*【デーモン】 [#h6a9fc73]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#vef27882]
 [[闇魔界の脅威]]で登場した[[チェスデーモン]]を主軸とした[[デッキ]]。~
 優秀な[[モンスター効果]]を持ち、[[対象]]とする[[効果]]をサイコロ次第で無効化できる反面、下僕とするには[[ライフ]][[コスト]]を要求するという二面性を持つ。~
 [[デーモン]]専用[[カード]]を使用できる為、[[蘇生]]や[[コントロール奪取]]が容易に行えるのも特徴の一つである。~


 《ジェノサイドキングデーモン/Terrorking Archfiend》 
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻2000/守1500
 自分フィールド上に「デーモン」という名のついた
 モンスターカードが存在しなければこのカードは召喚・反転召喚できない。
 このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に800ライフポイントを払う。
 このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
 その処理を行う時にサイコロを1回振る。
 2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
 このカードが戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。

 《万魔殿−悪魔の巣窟−/Pandemonium》
 フィールド魔法
 「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。
 戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地へ送られた時、
 そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードを
 デッキから1枚選択して手札に加える事ができる。


**[[デッキ]]構築に際して [#q4a8a78e]
***[[モンスターカード]]について [#sd269e25]
-[[下級>下級モンスター]][[デーモン]]
--[[《ジェノサイドキングデーモン》]]~
主力[[アタッカー]]になりうるが、[[召喚条件]]がある。~
そのため、他の[[下級モンスター]]のように安定性を求めづらい。~

--[[《デスルークデーモン》]]~
[[《ジェノサイドキングデーモン》]]の身代わりとなるが、[[除去]][[カード]]の多い現[[環境]]ではあまり信用できない。~
むしろ他の[[レベル]]4[[デーモン]][[モンスター]]が[[破壊]]された時に[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]で[[サーチ]]する候補として採用すべきか。~

--[[《インフェルノクインデーモン》]]~
[[無効]]化されにくい[[単体強化]]を行えるが、[[発動]]タイミングの関係で即効性がなく不便な点も目立つ。~
少なからず[[耐性]]があることには変わりないので、[[通常召喚]]可能な[[デーモン]]として[[《堕落》]]の維持役にはなりうる。~

--[[《デーモン・ソルジャー》]]~
[[《ジェノサイドキングデーモン》]]より[[攻撃力]]が一段落ち、[[効果]]も持たないが、その分安定性がある。~
採用枚数もこちらを多目にした方が[[デッキ]]全体の安定感は出る。~

--[[《ジェネラルデーモン》]]~
軸となる[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]を[[サーチ]]でき、[[アタッカー]]としても申し分ない。~
しかし[[自壊]][[効果]]があり、[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]との[[シナジー]]もほぼない。~

--[[《マッド・デーモン》]]~
[[《デーモン・ソルジャー》]]より[[攻撃力]]は低いが、[[貫通]][[効果]]を備えた[[下級]][[アタッカー]]。~
[[デメリット]]こそあれど癖は少なく、[[下級]]デーモンの中では比較的扱いやすい。~
[[相手]][[ターン]]では大抵の[[モンスター]]に[[戦闘破壊]]されてしまうが、低[[守備力]]ゆえに[[《ミストデーモン》]]と[[《悪夢再び》]]を共有できる。~

--[[《ランサー・デーモン》]]~
[[《マッド・デーモン》]]よりさらに[[攻撃力]]は劣るが、自身以外の[[モンスター]]にも[[貫通]][[効果]]を付与できる。~
[[チェスデーモン]]を使わないのであれば、[[下級]][[デーモン]]の選択肢として一考の余地がある。~

--[[《トランス・デーモン》]]~
[[手札]]で[[腐った>腐る]][[上級]][[デーモン]]を処理しつつ、[[攻撃力]]を上げられる。~
[[破壊]]された時の[[効果]]も、[[《ヘルウェイ・パトロール》]]や[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]の[[効果]]で[[除外]]した[[モンスター]]を回収するのに役に立つ。~

-[[上級>上級モンスター]][[デーモン]]~
魅力的なものが多く、[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]での[[サーチ]]の基点にもなる。~
しかし[[《ジェノサイドキングデーモン》]]の存在も考えると、[[手札事故]]率がより上がる。~
[[《ジェノサイドキングデーモン》]]を採用しないのであればこの点は解消できるが、[[下級モンスター]]の層が薄くなる点は注意したい。~

--[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]~
[[上級モンスター]]が苦手とする[[コントロール奪取]]や[[バウンス]]系統の多くを、二分の一で[[無効]]化できる。~
[[対象をとらない効果>対象をとる(指定する)効果]]も少なくないため過信は禁物だが、比較的場持ちも良く、高い[[攻撃力]]も備えている。~
ただし単体で安定しない[[モンスター]]の多い【デーモン】において、簡単に採用を決定するのは難しい。~
[[リリースする]]手段を増やしたり、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]を採用する等、この[[カード]]ならではの利点を見出したい。~

--[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]~
[[タイミングを逃す]]可能性もあるが[[魔法・罠ゾーン>魔法&罠カードゾーン]]に居座ることができる。~
このため[[《堕落》]]の発動条件を満たしやすく、[[攻撃力]]に一歩後れを取りやすい[[デーモン]]の補助ともなる。~
[[モンスター]]として[[破壊]]されることが条件だが、[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]によって[[下級>下級モンスター]][[デーモン]]に繋ぐことで反撃を行いやすく、[[《デーモンの雄叫び》]]とのシナジーもある。~

--[[《デーモンの召喚》]]~
[[通常モンスター]]ではあるが、[[蘇生]][[カード]]の都合から比較的扱いやすい。~
[[《魔族召喚師》]]によっても[[蘇生]]を行えるため、[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]以上に[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]等が使いやすい。~
[[《デーモン・ソルジャー》]]と[[サポートカード]]を共有できるのも利点。~

--[[《ミストデーモン》]]~
[[ダメージ]]こそ厳しいが[[手札事故]]になりにくく、後続を[[サーチ]]できる可能性もある。~
さらに、[[帝]]とも相打てる[[攻撃力]]を備えているのも見逃せない。~
[[《マッド・デーモン》]]と[[《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》]]や[[《悪夢再び》]]を共有できるが、これらは他の[[デーモン]]とは[[シナジー]]がないことに注意。~

--[[《プリズンクインデーモン》]]~
[[効果]]の性質上[[上級モンスター]]としての採用ではないが、全体の[[攻撃力]]を底上げできる。~
ただし、何らかの手段で[[墓地へ送る]]ことが必要となる。~
[[《おろかな埋葬》]]や[[《終末の騎士》]]ならば[[《デーモンの召喚》]]を初めとする[[通常モンスター]]のサポートとも併用できる。~
[[《ヘルウェイ・パトロール》]]とも[[シナジー]]が見込めるため、いずれの型でも採用しやすい。~

--[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]~
[[墓地コスト]]が続く限り、他の大多数の[[デーモン]]を守ることができる。~
[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]][[発動]]下で[[《デーモンの雄叫び》]]との相性は抜群で
[[自壊]]時に[[サーチ]]と[[蘇生]]を同時に行うことができる。~

-その他の[[モンスター]]
--[[《召喚僧サモンプリースト》]]~
[[《ジェノサイドキングデーモン》]]の[[召喚]]をサポートする。~
[[《堕落》]]や[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]等、[[手札]]に溜まり易い[[カード]]を[[コスト]]にできる。~
特に[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]は[[《ジェネラルデーモン》]]のお陰で[[手札]]に呼び込みやすいため、状況に応じた使い分けが可能である。~

--[[《ヘルウェイ・パトロール》]]~
こちらも[[《ジェノサイドキングデーモン》]]を[[特殊召喚]]でき、[[アタッカー]]としての活躍も見込める。~

--[[《名工 虎鉄》]]~
[[《堕落》]]や[[《デーモンの斧》]]を[[サーチ]]できる。~

--[[カオスモンスター>カオス]]~
[[光属性]]である[[《デスルークデーモン》]]と、他の[[デーモン]]を[[除外]]して[[特殊召喚]]できる。~
[[悪魔族]]サポートを共有でき、[[シンクロ召喚]]要素を持つ[[魔轟神]]も併せればより[[特殊召喚]]しやすくなるが、【デーモン】としての意義が薄れるか。~

--[[《軍神ガープ》]]~
[[《ジェノサイドキングデーモン》]]の[[召喚]]補助に利用できる。~
また[[手札]]を見せて[[攻撃力]]を上げる[[効果]]も、[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]で[[サーチ]]した[[デーモン]]を使うことで、[[情報アドバンテージ]]の消費を軽減できる。~

--[[《レスキューラビット》]]~
[[デッキ]]から同名[[通常モンスター]]2体を[[リクルート]]する[[効果]]を持つ。~
【デーモン】では主に[[《デーモン・ソルジャー》]]等を[[デッキ]]から[[リクルート]]できる。~
そのまま[[攻撃]]したり、2体で[[エクシーズ召喚]]をしてもいいが、この時点で[[《堕落》]]が[[発動]]できるため[[相手]]の[[レベル]]4の[[モンスター]]を奪えば[[《ヴァイロン・ディシグマ》]]等の[[エクシーズ素材]]を3体要求する[[エクシーズモンスター]]も召喚可能。~
ただしこの[[カード]]自身は[[デーモン]]との[[シナジー]]は皆無なので注意。

--[[岩石族]][[モンスター]]~
[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]にできる。~
[[デーモン]]では主に[[下級モンスター]]では[[《ジェネラルデーモン》]]、[[最上級モンスター]]では[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]が[[融合素材]]の有力候補になる。~
また、[[《融合呪印生物−闇》]]は[[攻撃力]]が低いため、[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]としては扱いづらいが[[《デーモンの召喚》]]等の[[レベル]]6以上の[[モンスター]]は[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]の[[融合素材]]になり、[[起動効果]]を[[発動]]すれば[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]も場に出すこともできる。~


***[[魔法・罠カード]]について [#s698b04e]
-[[《堕落》]]~
[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]に対し、その後の一切の制約がないのは非常に強力。~
ただし[[自壊]]しやすいため、早めに[[シンクロ召喚]]や[[アドバンス召喚]]に繋げたい。~
[[エクシーズ召喚]]であれば、[[発動条件]]となる[[デーモン]]と共に処理できるため、有用である。~
ただし[[表側表示]][[モンスター]]しか奪えない事と、こちらの[[デーモン]]の層から[[ランク]]4以外を狙って[[エクシーズ召喚]]するのは難しい。~
条件は[[魔法・罠カード]]でも満たせるため、[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]の他、[[《アームズ・ホール》]]等を共有できる[[《デーモンの斧》]]も併用が考えられる。~
[[手札事故]]の原因となるがそれを補うだけのパワーも持っているので、枚数調整には最大限注意を払いたい。~

-[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]~
[[チェスデーモン]]を多く採用する場合は必須となるが、影響力は限定的である。~
場に[[《ジェノサイドキングデーモン》]]、[[手札]]に[[《デスルークデーモン》]]が揃えば強力な[[コンボ]]が完成するが、[[戦闘破壊]]に対応していない分使い勝手はいまいち。~
とはいえ[[《デーモンの雄叫び》]]や[[《プリズンクインデーモン》]]を採用する場合にも必須であり、[[《ジェネラルデーモン》]]の存在からそれなりに扱いやすい[[カード]]なので積極的に採用しても無理は生じにくい。~

-[[《デーモンの雄叫び》]]~
[[蘇生]]される[[モンスター]]には制約が多く、[[ライフコスト]]が厳しいようであれば無理に採用しなくてもいい。~
ただしこの[[カード]]は[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]と相性が良いので、後述の【シンクロデーモン】等であれば優先的に採用される。~

-[[《収縮》]]・[[《禁じられた聖槍》]]~
[[《ジェノサイドキングデーモン》]]の[[戦闘]]を補助するだけでなく、[[召喚条件]]を満たせない状況で[[セット]]されたまま[[攻撃]]された際に生存し、次のターンから[[攻撃]]に参加することが出来る可能性がある。~

-[[《強者の苦痛》]]~
元々高い[[攻撃力]]を補助でき、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の幅も広がる。~

-[[《闇の誘惑》]]~
[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]の[[効果]]と[[《ジェネラルデーモン》]]が複数積みやすいことから、[[手札]]に[[闇属性]]がキープしやすくなるので[[発動]]しやすい。~
再利用がしにくくなるのが欠点だが、[[手札]]で[[腐りやすい>腐る]][[デーモン]]を採用する際には貴重なサポートとなるだろう。~

-[[《和睦の使者》]]・[[《停戦協定》]]~
[[《収縮》]]等と同様、[[《ジェノサイドキングデーモン》]]の補助となりうる。~
[[《和睦の使者》]]は[[1ターンキル]]を防げ、[[《停戦協定》]]は[[《堕落》]]の[[対象]]を拡張できるのも魅力。~

-[[《ヘイト・バスター》]]~
[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]があれば、相手[[モンスター]]を[[破壊]]、[[ダメージ]]を与えるだけでなく、[[モンスター]]を[[サーチ]]することが可能。~
ただし狙われるケースが多い[[下級モンスター]]の[[デーモン]]では[[サーチ]]対象も狭い点を留意したい。~

-[[《群雄割拠》]]・[[《一族の結束》]]~
[[悪魔族]]で固めた際にはいずれも有効だが、特に前者は[[《堕落》]]と相性が悪く、また[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]とも相性が悪い。~

-[[《巨大化》]]~
[[ライフコスト]]を要する[[カード]]が多い[[デーモン]]とは相性が良い。~
ただし、[[下級>下級モンスター]][[デーモン]]に装備させるのはそこまで有効な戦術ではなく、[[弱体化]][[デメリット]]の存在から、[[ライフポイント]]の差には気をつけよう。~


**[[デッキ]]の派生 [#m19a8b85]
***【シンクロデーモン】 [#b97de013]
 [[シンクロ召喚]]を取り入れた【デーモン】。~
 [[シンクロモンスター]]には現在6種類の[[デーモン]]が存在している。~
 そのうち、[[《アンデット・スカル・デーモン》]]と[[《メンタルオーバー・デーモン》]]を除く4種類は[[シンクロ素材]]の指定が緩く出しやすいため、[[デーモン]]の[[サポートカード]]と相性がよい。~
 それらの[[シンクロモンスター]]が[[効果]]によって[[破壊]]されれば[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]で[[《プリズンクインデーモン》]]・[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]以外のあらゆる[[デーモン]]が[[サーチ]]できる。~
 また[[《堕落》]]は[[相手]][[モンスター]]を奪って[[シンクロ召喚]]の補助をすることができる。~
 [[《デーモンの雄叫び》]]は、[[シンクロ召喚]]の素材確保、[[墓地]]に落ちた強力[[シンクロモンスター]]の一時的な[[蘇生]]に使える。~

 とりわけ[[《メンタルスフィア・デーモン》]]は[[ライフコスト]]を必要とする[[デーモン]]の欠点を補ってくれる有用なカードである。~
 [[チューナー]]は[[《召喚僧サモンプリースト》]]で[[特殊召喚]]できる[[《極星獣グルファクシ》]][[《ヴァイロン・プリズム》]]等の[[レベル]]4[[チューナー]]が基本。~
 [[《ミストデーモン》]]を基準に[[レベル]]3[[チューナー]]を使う方法も考えられる。~
 [[種族]]・[[属性]]面が共通する[[《ダーク・リゾネーター》]]や、他の[[ライフゲイン]][[効果]]を持つ[[シンクロモンスター]]と相性の良い[[《サイコ・コマンダー》]]等。~
 [[《ダーク・リゾネーター》]]は[[《デーモン・カオス・キング》]]や[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]の登場により、[[レベル]]4[[モンスター]]との組み合わせでもより活用しやすくなった。~

 もちろん前述の[[魔轟神]]、自身の[[レベル]]を操作できる[[《魔轟神レイヴン》]]を使うのもいい。~

 [[《レスキューキャット》]]が[[禁止カード]]になるまでは、[[《X−セイバー エアベルン》]]や[[《デーモン・ビーバー》]]を利用する[[【ビーバーシンクロ】>【レスキューシンクロ】#o372k476j]]も存在した。~
 現在でも[[《素早いビッグハムスター》]]による[[リクルート]]は可能だが、各種[[装備魔法]]の恩恵が薄いなど単純な代替[[カード]]として構築するのは難しい。~

 [[デーモン]]以外の[[シンクロモンスター]]では[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]との相性がいい。~
 [[《デーモンの斧》]]や[[《堕落》]]といった[[装備魔法]]をサーチする他、[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]を自身に装備することで強力な[[破壊]][[耐性]]を得ることができる。~
 [[フィールド]]に並べるまでが手間ではあるが、これと[[レベル]]8を使い分けることの可能な[[《デルタフライ》]]も一考に値する。~

***【ハンドレスデーモン】 [#u80a36e1]
 [[【インフェルニティ】]]の要素を取り入れた【デーモン】。~
 [[デーモン]]と名のつく[[《サイバーデーモン》]]と[[《インフェルニティ・デーモン》]]が共にハンドレス状態での戦法を共有できることを利用する。~
 [[《インフェルニティ・デーモン》]]を[[特殊召喚]]できる[[《デーモンの雄叫び》]]は特に相性がよい。~


**[[デッキ]]の弱点 [#q4a8a78e]
 性質上[[ビートダウン]]に近く、戦闘力も高い、[[魔法・罠カード]]に[[耐性]]があり、展開力も目を見張るものがある。~
 しかし、事一回戦線を崩されるとその後がボロボロになり、体勢を立て直すのが難しくなる。~

 [[魔法・罠カード]]で警戒すべきものは[[《地砕き》]]等の対象を取らない物ぐらいであるが、本分は戦闘力での場の制圧。~
 [[《ジェノサイドキングデーモン》]]よりも[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]が次々に[[召喚]]されると、厳しいことになる。~

 特に[[《サイバー・ドラゴン》]]は天敵以外の何者でもない。~
 [[《ジェノサイドキングデーモン》]]が軽々と倒されるので[[《収縮》]]などで守り抜こう。~
 場合によっては[[《奈落の落とし穴》]][[《昇天の黒角笛》]]等を投入する手もある。~

 [[デーモン]]達が[[フィールド]]を離れると[[《ジェノサイドキングデーモン》]]の[[召喚]]や[[《堕落》]]の使用に支障をきたす。~
 さらには[[戦闘]]での[[破壊]]では[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]の[[効果]]の対象外となり、後続の[[デーモン]]を[[サーチ]]することが出来ない。~
 そのため、[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されてもすぐに立て直せる戦術を心がけるべきである。~
 [[《切り込み隊長》]]等[[【戦士族】]]の要素を絡めることで安定性を高めることができる。~

 [[戦闘で破壊>戦闘破壊]]できない[[《魂を削る死霊》]][[《マシュマロン》]]も何らかの対策はしておいたほうが良い。~
 基本的に長期戦に向いていないため、このような[[モンスター]]で[[フィールド]]が停滞するのは非常に好ましくないからだ。~
 [[《切り込み隊長》]][[《ゼラの戦士》]]同様[[《増援》]]に対応する[[《異次元の女戦士》]][[《ならず者傭兵部隊》]]や[[《シールドクラッシュ》]]を使うと良い。~

 [[ロック]]系の[[デッキ]]にもかなり弱い。~
 [[攻撃]]が出来ずに[[スタンバイフェイズ]]で莫大な維持ライフを払い続けることになる。~
 [[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]等で[[攻撃]]を止められ、さらに[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]を[[破壊]]されるとかなり厳しい。~
 維持[[コスト]]は[[ライフポイント]]がある限り強制的に支払われるため、ライフが足りなくなるまで[[デーモン]]達に支払わなければならないからだ。~
 [[ライフポイント]]が足りなくなれば[[デーモン]]達は[[破壊]]されるがその頃には既に瀕死であろう。~
 [[ロック]]対策として[[《砂塵の大竜巻》]][[《氷帝メビウス》]]等[[伏せ除去]]が可能なカードは多めに採用しておきたい。[[《デーモンの召喚》]]、[[《魔族召喚師》]]、[[蘇生]][[カード]]を採用しているデッキならば、[[攻撃力]]2500越えを維持するのも容易く、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]の採用も望める。~


**代表的なカード [#s0e5a953]
-[[《ジェノサイドキングデーモン》]]
-[[《デーモン・ソルジャー》]]
-[[《ジェネラルデーモン》]]
-[[《堕落》]]
-[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]
-[[《デーモンの雄叫び》]]

**関連リンク [#z600fa89]
-[[デーモン]]
-[[チェスデーモン]]

-[[デッキ集]]