【シンクロダーク】

デッキの概要

 闇属性モンスターサポートカードによりデッキ回転力を高めた、速攻型のシンクロ召喚デッキ
 登場当初は【ダムドビート】【シンクロアンデット】【BF】等を総合して呼ぶ場合が多く、【サイカリエアゴーズ】に近いコンセプトであった。
 現在では、その後の制限改訂カードプールの増加、カードパワーのインフレといった環境の高速化に対応させるべく、【闇属性】の要素の中から強力なカードや強力なシナジーを持つ出張セットを徹底的に集めて組み合わせた、所謂グッドスタッフ要素が強いデッキとなっており、【メタビート】と同様、概念的な位置づけとなっている。

デッキ構築に際して

 シンクロ召喚を行うため、ドローサーチ墓地肥やしを積極的に行う。
 また、そのためのサポートカードも多様に採用したい。

モンスターカードについて

魔法・罠カードについて

 高速で1ターンキルを狙う性質上、罠カードはあまり必要としない。

デッキの派生

【スーパードローライダー】

 別名【SDL】。
 この名称はその大量のドローソース《光と闇の竜》の略称から取ったものである。
 このデッキ名はおもに2種類のデッキを指す。

【遅延ダーク】

 《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《ネクロ・ガードナー》墓地に送り、《異次元からの埋葬》で使いまわすデッキ
 【ダークモンスター】でも取り扱っているが、元は【シンクロダーク】の派生である。
 詳しくは該当ページ参照。

このデッキの弱点

 《次元の裂け目》《スキルドレイン》《群雄割拠》等の各種メタカードが全て刺さる
 各種カウンター罠《王宮のお触れ》《サイクロン》等をメインデッキサイドデッキ問わずに採用し、対策しよう。

 《D.D.クロウ》に、《ゾンビキャリア》《D−HERO ディアボリックガイ》等、基点となるモンスターを止められる事もある。
 そうした時は多彩な手札を活かし、即座に他の行動に移りたい。

 《ハネワタ》《ライフ・コーディネイター》等のダメージを止めるカードにも弱いが、これらは多様なフィニッシャーで押し切れる事も多い。

このデッキの歴史

 高い1ターンキル率から【シンクロアンデット】以上の破壊力が注目を集める。
 そのため、2008年度全国大会地区代表決定の代表に使用者が多かった。

 余談だが、同大会のエキシビジョンマッチにて2008年度世界チャンピオンもこのデッキを使っていた。

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