サンダー・ドラゴンを中心とした【雷族】デッキ。
その多くが手札で発動する効果、またはそれに関連した効果を持つのが特徴。
―サンダー・ドラゴンモンスター
通常召喚モンスターは手札から捨てて発動する(1)の効果を持ち、《サンダー・ドラゴン》以外は除外・またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動する(2)の効果も持つ。
ただし1ターンにどちらか片方しか発動できないので、両方の発動機会がある場合はどちらを優先するかはよく考えたい。
―相性の良い雷族
―その他で相性の良いモンスター
エクストラデッキにそこまで依存はしないので、環境によっては《浮幽さくら》等に枠を割いても良いだろう。
―それ以外のモンスター
―相性の良い魔法・罠カード
メインデッキのサンダー・ドラゴンの効果で着実にアドバンテージを取っていき、サンダー・ドラゴン融合モンスターで場を制圧するのが基本筋となる。
特に《雷神龍−サンダー・ドラゴン》の除去は回数制限が無いため相手ターンで発動可能な場合は驚異の制圧力となる。
なるべくなら《雷源龍−サンダー・ドラゴン》・《雷電龍−サンダー・ドラゴン》のどちらかは握っておき、相手ターンにプレッシャーをかけたい。
なお、このデッキは相手のサーチ行為は《超雷龍−サンダー・ドラゴン》で封じる一方で自分はサンダー・ドラゴンのサーチを有効利用するデッキである。
従ってミラーマッチになった場合、先に《超雷龍−サンダー・ドラゴン》や《ライオウ》を立てた方が有利になるため先攻の奪い合いになりやすい。
除外を利用するデッキのためそれを封じられると動きが鈍る。
《王宮の鉄壁》はサイドデッキにも投入されやすいので要注意であり、《王家の眠る谷−ネクロバレー》を擁する【墓守】との相性は非常に悪い。
手札で発動する効果を封じる《メンタルドレイン》、墓地及び除外ゾーンでの効果の発動を封じる《ソウルドレイン》も苦手なカード。
《超雷龍−サンダー・ドラゴン》に対し永続的なコントロール奪取を受けた場合、こちらのサーチが封じられるため【グレイドル】等も苦手とする。
その他、【マジェスペクター】の様にデッキ全体でモンスターが破壊耐性を持つ場合は《雷神龍−サンダー・ドラゴン》の除去が通じず制圧が難しくなる。