*【サモンプリースト】 [#o07811f6]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#j11870fd]
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]を起点とする、[[ビート>ビートダウン]]・[[コントロール]][[デッキ]]。~
 [[効果]]持ちの[[モンスター]]を[[特殊召喚]]し、[[ドロー]]や[[除去]]を行った後に[[攻撃]]を通していく。~
-[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]に[[《召喚僧サモンプリースト》]]が[[制限カード]]となり、構築が困難になった。~
後の[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]に[[準制限カード]]に緩和されたため、やや構築難易度は下がっている。
後の[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]に[[準制限カード]]に緩和されたため、やや構築難易度は下がっている。~
また[[エクシーズ召喚]]の登場で、その戦略性は大きく上昇した。~

 《召喚僧サモンプリースト/Summoner Monk》
 効果モンスター(準制限カード)
 星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
 このカードはリリースできない。
 このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
 1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てる事で、
 自分のデッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは、
 そのターン攻撃する事ができない。

 《スピリット・バーナー》
 装備魔法
 1ターンに1度、装備モンスターを守備表示にする事ができる。
 装備モンスターがフィールド上から手札に戻る事によって
 このカードが墓地へ送られた時、
 相手ライフに600ポイントダメージを与える。
 このカードが墓地に存在する場合、自分のドローフェイズ時に
 通常のドローを行う代わりに、このカードを手札に加える事ができる。

**[[デッキ]]構築に際して [#c417d0ca]
***[[モンスターカード]]について [#f26f5e68]
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]は[[召喚・反転召喚に成功した]]時に[[表側守備表示]]になる。~
 そのため、[[ガジェット]]や[[リクルーター]]にも[[戦闘破壊]]されず、そこそこの場持ちには期待できる。~
 その間にどのような[[モンスター]]を[[特殊召喚]]するかが重要になる。

 以下ははその一例である。~
-[[ドロー]]
-[[ドロー]]・[[手札]]補充
--[[《聖鳥クレイン》]]
--[[《ヴォルカニック・ロケット》]]
--[[《E・HERO エアーマン》]]
--[[《ジェネクス・ブラスト》]]
--[[ガジェット]]
--[[《E・HERO フォレストマン》]]
-[[モンスター除去]]
--[[《ならず者傭兵部隊》]]
--[[《スナイプストーカー》]]
--[[《放浪の勇者 フリード》]]
--[[《サイバー・ジムナティクス》]]
--[[《インヴェルズの先鋭》]]
-[[魔法・罠除去]]
--[[《賢者ケイローン》]]
--[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]
-[[アタッカー]]
--[[《レアメタル・ドラゴン》]]
--[[《霞の谷のファルコン》]]
-[[シンクロ召喚]]サポート
--[[《霞の谷の戦士》]]
//--[[《レスキューキャット》]]
--[[《フレムベル・マジカル》]]
--[[《ヴァイロン・プリズム》]]
--[[《ロード・シンクロン》]]
-その他
--[[《終末の騎士》]]
--[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]

 [[除去]]が可能な[[《ならず者傭兵部隊》]]や[[《サイバー・ジムナティクス》]]、[[《賢者ケイローン》]]等は特に使いやすい。~
 [[手札コスト]]が必要な[[カード]]もあるが、元々それもコンセプトのうちに入っているため問題はない。~
 [[《スナイプストーカー》]]、[[《賢者ケイローン》]]といった[[手札コスト]]が必要な[[カード]]もあるが、[[デッキ]]構築の段階で[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[手札コスト]]捻出が大前提となっているため、【サモプリターボ】と呼ばれる由縁である[[《聖鳥クレイン》]]、あるいは[[サーチ]]・[[サルベージ]]等を行える[[モンスター]]を採用しておけば、[[手札コスト]]を要する[[カード]]も使いやすくなる。~

 【サモプリターボ】と呼ばれる由縁である[[《聖鳥クレイン》]]を採用しておけば、[[手札コスト]]を要する[[カード]]も使いやすくなる。~
 [[召喚]]した後は[[通常モンスター]]と同じなので、[[《ゴッドバードアタック》]]で処理してしまおう。~
 [[リリース]]確保能力に長けるため[[帝]]との併用も考えられる。~
 ただし[[召喚]]権の都合上[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[特殊召喚]]、あるいは[[フィールド]]での維持が必要となる。~
 [[準制限カード]]という事もあり、この場合における[[《キラー・トマト》]]の重要性は特に高い。~

 その特性から[[リリース]]確保が容易なので、各種[[帝]]を採用しても良い。~
 [[デッキ]]コンセプトにあった[[《氷帝メビウス》]]や、[[《聖鳥クレイン》]]と[[《ゴッドバードアタック》]]を共有できる[[《風帝ライザー》]]がオススメ。~
 [[アタッカー]]の基準値の上昇、容易に[[特殊召喚]]可能な高[[攻撃力]][[モンスター]]の増加により、補助なしでの[[《召喚僧サモンプリースト》]]の維持は困難となっている。~
 一方、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]により[[《召喚僧サモンプリースト》]]を無駄なく活用できるようになり、使いきりとしての運用が重要になっている。~
 [[リクルート]]した後は役割を終える[[モンスター]]も多いため、[[《ゴッドバードアタック》]]やこれらの方法で処理してしまおう。~

 [[《召喚僧サモンプリースト》]]が[[闇属性]]という事で、これらを必要とする[[特殊召喚モンスター]]等も併用しやすい。~
 [[《聖鳥クレイン》]]や[[《ヴァイロン・プリズム》]]を[[リクルート]]するだけで[[カオス]]、[[《霞の谷の戦士》]]を[[リクルート]]すれば[[《ダーク・シムルグ》]][[特殊召喚]]の準備が整う。~
 [[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]もこれらに必要な[[属性]]を状況に応じ捻出できる。~
 ただし[[《召喚僧サモンプリースト》]]への依存性も高くなるという点に注意が必要である。~
 これに限らず[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]を軸とするなら、[[《墓守の偵察者》]]等の展開に長ける[[レベル]]4[[モンスター]]の併用も考えられる。~
 [[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[エクシーズ召喚]]できれば[[《召喚僧サモンプリースト》]]の維持も狙える。~

 [[魔法カード]]・[[レベル]]4[[モンスター]]の比率が多くなりがちなので[[相手]][[ターン]]での防御が[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]に依存しやすい。~
 これをカバーする意味でも[[《エフェクト・ヴェーラー》]]を採用するのも悪くない。~
 他、[[《グローアップ・バルブ》]]や[[《アンノウン・シンクロン》]]といった[[レベル]]1[[チューナー]]は[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]が狙えるため一考に値する。~

***[[魔法・罠カード]]について [#c8b830fd]
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[手札コスト]]として、[[《マジックブラスト》]]や[[《スピリット・バーナー》]]を採用する。~
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[手札コスト]]として、[[《マジックブラスト》]]や[[《スピリット・バーナー》]]が採用できる。~
 [[《スピリット・バーナー》]]のサポートとして、[[《アームド・チェンジャー》]]や[[《拘束解放波》]]、[[《アームズ・ホール》]]を併用しても良い。~
 しかし[[《召喚僧サモンプリースト》]]が[[準制限カード]]となった事や、単体での維持が困難になった事で、[[手札コスト]]を常時確保する必要性は低くなっている。~

 この他には、[[《地砕き》]]や[[《抹殺の使徒》]]、[[《ライトニング・ボルテックス》]]等の[[汎用性]]の高い[[モンスター除去]]を採用しよう。~
 [[サーチ]]が主体となるため、[[《貪欲な壺》]]を採用しておけば、嫌な動きが可能になる。~
 [[汎用性]]の高い[[魔法カード]]を多く採用する事は、どのような構築でも重要である。~
 [[サーチ]]・[[リクルート]]が主体となるため、[[《貪欲な壺》]]は多くの構築で役に立つ。~
 [[《強欲で謙虚な壺》]]は同一[[ターン]]での展開こそ阻害されるが、[[コンボ]]パーツを揃える事ができ、[[腐る]]場面でも[[手札コスト]]に転化できるため無駄がない。~
 [[《サイクロン》]]や[[《地砕き》]]等も強力であるが、不要である場面もそう少なくない。~
 また[[《闇の誘惑》]]や[[《おろかな埋葬》]]といった[[カード]]はある程度使う場面が限られる構築であっても採用しやすい。~
 [[鳥獣族]]を多用するなら[[《スワローズ・ネスト》]]も面白い。~
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]の維持にも使える[[《エネミーコントローラー》]]・[[《禁じられた聖槍》]]といった[[カード]]を採用しても良い。~
 変わったところでは同[[レベル]][[モンスター]]が多く、[[特殊召喚]]も利点になる[[《モンスター・スロット》]]も面白い。~

 [[罠カード]]は[[《聖鳥クレイン》]]等との相性から[[《リビングデッドの呼び声》]]が強力である。~
 ただし[[罠カード]]という特性はこの[[デッキ]]において[[デメリット]]として働きがちなので[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]との[[コンボ]]等で活用したい。~

**[[デッキ]]の派生 [#rca5bb24]

***【サモプリダイヤモンド】 [#s4e9fcde]
 [[【ダイヤモンドガイ】]]+【サモンプリースト】~
 [[手札]]に来てしまった[[《死の合唱》]]らを破棄しつつ、[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]を展開する。

***【サモンバード】 [#x89056d8]
 [[《聖鳥クレイン》]]を中心に[[鳥獣族]]で組み、[[《ゴッドバードアタック》]]を採用したタイプ。~
 単体で強力な[[鳥獣族]]には[[《風帝ライザー》]]や[[《D.D.クロウ》]]がいる。~
 一度限りの[[効果]]であるが、[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]も相性がよく、これの[[蘇生]]が容易に狙える事から[[《霞の谷のファルコン》]]と[[【セルフ・バウンス】]]の要素を絡める事もできる。~
 他、単体で強力な[[鳥獣族]]には[[《風帝ライザー》]]や[[《D.D.クロウ》]]がいるため[[コスト]]には事欠かない。~
 [[属性]]の比率次第では[[《ダーク・シムルグ》]]も採用できる。~

 [[ハーピィ]]を多めに採用し、[[除去]]能力を高めても良い。~
 この場合は[[《万華鏡−華麗なる分身−》]]や[[《ハーピィの狩場》]]が[[手札コスト]]として使えるようになる。~

-かつては[[《カオス・ソーサラー》]]を採用し[[【カオス】]]にしたものが存在した。~

***【サモプリ戦士】 [#t3c1ba4e]
 [[《マジックブラスト》]]の代わりに[[《神剣−フェニックスブレード》]]を採用したタイプ。~
 [[《E・HERO エアーマン》]]や[[《E・HERO フォレストマン》]]辺りを[[特殊召喚]]すれば[[アドバンテージ]]を稼げる。~
 [[《黒蠍−棘のミーネ》]]を始めとする[[黒蠍]]、[[【次元斬】]]の三人組など、選択肢は多岐にわたる。~
 また、[[《召喚僧サモンプリースト》]]は[[魔法使い族]]であるため、[[《連合軍》]]による[[全体強化]]に貢献できる。~

***[[【ヴォルカニック・バーン】]] [#o8cb05ee]
 詳細は該当ページ参照のこと。

**この[[デッキ]]の歴史 [#w7f7f11a]
 非公認大会「九州[[チャンピオンシップ]]」で上位入賞してから、[[デッキ]]の認知度は上がった。~
 それを基にして【サモプリ帝】等の派生[[デッキ]]も作られた。~

 [[《召喚僧サモンプリースト》]]の入手難度が難点であったが、[[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−]]で再録されたことで、それも克服された。~

**代表的なカード [#ccc3ca4e]
-[[《召喚僧サモンプリースト》]]
//-[[《マジックブラスト》]]
-[[《スピリット・バーナー》]]


**関連リンク [#aa022707]
-[[【D・D・M】]]

-[[デッキ集]]