※このページは現在[[此方:http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=579]]で削除議論が行われています。むやみに編集せず、議論に参加してください。~

*【シルク&ミルク】 [#laa10325]

#contents

**概要 [#ad2fc1e1]
 [[魔法・罠カード]]を全く入れず、[[モンスター]]のみとした[[デッキ]]の総称。~
 [[モンスター]]を全く投入しない[[デッキ]]である[[【ドローゴー】]]とは正反対の位置にある[[デッキ]]である。~
 派生によっては違った動きをすることもあるが、基本的には[[特殊召喚モンスター]]を展開し、[[ビートダウン]]により[[相手]]の[[ライフ]]を減らすことがこの[[デッキ]]の勝利パターン。~

 特徴として、[[相手]]の[[魔法・罠除去]][[カード]]や[[魔法・罠カード]]を妨害する[[カード]]を完全に[[腐ら>腐る]]せる事ができる。~
 いわゆる[[必須カード]]すら入れない徹底的な構築で、[[相手]]の[[《大嵐》]][[《サイクロン》]][[《王宮のお触れ》]][[《魔宮の賄賂》]][[《大寒波》]]などは[[ブラフ]]程度の意味しかなさない死に札となる。~
 投入する[[モンスター]]の選択肢は非常に多岐に渡るため、細かくは[[ビートダウン]]・[[ハイビート]]等の多種多様な[[デッキ]]タイプに分類できる。(詳細は[[デッキの派生:http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%A5%B7%A5%EB%A5%AF%A1%F5%A5%DF%A5%EB%A5%AF%A1%DB#lfc48657]]を参照)~
 この[[デッキ]]の特徴として、[[自分]][[フィールド]]には[[魔法・罠カード]]がなく、[[相手]]に奇襲をかけさせないために[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《トラゴエディア》]]等が重要なカードとなることが挙げられる。~

 《冥府の使者ゴーズ/Gorz the Emissary of Darkness》
 効果モンスター(制限カード)
 星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500
 自分フィールド上にカードが存在しない場合、
 相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、
 このカードを手札から特殊召喚することができる。
 この方法で特殊召喚に成功した時、
 受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。
 ●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」
 (天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。
 このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。
 ●カードの効果によるダメージの場合、
 受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。

 《トラゴエディア》 
 効果モンスター
 星10/闇属性/悪魔族/攻   ?/守   ?
 自分が戦闘ダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
 このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の枚数×600ポイントアップする。
 1ターンに1度、手札のモンスターを墓地に送る事で、
 そのモンスターと同じレベルの相手フィールド上に
 表側表示で存在するモンスター1体のコントロールを得る。
 また1ターンに1度、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択し、
 そのターンのエンドフェイズ時までこのカードは
 選択したモンスターと同じレベルにする事ができる。

**[[デッキ]]構築 [#n265affe]
 根本として、[[デッキ]]の全ての[[カード]]が[[モンスターカード]]なので、どの[[カード]]を取捨選択するかの駆け引きが重要。~
 [[デッキ]]構築の際は特に、[[モンスター]]に関しての幅広い知識が必要となる。~
 このため、最初に[[デッキ]]の主軸を決めてしまうのが無難。~
 ここでは属性の偏らない[[【スタンダード】]]拠りの構築を記述する。~

 [[デッキ]]の基本的な構築として、[[《黄泉ガエル》]]は[[リリース]]要員として重要な[[カード]]であると言える。~
 また、この[[デッキ]]では[[ドロー]]する[[カード]]が必ず[[モンスターカード]]なので、[[《D−HERO ダッシュガイ》]]は非常に[[効果]]を発揮しやすい。~
 [[魔法・罠カード]]によるサポートがないため[[特殊召喚]]がメインであり、[[召喚制限]]のある[[モンスター]]は使いづらい。~

 [[手札]]に来た[[《黄泉ガエル》]]・[[《D−HERO ダッシュガイ》]]を[[墓地に送る]]為の手段としては、[[《スナイプストーカー》]]や[[《THE トリッキー》]]等が挙げられる。~
 [[《スナイプストーカー》]]は[[除去]]と[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を同時に狙えるため、能率がよい。~
 一方の[[《THE トリッキー》]]は[[風属性]]なので、[[《D−HERO ダッシュガイ》]]と併用して元々[[召喚制限]]のない[[《ダーク・シムルグ》]]も狙える。~
 [[攻撃力]]もそれなりにあり、場持ちする点も見逃せない。~

 [[相手]][[フィールド]]の[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]できる[[モンスター]]の候補としては、[[《氷帝メビウス》]]・[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]・[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]・[[《グレイブ・スクワーマー》]]などが挙げられる。~
 特に[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]はこの[[デッキ]]の特性上、最も理に適ってると言える。~
 [[《グレイブ・スクワーマー》]]は「[[戦闘破壊]]」という条件こそあるが、[[《スキルドレイン》]]発動下でも[[魔法・罠カード]]を[[除去]]できる。~
 なお、[[魔法・罠カード]]が存在しないのだから、[[《マジック・キャンセラー》]][[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]の[[永続効果]]による妨害は[[相手]]にのみ掛かる事となる。~
 また[[手札]]の消費が激しい場合は、[[《メタモルポット》]]を入れて[[手札]]を補充し体制を整えるのも一つ。~

 [[除外]]されている[[モンスター]]を回収するなら、[[《次元合成師》]]を入れ
[[破壊]]された後に回収すればいい。~
 [[相手]]の[[手札破壊]]や[[ウイルス]]への対策として、[[暗黒界]]・[[《ネフティスの鳳凰神》]]などを投入し、逆襲を狙う構築も面白い。~
 特に[[《ネフティスの鳳凰神》]]は一度[[召喚]]されたら場持ちが良く、[[デッキ]]の構成上[[自分]]への被害がないため、この[[デッキ]]では特に優秀。~
 しかし、[[上級モンスター]]である以上、むやみに投入しすれば[[手札事故]]の心配があるため、[[サイドデッキ]]向きと言える対策法である。

**この[[デッキ]]の弱点 [#pe3c4c9d]
 [[特殊召喚]]が軸なので[[特殊召喚]]を封じる[[魔法・罠カード]]・[[モンスター]]の[[効果]]に非常に脆い。~
 [[墓地]]からの[[特殊召喚]]に頼る[[デッキ]]ではあるが、[[除外]]傾向の[[デッキ]]に対しては殆ど歯が立たない。~
 また、[[モンスター]][[効果]]が唯一であり最大の頼りなので、[[《神の宣告》]]・[[《天罰》]]のような[[カウンター罠]][[カード]]に殆ど対策を打つことが出来ない。
//↑カウンター罠には人造人間サイコショッカーである程度の対策はできるんじゃない?
//↑確かにサイコショッカーで対策できるだろうけど、なら出るまでの間どうするんだ?
//↑マシュマロンなりでどうにでも出来るだろ。

**[[デッキ]]の派生 [#lfc48657]
***[[【闇属性】]]型 [#ne755b1d]
-[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]型~
切り札に[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を据えた[[デッキ]]。~
[[【ダムドビート】]]のような[[デッキ]]に比べ、[[墓地]]調節となる[[魔法・罠カード]]が無いので、自らを[[墓地]]より[[除外]]する事が出来る[[《ゾンビキャリア》]]や[[《馬頭鬼》]]等を[[除外]]軸とする事となる。~
[[《闇王プロメティス》]]は自身で任意の枚数[[除外]]できる[[効果]]があり、是非とも投入したいところ。
[[墓地]]が溜まりすぎた時の為に[[《ダーク・クリエイター》]]のような保険をかけておくと、いざと言う時に活躍できる。~

-[[《ダーク・シムルグ》]]型~
強力な[[ロック]][[効果]]を誇る[[《ダーク・シムルグ》]]を軸とする[[デッキ]]。~
[[闇属性]]には、[[《冥府の使者ゴーズ》]]・[[《トラゴエディア》]]など単体で優秀なモンスターが多く、[[風属性]]には[[《THE トリッキー》]]や[[《女忍者ヤエ》]]など[[モンスター]]を[[墓地に送る]]効果を持つ[[モンスター]]がいる為、高速で[[特殊召喚]]が可能。~
また[[《ダーク・シムルグ》]]自体の能力も、[[ビートダウン]]重視のこの[[デッキ]]と相性が良いのも特徴。~

***[[【光属性】]]・[[【天使族】]]型 [#cea2c094]
 このタイプの場合、[[《緑光の宣告者》]]・[[《紫光の宣告者》]]を無理なく投入でき、稀有な[[カウンター]]手段として運用させられる。~
 基本的な[[アタッカー]]は[[《ムドラ》]]や[[《ジェルエンデュオ》]]となる。~
 [[デッキ]]の割合を極端に偏らせれば[[《光神テテュス》]]での大量のドローも見込める。~
 [[最上級モンスター]]に関しては、[[《アテナ》]]の存在から[[《The splendid VENUS》]]等の[[カード]]を好みで大量採用してよい。~
 [[攻撃力]]面では[[《オネスト》]]の採用も期待でき、数ある派生型の中でも非常に優秀な働きをする。~

 ※別記募集中!

**備考 [#t5a8b151]
//名称は変更予定
 名称の由来はモンスターコレクションTCGの[[カード]]名及び[[デッキ]]名である「シルク&ミルク」から。~
 「シルク&ミルク」は、使用する場合、制約により[[モンスター]]のみしか[[デッキ]]に投入できなくなる[[カード]]である。~
//召喚師とかよく分からないのでとりあえずカードで。どうせ削除予定だけど一応記述

 「[[デッキ]]全てが[[モンスター]]」という概念自体は古くから存在していた。~
 しかしかつては[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]したり妨害したりする[[カード]]はそれほど多くはなく、また優秀な[[効果モンスター]]が乏しかったため、「[[モンスター]]オンリープレイ」という単なる[[ネタ]]の[[デッキ]]にすぎなかった。~
 環境の変遷を表すような[[デッキ]]とも言える。

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2>ゲーム付属カード#g02d4f6b]]には「制限[[デュエル]]」と呼ばれる、一定の規則に沿って[[デッキ]]を構築し[[デュエル]]する、というのがある。~
その条件の中の一つに「[[魔法・罠>魔法・罠カード]]禁止」が存在する。~
但し、[[相手]]は通常[[デッキ]]を[[使用]]してき、当時のデッキプールではクリアするのはなかなか難しい。~
最近のゲームにおいても上記のような「制限[[デュエル]]」が採用されることが多い。~

**代表的な[[カード]] [#ebe12a89]
-[[《冥府の使者ゴーズ》]]
-[[《トラゴエディア》]]

-[[特殊召喚モンスター]]
-[[半上級モンスター]]

**関連リンク [#q514aa46]
-[[特殊召喚]]

-[[デッキ集]]