*【シンクロン】 [#jca26af5] #contents **[[デッキ]]の概要 [#z607b668] [[《クイック・シンクロン》]]と[[シンクロン]]を使用した[[シンクロモンスター]]を主軸とした[[デッキ]]。~ 使用される[[シンクロモンスター]]の名称から「ウォリアーデッキ」、相性のよい[[カード]]にアニメで遊星の使用した[[カード]]が多いため「遊星デッキ」などと呼ばれる事もある。 《クイック・シンクロン/Quickdraw Synchron》 チューナー(効果モンスター) 星5/風属性/機械族/攻 700/守1400 このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、 手札から特殊召喚する事ができる。 このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーの代わりに シンクロ素材とする事ができる。 このカードをシンクロ素材とする場合、「シンクロン」と名のついた チューナーをシンクロ素材とするモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。 《調律/Tuning》 通常魔法 自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を 手札に加えてデッキをシャッフルする。 その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。 **[[デッキ]]構築に際して [#a3047220] 現在、[[《クイック・シンクロン》]]で[[シンクロ召喚]]できる[[シンクロモンスター]]は[[レベル]]5から[[レベル]]8まで存在する。~ そのため、[[シンクロ召喚]]を行いやすいように[[レベル]]1・2の[[モンスター]]を多く投入する。 ***[[《クイック・シンクロン》]]で[[シンクロ召喚]]できる[[シンクロモンスター]] [#p0f0e857] -[[《ジャンク・ウォリアー》]]~ [[《クイック・シンクロン》]]だけでは[[召喚]]できないが、[[《レベル・スティーラー》]]を絡める事で[[シンクロ召喚]]が可能。~ [[レベル]]2以下の[[モンスター]]が多い構成になるため、[[攻撃力]]アップ[[効果]]が活かせるだろう。~ [[《ジャンク・シンクロン》]]の[[蘇生]]対象もこの[[デッキ]]では多いため、こちらを投入しても問題ない。 -[[《ドリル・ウォリアー》]]~ [[直接攻撃]][[効果]]とトリッキーな自己[[除外]]&[[サルベージ]][[効果]]を持つ。~ [[モンスター]]なら何でも[[サルベージ]]可能だが、[[フィールド]]ががら空きになってしまうため、その間の防御手段を用意しておきたい。 -[[《ターボ・ウォリアー》]]~ この[[デッキ]]では比較的容易に[[召喚]]でき、限定的な[[効果]][[耐性]]と[[シンクロ]]キラーとも言える[[効果]]を持つ。~ [[《ドリル・ウォリアー》]]よりもコンボ性は低いが、上よりも攻撃力は高いので活躍できる。~ -[[《ジャンク・ガードナー》]]~ [[自分]]と[[相手]][[ターン]]に一度[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]の[[表示形式]]を変更する[[効果]]を持つ。~ [[攻撃力]]は低いもののその[[効果]]で[[相手]]の[[攻撃]]の妨害や[[戦闘]]の補助を行える。~ また、[[墓地へ送られた]]時にも[[表示形式]]を変更する[[効果]]があるため時間稼ぎができる。~ -[[《ニトロ・ウォリアー》]]~ 2800の[[攻撃力]]に加え、[[攻撃力]]アップ[[効果]]と[[連続攻撃]][[効果]]を持つ。~ [[連続攻撃]]は[[発動]]機会が少ないが、その高い[[攻撃力]]から主力として使っていける。~ [[《ボルト・ヘッジホッグ》]]や[[《シンクロン・エクスプローラー》]]がいれば効率的に召喚できる。 -[[《ジャンク・バーサーカー》]]~ [[裏側守備表示]][[モンスター]]を安全に[[破壊]]することができる。~ [[《ニトロ・ウォリアー》]]では対応できない相手に対して出すといいだろう。 -[[《ジャンク・アーチャー》]]~ [[相手]][[モンスター]]を1[[ターン]]の間[[除外]]できる。~ 同[[レベル]]のカードよりも汎用性は劣るため、ほぼトドメの一撃専用となるだろう。 -[[《ジャンク・デストロイヤー》]]~ 優秀な[[除去]][[効果]]を持った[[シンクロモンスター]]で、この[[デッキ]]における[[アドバンテージ]]源となり得る。~ [[《クイック・シンクロン》]]だけでなく[[《ジャンク・シンクロン》]]の[[効果]]とも相性がいいため、積極的に[[シンクロ召喚]]を狙いたいところ。~ -[[《フルール・ド・シュヴァリエ》]]~ 1[[ターン]]に1度[[自分]][[ターン]]限定ではあるが、[[魔法・罠カード]]を[[無効]]にする[[効果]]を持つ。~ [[シンクロ素材]]が同じ[[《ジャンク・デストロイヤー》]]と比べ、[[《奈落の落とし穴》]]や[[《激流葬》]]にかからず場持ちがよく、[[攻撃力]]もわずかに高いため、十分選択肢になりえる。 -[[《ロード・ウォリアー》]]~ [[素材>シンクロ素材]]指定は厳しいが、この[[デッキ]]においてはほとんどの[[モンスター]]を[[効果]]で[[リクルート]]できるため、維持できればかなりの戦力になる。~ [[シンクロ召喚]]するためには[[レベル]]1の[[モンスター]]を多めに用意しておく必要がある。 ***[[《クイック・シンクロン》]]と相性のよい[[モンスター]] [#ge098517] -[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]~ [[自己再生]][[効果]]を持つため、[[《クイック・シンクロン》]]の[[手札コスト]]にしても損をしない。~ その他にも[[《ジャンク・シンクロン》]]の[[蘇生]]対象となり、[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃力]]を[[強化]]できるなど相性は非常によい。 -[[《レベル・スティーラー》]]~ こちらも[[自己再生]][[モンスター]]だが、[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]とは違い[[自己再生]]しても[[除外]]されないため再利用が可能。~ 高[[レベル]]の[[シンクロモンスター]]が並びやすいため[[効果]]の[[発動]]機会には事欠かないだろう。~ しかし、[[《ターボ・ウォリアー》]]はその[[効果]]により対象にできないことに注意。~ また、この[[モンスター]]を使えば[[《クイック・シンクロン》]]で[[《ジャンク・ウォリアー》]]を出す事ができる。 -[[《ヴォルカニック・バレット》]]~ [[墓地]]に存在する場合1[[ターン]]に1度[[同名カード]]を[[サーチ]]できるため、[[手札コスト]]としては優秀。~ [[レベル]]1なので[[《ロード・ウォリアー》]]を[[シンクロ召喚]]するための[[レベル]]調整としても役に立つ。 -[[《ダンディライオン》]]~ [[墓地へ送られた]]時に2体の[[トークン]]を生成するため[[《クイック・シンクロン》]]と相性がいい。~ また、[[《ドリル・ウォリアー》]]の[[コスト]]としても[[アドバンテージ]]を稼ぐ事ができる。 -[[《ジェネクス・ニュートロン》]]~ [[《クイック・シンクロン》]]の数少ない[[サーチ]]手段。~ また、打点不足になりがちなこの[[デッキ]]においては貴重な[[下級]][[アタッカー]]でもある。 -[[《シンクロン・エクスプローラー》]]~ [[召喚]]成功時に[[シンクロン]]を[[蘇生]]できる。~ [[《クイック・シンクロン》]]を[[蘇生]]すれば[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]が出せるほか、[[《レベル・スティーラー》]]を絡めれば[[レベル]]5、6の[[シンクロ召喚]]も可能。 ***その他相性のよい[[モンスター]] [#hf1a6186] -[[墓地を肥やす]][[モンスター]]~ [[蘇生]]する機会が多いため、[[墓地を肥やす]][[モンスター]]は積極的に採用したい。~ [[《カードガンナー》]]や[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]等が採用候補だろうか。 -[[《チューニング・サポーター》]]~ [[レベル]]1または2として扱う事ができるため、その名の通り[[シンクロ召喚]]の[[サポート>サポートカード]]として役に立つ。~ この[[カード]]と[[《クイック・シンクロン》]]だけで6種類の[[シンクロモンスター]]を状況に応じて使い分ける事ができる。~ [[シンクロ素材]]として使った時に[[発動]]する[[ドロー]][[効果]]も嬉しい所である。 -[[《ジャンク・シンクロン》]]~ 同様に[[《調律》]]でサーチでき、[[レベル]]2以下の[[モンスター]]が多いため、[[蘇生]][[効果]]が使いやすい。~ [[《クイック・シンクロン》]]だけでは[[シンクロ召喚]]できない[[《ジャンク・ウォリアー》]]や[[素材>シンクロ素材]]指定のない[[シンクロモンスター]]の[[召喚]]に使えるだろう。 -[[《デブリ・ドラゴン》]]~ [[《ジャンク・シンクロン》]]と同じく、[[蘇生]][[効果]]を使いやすい。~ [[《ダンディライオン》]]や[[《カードガンナー》]]と相性が良く、[[トークン]]を用いれば[[《スターダスト・ドラゴン》]]・[[《スクラップ・ドラゴン》]]・[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]などに繋げられる。~ また、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[表示形式]]変更[[効果]]も、この[[デッキ]]とは好相性。 -[[《ワンショット・ロケット》]]~ [[《ロード・ウォリアー》]]や前述の[[《ジャンク・シンクロン》]]の[[効果]]に対応している[[チューナー]]。~ [[《レベル・スティーラー》]]などを絡めることで、[[《ワンショット・キャノン》]]を呼ぶことができる。~ [[戦闘破壊]]が多くなるこの[[デッキ]]では、貴重な[[除去]][[カード]]として活躍してくれるだろう。 -[[《マッシブ・ウォリアー》]]~ 1[[ターン]]に1度の[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ。~ [[《ロード・ウォリアー》]]・[[《ジャンク・シンクロン》]]の[[特殊召喚]]に対応しており、使い勝手は非常によい。~ また、[[《トゥルース・リインフォース》]]や[[《リミット・リバース》]]で[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]しても、問題なく[[壁]]にできる点も強み。 -[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]~ [[《ジャンク・シンクロン》]]の[[蘇生]]と[[《ロード・ウォリアー》]]の[[リクルート]]に対応している。~ [[レベル]]2としては比較的[[攻撃力]]が高く、この[[デッキ]]が苦手とする[[リバース効果モンスター]]に対しても強いため重宝する。~ -[[《トラゴエディア》]]~ [[レベル]]を変化させる[[効果]]を持つため、[[シンクロ召喚]]の際の[[レベル]]調整に役立つ。~ また、[[レベル]]を2以下にすれば[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃力]]アップにも貢献できる。 -[[《素早いモモンガ》]]・[[《ジャイアントウィルス》]]~ [[レベル]]2の[[リクルーター]]であり、[[シンクロ素材]]を素早く揃えられる他、[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃力]]アップにも貢献する。~ [[効果]]は前者の方が優秀だが、後者は[[《ジャンク・シンクロン》]]とともに[[《ダーク・バースト》]]による[[サルベージ]]に対応している。 -[[《ものマネ幻想師》]]~ [[相手]]の高[[攻撃力]][[モンスター]]を処理できる他、[[《ジャンク・ウォリアー》]]の[[攻撃力]]を大きく増加する事ができる。~ 低[[ステータス]]ゆえに[[《リミット・リバース》]]をはじめとする多くの[[サポート>サポートカード]]を受けられるのも利点の1つである。 -[[《スクラップ・リサイクラー》]]~ [[《ボルト・ヘッジホッグ》]]の他、[[《クイック・シンクロン》]]などの[[機械族]]の[[シンクロン]]を[[墓地へ送る]]ことで、[[《シンクロン・エクスプローラー》]]による[[蘇生]]に繋げることができる。 -[[《マジック・ストライカー》]]~ [[《ジャンク・シンクロン》]]や[[《デブリ・ドラゴン》]]の[[蘇生]][[効果]][[発動]]後に容易に[[特殊召喚]]でき、[[レベル]]調整に一役買ってくれる。~ また[[《クイック・シンクロン》]]と組み合わせることで、[[召喚]]権を消費せずに[[《ジャンク・デストロイヤー》]]や[[《フルール・ド・シュヴァリエ》]]を[[シンクロ召喚]]できる点も魅力である。 ***[[魔法・罠カード]]について [#i2fb9407] -[[《調律》]]~ [[シンクロン]]専用[[サーチ]][[カード]]。~ [[サーチ]]するだけでなく[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]もできるため、ほとんどの場合[[必須カード]]になるだろう。~ -[[《機械複製術》]]~ [[《チューニング・サポーター》]]を[[特殊召喚]]する事で最大3枚の[[ドロー]]が可能。~ この[[カード]]を投入する場合、同じく[[ドロー]][[効果]]を持つ[[《ダークシー・レスキュー》]]も投入すれば[[《機械複製術》]]の事故を防ぎつつ更なる[[ドロー]]を期待できる。~ また、相性のよい[[《サイバー・ヴァリー》]]なども合わせて投入したい。 -[[《地獄の暴走召喚》]]~ 全体的に[[攻撃力]]が低いため、ほとんどの[[モンスター]]を[[特殊召喚]]可能。~ 多少扱いが難しい[[カード]]なので、投入する際はよく考えて[[デッキ]]を構成する必要があるだろう。 -[[《リミット・リバース》]]~ [[《クイック・シンクロン》]]をはじめとした多くの[[モンスター]]を[[蘇生]]できる。~ [[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫するのが難点なので、[[《ハリケーン》]]等での再利用を図りたい。 -[[《トゥルース・リインフォース》]]~ [[《マッシブ・ウォリアー》]]・[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]などの[[リクルート]]が可能。~ 特に前者はとっさの[[壁]]にできるため、これらを投入するのなら、使用機会は多い。 -[[《王宮の鉄壁》]]~ [[効果]]を使うと[[除外]]される[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]を何度も再利用できる。~ また、この[[デッキ]]の弱点である[[除外]]への対抗策ともなる。~ //**戦術 [#ic8fe587] //プレイング・動かし方について。 //**[[デッキ]]の種類 //***《カード名》軸 //***【(デッキ名)】軸 //特定のカードやデッキを軸とする場合。 **[[デッキ]]の派生 [#ud1f7c6e] ***[[上級モンスター]]軸 [#k512f597] [[《クイック・シンクロン》]]と[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]または[[《レベル・スティーラー》]]で2体分の[[リリース]]が用意できる点に着目した[[デッキ]]。~ [[上級モンスター]]多用と[[シンクロモンスター]]の両方が使用できるため上手く回転した時の破壊力は[[シンクロ召喚]]主軸の[[デッキ]]を上回るが、その分[[事故]]率が上昇する。~ [[シンクロ召喚]]をメインにする場合でも[[帝]]や[[《光と闇の竜》]]をアクセントとして投入する手もあるだろう。~ ***【クイックダンディウォリアー】[#v2549ad8] この[[デッキ]]は[[カード]]プールの違いから日本と海外で構築が異なり日本では[[シンクロ召喚]]、海外では[[《邪帝ガイウス》]]を戦術の中心としている。~ [[《ドリル・ウォリアー》]]の[[効果]]で[[《ダンディライオン》]]を[[捨てる]]→[[サルベージ]]を何度も繰り返し、その[[綿毛トークン]]を利用して戦うのが主な流れである。~ また、[[《クイック・シンクロン》]]で[[《ダンディライオン》]]を[[捨てる]]ことで、即座に[[《ドリル・ウォリアー》]]が[[シンクロ召喚]]できるという[[シナジー]]もある。~ 更に、[[《デブリ・ドラゴン》]]を利用することで[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]を筆頭とした様々な[[ドラゴン族]][[シンクロモンスター]]を利用していくことができる。~ [[《ダンディライオン》]]が[[キーカード]]であるため、[[《ローンファイア・ブロッサム》]]を採用して[[《グローアップ・バルブ》]]や[[《スポーア》]]も加えた[[【植物族】]]寄りな[[デッキ]]となることが多い。~ //海外の大会で優勝したことから有名になり、現在では日本でもトーナメントで多く活躍している。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#z19621af] [[蘇生]]と[[シンクロ召喚]]を多用するため、[[除外]]と[[特殊召喚]]封じには非常に弱い。~ また、[[下級モンスター]]の[[攻撃力]]が低いため、各種[[除去]][[カード]]や[[《くず鉄のかかし》]]等の防御系[[罠>罠カード]]、[[《強者の苦痛》]]などで補いたい。 またピンポイントなところだと、[[《クイック・シンクロン》]]を[[サイドデッキ]]から投入された[[《連鎖除外》]]に根こそぎにされたら目も当てられない。~ [[下級モンスター]]の打点が低いので、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]や[[《王虎ワンフー》]]も怖い。 //**代表的なカード //-[[]] **サンプルレシピ [#y38fb1a1] -【クイックダンディウォリアー】~ 10.09.04 Yu-Gi-Oh! Championship Series Toronto ベスト16進出~ http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=1578~ -【クイックダンディウォリアー】~ 10.09.05 熊本ランキングチャンピオンシップ 優勝~ http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=1468~ **関連リンク [#w30f858c] -[[シンクロン]] -[[【ジャンク・ウォリアー】]] -[[【シンクロ召喚】]] -[[デッキ集]]