*【ジャマキャン】 [#z0d789a2]
newslime氏の創作デッキ。~
《おジャマトリオ》と《マジック・キャンセラー》を利用したロックデッキ。~
後の数多くのコントロールデッキに影響を与えたデッキであり、カウンター罠の選択肢が少なかった頃の【パーミッション】とも言える。~
《マジック・キャンセラー》は生きる《王宮の勅命》であり、当時としては現在禁止カードにもなっている強力な魔法カードに対抗する手段であった。~

 《マジック・キャンセラー/Spell Canceller》
 効果モンスター
 星５/風属性/機械族/攻1800/守1600
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り魔法カードは発動できず、
 全てのフィールド上魔法カードの効果は無効になる。

**デッキの性質 [#saa9eee8]
戦略はロック、勝利手段はバーン。まずは《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》《光の護封壁》《拷問車輪》等で相手の攻撃をロックする。~
そして《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》《因幡之白兎》《ボーガニアン》等でじわじわとダメージを与えるのだ。~
また、《おジャマトリオ》によって強力なバーンカード《自業自得》のダメージ量を増加させつつ相手の展開をロックする。~
そして、ロックを崩しに来る《ハーピィの羽根帚》《大嵐》《サイクロン》を《マジック・キャンセラー》で封殺する。~

**このデッキの派生 [#y6a0e5bb]
***【群雄ジャマキャン】 [#p6fe8748]
《群雄割拠》《おジャマトリオ》《マジック・キャンセラー》を揃えることで罠カードを除いた全てのカードを無力化するロックデッキ。~
《群雄割拠》によって、相手は《おジャマトリオ》と同じ[[獣族]]しか出せなくなり、自分は《マジック・キャンセラー》と同じ機械族を主軸にすることになる。~
構成は《ボーガニアン》《機動砦のギア・ゴーレム》等の機械族バーンモンスターを採用し、従来の【ジャマキャン】のバーンモンスターと入れ替える。~
昔の【スタンダード】には罠カードを採用することが少なく、モンスターと魔法カードを無効にするだけでほぼロックが決まってしまっていた。~
特に《群雄割拠》により《ならず者傭兵部隊》、《同族感染ウィルス》、《魔導サイエンティスト》ら直接[[除去]]モンスターを封殺できるのが大きい。~
もちろん複数のカードを利用するためにほころぶことも多く、《神の宣告》等で相手の反撃の手を封殺していた。~
簡単に言えば【機械族】の【ロックバーン】と言ったところである。~

**現在の環境において [#o347ccda]
現在では魔法カードの伏せ除去減少や、《氷帝メビウス》の台頭で《マジック・キャンセラー》の必要性が低くなってきている。~
また、罠カード依存のデッキにとっては《王宮のお触れ》対策の方が重要なので、《マジック・キャンセラー》がジャマになる場合もある。~
しかし、《マジック・キャンセラー》の存在価値は魔法カード対策なので【ジャマキャン】に拘る必要は無いだろう。~
とりわけ、対モンスター除去なら《ホルスの黒炎竜 ＬＶ６》《サイレント・ソードマン ＬＶ５》等の方が攻撃力も高い。~
また、《冥王竜ヴァンダルギオン》や《豊穣のアルテミス》等のおかげでカウンター罠も以前より扱い易くなっているとやはり立場が無くなっている。~
また、《因幡之白兎》は《逆巻く炎の精霊》、《ボーガニアン》は《ステルスバード》に変更してもよい。~

**代表的なカード [#ta5c9f01]
-[[《マジック・キャンセラー》]]
-[[《おジャマトリオ》]]

**関連リンク [#w341a1bd]
-[[デッキ集]]