【キュアバーン】から《ビッグバンガール》たちを抜き去ることで生まれた、豊富なカウンター罠と《マジック・キャンセラー》を利用したコントロールデッキ。
後の数多くのコントロール系デッキに影響を与えたコントロールデッキの先駆けである。
また、まだカウンター罠の選択肢が少なかったころのパーミッションとも言える。
カウンターしなくてはいけないカードを《マジック・キャンセラー》により罠とモンスターに固定することで、
コストがきついものしかなかったカウンター罠を効率よく使用していくパーミッション、というわけだ。
《マジック・キャンセラー/Spell Canceller》 効果モンスター 星５/風属性/機械族/攻1800/守1600 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り魔法カードは発動できず、 全てのフィールド上魔法カードの効果は無効になる。
お互いに魔法が使えなくなるため、その状態からどのように優位に持っていくかが肝である。
(一例としては、｢《群雄割拠》＋《おジャマトリオ》＋《ボーガニアン》｣のようにロックを仕掛ける等)
しかし、有能なカウンター罠が増えた現在では《豊穣のアルテミス》や《炸裂装甲》を投入し完全なパーミッションにしてしまうのが一般的。
相手モンスターの除去のために《激流葬》等の有能な罠カードを使うのは当然、《異次元の戦士》等の《マジック・キャンセラー》の露払いを行うモンスターを用意したい。
また、《鎖付き爆弾》等の戦闘補助カードも欲しい。
現在は【お触れホルス】に代表される《ホルスの黒炎竜 ＬＶ８》入りのデッキに取って代わられた感がある。
出しやすさの面では、蘇生他特殊召喚が可能な分負けてはいないのだが…