*【ダストン】 [#cce3cba3]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#zb2adbc3]
 [[ABYSS RISING]]より登場した[[《ハウスダストン》]]の[[効果]]を軸に、[[モンスターカードゾーン]]をコントロールする[[ロック]][[デッキ]]の一種。~
 [[モンスター]]の展開とそれによる制圧を前提とした[[デッキ]]を封殺する、[[【ジャマキャン】]]や[[【コスモロック】]]に類する[[デッキ]]タイプである。~

 《ハウスダストン/House Duston》
 効果モンスター
 星1/光属性/悪魔族/攻   0/守1000
 フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
 相手によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
 自分の手札・デッキから「ダストン」と名のついた
 モンスターを任意の数だけ選び、
 お互いのフィールド上に特殊召喚する。
 この時、お互いのフィールド上に特殊召喚する数は同じ数でなければならない。

**[[デッキ]]構築に際して [#zb76a782]

***[[モンスターカード]]について [#j4aa4b2e]

―[[ダストン]]~

-[[デメリット]]を持たない[[ダストン]]~

--[[《ハウスダストン》]]~
[[ダストン]]を[[リクルート]]する[[効果]]を持つ、この[[デッキ]]の軸となる[[カード]]。~
制約がない[[ダストン]][[モンスター]]でもあるため、[[《ホワイト・ダストン》]]と同様に[[自分]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]して[[エクシーズ召喚]]が行える。~
そのため、[[サーチ]]・[[リクルート]]手段の有無に関わらず、3枚[[積み>積む]]が前提となる。~

--[[《ホワイト・ダストン》]]~
[[ダストン]]唯一の[[通常モンスター]]であり、そのためにあらゆる[[デメリット]]を持たない。~
単体では[[《ハウスダストン》]]の[[下位互換]]でしかないので、基本的に[[エクシーズ召喚]]などの予備として採用する事になる。~

-[[デメリット]]を持つ[[ダストン]]~
[[手札]]に来てしまうと[[特殊召喚]]はできるが[[ディスアドバンテージ]]であり、単体では[[デメリット]]が大きい。~
そのため[[積み>積む]]過ぎれば[[手札事故]]を招く。~
一方で各[[プレイヤー]]の[[フィールド]]には[[同名カード]]を展開できないため、枚数が少なすぎると[[リクルート]]によって[[フィールド]]を埋める事ができなくなる。~
各種1枚でも丁度4体分を埋めきる事はできるが、[[墓地]]にあってはならない。~
他の妨害手段と併せたり、ある程度の枚数を確保しておきたい。~

--[[《イエロー・ダストン》]]~
[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]][[効果]]を持ち、[[リクルート]]対象の確保ができる。~
[[手札]]に来た場合の有用性が最も高い[[ダストン]]であるため、枚数を調整する場合はこれを優先的に多くしたい。~

--[[《レッド・ダストン》]]~
[[バーン]][[効果]]を備えるので、[[送りつけ]]た場合のダメ押しになる。~
ただし[[自爆特攻]]が多い[[デッキ]]の性質上、[[自分]]の[[フィールド]]にある事で首を絞める可能性がないわけでもない。~

--[[《グリーン・ダストン》]]~
[[魔法・罠カード]]を[[バウンス]]させるが、対象が任意であり[[送りつけ]]た所であまり意味がない。~
[[1ターンキル]]や[[《宇宙の収縮》]]での完全[[ロック]]を狙う場合にはいくらか有効だが、現在のところ数合わせ以上の価値は見出しにくい。~

--[[《ブルー・ダストン》]]~
[[手札]]を一時的に[[除外]]するが、期間が短く[[ロック]]形成後はそもそも[[手札]]がたまるので、どの段階でもあまり[[シナジー]]がない。~
[[《グリーン・ダストン》]]同様、こちらも数合わせで採用する事になるのがほとんどだろう。~

―[[ダストン]]を補助する[[モンスター]]~

-[[《ヘル・セキュリティ》]]~
[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]に[[《ハウスダストン》]]を直接[[リクルート]]できる。~
[[レベル]]が共通するため、[[サポートカード]]の共有や、利用に制限のない[[《ハウスダストン》]]や[[《ホワイト・ダストン》]]との[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]が可能。~
また以下の[[モンスター]]を併用できる。~

--[[《キングゴブリン》]]~
[[コントロール]]を問わず[[悪魔族]]を加算するため、3000を超える数値を得る事も難しくない。~
[[《ハウスダストン》]]で4体ずつを[[リクルート]]できれば、[[攻撃表示]]で[[送りつけ]]た[[ダストン]]を[[戦闘破壊]]して[[1ターンキル]]が行える。~
[[自分]]の[[フィールド]]に[[悪魔族]]が存在すれば[[攻撃]]されないため、[[1ターンキル]]できない場合でも[[自爆特攻]]による[[ロック]]の瓦解を防げる。~
似たような[[フィニッシャー]]として、[[《カオス・ネクロマンサー》]]が存在し、こちらは[[フィールド]]を一掃された場合等で有効に働く。~

--[[《インヴェルズの斥候》]]~
[[魔法・罠カード]]がなければ[[自己再生]]できるため[[壁]]や[[エクシーズ素材]]になる。~
[[《ハウスダストン》]]の[[効果]]が成功した時点で、[[相手]]の[[フィールド]]には大抵の場合[[攻撃表示]][[モンスター]]が残っている事になるが、それ以外を埋め尽くしてしまえばこの[[カード]]のみでしのぎ続ける事が可能。~
[[《死のマジック・ボックス》]]併用の際は[[送りつけ]]にも使用できる。~
[[エクシーズ素材]]には使用されてしまうが、[[ランク]]1の採用率は低いので[[デッキ]]を見誤らなければ問題ない。~
ただし単体での安定性は低く、[[リクルート]]の優先度も決して高くない。~
[[自己再生]]の条件もそれなりに厳しいので、[[デッキ]]構成や仮想敵にあわせ採用を検討したい。~

--[[《ゴーストリック・ランタン》]]~
[[裏側守備表示]]に変更する[[効果]]を持つため、[[《金華猫》]]で[[蘇生]]した際に関係を断ち切り、[[《インヴェルズの斥候》]]同様の[[壁]]とできる。~
[[攻撃力]]800丁度なので、[[《ブラック・ガーデン》]]併用時に緊急の解除手段として機能する。

-[[《シャインエンジェル》]]~
[[レベル]]が合わないので[[《ヘル・セキュリティ》]]と比べるとそのままでは使いにくい。~
また[[自爆特攻]]できる[[相手]]も減る。~
反面[[反射ダメージ]]は抑えやすく、[[デッキ]]内容も悟られにくいという利点もある。~
当然ながら[[悪魔族]]以外も[[リクルート]]できるため、併用するものによってはこちらが優先される。~
以下はその代表例。~

--[[《おジャマ・ブルー》]]~
[[《おジャマトリオ》]]を[[サーチ]]可能で、こちらも[[ダストン]]同様[[フィールド]]の封鎖に利用できる。~
ただし[[おジャマトークン]]は[[シンクロ召喚]]に対する制約がないので注意。~
また、必ず2枚を[[サーチ]]する都合上枚数の調整も課題となる。~

--[[《ミスティック・パイパー》]]~
[[レベル]]1の[[サポートカード]]を共有しつつ、[[デッキ]]を掘り進める事が可能。~
後述の[[《金華猫》]]との相性に優れる。~

-[[《金華猫》]]~
[[《ハウスダストン》]]等の[[レベル]]1[[モンスター]]を[[蘇生]]できる。~
[[墓地]]にある事が前提であるため[[リクルート]]と比べると安定はしないが、[[《ハウスダストン》]]が[[墓地]]に落ちてしまった場合のフォローが可能。~
また[[エクシーズ召喚]]にも転用しやすく、[[ロック]]後の布陣固めに役立つ。~
[[コントロール転移]]との相性も良く、[[《死のマジック・ボックス》]]で邪魔な[[モンスター]]を[[破壊]]しつつ[[《ヘル・セキュリティ》]]を[[送りつけ]]、これを[[戦闘破壊]]しつつ[[リクルート]]といった動きが可能。~
[[《ワンチャン!?》]]を採用すれば1枚で使いまわせる点も魅力である。~

―その他相性の良い[[モンスター]]~
-[[《エフェクト・ヴェーラー》]]~
[[汎用性]]の高い[[チューナー]]であり、[[腐っても>腐る]][[エクシーズ素材]]にできる。~
[[《フォーミュラ・シンクロン》]]の[[シンクロ召喚]]にも利用できる点も少なからず有用。~
[[墓地へ送りやすい>墓地へ送る]]ため、[[《金華猫》]]や[[《リバイバル・ギフト》]]併用時にも役立つ。~

-[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]~
[[フィールド]]の[[モンスター]]数を調節でき、通常では[[除去]]し難いものもどかす事ができる。~
[[レベル]]が高いので、[[アドバンス召喚]]以外に利用されにくいのもポイント。~
[[攻撃力]]が非常に高いので、下手をすると壊滅の恐れがあるが、累積[[火力]]にもなる。~

-[[《飛翔するG》]]~
ゆるい条件で[[フィールド]]を埋める事ができる[[エクシーズ召喚]]の[[メタカード]]。~
[[手札誘発]]なので、[[ロック]]瓦解後の一斉展開を抑止しやすい。~
単体では安定性がやや低く、[[サイドデッキ]]向けの性質が強い。~

-[[エクシーズモンスター]]~
[[《ハウスダストン》]]・[[《ホワイト・ダストン》]]に関しては制約はなく、[[同名カード]]も即座に展開できるため狙いやすい。~
[[《金華猫》]]や、[[ロック]]後に持て余した[[《ヘル・セキュリティ》]]・[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等も扱える。~
[[1ターンに1度]]までという[[戦闘破壊]][[耐性]]の穴を、2体目を展開させない事でフォローできる[[《シャイニート・マジシャン》]]が特に強力。~
他、[[ロック]]後は[[カード・アドバンテージ]]をあまり気にせず動けるので、[[《ベビー・トラゴン》]]や[[《No.56 ゴールドラット》]]等も利用できる。~
[[《ゴーストリック・デュラハン》]]などで[[相手]][[モンスター]]を処理した後に、[[守備表示]]で[[特殊召喚]]して[[自爆特攻]]を防ぐ[[《ダウナード・マジシャン》]]も是非用意したい。~
[[相手]]に強力な[[モンスター]]がいる場合も、[[《No.54 反骨の闘士ライオンハート》]]を[[エクシーズ召喚]]することで、多大な[[ダメージ]]を与えられる。~

***[[魔法・罠カード]]について [#eaef106e]

―[[モンスター]]拘束~
 [[自爆特攻]]の[[トリガー]]としたものや、そのほか[[相手]][[フィールド]]に残ったものを抑える。~
 [[サーチ]]能力のある[[《ダストンのモップ》]]、[[ダメージ]]ソースとなる[[《拷問車輪》]]・[[《魔界の足枷》]]等。~
 [[《魔界の足枷》]]は[[ステータス]]変動を利用して[[自爆特攻]]にも利用できる。~

―[[トークン]]生成~
 [[相手]][[フィールド]]を[[ダストン]]と共に封鎖する。~
 単純な拘束力はあちらに劣るが、[[《ブラック・ガーデン》]]・[[《リバイバル・ギフト》]]ならば[[自爆特攻]]の対象を能動的に確保できる。~
 [[《おジャマトリオ》]]は[[発動条件]]がなく使いやすいが、この[[デッキ]]では処理も難しいので注意。~

―[[送りつけ]]~
 [[ダストン]]を[[送りつけ]]ればそのまま封鎖できる。~
 [[《ハウスダストン》]]の[[効果]]を経由するよりも効率は悪いが、小回りが利く点が特徴。~
 邪魔な[[モンスター]]をどかせる[[《死のマジック・ボックス》]]が最適だが、[[《ヘル・セキュリティ》]]を活かせる[[《ギブ&テイク》]]という選択肢もある。~

―勝利手段~
 [[フィールド]]を封鎖するだけでは勝利できないので、当然他の[[カード]]の助けが必要。~
 上述の[[《キングゴブリン》]]による[[ビートダウン]]以外では、[[《終焉のカウントダウン》]]、[[《自業自得》]]・[[《停戦協定》]]による[[バーン]]、[[《マジックブラスト》]]による[[バーン]]+[[デッキ切れ]]といった手段が考えられる。~
 [[《No.54 反骨の闘士ライオンハート》]]の[[ダメージ]]も[[ダメージ]]源となる。~
 [[《マジックブラスト》]]の[[バーン]]には[[魔法使い族]]が必要だが、[[《シャイニート・マジシャン》]]で補える。~
 ただし[[自爆特攻]]や[[《神の宣告》]]等で減っている[[ライフ]]はそう簡単には覆らない。~

―[[ロック]]を保持する[[カード]]~
 [[《神の宣告》]]は勿論だが、[[モンスター効果]]に関しては[[フィールド]]を封鎖できるため[[《魔宮の賄賂》]]も重要性が高い。~
 [[《ブラック・ホール》]]・[[《激流葬》]]に弱いので、[[《スターライト・ロード》]]・[[《大革命返し》]]も候補。~

―その他相性の良い[[カード]]~
-[[《ワン・フォー・ワン》]]・[[《ワンチャン!?》]]~
[[《ハウスダストン》]]の補助[[カード]]であり、それ以外の用途にも転用できる。~
後者は[[発動条件]]と[[デメリット]]があるので安易には積めないが、[[《金華猫》]]を安定して利用できる。~

-[[《貪欲な壺》]]~
[[墓地]]に落ちてしまうと[[《ハウスダストン》]]から[[特殊召喚]]できなくなるため、重要。~
とはいえその[[《ハウスダストン》]]を経由しなければ[[墓地]]は溜まりにくい。~
基本的には[[ロック]]の失敗ないし瓦解からの立て直しを前提に採用する事になる。~

-[[《一時休戦》]]~
[[ドロー]][[カード]]の一種で[[相手]]に[[カード・アドバンテージ]]を与えるが、抵抗手段さえ奪えれば影響は小さい。~
最大の利点は[[ダメージ]]の遮断にあり、[[自爆特攻]]や[[《ワンチャン!?》]]のフォローとなる。~

-[[《打ち出の小槌》]]・[[《カードトレーダー》]]・[[《ゴブリンのやりくり上手》]]~
[[手札]]の[[ダストン]]等を交換できる。~
とはいえ[[ディスアドバンテージ]]もあり簡単には扱えない。~
[[《成金ゴブリン》]]等と併用し、圧縮率を高めた上で採用が検討できるか。~

-[[《強制脱出装置》]]~
[[フリーチェーン]]で非常に扱いやすい[[除去]][[罠カード]]。~
[[エクストラデッキ]]以外の[[モンスター]]に対しては一時的な[[除去]]にしかならないが、その間に[[モンスターカードゾーン]]を埋め尽くしてしまえる。~
[[送りつけ]]た[[モンスター]]や、[[自爆特攻]]されそうな[[自分]]の[[攻撃表示]][[モンスター]]を[[手札]]に[[戻す]]等、用途は多い。~

**戦術 [#l482b226]
 [[相手]][[モンスター]]が1、2体の段階で素早く[[《ハウスダストン》]]の[[リクルート]]を成立させる。~
 それ以上の数であったり、[[ロック]]瓦解の恐れがあるものに関しては[[《強制脱出装置》]]や[[《死のマジック・ボックス》]]を用いてどかす必要がある。~
 [[ダストン]]だけで[[モンスターカードゾーン]]を埋められない場合もあるため、他の[[トークン]]生成[[カード]]等も活用したい。~

 これが成功すれば[[モンスター]]を介した動きを封じられるため、[[相手]]は簡単に突破できなくなる。~
 [[ダストン]]以外の[[リリース]]や[[相手]]の[[単体除去]]で一時的に[[モンスターカードゾーン]]を空けられる場合もあるため、やはり[[《強制脱出装置》]]等で逐一対応していく。~
 [[《ブラック・ホール》]]は[[ロック]]が瓦解の恐れがあり、採用率も高い。~
 [[《強欲で謙虚な壺》]]・[[《ミスティック・パイパー》]]・[[《No.56 ゴールドラット》]]等を用い、[[カウンター]]手段を先に用意しておきたい。~

 無論[[ロック]]だけでは勝利できない。~
 [[《キングゴブリン》]]による[[ビートダウン]]、各種[[バーン]]、[[デッキ切れ]]等が考えられるが、[[相手]]によって有効性は大きく変動する。~
 例えば、[[《強制脱出装置》]]を積んでいるような[[デッキ]]であれば、[[デッキ切れ]]での勝利は難しく、[[ロック]]を突破される可能性が高い。~
 [[マッチ]]2戦目にも大きく関わるので、[[環境]]を見極めたうえで勝利手段を適宜選択したい。~

**[[デッキ]]の種類 [#m096f678]
***[[《キングゴブリン》]]軸 [#k1d5326c]
 [[《キングゴブリン》]]による[[1ターンキル]]性を重視し、[[ロック]]の優先度を落としたタイプ。~
 同時展開が命題であるため、[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《キラー・トマト》]]といった[[《キングゴブリン》]]や[[《ヘル・セキュリティ》]]の[[特殊召喚]]手段を多く確保する。~
 反対に、[[《ハウスダストン》]]から展開する[[ダストン]]は[[1ターンキル]]に必要な数値分あれば良いため、枚数を抑えて[[手札事故]]を回避できる。~
 [[攻撃]]を通す必要があるので、[[魔法・罠カード]]対策も用意したい。~
 [[モンスター効果]]に関しては、最も大きなウェイトを占める[[《エフェクト・ヴェーラー》]]が[[墓地]][[発動]]に対応しないので、[[バトルフェイズ]]中に[[リクルート]]する事で回避しやすい。~
 [[リクルーター]]との相性で言えば、[[《サイクロン》]]等の直接[[除去]]の他[[《禁じられた聖槍》]]・[[《禁じられた聖衣》]]等が扱いやすいか。~

 このタイプの弱点として、[[《ブラック・ガーデン》]]との相性が悪いので、[[相手]]が[[攻撃表示]]で展開してくれなければ動けずに[[腐る]][[カード]]を貯めこみやすい。~
 [[表示形式]]を変更する[[カード]]や、[[送りつけ]]を利用する事も考えられる。~
 また、[[相手]][[フィールド]]に複数の[[モンスター]]がいる場合、[[ダストン]]を展開できる数が減り、[[強化]]値が激減する。~
 [[《激流葬》]]・[[《ブラック・ホール》]]といったものに加え、[[《ライトニング・ボルテックス》]]・[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]等の[[全体除去]]は準備しておきたい。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#c6788ae0]
 [[ダストン]]で埋め尽くす事を第一の目的としているため、それを行うよりはやく[[モンスター]]を複数展開されると、簡単に突破を許す。~
 [[自分]]の[[カード]]を[[除去]]する能力をもった[[モンスター]]を出されると、折角封じた[[モンスターカードゾーン]]を空けられ突破されかねない。~
 [[《幻獣機ドラゴサック》]]は1度に3体分までの[[モンスターカードゾーン]]を埋めてしまい、さらには[[自分]]の[[モンスタートークン]]までもが[[耐性]]にまわる恐れのある最悪の相手といって良い。~
 これらに関しては後出しでカバーしようとするより、展開の段階で止めるか、[[ダストン]]を先に展開してしまうのが一番の対策である。~

 展開速度・展開数以外に関しては、あまり[[デッキ]]を選ばない性質を持つが、[[《禁じられた聖杯》]]・[[《強制脱出装置》]]を複数積んでいるような[[デッキ]]だと、[[ロック]]瓦解率が上がる。~
 また[[《スキルドレイン》]]や[[《皆既日蝕の書》]]を受けた場合、[[アドバンス召喚]]で処理される。~

 当然[[《ハウスダストン》]]自体を止められると厳しい。~
 [[《ソウルドレイン》]]や[[《マクロコスモス》]]、[[召喚]][[無効]]や[[攻撃]]に対する[[《次元幽閉》]]等。~
 [[自爆特攻]]が主となる都合上、高速で[[ライフ]]を減らされると危険である。~
 この他[[《群雄割拠》]]・[[《御前試合》]]等にも弱い。~

 そして根本的な弱点として、[[相手]]が[[モンスターカードゾーン]]を使用する事が前提になっている。~
 [[【終焉のカウントダウン】]]や[[【チェーンバーン】]]に関しては、[[《キングゴブリン》]]で強引に突破する以外の対応がほとんど不可能で成功率も低い。~

//**この[[デッキ]]の歴史
//カードプールの変化でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる

**代表的なカード [#s631e7e9]
-[[《ハウスダストン》]]

**関連リンク [#v74db6b0]

-[[【悪魔族】]]

-[[デッキ集]]