*【スターダスト・ドラゴン/バスター】 [#r2309d43]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#qd37493a]
 [[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]を[[特殊召喚]]し、[[フィールド]]を制圧する[[デッキ]]。~
 比較的簡単に[[特殊召喚]]出来る上、一度[[特殊召喚]]できれば圧倒的な制圧力で場を[[コントロール]]できる[[デッキ]]である。~

 《スターダスト・ドラゴン/バスター》
 効果モンスター
 星10/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
 このカードは通常召喚できない。
 「バスター・モード」の効果及び 
 このカードの効果でのみ特殊召喚する事ができる。
 魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
 このカードをリリースする事でその発動を無効にし破壊する。
 この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、
 この効果を発動するためにリリースされ墓地に存在するこのカードを、
 自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
 また、フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、
 自分の墓地に存在する「スターダスト・ドラゴン」1体を特殊召喚する事ができる。


**[[デッキ]]の構築 [#wb46ea7b]
***[[モンスターカード]]について [#a63d34a4]
 [[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]は[[デッキ]]にいなければ[[特殊召喚]]できないが、[[手札]]に来てしまえばそれは完全な事故である。~
 1・2枚程度で十分だろう。~
 [[《スターダスト・ドラゴン》]]は[[シンクロモンスター]]ゆえに[[デッキ]]を圧迫せず投入できるのでできる限り[[積む]]のが理想的。~
 また、[[デッキ]]の性質上、必然的に[[チューナー]]を[[積む]]ことになるので単体で強力な[[シンクロモンスター]]を大量に用意しておこう。

 この[[デッキ]]に必要不可欠な[[《バスター・モード》]]を[[サーチ]]できる[[《バスター・ビースト》]]は3枚積んでも問題ない。~
 [[サーチ]][[効果]]以外にも、[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]の[[特殊召喚]]の障害・弱点となる[[《ライオウ》]]や[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]と相打ちできる[[攻撃力]]を持つので頼もしい。~
 [[《バスター・マーセナリ》]]の採用も検討できる。~
 [[攻撃力]]も1800と悪くなく、[[《増援》]]にも対応しているので、1・2枚挿しておけば、事故には直結しがたい。~
 [[墓地]]の[[《バスター・モード》]]を[[デッキ]]に戻し、この[[デッキ]]の弱点となる[[《王宮の弾圧》]]や[[《王宮のお触れ》]]を[[破壊]]できる。~
 [[《ゾンビキャリア》]]の[[効果]][[発動]]後に[[サーチ]]能力を使えば[[ドローロック]]を回避でき、その点でもこの[[デッキ]]にとって有用な[[モンスター]]と言える。

 また、[[《ファントム・オブ・カオス》]]も面白い。~
 状況に応じて墓地の[[《バスター・マーセナリ》]]になって[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]したり、[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]になって[[伏せカード]]を気にせずに[[攻撃]]したりできるからだ。~
 なお、[[《スターダスト・ドラゴン》]]になっても[[《バスター・モード》]]の[[コスト]]にはできないため、そこは注意が必要。

***[[魔法・罠カード]]について [#yad1f1b2]
 [[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]の[[特殊召喚]]に絶対必要となる[[《バスター・モード》]]は3枚積むのが確定的。~
 但し、事故を想定して[[《バスター・ビースト》]]を3枚積み、この[[カード]]は2枚だけという場合でも問題なく機能する。~
 [[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]を、[[アドバンテージ]]込みで[[デッキ]]に戻すには、[[《ゴブリンのやりくり上手》]]を投入するのも手である。~
 しかし、[[《ゴブリンのやりくり上手》]]は1枚のみの投入では[[ディスアドバンテージ]]にしかならないので、投入するなら[[【やりくりターボ】]]のギミックも兼ねて、思い切って3枚投入するのも手。~
 投入するか否かは、ちゃんと[[デッキ]]と相談するのが望ましい。~
 また、[[シンクロモンスター]]を[[蘇生]]できる[[《ロスト・スター・ディセント》]]の投入もありだろう。~
 [[効果]]こそ[[無効]]にされてしまうが、[[《スターダスト・ドラゴン》]]を[[蘇生]]させて、[[《バスター・モード》]]の[[コスト]]にする分には何の問題もない。~

// 次に採用できるのは、[[《ゾンビキャリア》]]などを[[墓地]]へ送ることができる[[《おろかな埋葬》]]、[[《終末の騎士》]]や[[《ダーク・グレファー》]]を[[サーチ]]できる[[《増援》]]など。~
// [[デッキ]]内の[[闇属性]][[モンスター]]の比率が高まるなら[[《闇の誘惑》]]なども有力な候補となる。~
// [[《闇の誘惑》]]は[[手札]]を交換でき、[[《増援》]]は[[デッキ]]のキーパーツを[[サーチ]]することができる。~

**[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]の方法について [#pdda1c38]
 何より、この[[モンスター]]を先に[[シンクロ召喚]]せねば、何も始まらない。~
 以下に簡単な[[シンクロ召喚]]の方法を記す。~

***[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]使用型 [#vd34caba]
 この[[デッキ]]の中では最もポピュラーなタイプである。

 [[《D−HERO ディアボリックガイ》]]を[[墓地に送り>墓地に送る]]、自身の[[効果]]で2体目を[[特殊召喚]]。~
 [[レベル]]2[[チューナー]]を[[召喚]]し、[[シンクロ召喚]]を行い、[[相手]][[ドローフェイズ]]に[[《バスター・モード》]]を[[発動]]させる。~
 先攻1[[ターン]]目から高確率で狙うことができる[[コンボ]]といえる。

 [[《D−HERO ディアボリックガイ》]]を[[墓地に送る]]には[[《終末の騎士》]]や[[《ダーク・グレファー》]]、[[《おろかな埋葬》]]が適任。~
 特に[[《ダーク・グレファー》]]ならば[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]と自身の[[効果]]で[[蘇生]]できる[[《ゾンビキャリア》]]を[[墓地に送る]]ことができる。~
 どちらか片方が[[手札]]に存在しているならば2体とも[[墓地に送れる>墓地に送る]]うえ、[[《終末の騎士》]]とともに[[《増援》]]にも対応している。~
 [[《クレボンス》]]と[[《緊急テレポート》]]は、[[《ゾンビキャリア》]]の[[効果]]による[[ドローロック]]も防げるので併せて採用したい。~

 上記で挙げられた[[モンスター]]は全て[[闇属性]]であることも一つの特徴。~
 従って、[[《闇の誘惑》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]も無理なく投入できる。~
 [[墓地]]調整も容易なので、第二の[[フィニッシャー]]として大いに役立つ。

***[[《召喚僧サモンプリースト》]]使用型 [#ae5895b4]
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]を場に出し、[[《霞の谷の戦士》]]または[[《フレムベル・マジカル》]]を[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]する。~
 この後[[《バスター・モード》]]を[[発動]]させれば即座に[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]が場に出る。~
//此方は、前述の[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]型とは違い、[[手札]]消費が殆ど気にならないのが利点である。~
//前述の[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]型でも[[《終末の騎士》]]や[[《おろかな埋葬》]]と[[《緊急テレポート》]]などの方法なら2枚の手札消費で特殊召喚可能。
 しかし、[[《召喚僧サモンプリースト》]]は現在[[準制限カード]]なので、[[手札]]に揃えるのが難しい。~
 そのため、[[《クリッター》]]等で[[サーチ]]するか、他のギミックを用意すべきだろう。~
//キラー・トマトだと守備表示にならないので、あえてクリッターに変更した

//***[[《簡易融合》]]+[[《緊急テレポート》]]併用型 

**戦術 [#ic8fe587]
 [[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]を[[特殊召喚]]するのが先決。~
 先に挙げたような[[カード]]を採用するなら速攻での[[召喚]]は難しくないはずなので[[特殊召喚]]に成功した後はその制圧力を生かして積極的に攻めていこう。~
 [[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]には[[《スターダスト・ドラゴン》]]では対応できなかった[[《次元幽閉》]]や[[《収縮》]]などにも[[耐性]]があり、[[伏せカード]]を気にせず積極的に攻めていける。~
 1体出せたら、2回目の[[《スターダスト・ドラゴン》]]や[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]の[[特殊召喚]]を狙っていっても良い。

 ただ、問題となるのは[[相手]]が[[無効]]化覚悟でカードを[[発動]]してきた場合。~
 [[効果]]を使わせることで[[墓地]]へ行った[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]を[[《D.D.クロウ》]]などで[[除外]]しようとしているのか、それともそう思わせて通そうとしてくるのか、という読み合いとなる。~
 また、[[効果]]を[[使用]]した場合、一時的とはいえ[[攻撃力]]3000の切り札を失うことを忘れてはならない。~
 特に[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]を[[特殊召喚]]することに特化した[[デッキ]]構成の場合、守備的な[[カード]]はほとんど入らないため、[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]が[[墓地]]にいる間に大打撃を食らうこともあり得る。~
 何でも[[無効]]化できることは、言い換えれば[[効果]]の使いどころが非常に難しいということであり、駆け引きの得意な上級者向けの[[デッキ]]といえる。~
 いつ自身の[[破壊]][[無効]][[効果]]を用いるかは、[[プレイヤー]]の腕にかかっていると言えよう。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#ia735b24]
 [[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]の[[効果]]の性質上、[[除外]]されたり[[特殊召喚]]を封じられると帰って来られなくなるため、[[除外]][[デッキ]]や[[【メタビート】]]に弱い。~
 [[《次元の裂け目》]]など[[魔法・罠カード]]ならば[[発動]]を[[無効]]にして対処できるが、先に出された場合[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]を出すことさえためらわれる。~
 [[《閃光の追放者》]]、[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]に至っては後出しも可能であるため、天敵といえる。~
 また、[[《バスター・モード》]]を[[《王宮のお触れ》]]や[[《王宮の弾圧》]]、[[カウンター罠]]などで[[無効]]にされると[[ディスアドバンテージ]]が非常に大きい。~
 特に、[[《王宮の弾圧》]]は[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]の[[蘇生]]にも対処できる[[カード]]なので、見つけたら何が何でも[[破壊]]したい。~
 これらの[[カード]]への対策はやはり[[《バスター・マーセナリ》]]が有効。~
 [[魔法・罠カード]]を[[破壊]]し、さらに苦手とする[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]することができる。~
 [[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]・[[《ヴォルカニック・クイーン》]]も天敵。

 [[除外]]や[[【メタビート】]]のような[[デッキ]]が猛威をふるっているようなら[[《ゾンビキャリア》]]との相性もいい[[《王宮の鉄壁》]]も十分採用できる。~
 ただし、[[《王宮の鉄壁》]]を[[発動]]した場合は[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]を[[墓地]]で[[除外]]できない。~
 この場合、[[《ゾンビキャリア》]]と[[レベル]]4[[モンスター]]で[[レベル]]6の[[シンクロ召喚]]、[[除外]]されない[[《ゾンビキャリア》]]を再度[[蘇生]]という流れで[[シンクロ召喚]]すると良いだろう。~
 [[《D−HERO ディアボリックガイ》]]は[[《王宮の鉄壁》]]の[[発動]]前に使い切ってしまうのが理想だが、先に[[発動]]してしまった場合も[[手札]]に来た時に[[《ゾンビキャリア》]]の[[手札コスト]]にしてしまうと良い。~
 [[《バスター・モード》]]などで[[デッキ]]を[[シャッフル]]すれば、[[ドローロック]]は免れる。

//苦手なカードやデッキについて。

**サンプルレシピ [#zc5d1854]
-【ゾンビバスター】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1392~
[[2008年度全国大会 地区代表決定戦>http://www.yugioh-card.com/japan/event/zenkoku2008.html]]関西2地区(一般の部)ベスト16進出(08/11/29)

//**参考動画 [#f9ca7ec5]
//-「カードキングダム遊戯王スターダストドラゴン/バスター前編Yu-Gi-Oh」~
//http://jp.youtube.com/watch?v=1KBDIf71wyI~
//-「カードキングダム遊戯王スターダストドラゴン/バスター後編Yu-Gi-Oh」~
//http://jp.youtube.com/watch?v=fZMJyJ3mMrg~

**関連リンク [#r6e81cb3]
-[[【バスター・モード】]]

-[[デッキ集]]