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*【シモッチバーン】 [#v916dc70]
*【シモッチバーン】 [#top]
#contents
**説明 [#h3eedc31]
[[《シモッチによる副作用》]]と[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]の[[効果]]で[[相手]]の[[回復]][[効果]]を[[ダメージ]]に転換する[[バーン]][[デッキ]]。~
**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]の[[効果]]で、[[相手]]の[[回復]][[効果]]を[[ダメージ]]に変換する[[バーン]][[デッキ]]。~
[[《デス・メテオ》]]３枚分の[[ダメージ]]を１枚で与えられる[[《ギフトカード》]]、[[ドロー]]付きの[[《デス・メテオ》]]になる[[《成金ゴブリン》]]をはじめとして、[[カード]]１枚あたりの[[ダメージ]]単価が高いことが特徴。~
[[デッキ]]が上手く回れば[[【フルバーン】]]以上のスピードで[[ライフ]]を削ることができる。~
[[バーン]]による勝利が難しい場合は[[【堕天使】]]による[[ビートダウン]]へ切り替えられる柔軟性も高く評価される。~
《シモッチによる副作用/Bad Reaction to Simochi》
永続罠
相手のライフポイントが回復する効果は、
ライフポイントにダメージを与える効果になる。
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手ライフを回復する効果は、
相手ライフにダメージを与える効果になる。
《堕天使ナース−レフィキュル/Nurse Reficule the Fallen One》
《堕天使ナース−レフィキュル/Darklord Nurse Reficule》
効果モンスター
星４/闇属性/天使族/攻1400/守 600
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手のライフポイントが回復する効果は、
相手のライフポイントにダメージを与える効果になる。
**[[デッキ]]構築に際して [#p2664399]
基本は[[《シモッチによる副作用》]]と[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]を展開した上での[[メリット]]付き[[バーン]]。~
基本的には[[相手]]を[[回復]]させる効果のカードを駆使するのだが、[[ダメージ]]より[[回復]]の方がポイントに能率が高めで、その分転換された[[火力]]も高まる。~
下手をすれば[[相手]]は何も出来ないまま[[【フルバーン】]]以上のスピードで[[ライフ>ライフポイント]]が消し飛んでいく。~
なお、その特性上[[《魂吸収》]]を擁する[[除外]]・[[回復]][[デッキ]]には結構強い。
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]の２枚を軸として、これらを補助するための[[カード]]を採用する。~
具体的には、これらを[[サーチ]]する[[カード]]、[[フィールド]]に維持する[[カード]]、[[発動]][[トリガー]]となる[[回復]][[カード]]の３種である。~
[[《ギフトカード》]]の登場で、[[《真実の眼》]]を採用せず高速[[バーン]]に転向させた【シモッチバーン】を組む事も可能になった。~
従来の[[《真実の眼》]]を主軸とした[[ハンデス]][[バーン]]か、[[《ライフチェンジャー》]]や[[《ギフトカード》]]を主軸とした高速[[バーン]]か、二つの[[デッキ]]タイプのどちらを選ぶかは好み次第だろう。~
勿論、両方を混ぜ合わせてしまうのも手。
***[[モンスターカード]]について [#monster]
-[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]~
この[[デッキ]]の[[キーカード]]の１枚。~
低[[攻撃力]]の[[モンスター]]且つ[[堕天使]]に属するので[[サーチ]]・[[リクルート]]しやすく、即効性に優れる。~
一方で[[チェーン]]による[[除去]]・[[無効]]化のリスクは[[《シモッチによる副作用》]]よりも高く、容易に[[戦闘破壊]]される[[ステータス]]であるため[[アドバンテージ]]を失いやすい。~
どちらも、[[《シモッチによる副作用》]]とそれを生かすためのカードが中心となる。~
以下に記す[[カード]]は全て[[《シモッチによる副作用》]]の影響下において1000[[ダメージ]]の[[バーン]][[効果]]を発揮する。~
―[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]・[[《シモッチによる副作用》]]を補助する[[モンスター]]~
-[[《キラー・トマト》]]・[[《召喚僧サモンプリースト》]]・[[《終末の騎士》]]~
[[デッキ]]から[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]を呼びこむ手段となる。~
前者２種は[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]を直接[[リクルート]]でき、[[《終末の騎士》]]は[[蘇生]]・[[サルベージ]][[カード]]との併用で[[墓地]]経由での[[サーチ]]・[[リクルート]]が可能となる。~
+[[《真実の眼》]]([[永続罠]])：[[ピーピング]]・魔法の使用・[[セット]]の半強制／不確定だが[[ターン]]毎[[ダメージ]]
+[[《強奪》]]([[装備魔法]]、現在は[[禁止カード]])：[[コントロール奪取]]／[[ターン]]毎[[ダメージ]]
+[[《ソウルテイカー》]]([[通常魔法]])：[[表側表示]][[モンスター]]の万能[[除去]]／使用時のみ[[ダメージ]]
+[[《成金ゴブリン》]]([[通常魔法]])：[[ドロー]]加速／使用時のみ[[ダメージ]]
+[[《燃える藻》]]([[効果モンスター]])：[[手札コスト]]・[[壁]]／使用時のみ[[ダメージ]]
+[[《恵みの雨》]]([[通常魔法]])：[[ライフ回復]]／使用時のみ[[ダメージ]]
-[[《不幸を告げる黒猫》]]・[[《闇の仮面》]]~
前者は[[罠カード]]の[[サーチ]]、後者は[[サルベージ]]ができる。~
[[《シモッチによる副作用》]]を筆頭に[[罠カード]]は多く採用されるため、これらも投入しておきたい。~
その他、[[自分]]も[[ダメージ]]を受ける可能性もあるが[[相手]]には確実に2000[[ダメージ]]を与える[[《運命の分かれ道》]]も面白い。~
[[《ギフトカード》]]は[[メリット]][[効果]]を持ち合わせないものの、その威力は[[《デス・メテオ》]]３発分と非常に強力。~
[[《真実の眼》]]を採用する場合は、その特性を生かすために[[【指名ハンデス】]]の２種と[[《強烈なはたき落とし》]]の採用も考えられる。~
これらを全て積むのは流石に危険なので、全体で合計３〜６枚程度にしておくのが良いだろう。~
一緒に[[《ダスト・シュート》]]を採用するのも悪くない。~
[[《強烈なはたき落とし》]]を採用する場合は、[[《豊穣のアルテミス》]]も一緒に採用すると[[ドロー]]加速と妨害を兼ねることができて一石二鳥である。
-[[《失楽の魔女》]]~
[[召喚に成功した]]時、[[禁じられた]][[速攻魔法]]１枚を[[サーチ]]する[[効果]]と[[相手]][[メインフェイズ]]にこの[[カード]]を[[リリース]]して[[レベル]]４・[[天使族]]を[[リクルート]]できる[[効果]]を持つ。~
[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]を[[リクルート]]でき、[[サーチ]]した[[《禁じられた聖槍》]]で[[《スキルドレイン》]]や[[《無限泡影》]]から[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]を守れる。~
また、[[発動]]タイミングが[[相手]][[メインフェイズ]]であるため、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]を気にしなくともよい。~
また、[[《シモッチによる副作用》]]は、[[ダメージ]]を[[回復]]には変換しないので、[[《波動キャノン》]]や[[《自業自得》]]、[[《仕込みマシンガン》]]などの通常の[[バーン]][[カード]]も投入できる。~
なかなかに応用の利く[[デッキ]]である。
-[[《天獄の王》]]~
[[セット]]された[[《シモッチによる副作用》]]を[[破壊]]から守れ、自身を[[特殊召喚]]することで[[魔法・罠カード]]を[[セット]]できる。~
この[[デッキ]]に乏しい打点力を補える点でも補完が効く。~
[[モンスター]]は基本的に特に選ばないのだが、[[《シモッチによる副作用》]]が無ければ何も出来ないため[[《不幸を告げる黒猫》]]は半ば必須。~
[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]もその[[効果]]から採用に値するだろう。~
[[《シモッチによる副作用》]]とは違い、その[[ステータス]]のため[[《クリッター》]]や[[《キラー・トマト》]]などで簡単に[[サーチ]]できる点も優秀。~
レベル４なので[[《召喚僧サモンプリースト》]]により[[デッキ]]から特殊召喚することもできる。~
また、[[《終末の騎士》]]で直接[[デッキ]]から[[墓地]]に落とし、[[《ダーク・バースト》]]で[[手札]]に[[加える]]という方法もある。~
[[《封印の黄金櫃》]]・[[《タイムカプセル》]]もタイムラグこそあるものの非常に有能と言える。~
[[《タイムカプセル》]]を使う場合、[[破壊]]されないよう注意しよう。~
[[キーカード]]と[[《マインドクラッシュ》]]や[[《ギフトカード》]]を回収出来る[[《闇の仮面》]]も役に立つ。~
当然、これらを[[手札]]に[[加える]]事が可能な[[《クリッター》]]等、[[攻撃力]]1000以下の[[闇属性]][[モンスター]]が目立つ。~
// そのため[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]と相性が良い。~
[[バーン]]の性質上[[自分]]も[[手札]]消耗が激しいため、[[《デス・ラクーダ》]]などの[[ドロー]]加速手段を採用してもいいだろう。~
ただし、それを守るための[[ロック]]カードを搭載すると更に[[魔法＆罠カードゾーン]]が圧迫されるので、枚数の調整は慎重に行いたい。
―その他相性の良い[[モンスター]]~
-[[《デス・ラクーダ》]]・[[《カードカー・Ｄ》]]・[[《ワーム・リンクス》]]~
[[キーカード]]を呼びこむための[[ドローソース]]。~
構築に合った[[カード]]を選択したい。~
-[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]の[[制限改訂]]で[[《成金ゴブリン》]]が[[無制限カード]]に緩和されたが、[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]の[[制限改訂]]では再び[[《強奪》]]が[[禁止カード]]になってしまった。~
また、[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]や[[《ダーク・キュア》]]が[[ゲーム付属カード]]であるため複数枚入手が難しいのも少々難である。~
-[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]~
この[[デッキ]]が苦手とする[[《マテリアルドラゴン》]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[除去]]しつつ、[[バーン]]を更に与えられる。~
但し、[[通常召喚]]を封じられる[[デメリット]]が発生するので、[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]との兼ね合いには注意。~
**この[[デッキ]]の弱点 [#x14cde3c]
[[コンボ]][[デッキ]]の色が強いので、事故率はお察しの通り。~
[[《シモッチによる副作用》]]が無いと何も出来ないまま負けてしまう。~
[[《シモッチによる副作用》]]に頼る[[カード]]を減らせばそんな事もないのだが、それでは【シモッチバーン】の意味がない。~
よって、いかに高速で[[《シモッチによる副作用》]]を[[発動]]するかが問題となる。~
幸い[[罠カード]]は[[魔法カード]]よりは[[サーチ]]しやすいため、上記の[[《不幸を告げる黒猫》]]や[[《封印の黄金櫃》]]・[[《タイムカプセル》]]に頼る事になる。~
[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]も[[ステータス]]のため[[サーチ]]しやすいが、この低[[ステータス]]は[[フィールド]]上では不利に働く。~
[[《シモッチによる副作用》]]か、[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]か。この２つのバランスを見極める事が重要となる。~
-[[堕天使]][[モンスター]]~
[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]も所属する[[カテゴリ]]で、[[サポートカード]]を共有できる。~
--[[《堕天使イシュタム》]]~
[[手札]]で余った[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]等と共に自身を[[手札コスト]]にして２枚[[ドロー]]できる。~
また、[[コンボ]]を完成させたとしても、下記のような[[カード]]で対処されてしまっては元も子もなくなってしまう。~
変換した[[ダメージ]]を[[回復]][[効果]]に戻してしまう[[《マテリアルドラゴン》]]や、[[ダメージ]]を０にする[[《デス・ウォンバット》]]。~
[[《シモッチによる副作用》]]を[[除去]]する[[《氷帝メビウス》]]や[[《サイクロン》]]・[[《大嵐》]]・[[《ツイスター》]]。~
[[《シモッチによる副作用》]]を[[無効]]化する[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]・[[《王宮のお触れ》]]。~
--[[《堕天使テスカトリポカ》]]~
[[手札]]から[[捨てる]]ことで[[破壊]]されそうな[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]の[[身代わり]]になる。~
上記のうち、[[《デス・ウォンバット》]]と[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]は[[《ソウルテイカー》]]で対処可能。~
[[《サイクロン》]]や[[《ツイスター》]]等の[[除去]]に対しては[[《偽物のわな》]]や[[《宮廷のしきたり》]]を入れてみるのもいい。~
それ以外は[[《真実の眼》]]があるのなら、[[ドロー]]した瞬間に[[《マインドクラッシュ》]][[《強烈なはたき落とし》]]で叩き落とす事が出来れば理想的だ。~
ただし、[[《サイクロン》]]や[[《ツイスター》]]は[[チェーン]][[発動]]できるので、[[《マインドクラッシュ》]]では対応できない。~
また、[[相手]][[ドローフェイズ]]に[[相手]]が[[《サイクロン》]]を[[ドロー]]した場合、[[相手]]が[[優先権]]を放棄した後でなければ[[《強烈なはたき落とし》]]で叩き落とす事ができない。
-[[ランク]]４[[エクシーズモンスター]]~
[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]と[[《キラー・トマト》]]・[[《召喚僧サモンプリースト》]]・[[《終末の騎士》]]はいずれも[[レベル]]４・[[闇属性]]のため、[[ランク]]４[[エクシーズ召喚]]が可能。~
[[相手]][[ライフ]]を追い込んだ場合に[[バーン]][[ダメージ]]でダメ押しできる[[《ガガガガンマン》]]はほぼ必須だろう。~
[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]を守れる[[《Ｎｏ.６６ 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》]]も投入しておきたい。~
[[《神の宣告》]]や[[《魔宮の賄賂》]]などの[[カウンター罠]]に頼るのも悪くないが、[[カウンター]]の[[対象]]が多く、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]や[[《マテリアルドラゴン》]]に対処できない。~
メインから投入可能な[[《ソウルテイカー》]]のような[[モンスター]][[破壊]][[効果]]は、[[《マテリアルドラゴン》]]に[[無効]]化されてしまう。~
[[《邪帝ガイウス》]]や[[《風帝ライザー》]]のような、[[モンスター]]・[[魔法・罠>魔法・罠カード]]を問わず[[除去]]が可能で、[[戦闘破壊]]も期待できる[[モンスター]]も対抗策として準備しておきたい。~
***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
-[[《シモッチによる副作用》]]~
この[[デッキ]]の[[キーカード]]の１枚。~
[[《サイクロン》]]を筆頭に[[除去]]・[[無効]]化を喰らう可能性は多々あるが、[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]のように[[戦闘破壊]]で維持が解ける可能性はない。~
一方で、[[永続罠]]であるため扱いやすい[[サーチ]]手段に乏しく、即効性の面でも遅れるという点がネックになる。~
[[《セレモニーベル》]]や[[《マインド・オン・エア》]]を投入するかは、個人の好みによる。~
これらで[[《真実の眼》]]への依存度をある程度落とすこともできる。~
// とはいえ、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]等の方が有力ではあるが。~
―[[相手]][[ライフ]]を[[回復]]する[[カード]]~
-[[《ギフトカード》]]・[[《三位一択》]]~
共に3000ポイントの[[回復]]量を持つ[[罠カード]]。~
前者は[[メリット]][[効果]]こそないが、[[相手]]の[[デッキ]]に依存せず確実に[[相手]][[ライフ]]を[[回復]]できる。~
後者は[[相手]]が[[融合>融合モンスター]]・[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズ>エクシーズモンスター]]のいずれかを使わないと[[相手]]を[[回復]]させられないので、基本的には[[相手]]の[[デッキ]]タイプを見て[[マッチ]]２戦目から投入すべきだろう。~
[[回復]]量の多さが最大の利点であるため、[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]の[[トリガー]]の中では、優先的に採用したい。~
また、[[《マジック・プランター》]]も採用圏内だろう。~
[[永続罠]]を多く採用する[[デッキ]]なので、使用する機会は充分にある。~
-[[《サイコ・イレイザー》]]~
[[相手]][[モンスター]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]]、[[攻撃力]]か[[守備力]]の高い方の数値分、[[相手]]の[[ライフ回復]]を行う[[通常魔法]]。~
[[除去]]できるのは[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]限定にはなるが、[[《ソウルテイカー》]]と異なり[[墓地へ送る]]ため[[耐性]]に防がれにくく、[[相手]]への[[回復]]値も多くなりやすい。~
[[《シモッチによる副作用》]]などがなくとも[[除去]]を狙いやすく、[[制圧]]への切り返しとしては有用。~
メインから[[《自爆スイッチ》]]や[[《ライフチェンジャー》]]を無理なく採用可能。~
負けそうになったら[[《自爆スイッチ》]]で即座にサドンデスに持ち込むことも視野に入れられる。~
また、[[《ライフチェンジャー》]]からのシモッチギフトで、あっという間に[[相手]]を倒すことも可能。~
中々に嫌らしい動きが出来る。~
[[《ライフチェンジャー》]]を採用する場合は、[[《光の護封壁》]]を採用するのもいい。~
[[ライフ]]を7000払って[[《シモッチによる副作用》]]を張らずに[[《ソウルテイカー》]]でも打ち込めば、簡単に[[発動条件]]の射程に入る。~
しかし[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[《光の護封壁》]]は[[制限カード]]となり、狙って成功させるのは難しくなってしまった。~
-[[《ソウルテイカー》]]・[[《成金ゴブリン》]]~
[[相手]][[ライフ]]を1000ポイント[[回復]]させる[[通常魔法]]。~
[[メリット]][[効果]]は順に[[モンスター除去]]・[[ドロー]]であり、[[《成金ゴブリン》]]の優先度が高い。~
[[メインフェイズ]][[発動]]になるため、[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]と[[コンボ]]させる際は[[《エフェクト・ヴェーラー》]]に注意。~
-[[《ビッグバンガール》]]を採用し[[【キュアバーン】]]要素を盛り込むのもいいだろう。~
[[《恵みの雨》]][[《運命の分かれ道》]]で[[ダメージ]]追加を見込める。~
また、[[《強制転移》]][[《死のマジック・ボックス》]]等で[[《白魔導士ピケル》]][[《プリンセス人魚》]]等の[[ライフゲイン]]の[[効果]]を持つ[[モンスター]]を送り込んで[[相手]]の[[スタンバイフェイズ]]毎に[[ダメージ]]を与える[[コンボ]]を行えるようになる。
-[[《ピュアリィ・プリティメモリー》]]~
[[お互い]]の[[ライフ]]を1000ポイント[[回復]]させる[[速攻魔法]]。~
特に[[１ターンに１度]]の制約を持たない点で優れ、[[【ピュアリィ】]]以上にこの[[デッキ]]では重要である。~
**代表的なカード [#u1442663]
-[[《シモッチによる副作用》]]
-[[《真実の眼》]]
-[[《ソウルテイカー》]]
-[[《ギフトカード》]]
//-[[《強奪》]]（[[禁止カード]]）~
-[[《成金ゴブリン》]]
-[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]
-[[《ダーク・キュア》]]
-[[《運命の分かれ道》]]~
[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]][[適用]]下では、2000ポイントの[[ダメージ]]が確定する。~
上記の[[カード]]が引けなかった場合、もしくは[[チェーン]]で[[除去]]・[[無効]]化された場合でも1/2の[[確率]]で[[相手]]に[[ダメージ]]が入るため、他の[[回復]][[カード]]に比べリスクは低い。~
しかし、[[コイントス]]次第では[[自分]]も[[ダメージ]]を負うことには注意。~
**サンプルレシピ [#idfc0b1f]
-備考
--【シモッチバーン】~
-[[《イチロクの魔物台帳》]]~
２体まで[[対象]]とした[[相手]][[モンスター]]を[[一定期間だけ除外]]し、[[相手]][[ライフ]]をその数×1000ポイント[[回復]]させる[[通常罠]]。~
[[《ソウルテイカー》]]や[[《サイコ・イレイザー》]]でも似たようなことが可能だが、こちらは[[通常罠]]なので速効性で劣る代わりに[[シンクロ召喚]]等の妨害に使える点・[[《悪魔嬢リリス》]]等の[[通常罠]]サポートを[[《ギフトカード》]]等と共有できる点で勝る。~
[[除外]]した[[モンスター]]は[[エンドフェイズ]]に[[戻って来る>戻す]]ので、後始末ができる[[カード]]を用意できれば理想的。~
-[[《真実の眼》]]・[[《ダーク・キュア》]]~
不確定ではあるが、[[永続罠]]故に継続的な[[ダメージ]]を期待でき、[[相手]]の行動抑制も望める。~
ただし、どちらも[[相手]]の行動に依存するため、過度な期待は禁物。~
長期間[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]と共に維持する必要があるため、[[永続罠]]サポートなどを活かしてより盤石な[[除去]]対策も求められる。~
―その他の[[魔法・罠カード]]~
-[[《堕天使の追放》]]~
[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]を即座に[[サーチ]]できる。~
-[[《封印の黄金櫃》]]・[[《タイムカプセル》]]~
上記に比べタイムラグはあるが、[[《シモッチによる副作用》]]等も[[サーチ]]できる。~
-[[バーン]][[カード]]~
[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]は[[ダメージ]]を[[回復]]には変換しないので、通常の[[バーン]][[カード]]も投入できる。~
[[《波動キャノン》]]・[[《自業自得》]]・[[《仕込みマシンガン》]]など、構築に合わせて採用すると良い。~
-[[《自爆スイッチ》]]~
[[デッキ]]の性質上、ギミックを組み込みやすい。~
[[マッチ]]戦を行う場合には少なくとも[[サイドデッキ]]に用意しておきたい。~
-[[《安全地帯》]]・[[《宮廷のしきたり》]]・[[《偽物のわな》]]~
[[《安全地帯》]]は[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]を、後者２つは[[《シモッチによる副作用》]]を[[除去]]から守ることができる。~
各々対策できる範囲が異なるので、その他の[[回復]]・[[バーン]][[カード]]と兼ねられるものを優先的に採用するのがいいだろう。~
-[[《強欲で謙虚な壺》]]・[[《強欲で金満な壺》]]・[[《マジック・プランター》]]・[[《闇の誘惑》]]~
この[[デッキ]]では[[特殊召喚]]はほとんど行わないため、[[《強欲で謙虚な壺》]]は優秀な[[ドローソース]]となる。~
[[エクストラデッキ]]もほとんど利用しないため、[[《強欲で金満な壺》]]の[[コスト]]の捻出も容易。~
[[永続罠]]や[[闇属性]]が多く採用されるため、[[《マジック・プランター》]]・[[《闇の誘惑》]]も採用しやすい。~
-[[《積み上げる幸福》]]~
[[《ギフトカード》]]・[[《三位一択》]]・[[《運命の分かれ道》]]などが[[フリーチェーン]]なので、採用が検討できる。~
その他にも[[フリーチェーン]]の防御[[カード]]や[[《強欲な瓶》]]・[[《八汰烏の骸》]]などを一緒に採用し[[【チェーンバーン】]]寄りの構築にしてもいい。~
[[《シモッチによる副作用》]]も発動自体は[[フリーチェーン]]なので活用したい。~
**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
***[[【指名ハンデス】]]複合型 [#Designator]
[[《真実の眼》]]の[[ピーピング]][[効果]]に着目した構築。~
[[《異次元の指名者》]]・[[《マインドクラッシュ》]]で厄介な[[カード]]に対処することで、[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]の[[効果]]を通しやすくする。~
[[《強烈なはたき落とし》]]と[[《魔力の棘》]]・[[《死霊の誘い》]]を投入し、[[【ハンデスバーン】]]寄りにすることも考えられる。~
ただし、他のギミックを追加することは元より安定性の低いこの[[デッキ]]の[[事故]]率を更に上げることに繋がりかねないため、入念な検討が必要である。~
***[[ビートダウン]]型 [#BeatDown]
「【シモッチバーン】ギミックそのものを[[ブラフ]]にする」という大胆な発想の[[デッキ]]。~
【シモッチバーン】であることを明かすと[[相手]]はこの[[コンボ]]を破綻させる事を優先する様になるので、その隙を突いて[[堕天使]]による[[ビートダウン]]で勝利を目指す。~
その為[[コンボ]]パーツを守る[[カード]]はほとんど採用する必要が無くなり、開いたスペースに[[ビートダウン]]用の[[カード]]を入れていく事ができる。~
単に[[【殴りウィジャ】>【ウィジャ盤】#BeatDown]]の哲学を【シモッチバーン】に取り入れただけなので、非常に構築はシンプルである。~
**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
[[コンボ]][[デッキ]]の性質上、[[事故]]率の高さが最大の難点。~
[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]と[[相手]][[ライフ]]を[[回復]]させる[[カード]]のどちらか一方でも欠けていれば、為す術無く負けてしまう。~
[[《シモッチによる副作用》]]は[[罠カード]]であるため、[[サーチ]]・[[サルベージ]]手段の少なさが問題。~
[[フィールド]]に出すだけなら[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]の方が容易だが、低[[ステータス]]故に[[戦闘破壊]]の危険がつきまとう。~
[[ライフ回復]][[カード]]の[[効果処理時]]に[[フィールド]]に存在しなければ[[《シモッチによる副作用》]]・[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]の[[効果]]は[[適用]]されない。~
そのため、[[ライフ回復]][[カード]]に[[チェーン]]できる[[速攻魔法]]・[[罠カード]]による[[除去]]に注意する必要がある。~
[[《Ｎｏ.６６ 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》]]などで[[破壊]]から守れるようにしたい。~
また、[[《シモッチによる副作用》]]なら[[《王宮のお触れ》]]・[[《トラップ・スタン》]]など、[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]なら[[《禁じられた聖杯》]]・[[《スキルドレイン》]]なども、同様の理由から気をつけなければならない。~
これら[[無効化>無効]][[効果]]には、[[カウンター罠]]で対処したい。~
[[バーン]][[デッキ]]の宿命だが、[[効果ダメージ]][[メタカード]]への対策は用意する必要がある。~
特に[[《マテリアルドラゴン》]]は[[《ソウルテイカー》]]を[[無効]]化してしまうため、この[[デッキ]]では[[戦闘破壊]]も[[効果破壊]]も狙いづらい。~
ある程度展開力のある[[モンスター]]も投入しておき、[[エクストラデッキ]]から[[エクシーズモンスター]]や[[リンクモンスター]]で対処するのが良いだろう。~
なお、「Yu-Gi-Oh! World Championship」の[[リミットレギュレーション]]では、[[《三位一択》]]と[[《自爆スイッチ》]]が追加[[禁止カード]]に指定されている。~
**サンプルレシピ [#sample]
-【シモッチバーン】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=480~
2007年度西日本代表最終選考会ベスト32
--（[[遊戯王フロンティア:http://kiros.seesaa.net/]]）より
**その他 [#fcd605ca]
-Ｖジャンプ2009年7月号の付録小冊子「遊☆戯☆王OCG アニメキャラデッキコレクション」に載っている「龍可デッキ」は、この【シモッチバーン】である。~
アニメの龍可は[[《シモッチによる副作用》]]を使用した事が無いのだが。~
//はもちろん、[[バーン]]カード自体
//《妖精の風》
その後稼動した[[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ！！−]]でも【シモッチバーン】を使用しており、完全に龍可はこの[[デッキ]]という事になったようだ。~
**代表的なカード [#keycard]
-[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]
-サキよみ ジャンBANG!の企画でザリパイこと平井善之(アメリカザリガニ)が使用している。~
2009年度世界チャンピオンに挑んだエキシビジョンマッチでは4ターンで負けた。~
映画の出演権を賭けたジャック役の星野貴紀との対戦でも結果を残していない。~
~
チャンピオンは守ってばかりだと言っていたがそもそもそういうデッキである。~
あるいはチャンピオンの国（フィリピン）では【シモッチバーン】はなかなか見られないデッキなのかもしれない。
-[[《シモッチによる副作用》]]
**関連リンク [#c58fe9a5]
-[[【キュアバーン】]]
-[[【指名ハンデス】]]
**その他 [#other]
-Ｖジャンプ誌上で行われた「第１回最強カリスマ決闘者決定戦」では、デュエ・ルカが【シモッチバーン】を使用した。~
また、Ｖジャンプ2009年7月号の付録小冊子「遊☆戯☆王OCG アニメキャラデッキコレクション」や[[DUEL TERMINAL]]、「TAG FORCE」シリーズでも龍可の[[デッキ]]は【シモッチバーン】である。~
アニメ5D'sの龍可は[[バーン]]や[[ライフゲイン]]に関する[[カード]]を使用こそすれ、肝心の[[《シモッチによる副作用》]]は使用していないが、【シモッチバーン】の使い手と認識されているようである。~
なお、アニメにおいてこの[[デッキ]]を使用したのは、アニメGXの鮎川恵美である。~
-サキよみ ジャンBANG!の企画では、カイザー海馬の勧めでザリパイこと平井善之（アメリカザリガニ）が当初使用していた。~
しかし、2009年度世界チャンピオンに挑んだエキシビションマッチでは４[[ターン]]で負け、映画の出演権を賭けたジャック役の星野貴紀との対戦でも結果を残していない。~
その後カイザー海馬は新たに[[【次元帝】]]をザリパイに提供したため、こちらは使われなくなった。~
-マスターデュエルのイベント『エクストリームデュエル/30セカンズ』は制限時間が30秒しかないため、[[《ギフトカード》]]による高[[火力]]を得られる当[[デッキ]]が活躍する場面も多かった。~
-[[【キュアバーン】]]と同様、[[回復]]を軸にした[[バーン]][[デッキ]]であるが、[[【キュアバーン】]]とは内容が全く異なるため、こちらを[[【キュアバーン】]]と呼ぶのは望ましくない。~
**関連リンク [#link]
-[[バーン]]
-[[ハンデス]]
-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/コントロール]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]