*【サイキック族】 [#kace5634]

#contents

**説明 [#g3662228]
 [[THE DUELIST GENESIS]]から登場した、[[サイキック族]][[モンスター]]による[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[相手]]の行動を阻害しながら[[下級モンスター]]を展開し、[[シンクロモンスター]]を[[アタッカー]]及び[[フィニッシャー]]とする。~
 だが、[[デッキ]]の要ともいえる[[《緊急テレポート》]]が2009年3月1日にて[[制限カード]]化され、さらに優秀な[[チューナー]]の一枚である[[《メンタルマスター》]]も2009年9月1日より[[制限カード]]となってしまった。~

 《緊急テレポート/Emergency Teleport》 
 速攻魔法(制限カード)
 自分の手札またはデッキからレベル3以下の
 サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは
 このターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。

**[[デッキ]]構築 [#j0db021f]
***[[モンスターカード]][#x0e418b2]
-[[サイキック族]]~
--[[アタッカー]]~
平均的に[[攻撃力]]が低い[[サイキック族]]は[[効果]]を生かして戦う事になるが、その中でも純粋に[[攻撃力]]が高い[[《サイコ・ウォールド》]]・[[《テレキアタッカー》]]・[[《パンダボーグ》]]を採用したい。~
但し、[[《サイコ・ウォールド》]]の[[効果]]は他に[[攻撃力]]の高い[[サイキック族]]がいない限り使わない方がいいだろう。~
//[[《パンダボーグ》]]は[[リクルート]][[効果]]を持ち、[[サイキック族]]唯一の[[水属性]]なので、[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]・[[《氷結界の龍 グングニール》]]を採用できるようになるので、3枚投入しても十分だろう。~
//その2枚が無理してだすほど強くない
他の[[アタッカー]]としては[[《パワー・インジェクター》]]が挙げられるが、[[《サイコ・ウォールド》]]の方が扱いやすいため、他のカードと併用していきたい。~
一応、[[全体強化]]に貢献できるところは[[メリット]]である。~
[[《強化人類サイコ》]]は[[サイキック族]]を[[除外]]する必要があるものの、[[攻撃力]]を1[[ターン]]で2500まで引き上げられる上自身が[[フィールド]]を離れるまで維持できるのが魅力。~
[[《サイコパス》]]と組み合わせれば[[ハンド・アドバンテージ]]も稼げ、[[除外]]ギミックも併用できるので[[デッキ]]によってはお勧め。

--[[チューナー]]~
[[デッキ]]の中核を担う[[チューナー]]には[[《サイコ・コマンダー》]]・[[《クレボンス》]]を採用したい。~
前者は単体でも[[アタッカー]]兼[[全体強化]]の役割を担うことができる。
後者は[[ライフコスト]]こそあるが、優秀な[[壁]]となる事ができる。~
他にも疑似[[《強制転移》]]を持つ[[《サイコジャンパー》]]は[[ライフコスト]]が高いが、その性質を生かしてトリッキーな戦術を行える。~
[[《メンタルプロテクター》]]・[[《カバリスト》]]を[[送りつけ]]てやったり、[[相手]]の高[[レベル]][[モンスター]]を奪い、[[シンクロ召喚]]に使う等が挙げられる。~
[[《メンタルマスター》]]は[[レベル]]制限こそあるが、[[デッキ]]から自由に呼び出せるため、この[[モンスター]]を採用する場合、他の[[サイキック族]]は優秀な一部を除いて一枚でも構わないだろう。~
この[[モンスター]]達は基本的に[[《緊急テレポート》]]で呼べるので、すぐに[[シンクロ召喚]]に使う事ができる。~

--その他~
[[《メンタルプロテクター》]]は[[レベル]]調整と[[壁]]を同時にこなす事ができ、その[[効果]]から[[攻撃]]を抑制する等優秀な働きを見せる。~
さらに[[《緊急テレポート》]]と併用する事で[[《地砕き》]]・[[《地割れ》]]から[[アタッカー]]を守る事もできる。~
[[《ディストラクター》]]は大量の[[ライフポイント]]を必要とするが、擬似的な[[《大嵐》]]として使える。~
[[セット]]されたカードしか[[破壊]]できない等[[デメリット]]はあるが、一切のカード消費が無いのは強力。~
[[《ストーム・サモナー》]]は疑似的に[[ドローロック]]を行える非常に強力な[[効果]]を持つが、[[破壊]][[効果]]で[[墓地に送られた>墓地に送る]]場合に払う[[ダメージ]]が[[デメリット]]。~
[[《アポート》]]と併用して[[フィールド]]に出していきたい。~
[[《マスター・ジーグ》]]は優秀な[[モンスター除去]]の[[効果]]を持っているが、[[アドバンス召喚]]するのに[[リリース]]要員が2体必要。~
[[《念動収集機》]]等と組み合わせて使うのもいいが、[[最上級モンスター]]であるため[[シンクロ素材]]には採用しづらい。~
多くて1枚〜2枚、というところだろうか。~
[[《マックス・テレポーター》]]は特殊召喚はできないものの、レベル3のサイキック族を2体特殊召喚するという優秀な効果を持っている。~
このモンスターを召喚するだけで、[[《ハイパーサイコガンナー》]]やその他の優秀な[[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]を召喚することができる。~

--[[シンクロモンスター]]~
この[[デッキ]]は上記の[[カード]]でサポートし、高速で[[シンクロ召喚]]を行う事が必要となる。~
[[サイキック族]]の[[シンクロモンスター]]は以下のとおり。~
もちろん[[シンクロモンスター]]の代表格でもある[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]なども投入しておけばさらなる強化が見込める。~

---[[《マジカル・アンドロイド》]]~
[[自分]]の[[エンドフェイズ]]ごとに[[自分]]の場の[[サイキック族]]の数×600[[回復]]する。~
[[ライフ]]の消費が激しいこの[[デッキ]]では序盤から積極的に[[シンクロ召喚]]していきたいところ。~
[[《念動収集機》]]などから[[シンクロ召喚]]することも容易。~

---[[《サイコ・ヘルストランサー》]]~
[[自分]]の[[墓地]]の[[サイキック族]]を1体[[除外]]し1200[[回復]]する。~
[[《念動収集機》]]との兼ね合いからむやみに[[下級モンスター]]を[[除外]]することはできるだけ避けたい。~

---[[《メンタルスフィア・デーモン》]]~
この[[カード]]が[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]分[[回復]]する。~
[[攻撃力]]は少し物足りないが[[戦闘破壊]]できれば1500程度は回復できる。~
さらに[[サイキック族]]が[[魔法・罠カード]]の対象になったとき1000払うことでその[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]もあり、防御面でも多少は活躍する。~

---[[《ハイパーサイコガンナー》]]~
[[貫通]][[効果]]とその[[ダメージ]]分[[回復]]する。~
[[攻撃力]]も3000と高く、[[貫通]][[効果]]をフルに生かせる。~
[[《エネミーコントローラー》]]などで[[守備表示]]にされても[[守備力]]も十分に高いのでそう簡単に[[戦闘破壊]]されることもない。~
最後の[[フィニッシャー]]としても活躍できるだろう。~

//そのため、切り札となる[[シンクロモンスター]]は[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]が挙げられる。~
//[[《緊急テレポート》]]や[[チューナー]]達の[[レベル]]を総合しても最も[[召喚]]が容易いため、これ等のカードを有効活用していくといいだろう。~
//また、新たに登場した[[《ハイパーサイコガンナー》]]は[[効果]]も[[攻撃力]]も非常に強力なので、数体の[[サイキック族]]を高速召喚して、[[シンクロ召喚]]に持っていきたい。
//多少いじってみた。

-[[サイキック族]]以外で有力な[[モンスター]]~
--[[《マテリアルドラゴン》]]~
[[《最古式念導》]]・[[《念動収集機》]]・[[《サイコ・チューン》]]の[[ダメージ]]を[[無効]]にして[[回復]]出来る。~
[[リリース]]確保も、この[[デッキ]]なら容易。~

--[[《ブラックフェザー・ドラゴン》]]~
[[効果ダメージ]]を[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]ダウンと[[バーン]]に変換できる。~
[[《マテリアルドラゴン》]]に比べると[[効果]]の面では劣るが、素材指定の無い[[シンクロモンスター]]であるため出しやすい。~

***[[魔法・罠カード]][#wbf5f9b1]
 高速で[[シンクロ召喚]]をおこなうために[[サイキック族]]の[[チューナー]]を[[デッキ]]から呼びだせる[[《緊急テレポート》]]は3枚積んでおきたいのだが、2009年3月1日にて制限化されてしまった。~
 [[墓地]]から[[フィールド]]に大量展開できる[[《念動収集機》]]も入れておきたい。~
 また、[[《最古式念導》]]も[[サイキック族]]専用の万能[[除去]]なので[[デッキ]]に入れておこう。~
 [[《サイコ・チャージ》]]・[[《サイコ・トリガー》]]は[[《念動収集機》]]と相性が悪いが貴重な[[ドロー]]カードなのでおすすめである。~
 [[《脳開発研究所》]]は[[サイキック族]]を1ターンに1体追加で[[召喚]]できるので、[[シンクロ召喚]]のサポートの他、[[《マックス・テレポーター》]]の[[召喚]]の補助も出来るのでおすすめある。~
 その他[[サポートカード]]では特に[[《洗脳−ブレインコントロール》]]・[[《精神操作》]]がおすすめ。~
 [[チューナー]]が多くなるこの[[デッキ]]では必要かと思われる。~

-採用範囲の[[サイキック族]]専用[[サポートカード]]~
--[[《緊急テレポート》]]~
[[レベル]]3以下の[[サイキック族]]を呼び出せる。~
[[自壊]][[デメリット]]がある故、なるべく[[チューナー]]を対象にしたい。~

--[[《最古式念導》]]~
[[ダメージ]]を負うものの、優秀な[[除去]][[カード]]なので採用しておきたい。~

--[[《念動収集機》]]~
大量展開出来る有能カードだが、このカードで[[蘇生]]されるのは、ほとんどが[[チューナー]]となる事が多い。~
[[シンクロ召喚]]する場合は、[[《メンタルマスター》]]と併用すると良い。~
[[モンスター]]が[[墓地]]に貯まってない事が多い序盤では、展開しにくい[[カード]]ではある。~

--[[《サイコ・チャージ》]]・[[《サイコ・トリガー》]]~
[[サイキック族]][[モンスター]]を[[シンクロ召喚]]出来れば[[発動]]し易く、立て直しや[[デッキ]]回転に有効。~
他の[[ドロー]]ソースに比べ能動性が低いので、投入枚数は[[デッキ]]の構成との相談となる。~
[[《念動収集機》]]とは相性が悪いので、取捨選択が必要となる。~

--[[《サイキックブレイク》]]~
[[レベル]]調整を主点としなければ、[[《強者の苦痛》]]に劣りやすい点に注意。~

--[[《サイキック・インパルス》]]~
[[コスト]]の割りに[[効果]]が貧弱で使いにくい。~

--[[《サイコ・チューン》]]~
[[ライフコスト]]を考える必要があるが、[[サイキック族]]の数少ない[[蘇生]]要素であり、[[効果]]は使い易い。~
[[チューナー]]として扱う[[効果]]を忘れない様に注意。~

--[[《アポート》]]~
制約が多く、[[ライフ]]も必要とし、[[手札]]を消費し易い[[サイキック族]]では使いにくい。~
[[《マスター・ジーグ》]]・[[《ストーム・サモナー》]]を複数採用する場合は、採用も一考。~
[[《サイコ・コマンダー》]]との組み合わせで[[《ハイパーサイコガンナー》]]を出したい時に便利。~

--[[《サイコ・ソード》]]~
[[ライフポイント]]を失い易い[[デッキ]]なので、装備する事で高い[[攻撃力]]が望める。~
こちらが優勢な時には[[腐る]]事もある点に気をつけよう。~

--[[《念導力》]]~
[[《クレボンス》]]や、[[《メンタルプロテクター》]]と相性が悪い。~
素直に[[《ドレインシールド》]]を採用した方が堅実だろう。~

--[[《サイコ・ヒーリング》]]・[[《超能力治療》]]~
[[《念動収集機》]]などとのコンボで、一度に大量の[[ライフポイント]]の[[回復]]を狙える。~
どちらも大幅[[ライフ回復]]が望めるが、ただ入れるだけでは使いにくい。~

--[[《ブローニング・パワー》]]~
[[《神の宣告》]]が使い辛いこの[[デッキ]]ならば、採用も考えられる。~
こちらは[[反転召喚]]には対応出来ないのが弱点。~

--[[《サイコパス》]]~
[[除外]]した[[サイキック族]]を[[手札]]に戻せる[[サルベージ]]カード。~
[[《サイコ・ヘルストランサー》]]・[[《サイコ・トリガー》]]・[[《強化人類サイコ》]]等のカードとの[[コンボ]]で使うことで[[ハンド・アドバンテージ]]を稼げるので、これらのカードを採用する場合はお勧めである。~

--[[《脳開発研究所》]]~
[[フィールド]]上に存在する限り[[通常召喚]]に加えて1度だけ[[サイキック族]][[モンスター]]1体を[[コスト]]付きで[[召喚]]することができる[[サイキック族]]待望の[[フィールド魔法]]。~
[[《サイコパス》]]と合わせて使うことで、[[サイキック族]]を大量に[[召喚]]できる。~
さらに、[[サイキック族]]の[[モンスター]]の[[効果]]の[[発動]]に必要なライフコストを肩代わりすることも出来る。その場合、[[カウンター]]が大量に乗ることになるので、[[破壊]]されないように気をつける必要がある。~

--[[《バトル・テレポーテーション》]]~
[[罠カード]]でありすぐに[[発動]]できないため、使いにくいが、
[[《サイコ・ウォールド》]]や[[《巨大化》]]を組み合わせて使えば強力。~

--[[《サイコ・ソウル》]]~
明らかに[[《神秘の中華なべ》]]の[[下位互換]]なので入れる必要性は薄い。

--[[《念動増幅装置》]]~
サイキック族のライフコストを完全になくすことが可能な非常に優秀な[[装備カード]]。

-その他の[[サポートカード]]

--[[《洗脳−ブレインコントロール》]]・[[《精神操作》]]~
[[シンクロ召喚]]に繋げれば強力な[[除去]]となる。~
デッキイメージとも合うので、複数投入しても活躍する。

--[[《進化する人類》]]・[[《巨大化》]]~
こちらも[[《サイコ・ソード》]]と同じく[[発動]]しやすい。~
こちらの場合は[[相手]]の[[モンスター]]に装備し、[[弱体化]]させることもできる。~

--[[《黄金の天道虫》]]・[[《神の恵み》]]・[[《魔法吸収》]]・[[《生命吸収装置》]]~
どれも複数回の[[回復]]を望めるが、これらの[[カード]]は[[ボード・アドバンテージ]]を稼げない。~
[[ライフ回復]]については、[[シンクロモンスター]]に任せたほうが得策である。~

--[[《ドレインシールド》]]・[[《神秘の中華なべ》]]~
上に対してこちらは、受身がちに[[発動]]していくことになる。~
[[ライフ]]について重要視されやすいが、さっさと[[相手]][[ライフ]]を削ったほうが割が合う。~

--[[《魂吸収》]]~
[[除外]]型の[[デッキ]]を作る場合は有力な[[回復]]カード。~
効率はいいが、スロットに余裕があっても、1枚入れる程度でいい。~

--[[《レインボー・ライフ》]]~
[[《ストーム・サモナー》]]や[[《脳開発研究所》]]といった[[ダメージ]]を受けるカードと好相性。~
[[ディスアドバンテージ]]が大きいので、こちらも1枚入れる程度でいい。

--[[《ロスト・スター・ディセント》]]~
[[シンクロ召喚]]を多用するこの[[デッキ]]なら、[[発動条件]]も安易。~
[[蘇生]]後の[[シンクロ召喚]]のほかに、[[壁]]としての運用も出来る。~

--[[《ワン・フォー・ワン》]]~
[[手札コスト]]として[[モンスター]]が1枚必要だが、優秀な[[レベル]]調整のできる[[《メンタルマスター》]]を[[デッキ]]から呼び出すことができる。~
[[《緊急テレポート》]]と同じように高速に[[シンクロ召喚]]を狙えるので、採用も一考できる。~

**プレイング・動かし方について [#l941f8dc]
 [[アタッカー]]を用いて相手の[[壁]]となる[[モンスター]]を[[除去]]しつつ、[[《緊急テレポート》]]、[[《アポート》]]、[[《カバリスト》]]等を使って[[サイキック族]]をそろえていく。~
 準備ができ次第[[シンクロ召喚]]を行い、そのパワーと[[サイキック族]]の[[効果]]を使いながら[[相手]]を沈めるのが主な戦術となる。~

 攻め込む際は複数の[[カード]]を消費するため、[[シンクロモンスター]]の運用や[[リリース]]を要求する[[カード]]の扱いは慎重に行わなければならない。~
 [[《ディストラクター》]]による[[除去]]や[[《ブローニング・パワー》]]によって[[戦闘]]補助をしていかなくては、[[手札]]を消費して[[召喚]]した[[シンクロモンスター]]に[[除去]]罠では悲惨としか言いようがない。~
 [[ライフコスト]]を要する[[効果]]が多い事から、[[《ディストラクター》]]や、[[《メンタルマスター》]]等の運用も同様である。~
 しかし一度波に乗れば[[《メンタルスフィア・デーモン》]]・[[《ハイパーサイコガンナー》]]等の[[攻撃力]]、[[効果]]を持って制圧する事ができる。~
 [[ライフコスト]]も取り返せるだろう。

 防御系[[カード]]の多くと相性が良くないため、[[《サイコ・ウォールド》]]や、[[《サイコ・コマンダー》]]、[[《クレボンス》]]といった、ある程度の場持ちが期待出来る[[モンスター]]で様子を見ながら状況に応じて[[シンクロ召喚]]を狙う。~
 特に決まった状況でなければ[[《マジカル・アンドロイド》]]・[[《メンタルスフィア・デーモン》]]の[[シンクロ召喚]]が安定し易い。~

 [[《マジカル・アンドロイド》]]・[[《サイコ・ヒーリング》]]・[[《ブローニング・パワー》]]等、場に[[モンスター]]が並んでいた方が使い易い[[サポートカード]]が多いのも特徴なので、出来るだけ多くの[[モンスター]]を並べると共に[[全体除去]]を避けていきたい。~


**[[サイキック族]][[デッキ]] [#ef8531be]
***[[《メンタルマスター》]]&[[《脳開発研究所》]]軸1ターンキル [#s3db6ea5]
 [[《メンタルマスター》]]の[[効果]]によって[[サイキック族]][[モンスター]]の入れ替えを行い、強大な攻撃力にパワーアップしたモンスターで[[1ターンキル]]を狙うデッキ。~
 各種[[モンスター効果]]による[[ライフコスト]]を[[《脳開発研究所》]]によってカバーし、1ターンに十何回も[[モンスター効果]]を発動する。~
 基本的には[[《リミット・リバース》]]や[[《緊急テレポート》]]等で[[フィールド]]のモンスター数を増やし、[[《パワー・インジェクター》]]や[[《サイコ・ウォールド》]]の[[効果]]を利用して他のモンスターを強化。使い終わったモンスターは[[《メンタルマスター》]]の効果で交換していく。~
 [[《緊急テレポート》]]・[[《ワン・フォー・ワン》]]等の[[サーチ]]パーツや、核となる[[《メンタルマスター》]]が[[制限カード]]になってしまった事で成功率は下がっているが、[[《カバリスト》]]や[[《ダメージ・コンデンサー》]]を投入することによって補えるだろう。~
 また、他のデッキタイプに組み入れやすいのも特徴。~
-このギミックから[[《大逆転クイズ》]]を[[フィニッシャー]]とするデッキタイプは、[[【大逆転クイズ】]]を参照。~

***[[《アポート》]]軸 [#kea7a3f8]
 [[《アポート》]]により[[《マスター・ジーグ》]]などの[[特殊召喚]]を狙うデッキ。~
 [[《カバリスト》]]の存在から[[モンスター]]を[[手札]]に加えることは容易だが、問題は[[《アポート》]]がくるまでの戦線維持。~
 [[《クレボンス》]]や[[《パンダボーグ》]]は[[壁]]を務めると共に[[リリース]]要員としても優秀。~
 [[《アポート》]]は、手札からの[[特殊召喚]]のため後述の[[【次元召喚】]]軸との兼ね合いもできる。~


***[[《念動収集機》]]軸 [#if838160]
 [[効果]]対象となる[[《クレボンス》]]、[[《サイコジャンパー》]]、[[《メンタルマスター》]]等を多めに投入して、[[《念動収集機》]]からのラッシュを狙うデッキ。~
 [[シンクロ召喚]]に繋げる場合、やはり[[モンスター]]の入れ替えができる[[《メンタルマスター》]]が重要となる。~
 [[墓地]]からの[[特殊召喚]]を狙うため[[《サイコ・チャージ》]]や[[《強化人類サイコ》]]との相性が悪いため、投入を抑えるべきである。~
 しかし、[[《サイコ・チャージ》]]は[[《メンタルマスター》]]との相性を考えると1〜2枚の投入は考えられる。~

***[[《マックス・テレポーター》]]軸 [#ia6b407e]
 [[《アポート》]]軸が[[手札]]、[[《念動収集機》]]軸が[[墓地]]からの展開を狙う[[デッキ]]ならば、これは[[《マックス・テレポーター》]]による[[デッキ]]から[[特殊召喚]]を狙う[[デッキ]]。~
 この[[デッキ]]の軸となる[[《マックス・テレポーター》]]・[[《サイコ・コマンダー》]]・[[《メンタルプロテクター》]]は2〜3枚投入したい。~
 [[《サイコ・チャージ》]]は相性がよいためこちらも多めに投入するのをオススメする。~
 [[《マックス・テレポーター》]]は[[特殊召喚]]できないため、[[アドバンス召喚]]をどうやって行うかが問題である。~
 [[《脳開発研究所》]]は[[リリース]]確保を兼ねつつ[[ライフ]][[コスト]]も抑えてくれる為相性がよい。~

***[[【次元召喚】]]軸 [#t8b88cd5]
 [[《サイコ・トリガー》]]・[[《イージーチューニング》]]・[[《サイコ・ヘルストランサー》]]・[[《強化人類サイコ》]]による[[除外]]。~
 そして[[モンスター]]を[[《異次元からの帰還》]]・[[《D・D・R》]]で[[帰還]]。~
 その後[[シンクロ召喚]]により[[フィールド]]を制圧するのが基本の戦術となる。~
 [[《サイコパス》]]の登場で[[サルベージ]]も行えるようになった。~
 もしくは、[[メタ]]に回り[[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]を投入するのも、また一興である。~
 その場合[[《異次元の生還者》]]・[[《異次元の偵察機》]]を[[シンクロ素材]]として何度も使用できる。~


**この[[デッキ]]の弱点 [#qaf4f47f]
 [[コンボ]][[デッキ]]の一種であるため、[[ハンデス]]に弱い。~
 単体の[[攻撃力]]の低さは、[[【帝コントロール】]]の様な[[上級モンスター]]の展開に優れた[[デッキ]]と消耗戦になった時顕著に現れる。~
 [[特殊召喚]]軸である事から[[《王宮の弾圧》]]・[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]・[[《虚無魔人》]]といった[[カード]]にも弱い。~
 狙った[[カード]]1枚を万能に[[除去]]出来る[[《最古式念導》]]の使い所には十分注意する必要がある。~
 [[ライフポイント]]を払うカードが多いため、劣勢からの逆転が困難な点も挙げられる。~
 [[【スキルドレイン】]]と[[【フルバーン】]]は悪夢とも言える対戦相手。~
 前者は[[サイキック族]]の強力[[効果]]をすべて封じ込め、戦線維持が困難になる。~
 こちらが【サイキック族】と知られた場合、相手はマッチ2戦目以降サイドデッキから間違いなく[[《スキルドレイン》]]を入れてくるだろう。~
 特にこの[[種族]]はライフが少なく、[[効果]]が使えなければ何も始まらない。~
 後者の場合、ライフが大幅に減っている終盤を狙って[[バーン]][[カード]]を一気に[[発動]]してくる可能性が高い。~
 上記にもあるが[[攻撃力]]の低さゆえに[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]で[[下級]][[サイキック族]]の多くが[[墓地]]に落ちてしまうことも覚えておきたい。

**関連リンク [#p25d8c45]
-[[サイキック族]]

-[[【シンクロ召喚】]]

-[[デッキ集]]
//**派生[[デッキ]] [#u91db7dc]