力]]も十分に高いのでそう簡単に[[戦闘破壊]]されることもない。~
最後の[[フィニッシャー]]としても活躍できるだろう。~

//そのため、切り札となる[[シンクロモンスター]]は[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]が挙げられる。~
//[[《緊急テレポート》]]や[[チューナー]]達の[[レベル]]を総合しても最も[[召喚]]が容易いため、これ等のカードを有効活用していくといいだろう。~
//また、新たに登場した[[《ハイパーサイコガンナー》]]は[[効果]]も[[攻撃力]]も非常に強力なので、数体の[[サイキック族]]を高速召喚して、[[シンクロ召喚]]に持っていきたい。
//多少いじってみた。

-[[サイキック族]]以外で有力な[[モンスター]]~
--[[《マテリアルドラゴン》]]~
[[《最古式念導》]]・[[《念動収集機》]]・[[《サイコ・チューン》]]の[[ダメージ]]を[[無効]]にして[[回復]]出来る。~
[[リリース]]確保も、この[[デッキ]]なら容易。~

***[[魔法・罠カード]][#wbf5f9b1]
 高速で[[シンクロ召喚]]をおこなうために[[サイキック族]]の[[チューナー]]を[[デッキ]]から呼びだせる[[《緊急テレポート》]]は3枚積んでおきたいのだが、2009年3月1日にて制限化されてしまった。~
 [[墓地]]から[[フィールド]]に大量展開できる[[《念動収集機》]]も入れておきたい。~
 また、[[《最古式念導》]]も[[サイキック族]]専用の万能[[除去]]なので[[デッキ]]に入れておこう。~
 [[《サイコ・チャージ》]]・[[《サイコ・トリガー》]]は[[《念動収集機》]]と相性が悪いが貴重な[[ドロー]]カードなのでおすすめである。~
 その他[[サポートカード]]では特に[[《洗脳−ブレインコントロール》]]・[[《精神操作》]]がおすすめ。~
 [[チューナー]]が多くなるこの[[デッキ]]では必要かと思われる。~

-[[サイキック族]]専用[[サポートカード]]~
--[[《緊急テレポート》]]~
[[レベル]]3以下の[[サイキック族]]を呼び出せる。~
[[自壊]][[デメリット]]がある故、なるべく[[チューナー]]を対象にしたい。~

--[[《最古式念導》]]~
[[ダメージ]]を負うものの、優秀な[[除去]][[カード]]なので採用しておきたい。~

--[[《念動収集機》]]~
大量展開出来る有能カードだが、このカードで[[蘇生]]されるのは、ほとんどが[[チューナー]]となる事が多い。~
[[シンクロ召喚]]する場合は、[[《メンタルマスター》]]と併用すると良い。~
[[モンスター]]が[[墓地]]に貯まってない事が多い序盤では、展開しにくい[[カード]]ではある。~

--[[《サイコ・チャージ》]]・[[《サイコ・トリガー》]]~
[[サイキック族]][[モンスター]]を[[シンクロ召喚]]出来れば[[発動]]し易く、立て直しや[[デッキ]]回転に有効。~
他の[[ドロー]]ソースに比べ能動性が低いので、投入枚数は[[デッキ]]の構成との相談となる。~
[[《念動収集機》]]とは相性が悪いので、取捨選択が必要となる。~

--[[《サイキックブレイク》]]~
[[レベル]]調整を主点としなければ、[[《強者の苦痛》]]に劣りやすい点に注意。~

--[[《サイキック・インパルス》]]~
[[コスト]]の割りに[[効果]]が貧弱で使いにくい。~

--[[《サイコ・チューン》]]~
[[ライフコスト]]を考える必要があるが、[[サイキック族]]の数少ない[[蘇生]]要素であり、[[効果]]は使い易い。~
[[チューナー]]として扱う[[効果]]を忘れない様に注意。~

--[[《アポート》]]~
制約が多く、[[ライフ]]も必要とし、[[手札]]を消費し易い[[サイキック族]]では使いにくい。~
[[《マスター・ジーグ》]]・[[《ストーム・サモナー》]]を複数採用する場合は、採用も一考。~
[[《サイコ・コマンダー》]]との組み合わせで[[《ハイパーサイコガンナー》]]を出したい時に便利。~

--[[《サイコ・ソード》]]~
[[ライフポイント]]を失い易い[[デッキ]]なので、装備する事で高い[[攻撃力]]が望める。~
こちらが優勢な時には[[腐る]]事もある点に気をつけよう。~

--[[《念導力》]]~
[[《クレボンス》]]や、[[《メンタルプロテクター》]]と相性が悪い。~
素直に[[《ドレインシールド》]]を採用した方が堅実だろう。~

--[[《サイコ・ヒーリング》]]・[[《超能力治療》]]~
[[《念動収集機》]]などとのコンボで、一度に大量の[[ライフポイント]]の[[回復]]を狙える。~
どちらも大幅[[ライフ回復]]が望めるが、ただ入れるだけでは使いにくい。~

--[[《ブローニング・パワー》]]~
[[《神の宣告》]]が使い辛いこの[[デッキ]]ならば、採用も考えられる。~
こちらは[[反転召喚]]には対応出来ないのが弱点。~

--[[《サイコパス》]]~
[[除外]]した[[サイキック族]]を[[手札]]に戻せる[[サルベージ]]カード。~
[[《サイコ・ヘルストランサー》]]・[[《サイコ・トリガー》]]・[[《強化人類サイコ》]]等のカードとの[[コンボ]]で使うことで[[ハンド・アドバンテージ]]を稼げるので、これらのカードを採用する場合はお勧めである。~

--[[《脳開発研究所》]]~
[[フィールド]]上に存在する限り[[通常召喚]]に加えて1度だけ[[サイキック族]][[モンスター]]1体を[[コスト]]付きで[[召喚]]することができる[[サイキック族]]待望の[[フィールド魔法]]。

--[[《バトル・テレポーテーション》]]~
[[罠カード]]でありすぐに[[発動]]できないため、使いにくいが、
[[《サイコ・ウォールド》]]や[[《巨大化》]]を組み合わせて使えば強力。~

--[[《サイコ・ソウル》]]~
明らかに[[《神秘の中華なべ》]]の[[下位互換]]なので入れる必要性は薄い。

-その他の[[サポートカード]]

--[[《洗脳−ブレインコントロール》]]・[[《精神操作》]]~
[[シンクロ召喚]]に繋げれば強力な[[除去]]となる。~
デッキイメージとも合うので、複数投入しても活躍する。

--[[《進化する人類》]]・[[《巨大化》]]~
こちらも[[《サイコ・ソード》]]と同じく[[発動]]しやすい。~
こちらの場合は[[相手]]の[[モンスター]]に装備し、[[弱体化]]させることもできる。~

--[[《黄金の天道虫》]]・[[《神の恵み》]]・[[《魔法吸収》]]・[[《生命吸収装置》]]~
どれも複数回の[[回復]]を望めるが、これらの[[カード]]は[[ボード・アドバンテージ]]を稼げない。~
[[ライフ回復]]については、[[シンクロモンスター]]に任せたほうが得策である。~

--[[《ドレインシールド》]]・[[《神秘の中華なべ》]]~
上に対してこちらは、受身がちに[[発動]]していくことになる。~
[[ライフ]]について重要視されやすいが、さっさと[[相手]][[ライフ]]を削ったほうが割が合う。~

--[[《魂吸収》]]~
[[除外]]型の[[デッキ]]を作る場合は有力な[[回復]]カード。~
効率はいいが、スロットに余裕があっても、1枚入れる程度でいい。~

--[[《レインボー・ライフ》]]~
[[《ストーム・サモナー》]]や[[《脳開発研究所》]]といった[[ダメージ]]を受けるカードと好相性。~
[[ディスアドバンテージ]]が大きいので、こちらも1枚入れる程度でいい。

--[[《ロスト・スター・ディセント》]]~
[[シンクロ召喚]]を多用するこの[[デッキ]]なら、[[発動条件]]も安易。~
[[蘇生]]後の[[シンクロ召喚]]のほかに、[[壁]]としての運用も出来る。~

--[[《ワン・フォー・ワン》]]~
[[手札コスト]]として[[モンスター]]が1枚必要だが、優秀な[[レベル]]調整のできる[[《メンタルマスター》]]を[[デッキ]]から呼び出すことができる。~
[[《緊急テレポート》]]と同じように高速に[[シンクロ召喚]]を狙えるので、採用も一考できる。~

**プレイング・動かし方について [#l941f8dc]
 [[アタッカー]]を用いて相手の[[壁]]となる[[モンスター]]を[[除去]]しつつ、[[《緊急テレポート》]]、[[《アポート》]]、[[《カバリスト》]]等を使って[[サイキック族]]をそろえていく。~
 準備ができ次第[[シンクロ召喚]]を行い、そのパワーと[[サイキック族]]の[[効果]]を使いながら[[相手]]を沈めるのが主な戦術となる。~

 攻め込む際は複数の[[カード]]を消費するため、[[シンクロモンスター]]の運用や[[リリース]]を要求する[[カード]]の扱いは慎重に行わなければならない。~
 [[《ディストラクター》]]による[[除去]]や[[《ブローニング・パワー》]]によって[[戦闘]]補助をしていかなくては、[[手札]]を消費して[[召喚]]した[[シンクロモンスター]]に[[除去]]罠では悲惨としか言いようがない。~
 [[ライフコスト]]を要する[[効果]]が多い事から、[[《ディストラクター》]]や、[[《メンタルマスター》]]等の運用も同様である。~
 しかし一度波に乗れば[[《メンタルスフィア・デーモン》]]・[[《ハイパーサイコガンナー》]]等の[[攻撃力]]、[[効果]]を持って制圧する事ができる。~
 [[ライフコスト]]も取り返せるだろう。

 防御系[[カード]]の多くと相性が良くないため、[[《サイコ・ウォールド》]]や、[[《サイコ・コマンダー》]]、[[《クレボンス》]]といった、ある程度の場持ちが期待出来る[[モンスター]]で様子を見ながら状況に応じて[[シンクロ召喚]]を狙う。~
 特に決まった状況でなければ[[《マジカル・アンドロイド》]]・[[《メンタルスフィア・デーモン》]]の[[シンクロ召喚]]が安定し易い。~

 [[《マジカル・アンドロイド》]]・[[《サイコ・ヒーリング》]]・[[《ブローニング・パワー》]]等、場に[[モンスター]]が並んでいた方が使い易い[[サポートカード]]が多いのも特徴なので、出来るだけ多くの[[モンスター]]を並べると共に[[全体除去]]を避けていきたい。~

**派生[[デッキ]] [#u91db7dc]
***[[【次元召喚】]]軸 [#t8b88cd5]
 [[《サイコ・トリガー》]]・[[《イージーチューニング》]]・[[《サイコ・ヘルストランサー》]]・[[《強化人類サイコ》]]による[[除外]]。~
 そして[[モンスター]]を[[《異次元からの帰還》]]・[[《D・D・R》]]で[[帰還]]。~
 その後[[シンクロ召喚]]により[[フィールド]]を制圧するのが基本の戦術となる。~
 [[《サイコパス》]]の登場で[[サルベージ]]も行えるようになった。~
 もしくは、[[メタ]]に回り[[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]を投入するのも、また一興である。~
 その場合[[《異次元の生還者》]]・[[《異次元の偵察機》]]を[[シンクロ素材]]として何度も使用できる。~

***【メンタルマスター軸】 [#vf9f352b]
 [[《ワン・フォー・ワン》]]で[[《メンタルマスター》]]を[[特殊召喚]]し[[《脳開発研究所》]]や[[《緊急テレポート》]]等で[[サイキック族]]を大量展開する。~
 そして、[[《脳開発研究所》]]によって[[コスト]]が0になった[[《メンタルマスター》]]で[[モンスター]]を入れ替続ける。~
 その間、[[《ディストラクター》]]で[[伏せ除去]]や[[《サイコ・ウォールド》]]の[[2回攻撃]][[効果]]付与、[[《パワー・インジェクター》]]の、[[攻撃力]]アップ等で[[フィールド]]を整え、大量展開した[[サイキック族]]で[[連続攻撃]]し勝利する[[デッキ]]。~
 例えば、後攻で、最初の[[手札]]が[[《ワン・フォー・ワン》]]・[[《脳開発研究所》]]・[[《緊急テレポート》]]・[[《メンタルマスター》]]・[[《クレボンス》]]・[[《強化人類サイコ》]]で、[[相手]][[フィールド]]には[[セット]][[カード]]2枚。~
 これが[[《炸裂装甲》]]2枚の場合、以下のようになる。

+[[《脳開発研究所》]]を発動し、[[《クレボンス》]]を[[通常召喚]]、[[《強化人類サイコ》]]を[[《脳開発研究所》]]の[[効果]]で[[召喚]]。さらに[[《ワン・フォー・ワン》]]で[[《メンタルマスター》]]を捨てて[[《メンタルマスター》]]を[[特殊召喚]]。~
+[[《メンタルマスター》]]で、[[《クレボンス》]]を[[リリース]]して、[[《サイコ・ウォールド》]]で[[《強化人類サイコ》]]に[[2回攻撃]][[効果]]を付与する。~
+[[《メンタルマスター》]]で、[[《サイコ・ウォールド》]]を[[リリース]]して[[《パワー・インジェクター》]]を[[特殊召喚]]。~
[[《パワー・インジェクター》]]で[[《強化人類サイコ》]]の[[攻撃力]]を500アップを3回続ける。~
(2回目以降は[[《パワー・インジェクター》]]を[[リリース]]。)~
この時点で、[[《強化人類サイコ》]]の[[攻撃力]]は3000。~
+[[《パワー・インジェクター》]]を[[リリース]]して[[《ディストラクター》]]を[[特殊召喚]]し、[[《ディストラクター》]]で[[伏せカード]]を[[除去]]。~
+[[《強化人類サイコ》]]の[[効果]]を使用し、[[攻撃力]]を4000にする。~
+[[2回攻撃]][[効果]]を付与し、[[攻撃力]]が4000となった[[《強化人類サイコ》]]で2回の[[直接攻撃]]をし、合計8000[[ダメージ]]で勝利。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#qaf4f47f]
 [[コンボ]][[デッキ]]の一種であるため、[[ハンデス]]に弱い。~
 単体の[[攻撃力]]の低さは、[[【帝コントロール】]]の様な[[上級モンスター]]の展開に優れた[[デッキ]]と消耗戦になった時顕著に現れる。~
 [[特殊召喚]]軸である事から[[《王宮の弾圧》]]・[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]・[[《虚無魔人》]]といった[[カード]]にも弱い。~
 狙った[[カード]]1枚を万能に[[除去]]出来る[[《最古式念導》]]の使い所には十分注意する必要がある。~
 [[ライフポイント]]を払うカードが多いため、劣勢からの逆転が困難な点も挙げられる。~
 [[【スキルドレイン】]]は最悪の対戦相手。[[下級]][[サイキック族]]の強力な[[効果]]を全て封じられ、戦線維持が困難になる。特に発動下で[[《神獣王バルバロス》]]を出されたら[[戦闘]]では除去できなくなる。~
 [[【フルバーン】]]も極めて相性が悪く、[[【サイキック族】]]だとばれた時点で[[バーン]][[カード]]を温存し、[[ライフ]][[コスト]]を大量に支払った直後に連発される危険性が高い。~
 [[デッキ]]コンセプトを守っていては全く対策できないため、[[《デス・ウォンバット》]]の[[サイドデッキ]]投入はほぼ必須である。~
 上記にもあるが[[攻撃力]]の低さゆえに[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]で[[下級]][[サイキック族]]の多くが[[墓地]]に落ちてしまうことも覚えておきたい。

**関連リンク [#p25d8c45]
-[[サイキック族]]

-[[【シンクロ召喚】]]

-[[デッキ集]]