DUEL TERMINALで登場しているジェネクスと名のついたカード群で構成されるビートダウンデッキ。
通常・下級モンスターのチューナーである《ジェネクス・コントローラー》を中心にデッキを回転させ戦うのが特徴。
そのためジェネクス内だけでも、《ジェネクス・コントローラー》をサーチまたはリクルートできる効果をもったモンスターが多く存在する。
これらを駆使して、戦況に応じて必要なカードを呼び込み、シンクロモンスターをアタッカーやフィニッシャーとして用いる。
DUEL TERMINALで登場したカード群では、ずば抜けた安定感を誇る。
通常のビートダウンとは違い、地味にアドバンテージを広げていくのがこのデッキのもう一つのコンセプトとも言える。
ジェネクスは属性がバラバラのため、属性によるサポートを受けづらい。
また種族も機械族以外のモンスターもいくつか存在しているので完全な【機械族】として構築するのも難しい。
だが、ジェネクス同士では抜群のシナジーを持つため、出来る限りジェネクスと名のついたモンスターで固めるのがよい。
現在のところ、《ジェネクス・コントローラー》をチューナーとした場合のみシンクロ召喚できるシンクロモンスターが5種類存在する。
しかしいずれもジェネクスにこだわらなければ、同レベル帯の他のシンクロモンスターをシンクロ召喚する方が良い場合が多い。
無理をして出そうとせずに、状況に合ったシンクロモンスターをシンクロ召喚していこう。
また、ジェネクスと名のついたチューナーをチューナーとした場合のみシンクロ召喚できるシンクロモンスターが2種類存在する。
こちらは、他のシンクロモンスターには無い利点が存在するためシンクロ召喚を狙うのも良い。
しかし、純正のジェネクスではシンクロ召喚が難しいためシンクロ召喚する機会は少ないだろう。
ジェネクスのシンクロモンスターを召喚するならば、素材の属性に対応したジェネクスを投入することになる。
《ジェネクス・コントローラー》とそれらの素材のレベルがぴったり合い、さらにモンスターによってはシンクロ召喚しやすい効果になっているからである。
だが先に述べたように、無理してジェネクスのシンクロモンスターを召喚する事はない。
以下はその素材となる5体のジェネクス(《A・ジェネクス・チェンジャー》を除きいずれも機械族ではない)である。
上記以外にも様々なジェネクスが存在しているが、どれもそれなりに有用性のある効果を持ったものばかり。
数あるシリーズモンスターの中でも相当な数が存在するが、全く使いようのないものはほぼ存在しないと言ってもいい。
各種ページを参考に、好みやデッキのバランスを考えながら、必要なものを必要な数だけ投入しよう。
- 《ジェネクス・ウンディーネ》を多く採用するので、さらに回転を良くさせるために《ジェネクス・パワー・プランナー》も採用する。
- 《ジェネクス・ドクター》を採用し、その効果を活かすために《スペア・ジェネクス》を多く採用する。
- 《リサイクル・ジェネクス》+《機械複製術》のコンボを取り入れるので、《ソーラー・ジェネクス》を多めに採用する。
- 《死のデッキ破壊ウイルス》を有効に使うために、《スペア・ジェネクス》と《リサイクル・ジェネクス》を多めに採用する。
- 《ジェネクス・ブラスト》の効果を効率的に使うために、《ソーラー・ジェネクス》と共に《ジェネクス・ワーカー》を2〜3枚採用する。
- 上級以上のジェネクスを、ディスアドバンテージになりにくく、使い勝手の良い《アーミー・ジェネクス》に絞る。
- 展開力を得るために《レアル・ジェネクス・コーディネイター》や《レアル・ジェネクス・アクセラレーター》を採用する。
ジェネクスはそれぞれのカード間のシナジーが強く、モンスターをジェネクスに拘った場合でも比較的容易にデッキを組むことができる。
しかし、当然ながらジェネクスでなくとも相性の良いモンスターは存在するので、それらを以下に挙げる。
デッキタイプによって必要なカードは大きく変わるが、ここではあくまでもジェネクスを中心においたデッキ構築の場合に良いものを挙げる。
《ジェネクス・コントローラー》と《ジェネクス・ウンディーネ》だけを使うような構築は、下記のサンプルレシピ等を参照。
《ジェネクス・コントローラー》を中心にデッキを構築するため、《ジェネクス・コントローラー》を封じられると苦戦をしいられる。
またシンクロ召喚を軸とするため、《王宮の弾圧》・《フォッシル・ダイナ パキケファロ》・《虚無魔人》等の特殊召喚封じにも弱い。
特にサーチとシンクロ召喚を鍵としているため、《ライオウ》は攻撃力も高く天敵である。
また《エンペラー・オーダー》でサーチを止められてしまうのも痛手となる。
更に機械族共通の弱点として、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》も天敵。
ジェネクスにはそれ以外の種族も存在しているが、主力となるカードのほとんどが機械族になるため、相当の痛手を負うことになるだろう。