*【チェーンバーン】 [#y48c52fe]

#contents

**説明 [#g33a7b72]
 [[CYBERDARK IMPACT]]で登場した[[《連鎖爆撃》]]と[[《積み上げる幸福》]]を中心にした[[【フルバーン】]]。~
 【連鎖バーン】とも言う。~
 一般的な[[【フルバーン】]]と決定的に違うのは[[チェーンカード]]を扱うために[[速攻魔法]]や[[罠カード]]の比重が大きいこと。~
 [[ロック]]して戦うような今までの[[バーン]][[デッキ]]のイメージを吹き飛ばすような、ある意味革命的な[[デッキ]]。~
 しかし、[[キーカード]]の[[《連鎖爆撃》]]は準制限を飛ばしてあっという間に[[制限カード]]に指定されてしまった。~
 この[[デッキ]]の強力さが公に認められたともいえるだろう。

 なお、[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]時点で[[《連鎖爆撃》]]・[[《おジャマトリオ》]]は[[準制限カード]]、[[《冥府の使者ゴーズ》]]が[[制限カード]]である。~
 [[《積み上げる幸福》]]は依然として制限がかかっていないが、[[《トラゴエディア》]]は[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]の改定で[[制限カード]]となってしまった。~
 [[《おジャマトリオ》]]の[[制限緩和]]により[[《自業自得》]]・[[《仕込みマシンガン》]]が強化され、以前より作成しやすくなったと言える。~
 現在では[[【ロックバーン】]][[【フルバーン】]][[【ウォールバーン】]]等、他の[[バーン]]系[[デッキ]]の要素を取り入れた折衷型として生まれ変わっている。~

 《連鎖爆撃/Chain Strike》
 速攻魔法(準制限カード)
 このカードの発動時に積まれているチェーン数
 ×400ポイントダメージを相手ライフに与える。
 同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動されている場合、
 このカードは発動できない。

 《積み上げる幸福/Accumulated Fortune》
 通常罠
 チェーン4以降に発動する事ができる。
 自分のデッキからカードを2枚ドローする。
 同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動されている場合、
 このカードは発動できない。

**[[デッキ]]構築に際して [#mde1acb1]
***[[モンスター]]について [#z7f341b2]
 [[チェーン]]を積み上げるという[[デッキ]]コンセプトを考慮するならば、[[手札誘発]][[効果]]を持つ[[モンスターカード]]を優先的に投入したい。~

 中でもオススメなのは[[《D.D.クロウ》]]で、[[発動]]タイミングを選ばない上に[[フィールド]]を圧迫する事無く[[チェーン]]数を稼げる。~
 [[相手]]の[[蘇生]]カードに[[チェーン]]できれば文句なし、それでなくとも[[墓地]]利用の多い現在の[[環境]]では狙い撃ちできる対象は多い。~

 他には、[[戦闘ダメージ]]を受ける事で[[手札]]から[[特殊召喚]]できる[[《冥府の使者ゴーズ》]]・[[《トラゴエディア》]]も採用圏内となる。~
 だが両者とも[[発動]]タイミングが[[ダメージステップ]]に限られるため基本的に[[チェーン]]数稼ぎには貢献できない上に、すぐに使えない場合が多々あるので入れるかどうかは個人の裁量だろう。~
 [[《冥府の使者ゴーズ》]]は[[フィールド]]が空でなければ[[効果]]を[[発動]]できない。~
 そのため[[攻撃宣言]]時に[[自分]]の場の[[フリーチェーン]][[カード]]を1枚残らず使い切れなければならないため、使用の際は[[セット]][[カード]]をよく考えた[[プレイ]]を心掛けたい。~
 [[《トラゴエディア》]]は扱いが難しく、通常の[[デッキ]]のような運用は難しくなる。~
 こちらは[[自分]]の場に他の[[カード]]が存在していても[[特殊召喚]]できるが、[[デッキ]]柄[[手札]]数が安定せず、それほど枚数は多くならないため、[[壁]]としての運用すら厳しく、[[攻撃]]を一度防ぐ程度になる場合が多い。~
 もっとも、安定しないという利点を活かし、[[相手]]がこの[[カード]]を[[攻撃対象]]にした時に一気に[[手札]]を増やして返り打ちにする戦術を取ることは可能である。~
 また、後半の[[コントロール]]奪取[[効果]]と[[レベル]]変更[[効果]]は、[[デッキ]]の構成上[[モンスター]]が非常に少ないため、ほぼ飾りに近くなってしまう。~

 [[《バトルフェーダー》]]の採用が考えられるが[[チェーン]]を組まないという点から[[フリーチェーン]]の[[カード]]の方が勝るのは否めない。~

 スロットに空きが有れば、[[《威嚇する咆哮》]]等が封じられた際の保険に入れても良いだろう。~
 [[チェーン]]稼ぎには貢献しにくいが、[[モンスターカード]]の比率が少なくなりがちな[[デッキ]]なので、[[相手]]の追撃を防ぐのに一役買ってくれる。~
 [[フィールド]]に残る点で[[《停戦協定》]]の[[ダメージ]]底上げや、[[《サイバー・ヴァリー》]]の[[ドロー]]に利用できる点で差別を図りたい。~
 単純な[[チェーン]]数稼ぎのために[[《ハネクリボー LV9》]]を投入することも選択肢としてはあり。~
 ただし序盤に来ると[[壁]]にしかならず、昨今は[[魔法カード]]より[[モンスター効果]]で押す[[デッキ]]が多いせいで、[[攻撃力]]が上がりにくいこともあるので、事故は覚悟の上で。~
 また[[召喚]]権を使用する以外には[[カード]]消費無しで[[チェーン]]を稼げる[[《ウィングド・ライノ》]]も有効。~
// とはいえ1800という[[攻撃力]]が通用する相手でなければ、[[戦闘]]で一方的に[[アドバンテージ]]を失う可能性も高い。
//罠はこちらのカード。こちらの罠に速攻魔法をチェーンされない限り1800は関係ない。されてもチェーン数稼ぎに成功している

 それ以外の[[モンスターカード]]を入れると、当然その分[[フリーチェーン]]の[[魔法・罠カード]]が[[手札]]に来る確率が低くなる。~
 しかし、[[モンスターカードゾーン]]ががら空きになるのは好ましくない。~
 [[シンクロ召喚]]の登場で、複数の[[上級モンスター]]から[[攻撃]]を受ける事は珍しくなくなっているからだ。~
 補強として[[【ロックバーン】]]のように[[壁]]モンスターを用意するならば[[《魂を削る死霊》]]・[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]等があげられる。~
 [[効果]]が優秀なものであれば[[《マシュマロン》]]・[[《サイバー・ヴァリー》]]等がオススメである。~
 また、[[《連爆魔人》]]は、上手く活用すれば一気に大ダメージを与えることができる。[[《威嚇する咆哮》]]や[[《和睦の使者》]]で守ってやれば、フィールドに維持する事ができる。~
 だがこれらの[[壁]]を容易に突破できる[[モンスター]]も決して少なくない。~
 安定性を重視し、それらの[[モンスター]]を想定するならば、[[《威嚇する咆哮》]]・[[《和睦の使者》]]・[[《ゼロ・ガードナー》]]等を用いるべきだろう。~
 安定性を重視し、それらの[[モンスター]]を想定するならば、[[《威嚇する咆哮》]]・[[《和睦の使者》]]・[[《ゼロ・ガードナー》]]・[[《バトルフェーダー》]]等を用いるべきだろう。~
 1ターン限りの防御ではあるが、1ターンの生存はそのまま1枚の[[ドロー]]、すなわち[[火力]]につながる。~
 単純に[[チェーン]]数を稼げるだけでなく、間接的に[[デッキ]]内の[[火力]]の質を高めることにもなる。~
 ただし[[エンドサイク]]等の弱点も存在し、[[《ゼロ・ガードナー》]]の場合は温存が利きにくいという点は注意が必要である。~

 この[[デッキ]]は[[手札]]消費が激しく[[《積み上げる幸福》]]等の[[手札]]を補充する[[罠カード]]を引くことができなければハンドレス状態で[[ターン]]をこなす状態になる。~
 また、引いたとしても既に[[手札]]が減っている状態ならばそれらの[[チェーンカード]]を[[発動]]することすらできない。~
 [[手札]]補充の手段として[[《メタモルポット》]]や[[《インフェルニティ・リローダー》]]を採用するのも考えられる。~
 ただこの[[カード]]は相手にも[[手札交換]]のチャンスを与えてしまったり、ダメージを受けてしまいやすいので採用する場合には注意が必要である。~


***[[魔法・罠カード]]について [#xdb10980]
 この[[デッキ]]で最も重要なのは[[速攻魔法]]・[[罠カード]]の選択。~
 [[《連鎖爆撃》]]と[[《積み上げる幸福》]]以外にどのような[[カード]]を採用すべきなのか。~
 ここではその一例を挙げてみる。~

-[[速攻魔法]]([[火力]])
--[[《ご隠居の猛毒薬》]] 
-[[速攻魔法]]([[モンスター]]対策)
--[[《月の書》]]
--[[《死者への供物》]]
--[[《禁じられた聖杯》]]
--[[《皆既日蝕の書》]]
-[[速攻魔法]]([[魔法・罠除去]])
--[[《サイクロン》]]
--[[《ツイスター》]]
--[[《一陣の風》]]
--[[《ダブル・サイクロン》]]
-[[速攻魔法]](防御)
--[[《スケープ・ゴート》]]
--[[《終焉の焔》]]
-[[速攻魔法]]([[ライフ回復]])
--[[《非常食》]]:[[《ゴブリンのやりくり上手》]]と併用し[[ターボ]]を仕掛けることもできる。

-[[罠カード]]([[火力]]・[[発動条件]]なし)
--[[《仕込みマシンガン》]]
--[[《自業自得》]]
--[[《停戦協定》]]
--[[《妖精の風》]]
--[[《チェーン・ブラスト》]]

--[[《セメタリー・ボム》]]
--[[《D.D.ダイナマイト》]]

-[[罠カード]]([[火力]]・[[発動条件]]あり)
--[[《ファイアーダーツ》]]
--[[《魔法の筒》]]
--[[《ディメンション・ウォール》]]
-[[罠カード]]([[ドロー]]・[[発動条件]]なし)
--[[《強欲な瓶》]]
--[[《八汰烏の骸》]]
--[[《無謀な欲張り》]]
--[[《ゴブリンのやりくり上手》]]
-[[罠カード]]([[魔法・罠除去]]・[[発動条件]]なし)
--[[《砂塵の大竜巻》]]
-[[罠カード]](その他・[[発動条件]]なし)
--[[《おジャマトリオ》]]:[[相手]][[モンスター]]の展開を妨害し、[[《仕込みマシンガン》]][[《自業自得》]]の威力を上げられる。
--[[《転生の予言》]]:上記、または下記のカードを再利用。
--[[《威嚇する咆哮》]]:[[バトルフェイズ]]を終了させて[[戦闘]][[破壊]]されそうな[[壁]][[モンスター]]を護ったり、時間稼ぎに使える。
--[[《和睦の使者》]]:上記に同じ。

 [[《おジャマトリオ》]]を運用する際は[[シンクロ召喚]]に注意。~
 [[チューナー]]が存在している状況や[[相手]]の場が空いている状態で[[発動]]すると次の[[相手]]の[[ターン]]には何かしらの[[シンクロモンスター]]が存在している可能性が高い。~
 その時は[[《月の書》]]等で[[シンクロ召喚]]を妨害しつつ、返しの[[ターン]]で[[《仕込みマシンガン》]]・[[《自業自得》]]等で大[[ダメージ]]を狙っていこう。~

 [[《無の煉獄》]]・[[《強欲で謙虚な壺》]]といった[[ドロー]][[カード]]も採用候補。~
 [[通常魔法]]という点で[[チェーン]]に貢献しがたいが、[[《連鎖爆撃》]]や[[《おジャマトリオ》]]+[[《自業自得》]]の組み合わせなどは、引けるか否かで[[火力]]に大きな差が生まれる。~
 特に後者は選択の範囲が広いため、[[《無謀な欲張り》]]や[[《ゴブリンのやりくり上手》]]+[[《非常食》]]といった複数枚を必要とする[[カード]]を組み込む際には重要な存在となる。~
 前者は[[手札誘発]][[モンスター]]と共存しがたく、後者は採用率の高い[[《ライオウ》]]の存在や[[情報アドバンテージ]]を失う欠点があるので、よく考えた上で採用したい。
//煉獄の3枚制約は厳しくないか

 このようにさまざまな[[カード]]がそろっている。~
 上記のあたりから[[自分]]の好みで選ぶといいだろう。

**戦術 [#x81878fa]
 [[発動]]タイミングを選ばない[[ダメージ]]系罠・[[速攻魔法]]で[[チェーン]]を積み上げ、最後に[[《連鎖爆撃》]]を叩き込むのが基本。~
 [[バーン]]系[[カード]]だけでは[[手札]]不足に陥るので、[[《八汰烏の骸》]]等の[[ドロー]][[カード]]を積極的に絡め、[[《連鎖爆撃》]]の[[ダメージ]]増加&[[デッキ圧縮]]へ繋げていく。~

 [[《ゴブリンのやりくり上手》]]&[[《非常食》]]が共に[[フリーチェーン]][[カード]]なので、[[【やりくりターボ】]]ギミックを搭載しても良い。~
 その場合はスロットに空きがあれば[[《光帝クライス》]]を投入しても良いだろう。~
 こちらの戦術を封じるような[[カード]]の対策にもなる。~

 なるべく多く[[チェーン]]を積み上げたいため、[[相手]]の行動を利用する事も考慮する。~
 [[手札]]の[[魔法・罠カード]]を全て伏せ、[[相手]]の[[《サイクロン》]]や[[《砂塵の大竜巻》]]等を誘い、少しでも[[チェーンブロック]]の水増しを狙っていく。~
 [[魔法・罠カード]]の大半が[[フリーチェーン]][[カード]]で構成されているため、狙われたとしても[[チェーン]][[発動]]で逆に利用できるのだ。~
 [[効果モンスター]]でも、[[《氷帝メビウス》]]や[[《魔導戦士 ブレイカー》]]等の[[チェーン]]に乗る[[効果]]を持つカードは、むしろありがたい存在と言える。

 なお、[[《連鎖爆撃》]]は「同一[[チェーン]]上に複数回[[同名カード]]の[[効果]]が[[発動]]されている場合、このカードは[[発動]]できない」と書かれている。~
 しかし、[[《連鎖爆撃》]]1枚目の段階ではまだ同一[[チェーン]]上に[[《連鎖爆撃》]]は1つしか存在しない。~
 つまり、同一[[チェーン]]上に2つの[[《連鎖爆撃》]]を積むことができるのである。~
 例えば[[チェーン]]を3つ積んだところで[[《連鎖爆撃》]]→[[《連鎖爆撃》]]とした場合、2枚の[[《連鎖爆撃》]]だけで(1600+2000)=3600[[ダメージ]]となる。~
 このテクニックは[[《積み上げる幸福》]]でも有効なので、ぜひ覚えておきたい。~

-[[手札]]から[[速攻魔法]]を使う場合について、テクニックを1つ。~
通常、[[魔法&罠カードゾーン]]の数が5つであるため1度の[[チェーン]]には5枚までしか[[自分]]の[[魔法・罠カード]]を使えない。~
しかし[[《非常食》]]を使えば話が変わってくる。~
[[《非常食》]]は[[コスト]]で([[カードの発動]]時に)[[カード]]を退かすため[[魔法&罠カードゾーン]]に空白ができ、さらに[[手札]]から[[速攻魔法]]を使えるようになるのである。

-このタイプの[[デッキ]]が[[ミラーマッチ]]を行う場合、非常にプレイングが難しい。~
使用する[[カード]]が重複しやすいため[[《連鎖爆撃》]]や[[《積み上げる幸福》]]を[[発動]]しにくいためである。

**この[[デッキ]]の弱点 [#y00c9dcd]
 弱点は[[効果ダメージ]]を封じる[[《デス・ウォンバット》]]・[[《マテリアルドラゴン》]]、[[罠カード]]を封じる[[《王宮のお触れ》]]・[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]。~
 [[《デス・ウォンバット》]]を[[戦闘破壊]]でき、[[《王宮のお触れ》]]・[[《魂吸収》]]を[[効果]]で[[破壊]]できる[[《結界術師 メイコウ》]]は[[サイドデッキ]]に採用しておきたい。~
 [[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]・[[《マテリアルドラゴン》]]・[[《神殿を守る者》]]に対しては[[《月の書》]]・[[《禁じられた聖杯》]]等で対処したいところ。~
 出された時点で身動きが取れなくなる事も多く、中でも[[《マテリアルドラゴン》]]は[[《死者への供物》]]も効かない。~
 また、採用率は低いが、[[ドローフェイズ]]以外の[[ドロー]]を封じる[[《神殿を守る者》]]も要注意。~
 ただ、[[《神殿を守る者》]]は[[ドローフェイズ]]であれば[[《積み上げる幸福》]]等を[[発動]]することは可能。~

 それらの対策としては、上記の二枚と[[相打ち]]が狙え、[[《神殿を守る者》]]を[[戦闘破壊]]出来る[[《光神機−桜火》]]を[[サイドデッキ]]に複数枚用意するといいだろう。~
 いざとなったら[[フィニッシャー]]としても使用できる。~
 [[《BF−疾風のゲイル》]]は[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]・[[《マテリアルドラゴン》]]等の[[上級モンスター]]も単体で対処可能。~
// さらに[[チューナー]]なので[[シンクロ]]要素を取り入れることもできるので[[サイドデッキ]]には用意しておきたい。~
//ゲイルは制限カードだから、あまりシンクロに頼れないのが現状だけどね。
//ゲイル以前に他のモンスター出す暇もないかと…

 尚、[[魔法カード]]や[[罠カード]]が多くなるこの[[デッキ]]の特性上、[[カード]]が[[墓地]]に行っても[[アドバンテージ]]につながりにくいため、[[【デッキ破壊】]]も弱点となる。~
 特に[[《魂吸収》]]を採用した[[【ネクロフェイス】]]は天敵と言ってもいい。~
 [[デッキ]]から[[火力]]用[[カード]]が削られているにもかかわらず、それによって[[相手]]は膨大な[[ライフ・アドバンテージ]]が得られるからである。~
 対策としては[[《砂塵の大竜巻》]]等で早めに[[《魂吸収》]]を破壊しておきたい。~

 [[デッキ]]を読みきられていた場合、[[チェーン]]の中に[[カウンター罠]]や[[《レインボー・ライフ》]]を使われて打つ手が無くなるケースも多い。~
 [[カウンター罠]]を使用されると、[[スペルスピード]]の関係から[[《連鎖爆撃》]]の連鎖が打ち切られてしまうのも難点。~
 そのため[[カウンター罠]]を多用する[[【パーミッション】]]系の[[デッキ]]に弱い。~
 [[《レインボー・ライフ》]]は1つの[[チェーンブロック]]に対し使用されるだけで、後の[[カード]]消費が追い着かなくなる。

 1[[ターン]]に何枚も[[魔法・罠カード]]を使用するため[[発動]]回数を制限する[[《大将軍 紫炎》]]を出されると手も足も出なくなるので[[【六武衆】]]を[[相手]]にする時は注意が必要。~
 厄介な事に[[《大将軍 紫炎》]]は身代わり[[効果]]を持っているため[[《BF−疾風のゲイル》]]でも単体では[[戦闘破壊]]が難しい。~
 [[ステータス]]は高くないが同様の[[効果]]を持つ[[《ナチュル・ローズウィップ》]]を使用する[[【植物族】]]も分が悪い。~
 対策としては[[《トラゴエディア》]]などで[[戦闘破壊]]する、[[《月の書》]]・[[《禁じられた聖杯》]]で[[効果]]を遮断する、[[《死者への供物》]]で[[破壊]]するなどがある。~

 [[《天魔神 ノーレラス》]]を[[《魔導雑貨商人》]]を利用して速攻[[召喚]]されると非常に厳しい。~
 次の[[ドロー]]が[[《連鎖爆撃》]]や[[《積み上げる幸福》]]1枚では本当にどうしようもなくなってしまう。~
 [[召喚]]のためのかなりの下準備が必要であるため、[[召喚]]前に[[相手]]の[[ライフ]]を1000以下に追い込んでしまうか、[[効果]][[発動]]に[[チェーン]]して[[バーン]][[カード]]を連射し焼き切るといい。~
 だが、[[《ファントム・オブ・カオス》]]の登場で序盤から[[効果]]を使用される可能性が出てきた。~
 これは[[《禁じられた聖杯》]]等がない場合あきらめる他ないだろう。~

 また、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]を使われると、その比率上、壊滅に追い込まれる。~

 さらに、[[《大寒波》]]を使われても一泡吹かされる可能性がある。~
 [[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]に[[制限カード]]となったとは言え、[[発動]][[ターン]]と、[[自分]]が[[セット]]を封じられた返しの[[相手]][[ターン]]、この計2[[ターン]]を好き放題やられてしまうからである。~
 1[[ターン]]のみだが、同様の理由で[[《ブリザード・プリンセス》]]からも致命傷を受ける。
 [[ルール効果]]であるため[[チェーンブロック]]をつくらない[[《ブリザード・プリンセス》]]からも致命傷を受ける。

 [[《ダーク・シムルグ》]]もまたこの[[デッキ]]にとっては天敵である。~
 [[攻撃力]]が2700もあり[[戦闘破壊]]しにくいだけでなく、[[セット]]が封じられてしまう故にこの[[デッキ]]の根本が潰されてしまうからである。~
 [[《光神機−桜火》]]と[[《BF−疾風のゲイル》]]では[[戦闘破壊]]出来ない以上、各種[[除去]][[魔法カード]]で[[除去]]したり、[[《D.D.クロウ》]]で[[特殊召喚]]用の[[コスト]]を潰していくしかないだろう。~

 プレイングの面でも[[エンドサイク]]に弱い。~
 これは[[カード]]一枚一枚が[[火力]]または[[ドロー]]という役割に加え、[[チェーン]]を稼ぐという役割を持っているためである。~
 特に複数枚を[[破壊]]できる[[《ゴッドバードアタック》]]・[[《デルタ・クロウ−アンチ・リバース》]]有する[[【BF】]]には非常に苦戦を強いられる。~
// 先出しが前提となる上で、最悪[[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫し続ける可能性もあるが、[[《スターライト・ロード》]]を用意するべきか。~
//むしろ黒薔薇とかは痛くもかゆくもないし、スタロは重過ぎる。ゾーン4枚制限の方が遥かに厳しいかと

 総じて非常に弱点が多い[[デッキ]]であり、それ故[[サイド>サイドデッキ]]から対策されやすい。~
 これらの最大の対策は「やられる前にやる」。~
 [[相手]]が行動を起こす前に倒してしまう事こそが勝機となるだろう。~

**サンプルレシピ [#idfc0b1f]
-【チェーンバーン】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=436~
第50回フロンティアカップ優勝~

-【チェーンバーン】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=611~
第61回フロンティアカップ優勝~

-【チェーンバーン】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=488~
2007年度西日本代表最終選考会ベスト16

-それぞれ([[遊戯王フロンティア:http://kiros.seesaa.net/]])より。

**関連リンク [#z85030ea]
-[[【ロックバーン】]]
-[[【フルバーン】]]
-[[【ライトニングパニッシャー】]]

-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]