*【ジャイアント・ボマー・エアレイド】 [#v58bd93d]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#t6f12a7c]
 [[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[特殊召喚]]を狙う[[デッキ]]。~
 [[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]も[[リアクター]]も、[[相手]]の行動に反応して[[ダメージ]]を与える[[効果]]を持ち、[[バーン]]要素を取り入れた[[デッキ]]となる。~
 単純計算すれば、[[リアクター]]と[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[効果]]を、合計10回[[発動]]できれば勝利できる。

 《サモン・リアクター・AI/Summon Reactor・SK》
 効果モンスター
 星5/闇属性/機械族/攻2000/守1400
 このカードが自分フィールド上に存在する限り、
 相手フィールド上にモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、
 相手ライフに800ポイントダメージを与える。
 この効果は1ターンに1度しか使用する事ができない。
 この効果を使用したターンのバトルフェイズ時、
 相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。
 自分フィールド上に表側表示で存在する、
 このカードと「トラップ・リアクター・RR」「マジック・リアクター・AID」を
 それぞれ1体ずつ墓地へ送る事で、自分の手札・デッキ・墓地から
 「ジャイアント・ボマー・エアレイド」1体を特殊召喚する。

 《トラップ・リアクター・RR/Trap Reactor・Y FI》
 効果モンスター
 星4/闇属性/機械族/攻 800/守1800
 相手が罠カードを発動した時に発動する事ができる。
 その罠カードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 《マジック・リアクター・AID/Spell Reactor・RE》
 効果モンスター
 星3/闇属性/機械族/攻1200/守 900 
 相手が魔法カードを発動した時に発動する事ができる。
 その魔法カードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 《ジャイアント・ボマー・エアレイド/Flying Fortress SKY FIRE》
 効果モンスター
 星8/風属性/機械族/攻3000/守2500
 このカードは通常召喚できない。
 「サモン・リアクター・AI」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
 1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送る事で
 相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。
 また、相手のターンに1度、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
 ●相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
 そのモンスターを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
 ●相手がカードをセットした時に発動する事ができる。
 そのカードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。

**[[デッキ]]構築に際して [#jd4b0219]
 [[リアクター]]は総じて[[ステータス]]が低めなので、[[フィールド]]上に長期的に維持する事は難しい。~
 [[特殊召喚]]を駆使して一気に[[フィールド]]に揃える、または、[[ロック]][[カード]]で守る、といった手段を用いる必要がある。

***[[モンスターカード]] [#uf09f412]
 [[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]は[[除外]]されていなければ、ありとあらゆる場所から[[特殊召喚]]できるので基本的に[[デッキ]]に1枚でよい。~
 [[除外]]が心配ならば、2枚入れても良いだろう。(この場合、[[レベル]]8[[モンスター]]を増やし[[《トレード・イン》]]で[[デッキ]]の[[回転]]率を上げる戦術も有効)~
 [[リアクター]]は、[[デッキ]]には2〜3枚程度で問題ない。~
 もっとも、[[蘇生]]・[[帰還]]・[[リクルーター]]に対応しているので、投入する枚数はそれに応じて調整したい。

 その他相性のいい[[カード]]を以下に挙げる

-[[《終末の騎士》]]・[[《ダーク・グレファー》]]~
間接的な[[サーチ]][[カード]]であり、[[闇属性]]である[[リアクター]]をピンポイントで[[墓地に送る]]事で、[[蘇生]]や[[帰還]]へと繋げられる。

-[[《キラー・トマト》]]~
[[《トラップ・リアクター・RR》]]・[[《マジック・リアクター・AID》]]を[[リクルート]]できる。~
[[壁]][[モンスター]]と[[墓地]]肥やしを兼ねる事もできる。

-[[《ブラック・ボンバー》]]~
[[《トラップ・リアクター・RR》]]を[[蘇生]]でき、[[デッキ]]に[[シンクロ召喚]]の要素も入れられる。~
[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]といった強力な[[シンクロモンスター]]を簡単に[[特殊召喚]]できる。

-[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]~
[[《トラップ・リアクター・RR》]]・[[《マジック・リアクター・AID》]]を始め、[[闇属性]][[モンスター]][[召喚]]時に[[相手]][[フィールド]]上の[[カード]]を[[破壊]]できる。~
[[攻撃力]]は1000なので[[《機甲部隊の最前線》]]からでも[[リクルート]]しやすく、[[守備力]]は2000あるので大抵の[[下級モンスター]]は止められる[[壁]]にもなる。~
[[《魔封じの芳香》]]を採用する場合には[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]と合わせて[[セット]][[カード]]をことごとく[[除去]]できる。

-[[《ダーク・クリエイター》]]~
全ての[[リアクター]]シリーズを[[蘇生]]できるので、[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[特殊召喚]]を強力に補助する。~
ほとんどの[[モンスター]]が[[闇属性]]なので[[召喚条件]]は比較的簡単に満たせる。

-[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]~
[[墓地]]の調整が容易なので驚くほど簡単に[[特殊召喚]]出来る。~
また[[《ダーク・クリエイター》]]と共に[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]することで、[[帰還]]戦術を絡めることが出来る。

-[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]~
この[[デッキ]]においては[[《機甲部隊の最前線》]]と組み合わせる事で容易に[[《サモン・リアクター・AI》]]含む[[リアクター]]を[[デッキ]]から[[リクルート]]出来るのが最大の利点である。~
[[《神獣王バルバロス》]]には勝てないものの、この[[デッキ]]の弱点である[[《スキルドレイン》]]下で[[攻撃力]]2800の[[アタッカー]]として使う事も出来る。~
[[《闇の誘惑》]]に対応し、[[《機甲部隊の最前線》]]の[[効果]]を生かせ、また[[妥協召喚]]も出来るため、三枚入れても[[腐りにくい>腐る]]だろう。

-[[《機皇帝ワイゼル∞》]]~
[[効果]]による[[破壊]]に耐性がない[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]のバックアップとして優秀。~
//相手にしてみれば、やっとの思いで[[除去]]した[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の後に強力な効果を持つこの[[モンスター]]が登場してくるのは厄介であろう。~
また、この[[カード]]も[[闇属性]]・[[機械族]]であるため、[[《機甲部隊の最前線》]]の[[効果]]で、全ての[[リアクター]]を[[リクルート]]することが可能である。~

-[[《ダーク・フラット・トップ》]]~
[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]、または[[リアクター]]を[[墓地]]から[[蘇生]]する[[効果]]を持つ[[シンクロモンスター]]。~
[[守備力]]が3000もあるため容易に[[戦闘破壊]]されることはなく、長い間維持し続ければ簡単に[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[特殊召喚]]のための布石が揃う。~
またこの[[カード]]が[[破壊]]されても、[[手札]]から[[レベル]]5以下の[[機械族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]できるため、その後の展開につなぐこともできる。~

 [[【ダークモンスター】]]のギミックを使う場合、積極的に[[墓地]]肥やしを行うので[[《ダーク・グレファー》]]が特に有効。~
 その他、[[《終末の騎士》]]で[[墓地]]へ送ることができ、[[攻撃]]を防ぐ[[《ネクロ・ガードナー》]]や、[[墓地]]の強力な[[効果モンスター]]の[[効果]]を使用できる[[《ファントム・オブ・カオス》]]も採用圏内。~
 [[《ブラック・ボンバー》]]の[[蘇生]]対象にもなる[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]もおすすめ。~
 [[相手]]の[[モンスター]]の展開を妨げつつ[[ライフ]][[ダメージ]]を与えることもできるので相性がいい。

***[[魔法・罠カード]] [#l211565d]
 [[闇属性]][[モンスター]]が[[デッキ]]の大半を占めるので、[[闇属性]][[サポートカード]]を投入したい。~
 また[[リアクター]]を素早く展開するため、[[特殊召喚]]を行う[[カード]]も採用する。

-[[闇属性]][[サポートカード]]

--[[《闇の誘惑》]]~
[[デッキ]]を高速に[[回転]]させ[[キーカード]]を揃えることが出来る。~
[[帰還]]戦術とも相性が良い。

--[[《ダーク・バースト》]]~
[[墓地]]の[[リアクター]]や[[《ブラック・ボンバー》]]等を回収できる。~

-[[機械族]][[サポートカード]]

--[[《機甲部隊の最前線》]]~
[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]から各リアクターを[[リクルート]]出来る様にする[[永続魔法]]。~
自然と[[デッキ]]の[[モンスター]]の大半は[[闇属性]]・[[機械族]]で固まるので、[[効果]]が狙いやすい。~
この[[デッキ]]では[[必須カード]]といえるだろう。

-[[墓地]]からの[[特殊召喚]]

--[[《フェイク・エクスプロージョン・ペンタ》]]~
[[上級モンスター]]である[[《サモン・リアクター・AI》]]を容易に[[特殊召喚]]できるので是非採用したい。

--[[《リミット・リバース》]]~
[[《トラップ・リアクター・RR》]]を[[特殊召喚]]出来るほか、[[《クリッター》]]や[[《ファントム・オブ・カオス》]]も[[蘇生]]対象になる。

-[[除外]]からの[[特殊召喚]]

--[[《異次元からの帰還》]]~
[[ライフコスト]]が多い・[[罠カード]]である等のマイナス要素もあるが、一瞬で[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[召喚条件]]を満たせる強力な[[カード]]。

--[[《D・D・R》]]~
[[魔法カード]]なので、[[《闇次元の解放》]]・[[《異次元からの帰還》]]に比べ速効性がある。~
[[手札コスト]]がかかるが、[[手札]]で腐っている[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]等を[[コスト]]にすれば無駄を少なくできる。~
[[《アームズ・ホール》]]で[[サーチ]]・[[サルベージ]]が可能。

--[[《闇次元の解放》]]~
[[罠カード]]なので展開はワンテンポ遅れるが、ノー[[コスト]]で[[リアクター]]を[[帰還]]できる。

-その他のサポート

--[[機械族]]である点を生かし[[《リミッター解除》]]・[[【未来オーバー】]]のギミックである[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]も使える。

--[[ロック]]で時間を稼いでる間に、[[リアクター]]での[[ダメージ]]を蓄積させ、[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[召喚]]準備を整える戦術も考えられる。~
[[ロック]][[カード]]は、そのまま[[特殊召喚]]に成功した[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の保護にもなる。~
[[ロック]]の他にも[[カウンター罠]][[カード]]、そして[[リアクター]]と[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]を[[破壊]]から護れる[[《強化支援メカ・ヘビーウェポン》]]も採用圏内である。~
[[相手]]の[[破壊]]は[[《強化支援メカ・ヘビーウェポン》]]で、それ以外は[[ロック]][[カード]]と[[カウンター罠]][[カード]]で防御しつつ、[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[特殊召喚]]を狙えるだろう。

--[[制限カード]]にも指定されている[[《レベル制限B地区》]]・[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]・[[《光の護封壁》]]の3枚は特に強力なので是非採用したい。~
だが当然、前者2枚は[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[攻撃]]も阻害する。~
積極的に[[攻撃]]したいならば[[《平和の使者》]]の方が有効。

その他、以下のようなカードに[[シナジー]]を見込める。~

--[[《つまずき》]]~
[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を抑制できる。~
特に、[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[誘発効果]]で[[破壊]]し損ねた[[《N・グラン・モール》]]や[[《異次元の女戦士》]]などの[[効果]][[発動]]を防ぎ、返しの[[ターン]]に[[起動効果]]で[[破壊]]できるようになる。

--[[《魔封じの芳香》]]~
[[相手]]の[[魔法カード]]の[[使用]]を抑制し、[[発動]]される前に[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[効果]]で[[破壊]]可能になる。

このような[[ロック]][[カード]]を使う場合、[[相手]]の[[ライフ]]を少しでも早く削るため、[[《魔法の筒》]]・[[《停戦協定》]]等の[[バーン]]カードも合わせて採用すると良い。~
特に[[《連鎖爆撃》]]は各種リアクター[[モンスター]]と[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]に[[チェーン]]するだけで、計2000の[[ダメージ]]を与えられるため有効。

//**戦術 [#ic8fe587]
//プレイング・動かし方について。

**[[デッキ]]の派生 [#dd0d0e05]
***【闇・風属性併用型】 [#ob37ed06]
 [[リアクター]]が[[闇属性]]、[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]が[[風属性]]であるのを考慮し、積極的に[[機械族]]・[[風属性]][[モンスター]]を採用した型。~
 [[闇属性]]と[[風属性]]を多く投入する事で[[《ダーク・シムルグ》]]を採用できる。~
 [[《ダーク・シムルグ》]]で[[セット]]を封じる事で[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[モンスター]][[破壊]][[効果]]を狙いやすくなる。~
 また、[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]の[[効果]]を活かす[[《魔封じの芳香》]]は、他方で[[《ダーク・シムルグ》]]とも[[シナジー]]するため多様な[[ロック]]が可能となる。

 [[機械族]]・[[風属性]]の採用候補は、状況に応じて[[手札]]の[[モンスター]]を[[墓地に送る]]事ができる[[《クイック・シンクロン》]]が有力なので、[[アドバンス召喚]]にも使える[[《レベル・スティーラー》]]を採用してもいい。~
 その他、戦線維持ならば[[攻撃力]]2500の[[上級モンスター]]の[[《サイバティック・ワイバーン》]]、1[[ターン]]に1度までの[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[《ジャイロイド》]]など。~
 [[効果]]を重視するなら各種[[罠カード]]と相性のいい[[《ジェット・ロイド》]]、[[《機甲部隊の最前線》]]からの[[リクルート]]で[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]しやすい[[《D・クリーナン》]]など。~
 [[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]が[[戦闘破壊]]された場合でも、これらの[[モンスター]]を[[《機甲部隊の最前線》]]から[[リクルート]]できる。

**この[[デッキ]]の弱点 [#bf966690]
 [[特殊召喚]]が[[デッキ]]の中心となるため、それを封じられると弱い。~
 [[ダメージ]]を与えられるといっても[[リアクター]]は貧弱な[[モンスター]]に過ぎないので、[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]に繋げられなければ容易く[[破壊]]されてしまうだろう。~
 また、この[[デッキ]]で行える[[バーン]]は本家[[【フルバーン】]]、[[【ロックバーン】]]のそれと比べると[[ファンデッキ]]レベルでしかない。~
 さらに低[[攻撃力]]であり、[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]まで繋げると使いきり[[バーン]][[魔法>魔法カード]]に反応しなくなる。~
 よってそれらの[[デッキ]]と無策で渡り合うのは難しく、[[サイドデッキ]]に[[《マテリアルドラゴン》]]と[[《デス・ウォンバット》]]は準備しておきたい。~
 一応、[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]本体は自身の[[効果]]で対抗できるが、[[機械族]]の天敵[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]に弱い事も頭に入れておこう。

**代表的なカード [#u44bca0e]
-[[《サモン・リアクター・AI》]]
-[[《トラップ・リアクター・RR》]]
-[[《マジック・リアクター・AID》]]

-[[《ジャイアント・ボマー・エアレイド》]]

-[[《ブラック・ボンバー》]]

-[[《闇の誘惑》]]

**関連リンク [#cfd263ea]
-[[デッキ集]]