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元ネタはモンスターコレクション「シルク&ミルク」から。
通称「シルミル」=「シルク&ミルク」と言われている。
魔法カードと罠カードを全く入れず、モンスターのみを主軸としたデッキ。
モンスターが全く入ってない【ドローゴー】とは正反対である。
※デッキ全てがバニラモンスター40枚だとしてもシルク&ミルクデッキだと言える。
特徴として魔法・罠カードが一切入っていないため、相手の《サイクロン》・《大嵐》などの魔法・罠除去カードを腐らせる事ができ、隙を付くことで大量に特殊召喚モンスターを展開して、一気に相手のライフを減らすのがこのデッキの勝利パターン。
また、その性質からビートダウン・バウンス・ハイビート等の多種多様なデッキタイプに応用化させる事も可能である。
まず、このデッキにどんなモンスターカードを積むのかが問題になる。
少なからず必須カードとも言える《黄泉ガエル》は生贄?確保として入れとくべきだろう。
リリース素材、としてはかなり優秀である。だが、その分対策されやすいので注意が必要。
あとは、自分フィールドには魔法カードと罠カードがないので、相手に奇襲をかけさせないためにも《冥府の使者ゴーズ》や《トラゴエディア》などのカードも必須カードになりうる。
《黄泉ガエル/Treeborn Frog》 効果モンスター(制限カード) 星1/水属性/水族/攻 100/守 100 自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、 自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 この効果は自分フィールド上に「黄泉ガエル」が 表側表示で存在する場合は発動できない。
《トラゴエディア》 効果モンスター 星10/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 ? 自分が戦闘ダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。 このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の枚数×600ポイントアップする。 1ターンに1度、手札のモンスターを墓地に送る事で、 そのモンスターと同じレベルの相手フィールド上に 表側表示で存在するモンスター1体のコントロールを得る。 また1ターンに1度、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択し、 そのターンのエンドフェイズ時までこのカードは 選択したモンスターと同じレベルにする事ができる。
《冥府の使者ゴーズ/Gorz the Emissary of Darkness》 効果モンスター(制限カード) 星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500 自分フィールド上にカードが存在しない場合、 相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、 このカードを手札から特殊召喚することができる。 この方法で特殊召喚に成功した時、 受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。 ●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」 (天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。 このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。 ●カードの効果によるダメージの場合、 受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。
《サイクロン》や《大嵐》など相手フィールドの魔法・罠カードを破壊できるカードがないため、《氷帝メビウス》《ギガンテス》、《ライトロード・ハンター ライコウ》《グレイブ・スクワーマー》などを入れる事も考えよう。
特に《グレイブ・スクワーマー》《ギガンテス》は、戦闘破壊されなければならないという条件こそあるが、《スキルドレイン》発動下でも魔法・罠カードを除去できる効果を持っているため、非常に優秀である。
他には、ドローフェイズにドローしたカードが特殊召喚可能なモンスターだった時の場合に備えて《D−HERO ダッシュガイ》などを入れる事も考えておこう。
《黄泉ガエル》や《D−HERO ダッシュガイ》が手札に来た時に墓地に送る?ため、また純粋にリリース・攻撃要員として《THE トリッキー》も必須といえるか。
それに《D−HERO ダッシュガイ》は闇属性で《THE トリッキー》は風属性なので墓地にあれば、《ダーク・シムルグ》を特殊召喚しやすくなる。
他にも、手札に《D−HERO ダッシュガイ》がある場合、《スナイプストーカー》の効果で《D−HERO ダッシュガイ》を落とすなどできる。
成功すれば相手カードが破壊され1:1にもっていくことができ、失敗しても《D−HERO ダッシュガイ》が墓地にあるため次のドローフェイズにドローしたカードが特殊召喚可能なモンスターだったら特殊召喚できるためお得である。
手札からの特殊召喚が多くなり手札消費が激しくなると予想されるので、《メタモルポット》を入れて手札を補充し体制を整えるのも一つ。
特殊召喚による大量展開ができるので《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》等の強力なカードを入れる手もある。
但し、この場合はデッキタイプがまた異なってくるので、注意が必要。
もし、【天使族】モンスターが多く入っていれば、《緑光の宣告者》《紫光の宣告者》など相手の魔法・罠カードを無効にして相手を油断させる事もできる。
【天使族】型のデッキタイプを狙うなら、上記のカードの代用として《緑光の宣告者》・《紫光の宣告者》の投入を検討することも出来る。
ただ、ドローソースの無いこのデッキでは無闇に使用するとこちらが手詰まりになる可能性もあり、使う場面は考えたい。
除外されているモンスターを回収したければ、《次元合成師》を入れ
破壊された後回収すればいい。
相手が手札破壊やウイルスを使うのを警戒するために、《ネフティスの鳳凰神》・暗黒界を投入し、逆襲を狙う事も考えられる。
特に《ネフティスの鳳凰神》は一度召喚されたら場持ちが良く、デッキの構成上自分への被害が無い為にこのデッキでは特に優秀。
だが、むやみに投入しすぎると自身が痛い目を見るに違いない。寧ろサイドデッキ型と言える対策法である。
特殊召喚が軸なので特殊召喚を封じる魔法・罠カード・モンスターの効果に非常に脆い。
墓地からの特殊召喚も墓地にあるモンスターを除外されてしまうと辛くなる可能性が高い。
また、モンスター効果が唯一であり最大の頼りなので、《神の宣告》・《天罰》のようなカウンター罠カードに殆ど対策を打つことが出来ない。
相手が手札破壊やウイルスを使うのを警戒するために、《闇より出でし絶望》《ネフティスの鳳凰神》【暗黒界】を入れ逆襲を狙う事もお勧めである。
また、デッキの全てのカードがモンスターカードなので、どのカードを取捨選択するかの駆け引きも重要である。
デッキ構築の際は特に、モンスターに関しての幅広い知識が必要となる事請け合いである。
このため、最初にデッキの主軸を決めてしまうのが無難である。