**注意 [#yecf4a1f]
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*【シルク&ミルク】 [#laa10325]
**デッキの概要 [#f9b09254]
 元ネタはモンスターコレクション「シルク&ミルク」から。~
 通称「シルミル」=「シルク&ミルク」と言われている。~

 [[魔法カード]]と[[罠カード]]を全く入れず、[[モンスター]]のみとした[[デッキ]]の総称。~
 [[モンスター]]が全く入ってない[[【ドローゴー】]]とは正反対である。~
 ※[[デッキ]]全てが[[通常モンスター]]40枚だとしてもシルク&ミルク[[デッキ]]だと言える。~

 特徴として[[魔法・罠カード]]が一切入っていないため、[[相手]]の[[《サイクロン》]]・[[《大嵐》]]などの[[魔法・罠除去]][[カード]]を[[腐ら>腐る]]せる事ができ、隙を付くことで大量に[[特殊召喚モンスター]]を展開して、一気に[[相手]]の[[ライフ]]を減らすのがこの[[デッキ]]の勝利パターン。~
 また、その性質から[[ビートダウン]]・[[ハイビート]]等の多種多様な[[デッキ]]タイプに応用化させる事も可能である。~
//また、その性質から[[ビートダウン]]・[[バウンス]]・[[ハイビート]]等の多種多様な[[デッキ]]タイプに応用化させる事も可能である。~
//バウンス?

**構築 [#n265affe]
 まず、この[[デッキ]]にどんな[[モンスター]][[カード]]を積むのかが問題になる。~

 少なからず[[必須カード]]とも言える[[《黄泉ガエル》]]は[[生贄]]確保として入れとくべきだろう。~
 [[リリース]]素材、としてはかなり優秀である。だが、その分対策されやすいので注意が必要。~
 あとは、[[自分]][[フィールド]]には[[魔法カード]]と[[罠カード]]がないので、相手に奇襲をかけさせないためにも[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《トラゴエディア》]]などの[[カード]]も[[必須カード]]になりうる。~

 《黄泉ガエル/Treeborn Frog》
 効果モンスター(制限カード)
 星1/水属性/水族/攻 100/守 100
 自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、
 自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、
 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
 この効果は自分フィールド上に「黄泉ガエル」が
 表側表示で存在する場合は発動できない。

 《トラゴエディア》 
 効果モンスター
 星10/闇属性/悪魔族/攻   ?/守   ?
 自分が戦闘ダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
 このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の枚数×600ポイントアップする。
 1ターンに1度、手札のモンスターを墓地に送る事で、
 そのモンスターと同じレベルの相手フィールド上に
 表側表示で存在するモンスター1体のコントロールを得る。
 また1ターンに1度、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択し、
 そのターンのエンドフェイズ時までこのカードは
 選択したモンスターと同じレベルにする事ができる。

 《冥府の使者ゴーズ/Gorz the Emissary of Darkness》
 効果モンスター(制限カード)
 星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500
 自分フィールド上にカードが存在しない場合、
 相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、
 このカードを手札から特殊召喚することができる。
 この方法で特殊召喚に成功した時、
 受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。
 ●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」
 (天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。
 このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。
 ●カードの効果によるダメージの場合、
 受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。

 [[《サイクロン》]]や[[《大嵐》]]など[[相手]][[フィールド]]の[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]できる[[カード]]がないため、[[《氷帝メビウス》]][[《ギガンテス》]]、[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]][[《グレイブ・スクワーマー》]]などを入れる事も考えよう。~
 特に[[《グレイブ・スクワーマー》]][[《ギガンテス》]]は、[[戦闘破壊]]されなければならないという条件こそあるが、[[《スキルドレイン》]]発動下でも[[魔法・罠カード]]を[[除去]]できる[[効果]]を持っているため、非常に優秀である。~

 他には、[[ドローフェイズ]]に[[ドロー]]した[[カード]]が[[特殊召喚]]可能な[[モンスター]]だった時の場合に備えて[[《D−HERO ダッシュガイ》]]などを入れる事も考えておこう。~
 [[《黄泉ガエル》]]や[[《D−HERO ダッシュガイ》]]が[[手札]]に来た時に[[墓地に送る]]ため、また純粋に[[リリース]]・[[攻撃]]要員として[[《THE トリッキー》]]も必須といえるか。~
 それに[[《D−HERO ダッシュガイ》]]は[[闇属性]]で[[《THE トリッキー》]]は[[風属性]]なので[[墓地]]にあれば、[[《ダーク・シムルグ》]]を[[特殊召喚]]しやすくなる。~
 他にも、[[手札]]に[[《D−HERO ダッシュガイ》]]がある場合、[[《スナイプストーカー》]]の[[効果]]で[[《D−HERO ダッシュガイ》]]を落とすなどできる。~
 成功すれば[[相手]][[カード]]が[[破壊]]され[[1:1]]にもっていくことができ、失敗しても[[《D−HERO ダッシュガイ》]]が[[墓地]]にあるため次の[[ドローフェイズ]]に[[ドロー]]した[[カード]]が[[特殊召喚]]可能な[[モンスター]]だったら[[特殊召喚]]できるためお得である。

 [[手札]]からの[[特殊召喚]]が多くなり[[手札]]消費が激しくなると予想されるので、[[《メタモルポット》]]を入れて[[手札]]を補充し体制を整えるのも一つ。~
 [[特殊召喚]]による大量展開ができるので[[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]等の強力な[[カード]]を入れる手もある。~
 但し、この場合は[[デッキ]]タイプがまた異なってくるので、注意が必要。~
//そこまで一度に大量展開したら手札が無くなってるだろ。
//↑別に手札がなくなるまで大量展開しなくても調整すればいいだろ。仮に手札がなくなるまで大量展開するのならそうなるような場面、つまりこっちに有利な時だろう。

 もし、[[天使族]][[モンスター]]が多く入っていれば、[[《緑光の宣告者》]][[《紫光の宣告者》]]など[[相手]]の[[魔法・罠カード]]を[[無効]]にして[[相手]]を油断させる事もできる。~

 [[【天使族】]]型の[[デッキ]]タイプを狙うなら、上記の[[カード]]の代用として[[《緑光の宣告者》]]・[[《紫光の宣告者》]]の投入を検討することも出来る。~
 ただ、[[ドロー]]ソースの無いこの[[デッキ]]では無闇に[[使用]]するとこちらが手詰まりになる可能性もあり、使う場面は考えたい。~

 [[除外]]されている[[モンスター]]を回収したければ、[[《次元合成師》]]を入れ
[[破壊]]された後回収すればいい。~
 [[相手]]が[[手札破壊]]や[[ウイルス]]を使うのを警戒するために、[[《ネフティスの鳳凰神》]]・[[暗黒界]]を投入し、逆襲を狙う事も考えられる。~
 特に[[《ネフティスの鳳凰神》]]は一度[[召喚]]されたら場持ちが良く、[[デッキ]]の構成上[[自分]]への被害が無い為にこの[[デッキ]]では特に優秀。~
 だが、むやみに投入しすぎると自身が痛い目を見るに違いない。寧ろ[[サイドデッキ]]型と言える対策法である。

**この[[デッキ]]の弱点 [#pe3c4c9d]
 [[特殊召喚]]が軸なので[[特殊召喚]]を封じる[[魔法・罠カード]]・[[モンスター]]の[[効果]]に非常に脆い。~
 [[墓地]]からの[[特殊召喚]]も[[墓地]]にある[[モンスター]]を[[除外]]されてしまうと辛くなる可能性が高い。~
 また、[[モンスター]][[効果]]が唯一であり最大の頼りなので、[[《神の宣告》]]・[[《天罰》]]のような[[カウンター罠]][[カード]]に殆ど対策を打つことが出来ない。
//↑カウンター罠には人造人間サイコショッカーである程度の対策はできるんじゃない?
//↑確かにサイコショッカーで対策できるだろうけど、なら出るまでの間どうするんだ?

 [[相手]]が[[手札]][[破壊]]や[[ウイルス]]を使うのを警戒するために、[[《闇より出でし絶望》]][[《ネフティスの鳳凰神》]][[【暗黒界】]]を入れ逆襲を狙う事もお勧めである。
 また、[[デッキ]]の全ての[[カード]]が[[モンスターカード]]なので、どの[[カード]]を取捨選択するかの駆け引きも重要である。~
 [[デッキ]]構築の際は特に、[[モンスター]]に関しての幅広い知識が必要となる事請け合いである。~
 このため、最初に[[デッキ]]の主軸を決めてしまうのが無難である。

**備考 [#t5a8b151]
-コナミのゲーム作品において―~
 遊戯王においては[[遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2>ゲーム付属カード#g02d4f6b]]のプレイヤー側にだけ[[禁止・制限カード]]のほかに条件が課せられる制限デュエルがある。~
 その条件の中のひとつに「[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]禁止」が存在する。~
 ただし、相手は通常の[[デッキ]]を使用してくるため当時のデッキプールではクリアするのが難しいといえる。~
 最近のゲームにおいても採用されることが多い。


**代表的なカード [#ebe12a89]
-[[《トラゴエディア》]]
-[[《冥府の使者ゴーズ》]]

-[[《黄泉ガエル》]] 

-[[特殊召喚モンスター]]

**関連リンク [#q514aa46]
-[[特殊召喚]]

-[[デッキ集]]