*【ダムドビート】 [#r64ae921]
 「ダムド」は[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の略称。~
 [[攻撃力]]が高く[[特殊召喚]]時に大量の[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を主軸とした[[ビートダウン]][[デッキ]]。

 《ダーク・アームド・ドラゴン》
 効果モンスター
 星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
 このカードは通常召喚できない。
 自分の墓地に存在する闇属性モンスターが3体の場合のみ、
 このカードを特殊召喚する事ができる。
 自分の墓地に存在する闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、
 フィールド上のカード1枚を破壊する事ができる。

**[[デッキ]]構築に際して [#e77c26a3]

***[[墓地]]の調整  [#e21636ec]
 他の[[ダークモンスター]]とは異なり[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]は[[墓地]]の[[闇属性]][[モンスター]]が3体の場合のみと、やや[[召喚条件]]が厳しい。~
 上手く[[特殊召喚]]するには[[墓地]]の[[闇属性]][[モンスター]]の枚数を調整する必要がある。~
 自身も[[闇属性]][[モンスター]]であり、[[墓地]]を調整できる主な[[モンスター]]としては以下のものが存在する。~

-[[《終末の騎士》]]
-[[《スナイプストーカー》]]
-[[《ダーク・クルセイダー》]]
-[[《速攻の黒い忍者》]]
-[[《闇王プロメティス》]]
-[[《ファントム・オブ・カオス》]]

 また[[闇属性]]ではないが[[《魂を喰らう者 バズー》]]や[[魔法カード]]の[[《異次元からの埋葬》]][[《ダーク・バースト》]][[《魂の解放》]]なども[[墓地]]の調整には役立ってくれる。~
 他にも[[リクルーター]]や[[《手札抹殺》]][[《手札断殺》]]等の[[手札交換]]カードも有効である。~

***その他の[[モンスター]]について [#v401aed3]
 どのような[[闇属性]][[モンスター]]を採用するかによって、構築法は千差万別といえる。~
 特に[[闇属性]]は他の[[属性]]と比べて[[モンスター]]の数が多いため、様々な派生[[デッキ]]を作成することができるだろう。~
 単純に[[デッキ]]を強化したいのであれば[[制限カード]]である[[《冥府の使者ゴーズ》]][[《クリッター》]][[《魔導戦士 ブレイカー》]]あたりの投入は必須となる。~

 上記の[[モンスター]]以外では[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[除外]][[効果]]と相性のいい[[《異次元の偵察機》]]や[[《終焉の精霊》]]を採用するのもいい。~
 前者は、半永久的に[[コスト]]として使用することができ、後者も[[攻撃力]]上昇[[効果]]、[[破壊]]時の[[誘発効果]]ともに相性がいい。~
 場合によっては[[除外]]された[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる[[《D・D・M》]]を忍ばせておいてもよい。~
 [[《ネクロ・ガードナー》]]は[[墓地に送る]]ことができれば使い勝手が良いため、この[[デッキ]]との相性は良い。~
 現[[環境]]において多くの[[デッキ]]の[[メタ]]に回れる[[《D.D.クロウ》]]も優秀。~
 [[アタッカー]]には[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]や[[《霊滅術師 カイクウ》]]等が優秀な[[モンスター]]として存在する。~
 また[[汎用性]]が高く、[[制限カード]]である[[壁]][[モンスター]]の[[《魂を削る死霊》]]も強力である。~

 [[D−HERO]]を多く採用して[[【D−HERO】]]系の[[デッキ]]にするのも良い。~
 専用[[魔法カード]]の[[《デステニー・ドロー》]]は[[墓地]]を肥やし[[手札]]を回転させるという非常に有効な働きをしてくれる。~

 また、[[フィニッシャー]]が[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]だけでは安定しない場合は準[[フィニッシャー]]として他の[[ダークモンスター]]や[[帝]]などを採用するのも良い。~
 もちろん自身が[[闇属性]]である[[《邪帝ガイウス》]]は強力である。~
 他には[[《混沌の黒魔術師》]]を採用し、[[《早すぎた埋葬》]][[《D・D・R》]][[《アームズ・ホール》]]との組み合わせで攻め立てる手段もある。~

***[[魔法・罠カード]]について [#p8476043]
 [[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[除外]][[効果]]を最大限に活かすのなら、[[《次元融合》]]や[[《闇次元の解放》]]の採用が考えられる。~
 それに特化したのが[[【次元ダーク】]]である。~
 [[《ライトニング・ボルテックス》]]や[[《サンダー・ブレイク》]]などは[[墓地]]調整に一役かってくれる。~
 [[デッキ]]の特性を活かし[[《終わりの始まり》]]を採用することもできる。~
 また[[闇属性]][[モンスター]]を多く採用する[[デッキ]]なので、各種[[ウイルス]]カードとは相性がいい。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#j904e1db]
 [[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[召喚]]には[[墓地]]の内容が非常に重要となるため、[[墓地]]を対策されると非常に厳しい展開となる。~
 こちらの思惑を外す[[《D.D.クロウ》]]や[[《魂の解放》]][[《転生の予言》]]などに注意が必要。~
 また[[《霊滅術師 カイクウ》]]の[[攻撃]]を一度受けるだけでも大きな痛手となる場合が多い。~

 この[[デッキ]]の問題点として[[墓地]]が肥えすぎると[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]が[[召喚]]できないことがある。~
 その時の対策として[[《貪欲な壺》]]を採用したり、[[《終わりの始まり》]]から[[《次元融合》]]に繋げるなどの工夫が必要である。~

 いずれにしても[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]だけでは攻めきれない場合が多いので、他の攻め手も用意しておく必要があるだろう。~

**サンプルレシピ [#mc1cde75]
-備考
--【寒波ダムド】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=905~
第80回遊戯王フロンティアカップ優勝~

**関連リンク [#j0eb1b2e]
-[[【闇属性】]]
-[[【ダークモンスター】]]
-[[【次元ダーク】]]

-[[デッキ集]]