*【ジェネレイド】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[ジェネレイド]]を中心とした[[【レベル9】]]に該当する[[デッキ]]。~
 [[キーカード]]の[[《王の舞台》]]により[[相手]][[ターン]]での行動を得意とし、[[相手]]に[[ドロー]]させる事を[[メリット]]に変換できるのが特徴。~

 《王の舞台》
 フィールド魔法
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
 デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
 (2):相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を
 可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
 [[【レベル9】]]に属する[[デッキ]]であるため相性の良い[[カード]]はあちらのページも参照にすると良い。~

***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
―[[ジェネレイド]]~
 全て[[レベル]]9でその[[種族]]・[[属性]]はバラバラであり、[[同名カード]]は1体しか存在できない。~
 [[ジェネレイド]]または自身と同[[種族]]の[[モンスター]]に関連した[[効果]]、またはそれらを[[コスト]]に[[発動]]する[[効果]]を持つ。~

 [[《星遺物の胎導》]]の[[リクルート]][[効果]]のためなるべく多くの種類を採用した方が良いが、全体の採用枚数は熟慮が必須。~
 後述するが、[[手札]]に[[ジェネレイド]][[モンスター]]が来ると非常に邪魔であり、最悪[[腐り続ける>紙]]羽目になるため極力避けたい。~
 極端な話、初手に1枚も[[ジェネレイド]][[モンスター]]が来なくとも全く問題はなく、寧ろ場合によっては望ましいとすら言える。~
 ただし採用枚数が少なすぎると[[《王の舞台》]]や[[《星遺物の胎導》]]の[[リクルート]]先が無くなってしまうため、その辺りのバランスの見極めが重要となる。~

-[[《光の王 マルデル》]]([[光属性]]・[[植物族]])~
固有[[効果]]は[[召喚・特殊召喚に成功した]]場合の[[サーチ]][[効果]]。~
[[サーチ]]先の筆頭候補は[[キーカード]]の[[《王の舞台》]]であろう。~
[[効果]][[発動]]後は微妙な攻守を持つ[[バニラ]]でしかないため、早々に[[コスト]]や各種素材で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[蘇生]]で再利用を狙うのが良い。~

-[[《氷の王 ニードヘッグ》]]([[水属性]]・[[幻竜族]])~
固有[[効果]]は[[相手]][[モンスター]]の[[特殊召喚]]の[[無効]]化と[[破壊]]。~
[[攻撃力]]は低いが[[守備力]]はまずまずの数値を持つため、自身の[[効果]]も相まって[[壁]]としての性能が高い。~
[[制圧]]にも有用な[[効果]]だが、[[チェーン]]を作る[[特殊召喚]]や[[通常召喚]]された[[モンスター]]に対処できない点は注意。~

-[[《剣の王 フローディ》]]([[風属性]]・[[戦士族]])~
固有[[効果]]は[[フリーチェーン]]の[[モンスター除去]]。~
[[相手]]に[[ドロー]]させるのが欠点だが、[[《王の舞台》]]の(1)が[[適用]]されていなければ[[リクルート]]を誘発できる。~
やや癖は強いが[[《氷の王 ニードヘッグ》]]に比べて[[除去]]できる範囲は広いので、あちら共々[[制圧]]に有用な[[カード]]と言えよう。~

-[[《炎の王 ナグルファー》]]([[炎属性]]・[[獣戦士族]])~
固有[[効果]]は[[自分]][[フィールドのカード]]の[[破壊]]を防ぐ[[効果]]。~
[[身代わり]]として[[ジェネレイド]][[モンスター]]1体が必要だが、元々[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]する[[ジェネレイドトークン]]を使えば実質[[ノーコスト]]に近い。~
[[全体除去]]の牽制の他、[[《星遺物の胎導》]]の[[エンドフェイズ]]の[[自壊]]を防ぐこともでき、高い[[攻撃力]]故に[[アタッカー]]としても有用。~

-[[《死の王 ヘル》]]([[闇属性]]・[[アンデット族]])~
固有[[効果]]は[[墓地]]からの[[ジェネレイド]]の[[特殊召喚]]。~
[[《光の王 マルデル》]]ならば[[サーチ]]で[[アドバンテージ]]となり、[[《剣の王 フローディ》]]ならばそのまま[[除去]]に繋げられる。~
[[相手]]の[[単体除去]]に対しては[[サクリファイス・エスケープ]]で回避でき、[[全体除去]]に対しても[[《炎の王 ナグルファー》]]を[[蘇生]]することで切り抜けられる。~
また、[[【アンデット族】軸>#decktype1]]では主軸に据えられる。~

-[[《鉄の王 ドヴェルグス》]]([[地属性]]・[[機械族]])~
固有[[効果]]は[[手札]]からの[[ジェネレイド]]の[[特殊召喚]]。~
基本的な使い方は[[《死の王 ヘル》]]と同様だが、こちらは複数体の展開が可能な代わりに[[手札]]からなので[[カード・アドバンテージ]]の面で劣る。~
一方、[[非公開情報]]からの[[特殊召喚]]なので[[相手]]の不意を突きやすく、この点は[[フリーチェーン]][[除去]]の[[《剣の王 フローディ》]]と[[シナジー]]する。~
また、[[【機械族】軸>#decktype2]]では主軸に据えられる。~

―相性の良い[[モンスター]]~
 [[特殊召喚]]しやすい[[レベル]]9[[モンスター]]や[[レベル]]9に関連した[[効果]]を持つ[[モンスター]]については[[【レベル9】]]を参照のこと。~
 この[[デッキ]]は[[召喚権]]に余裕が持ちやすいのでこれらの[[モンスター]]に[[召喚権]]を割り当てる事も容易い。~
 下記以外にも[[汎用性]]の高い[[効果]]を持つ[[下級モンスター]]を[[タッチ]]気味に採用しても良いだろう。~

-[[《星遺物−『星鎧』》]]~
[[《創星改帰》]]での[[リクルート]]が可能であり、[[特殊召喚]]時には[[《星遺物の胎導》]]を[[サーチ]]できる。~
[[【機械族】軸>#decktype2]]では[[種族]]も合致し、[[《クリフォート・ゲニウス》]]での[[サーチ]]から[[《鉄の王 ドヴェルグス》]]の[[効果]]での[[特殊召喚]]も可能。~
[[レベル]]7であるため、[[レベル]]2[[チューナー]]が採用しやすい[[【アンデット族】軸>#decktype1]]では[[レベル]]9の[[シンクロ素材]]としても活用できる。~

-[[《ローンファイア・ブロッサム》]]~
この[[カード]]1枚から[[《光の王 マルデル》]]の[[リクルート]]&[[《王の舞台》]]の[[サーチ]]ができる。~
[[制限カード]]なので依存は難しいが単体で機能する初動札は貴重である。~

-[[《ドロール&ロックバード》]]~
[[相手]]に[[ドロー]]させる[[デッキ]]のため相性がいい。~
[[相手]][[ドローフェイズ]]に[[《王の襲来》]]を[[トリガー]]にこの[[カード]]を[[発動]]すれば、[[相手]]の[[ドロー]]・[[サーチ]]を抑止できる。~
また、[[《剣の王 フローディ》]]は[[効果]]による[[ドロー]]が[[任意効果]]のため、この[[カード]]の[[適用]]下でも問題なく[[発動]]できる。~

-[[《ブンボーグ003》]]~
単体でも[[レベル]]9の[[《ブンボーグ009》]]を直接[[リクルート]]できる。~
[[【機械族】軸>#decktype2]]ならば[[《ブンボーグ001》]]の[[リクルート]]から[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]や[[《クリフォート・ゲニウス》]]に繋げられるため更に使い勝手が良い。~

-[[《惑星探査車》]]・[[《悪魔嬢リリス》]]~
[[《王の舞台》]]または[[《王の舞台》]]を引っ張り出せる[[《王の襲来》]]を[[サーチ]]可能。~
前者は[[地属性]]・[[機械族]]なので[[【機械族】軸>#decktype2]]で採用しやすい。~
後者は他の有用な[[通常罠]]にもアクセスできるのが利点。~

-[[《コピー・プラント》]]~
[[《光の王 マルデル》]]で[[サーチ]]した上で[[召喚]]し、あちらの[[レベル]]を[[コピー]]すれば即座に[[ランク]]9に繋げられる。~
それができない場合でも[[レベル]]1[[チューナー]]なので活用法は多いだろう。~

-[[《サイレント・ウォビー》]]~
[[相手]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]させた上で[[相手]]に[[ドロー]]させる[[モンスター]]。~
普通の[[デッキ]]では[[デメリット]]でしかないが、この[[デッキ]]ならば[[自分]][[ターン]]に[[相手]]に[[ドロー]]させる事が[[メリット]]になり得る。~
[[攻撃表示]]で立たせる事で攻撃の的を作る事にもなり、[[ライフゲイン]]も長期戦を狙う戦法では役立つ。~

-[[レベル]]9または[[《星杯の神子イヴ》]]([[レベル]]5)の[[シンクロ召喚]]を可能にする[[モンスター]]~
[[《サイキック・リフレクター》]]・[[《ドラコネット》]]らは[[手札]]1枚から[[シンクロ召喚]]可能なので構築に依らず採用しやすい。~
[[コンボ]]性が強くなるが、[[《トレジャー・パンダー》]]や[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]は[[手札]]1〜2枚の消費で[[《星杯の神子イヴ》]]を経由しながら[[レベル]]9を[[シンクロ召喚]]できる([[【レベル9】]]参照)。~
[[【アンデット族】軸>#decktype1]]ならば[[《不知火の隠者》]]から[[《ユニゾンビ》]]を経由する形でも[[レベル]]9の[[シンクロ召喚]]が可能。~

-[[魔妖]]~
[[種族]]サポートが共有できる[[【アンデット族】軸>#decktype1]]での採用が望ましい。~
[[《翼の魔妖−波旬》]]ならば1枚から連続[[シンクロ召喚]]を経由して[[レベル]]9の[[《麗の魔妖−妖狐》]]が[[シンクロ召喚]]できる。~
更にその過程で[[蘇生]]時に[[効果]]を発揮する[[アンデット族]][[モンスター]]を大量に[[墓地]]に送り込めるため、[[《死の王 ヘル》]]の[[蘇生]][[効果]]とも[[シナジー]]する。~
[[効果]][[発動]][[ターン]]は[[魔妖]]以外を[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]できないため多少動きは制限されるが、[[相手]][[ターン]]に動ける[[デッキ]]なので被害は抑えやすい。~


***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]
 [[【レベル9】]]と相性の良い[[モンスター]]については下記で簡単に説明するが、詳細については個別ページや[[【レベル9】]]を参照のこと。~
 [[エクシーズモンスター]]では高い[[制圧]]力を持つ[[《真竜皇V.F.D.》]]、[[汎用性]]の高い[[除去]][[効果]]を持つ[[《幻子力空母エンタープラズニル》]]・[[《無限起動アースシェイカー》]]あたりが候補。~
 [[シンクロモンスター]]では[[《星遺物の胎導》]]を[[サーチ]]できる[[《星杯の神子イヴ》]]、[[ジェネレイド]]を[[蘇生]]できる[[《浮鵺城》]]などが適任。~
 [[リンクモンスター]]では[[《星遺物の胎導》]]で[[リンク召喚]]しやすく[[ジェネレイド]]では対処できない[[魔法・罠除去]]を行える[[《星神器デミウルギア》]]あたりが使いやすい。~
 以下はこの[[デッキ]]ならではの利点を持つ[[モンスター]]である。~

―[[エクシーズモンスター]]~
-[[《永の王 オルムガンド》]]~
唯一[[エクストラデッキ]]に存在する[[ジェネレイド]][[モンスター]]。~
言うなれば[[自分]]・[[相手]][[ターン]]毎に[[お互い]]の[[手札]](または[[フィールド]])の[[カード]]を交換しつつ1000ずつ[[自己強化]]できる[[ランク]]9である。~
[[手札事故]]の解消や[[フィールド]]に無意味に残った[[カード]]の処理にも使えるが、[[相手]]にも同じことが言える点は注意したい。~
単体で使えば上記の性能に留まるが、[[《王の舞台》]]・[[《便乗》]]・[[《グリード》]]等と[[コンボ]]すれば[[アドバンテージ]]も得られる。~
[[《王の憤激》]]で大量の[[エクシーズ素材]]を持たせて[[1ターンキル]]を狙うのも一興だが専用構築が必要となる。~

-[[《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》]]&[[《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア》]]~
2体素材の[[ランク]]9の前者とそこからランクアップされた後者の組み合わせ。~
[[《王の憤激》]]と[[ジェネレイドトークン]]を活用する事で大量の[[エクシーズ素材]]を持たせる事ができ、成功すれば[[1ターンキル]]級の[[バーン]]を叩き出せる。~
ただし、癖の強い[[《王の憤激》]]に加えて[[RUM]]まで採用する必要があるため事故が起きやすく、投入するのならば特化構築は必須と言えよう。~

―[[シンクロモンスター]]~
-[[《源竜星−ボウテンコウ》]]~
元々[[【レベル9】]]とは相性の良いが、この[[デッキ]]の場合は[[《氷の王 ニードヘッグ》]]の存在により[[レベル]]9への変化が容易い点で更に好相性。~

-[[魔妖]]~
[[種族]]のサポートや制約を共有できる[[【アンデット族】軸>#decktype1]]での採用が望ましい。~
全ての[[モンスター]]が[[《死の王 ヘル》]]での[[蘇生]]で[[効果]]を[[発動]]できる。~
特に[[レベル]]9である[[《麗の魔妖−妖狐》]]と[[魔法&罠ゾーン]]を[[除去]]できる[[《翼の魔妖−天狗》]]は[[シナジー]]が強い。~

―[[リンクモンスター]]~
-[[《I:Pマスカレーナ》]]~
[[相手]][[ターン]]に自身を含む[[モンスター]]で[[リンク召喚]]が可能になる。~
放置すれば[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]してしまう[[ジェネレイドトークン]]を無駄なく利用できる。~

-[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]~
[[相手]][[ターン]]に[[《シューティング・ライザー・ドラゴン》]]や[[《フォーミュラ・シンクロン》]]を出して[[ジェネレイドトークン]]と[[シンクロ召喚]]を行えば[[相手]][[ターン]]での妨害が見込める。~
(例えば[[《シューティング・ライザー・ドラゴン》]]を自身の効果で[[レベル]]1にし、[[ジェネレイドトークン]]2体とで[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]を[[シンクロ召喚]]すれば強力な妨害となる。)~
[[コンボ]]を意識せずに[[《星杯の神子イヴ》]]を出して[[《星遺物の胎導》]]を[[サーチ]]するだけでも十分に役立つ。~
その他、[[ジェネレイド]]と[[種族]]が合致する汎用[[チューナー]]を[[リクルート]]する、[[【機械族】軸>#decktype2]]では[[リクルート]]した[[機械族]][[チューナー]]とで[[《クリフォート・ゲニウス》]]に繋げる等、活用法は豊富にある。~

-[[《クリフォート・ゲニウス》]]~
[[リンク素材]]や[[効果]]の関係上[[【機械族】軸>#decktype2]]での採用が基本となる。~
[[《王の舞台》]]による[[ジェネレイドトークン]]の[[特殊召喚]]や、[[《鉄の王 ドヴェルグス》]]・[[《星遺物の胎導》]]の[[効果]]を[[トリガー]]に[[サーチ]][[効果]]を[[発動]]できる。~
[[相手]][[ターン]]に[[《鉄の王 ドヴェルグス》]]で[[特殊召喚]]することを狙うのならば、[[《Kozmo−ダークシミター》]]や[[《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》]]などの、[[特殊召喚]]時の[[誘発効果]]や[[フリーチェーン]][[効果]]を持つ[[モンスター]]を[[サーチ]]したい。~


***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
―[[ジェネレイド]]~
 下記以外の[[ジェネレイド]][[魔法・罠カード]]は癖が非常に強く、採用しなくとも特に支障はない。~
 採用するのならば枚数を少なめにして[[《王の試練》]]で必要な時に[[サーチ]]するのが良い。~

-[[《王の舞台》]]~
[[相手]]の[[ドロー]]を[[トリガー]]に[[ジェネレイド]]の[[リクルート]]が可能な[[フィールド魔法]]。~
[[相手]][[ターン]]で[[特殊召喚]]に成功すれば更に[[ジェネレイドトークン]]を可能な限り[[特殊召喚]]できるため、[[コスト]]の調達もできる。~
押しも押されぬ[[キーカード]]なのでフル投入した上で最優先で[[サーチ]]を行い、常にこの[[カード]]を保持したい。~
(1)には[[同名カード]]の制限が無いので1[[ターン]]での連続[[発動]]も考慮でき、その場合は3枚で足りない事も起こり得るので[[サルベージ]][[カード]]も検討できる。~

-[[《王の襲来》]]~
[[デッキ]]・[[墓地]]から[[《王の舞台》]]を[[発動]]した上で[[相手]]に1[[ドロー]]させる[[通常罠]]。~
[[ドロー]]があちらの[[リクルート]][[効果]]の[[トリガー]]になるので[[ディスアドバンテージ]]にはならず、[[相手]][[ターン]]ならば更に[[トークン]]の生成も行える。~
既に[[《王の舞台》]]が[[適用]]されている場合、あるいはこの[[カード]]がダブついた場合でも、[[《王の舞台》]]の[[リクルート]]は[[同名カード]]の制限が無いので[[腐ら>腐る]]ないのも利点。~
なお、[[《王の舞台》]]は[[サルベージ]]より[[サーチ]]の方が楽なため、[[デッキ]]と[[墓地]]の両方にある場合はなるべく[[墓地]]の方を[[発動]]した方が良い。~

-[[《王の試練》]]~
[[ジェネレイド]][[魔法・罠カード]]を2種まで[[サーチ]]した上で[[手札]]の[[ジェネレイド]][[モンスター]]を[[デッキボトム]]に戻す[[通常魔法]]。~
[[手札交換]]・[[手札事故]]の回避・[[《王の舞台》]]での[[リクルート]]先を[[デッキ]]に戻す、と複数の役割を熟せる器用な[[カード]]ではある。~
ただし、[[サーチ]]先は[[《王の舞台》]]と[[《王の襲来》]]以外の[[汎用性]]が低く、この[[カード]]の為だけに[[ジェネレイド]][[魔法・罠カード]]の種類を増やすのは考えもの。~

―[[相手]]に[[ドロー]]させる[[カード]]~
 [[《王の舞台》]]の[[リクルート]][[効果]]を[[自分]][[ターン]]で[[発動]]する[[トリガー]]として利用できる。~

-[[《一時休戦》]]~
1[[ターン]]限りの防御[[カード]]としても利用でき、[[メインフェイズ]]2に[[発動]]すれば実質[[デメリット]]は無いに等しい。~

-[[《手札抹殺》]]・[[《手札断殺》]]・[[《暗黒界の取引》]]・[[《墓穴の道連れ》]]~
[[お互い]]に[[捨てる]](または[[墓地へ送る]])形で[[手札交換]]を行える。~
[[手札]]で[[腐った>腐る]][[ジェネレイド]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]事で処理できる。~
[[【アンデット族】軸>#decktype1]]ならば[[墓地アドバンテージ]]を稼ぎつつ[[《死の王 ヘル》]]の[[蘇生]]に繋げる役割も担える。~
[[《墓穴の道連れ》]]の場合は[[捨てる]][[カード]]を[[相手]]が選ぶため[[墓地アドバンテージ]]の確保には向かないが、[[相手]]の[[手札]]を[[ピーピング]]できるのが利点。~

-[[《ドン・サウザンドの契約》]]~
[[発動]]時に[[お互い]]に1枚[[ドロー]]した上で1000の[[ライフ]]を削る[[永続魔法]]。~
特定状況下では[[通常召喚]]を妨害する[[効果]]も持つが、この[[デッキ]]は[[召喚]]できずとも[[相手]][[ターン]]の展開が行えるため[[自分]]への被害は抑えやすい。~

―[[ジェネレイドトークン]]を利用する[[カード]]~
 [[ジェネレイドトークン]]は1回の[[デュエル]]で大量に生成されるが、通常ではその[[ターン]]で[[自壊]]してしまう。~
 下記の[[カード]]で各種[[コスト]]や素材に利用すれば無駄なく活用でき、相対的には大きな[[アドバンテージ]]を得られる。~

-[[《超融合》]]~
元々一部の[[デッキ]]にはよく[[刺さる]]汎用[[カード]]であるが、この[[デッキ]]では[[ジェネレイドトークン]]2体で[[レベル]]9の[[《始祖竜ワイアーム》]]を[[融合召喚]]できる点で[[シナジー]]する。~
[[エクストラデッキ]]の枠を圧迫するが、[[《星杯の守護竜アルマドゥーク》]]や[[《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》]]等の[[融合素材]]の[[縛り]]が緩い[[レベル]]9[[融合モンスター]]を採用するのも面白い。~

-[[《星遺物からの目醒め》]]~
[[ジェネレイドトークン]]2体から[[《I:Pマスカレーナ》]]を経由すれば[[《トロイメア・ユニコーン》]]等を出して妨害する動きも取れるため更に効率的。~
予め[[自分]][[ターン]]で適当な[[リンク]]2を出しておけば、[[効果破壊]][[耐性]]を付けた[[《双穹の騎士アストラム》]]を出す事も可能。~
[[星遺物]]のため[[《星杯の神子イヴ》]]や[[《星遺物−『星鎧』》]]の[[サーチ]]先を増やす意味合いも持たせられる。~

-[[《暴君の暴言》]]~
[[発動]]時の[[重い]][[コスト]]を[[ジェネレイドトークン]]で賄えるため通常の[[デッキ]]よりも[[発動]]はかなり容易。~
[[フィールド]]・[[手札]]での[[モンスター効果]]の[[発動]]を封じる封殺力はかなり強力であり、[[デッキ]]によってこれ1枚で完封する事すら狙える。~
こちらにも影響するため採用する場合はある程度構築を考え、なるべく[[自分]]への影響は軽くしたい。~

―それ以外の[[カード]]~
 [[【レベル9】]]と相性の良い[[カード]]についてはあちらのページを参照のこと。~
 特に[[《星遺物の胎導》]]はフル投入が前提であり、[[サーチ]]手段も搭載できればなお望ましい。~

-[[《便乗》]]~
[[相手]]の[[ドローフェイズ]]以外の[[ドロー]]を[[トリガー]]として[[カードの発動]]及び[[効果の発動]]ができる[[永続罠]]。~
1回の[[効果の発動]]で自分は2枚[[ドロー]]ができるため、上記[[カード]]と組み合わせる事で大きな[[ハンド・アドバンテージ]]を稼ぎ得る。~

-[[《トラップトリック》]]~
上述した[[《悪魔嬢リリス》]]と同じ理由での採用となる。~

-[[《貪欲な瓶》]]~
[[《王の舞台》]]や[[《星遺物の胎導》]]で[[デッキ]]の[[ジェネレイド]]は枯渇しやすいため、補充要員として採用できる。~
[[墓地へ送られた]][[《王の舞台》]]を[[デッキ]]に回収して[[サーチ]]するといった動きにも利用可能。~

-[[《スキルドレイン》]]~
[[《光の王 マルデル》]]と[[《炎の王 ナグルファー》]]以外の[[ジェネレイド]][[モンスター]]は自身を[[コスト]]に[[効果]]を[[発動]]すれば影響を受けずに済む。~
元々[[レベル]]9及び[[ランク]]9は単独でも[[ステータス]]が高い[[モンスター]]が多く、普通に殴り合いに持ち込むだけでも有利に働く。~

-[[《王の舞台》]]を守る[[カード]]~
[[《王の舞台》]]は[[除去]]されても2枚目以降を用意するのは難しくはないが、次を用意するまでに隙が生じるのは望ましくない。~
それを嫌うのならばこれらの防御[[カード]]を採用して[[除去]]を徹底的に防いでも良いだろう。~
[[《無償交換》]]や[[《魔宮の賄賂》]]は[[カウンター]]範囲も広く、[[相手]]に[[ドロー]]させる点もこの[[デッキ]]ならば[[メリット]]に変換し得る。~

**戦術とデッキバランス [#strategy]
 [[《王の舞台》]]による[[リクルート]]と[[ジェネレイドトークン]]の生成が生命線であり、これが無ければ戦線維持は不可能と言っても過言ではない。~
 常に[[フィールド]]・[[手札]]に[[《王の舞台》]]及びその[[サーチ]][[カード]]が用意できる様に[[デッキ]]バランスを組み、その様にプレイしていきたい。~
 [[確率]]のページも参照してもらいたいが、40枚[[デッキ]]で初手に9割以上の確率で[[《王の舞台》]]または[[サーチ]][[カード]]を握るには合計で1/3程度は投入する必要がある。~
 [[相手]]の妨害や[[除去]]も考慮すると、できる事なら2枚程度は握れるように余裕をもって構築しておきたい。~

 [[デュエル]]序盤では[[《氷の王 ニードヘッグ》]]や[[《剣の王 フローディ》]]を出しておき、その[[効果]]で[[相手]]の展開を牽制するのが良いだろう。~
 [[相手]][[ターン]]が多く回ればその分だけ[[通常のドロー]]、即ち[[《王の舞台》]]による[[リクルート]]の回数が増えて有利になるため、腰を据えてじっくり戦うつもりでも良い。~
 幸い[[ランク]]9には[[《真竜皇V.F.D.》]]や[[《No.92 偽骸神龍 Heart−eartH Dragon》]]といった高い[[制圧]]力により長期戦に持ち込みやすい[[モンスター]]も存在する。~

 ただし、初手に[[ジェネレイド]][[モンスター]]が固まってしまった場合は悠長な事を言ってられないため、[[《鉄の王 ドヴェルグス》]]の[[効果]]で一気に展開して短期決戦を仕掛けたい。~
 その場合は[[手札]]消費が激しくなるため、反撃で突破された時はほぼ負けが確定する諸刃の剣である事は肝に銘じておくべき。~

**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
 この[[デッキ]]は極端な話[[《王の舞台》]]と適当な[[ジェネレイド]][[モンスター]]さえ投入すれば基本は成立するため拡張性や自由度が高い。~
 下記以外にも自分の気に入った[[デッキ]]と混合させてみるのも面白いだろう。~

***[[【アンデット族】]]軸 [#decktype1]
 [[《死の王 ヘル》]]の[[効果]]が活きる構築。~
 中でも[[魔妖]][[シンクロモンスター]]は上述した通り[[《死の王 ヘル》]]の[[蘇生]]と相性が良く、[[《翼の魔妖−波旬》]]1枚から[[レベル]]9の[[《麗の魔妖−妖狐》]]が出せるため[[《星遺物の胎導》]]の起点にもしやすい。~
 それ以外では[[《ユニゾンビ》]]や[[《ゾンビキャリア》]]も[[汎用性]]が高い[[チューナー]]なので投入しやすい。~
 特に後者は[[手札]]に来てしまった[[ジェネレイド]][[モンスター]]を[[デッキ]]に戻して[[《王の舞台》]]の[[リクルート]]に繋げられる点でも[[シナジー]]する。~
 [[相手]]に[[ドロー]]させる[[カード]]を多く投入する場合は、主要[[アンデット族]]に[[闇属性]]が多い事を活かして[[ウイルス]]を投入してみるのも一興か。~

***[[【機械族】]]軸 [#decktype2]
 [[《鉄の王 ドヴェルグス》]]の[[効果]]が活きる構築。~
 元々[[レベル]]9の[[機械族]]は[[特殊召喚]]が容易な[[モンスター]]が多く、特に[[地属性]]は[[《緊急ダイヤ》]]等の使いやすい[[特殊召喚]]サポートも存在するため軸に据えやすい([[【レベル9】]]のページも参照)。~
 [[《鉄の王 ドヴェルグス》]]自身も[[地属性]]なので、それらに寄せた構築にすれば[[手札事故]]の危険性をかなり減らす事ができる。~
 [[《クリフォート・ゲニウス》]]の[[サーチ]][[効果]]もこの[[デッキ]]ならば[[発動]]は容易であり、[[《鉄の王 ドヴェルグス》]]による[[手札]]からの展開とも[[シナジー]]する。~
 変わった所では[[ジェネレイドトークン]]の[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]として[[特殊召喚]]できる[[《オレイカルコス・シュノロス》]]を採用してみるのも面白い。~
 [[ステータス]]が[[相手]][[フィールド]]に左右される不安定さはあるが、[[ジェネレイドトークン]]が[[自壊]]しなくなる利点がある。~

***[[【天威】]]([[幻竜族]])軸 [#decktype3]
 [[《氷の王 ニードヘッグ》]]は[[種族]]サポートを共有でき、[[《天威の龍仙女》]]による[[蘇生]]で使い回せれば高い[[制圧]]力を持てる。~
 [[《天威龍−ナハタ》]]は[[ジェネレイドトークン]]の[[ステータス]]を実質3000にするので[[相手]]の思惑を崩す形で返り討ちが狙える。~
 [[《天威龍−アーダラ》]]は1[[ターン]]目ならばほぼ確実に[[特殊召喚]]できる[[チューナー]]であり、[[シンクロ素材]]や[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]の[[リンク素材]]としても有用。~
 [[手札]]消費が激しいため積極的に狙いたいわけではないが、[[《天威の拳僧》]]を経由すれば[[召喚権]]を使わず[[天威]]2体を並べられるため、[[手札]]で[[腐った>腐る]][[ジェネレイド]]を[[アドバンス召喚]]する事も可能。~

***[[【恐竜族】]]軸 [#decktype4]
 [[《王の舞台》]]による[[ジェネレイドトークン]]の大量生成と[[《生存境界》]]との相性の良さに着目した構築。~
 [[リクルート]]した[[恐竜族]]も[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]してしまうが、[[効果破壊]]時や[[特殊召喚]]時の[[効果]]を持つ[[モンスター]]ならば[[アドバンテージ]]になる。~
 [[《生存境界》]]は[[通常罠]]なので上述した[[《悪魔嬢リリス》]]や[[《トラップトリック》]]で[[サーチ]]も可能である。~
 また、[[《魂喰いオヴィラプター》]]から[[《幻創のミセラサウルス》]]を経由して[[《ジュラック・アウロ》]]を[[リクルート]]すれば[[《星杯の神子イヴ》]]を[[シンクロ召喚]]できるのも利点。~

//**[[デッキ]]の派生 [#variation]
//***[[【】]][#variation1]

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 [[《王の舞台》]]への依存度が強すぎるため、[[マストカウンター]]が非常に見極めやすいのが最大の弱点。~
 極端な話、[[相手]]の[[後攻]]1[[ターン]]目に[[発動]]した[[リクルート]][[効果]]に[[《サイクロン》]]・[[《幽鬼うさぎ》]]・[[《灰流うらら》]]等を[[チェーン]]されるだけであっさり機能不全に陥る。~
 [[《醒めない悪夢》]]は[[永続カード]]で1[[ターン]]で何度も[[除去]]が可能な上に、[[ジェネレイド]][[カード]]では[[除去]]できない点も含めて天敵である。~
 [[相手]]もこの弱点は把握している可能性が高いため、それらの[[カード]]が[[《王の舞台》]]に集中するのは避けられないのも難点。~

 上記の[[デッキ]]バランスの項目でも述べたが、初手で[[《王の舞台》]]にアクセスできなかった場合は初動が大きく遅れる。~
 また、[[手札]]に[[ジェネレイド]][[モンスター]]が集まってしまう[[手札事故]]も危険である。~
 [[《鉄の王 ドヴェルグス》]]の[[効果]]で一気に展開できれば脱却できるが、前提条件として[[《鉄の王 ドヴェルグス》]]を[[フィールド]]に出す必要があり、出せたとしても[[《無限泡影》]]などで妨害されればそれまでである。~

 [[魔法カード]]の[[効果]]を[[無効]]化する[[《王宮の勅命》]]なども天敵であり、何としても[[除去]]しなければならない。~
 ただし、[[魔法カード]]の[[発動]]を妨害してくる[[《ナチュル・ビースト》]]などは[[《王の襲来》]]による[[発動]]から突破が狙える。~

 総じて、序盤に[[《王の舞台》]]の[[効果]]が通らなければ著しく不利な状況に陥るという事を念頭に置いて[[デュエル]]に挑みたい。~
 それ以外の弱点となると、[[ジェネレイドトークン]]が[[攻撃表示]]で出るため[[戦闘ダメージ]]を受けやすい点だろうか。~
 [[《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》]]等の高打点と[[2回攻撃]]を備える[[モンスター]]を相手取ると[[1ターンキル]]されかねない。~
 [[相手]]がそれらの[[モンスター]]を使用するようならば、[[トークン]]の生成を控えたり[[《真竜皇V.F.D.》]]で[[攻撃]]を止める事も考慮したい。~

//**この[[デッキ]]の歴史 [#history]

**代表的なカード [#keycard]
-[[《王の舞台》]]

-[[《王の襲来》]]

//**サンプルレシピ [#sample]

**関連リンク [#link]
-[[【レベル9】]]

-[[デッキ集]]