*【ディフォーマー】 [#t6bb8761] #contents **[[デッキ]]の概要 [#lbb83fac] [[CROSSROADS OF CHAOS]]で登場した[[ディフォーマー]]を中心とした[[デッキ]]。~ [[カード]]単体では弱小[[モンスター]]の集まりだが、アイデンティティーである「[[表示形式]]によって変化する[[効果]]」と、[[サポートカード]]によってテクニカルな[[デッキ]]が作れる。~ [[デッキ]]の中核[[《D・モバホン》]]の存在もあり、その展開力は一級品。~ 1[[ターン]]で一気に[[モンスター]]で[[フィールド]]が埋まる事も珍しくないその制圧力とトリッキーな[[効果]]で[[相手]]を翻弄してゆくのが特徴。~ **[[デッキ]]構築に際して [#oe51e0a3] ***[[モンスター]]について [#l00bbe5f] -主力[[ディフォーマー]]~ 下記5体の[[ディフォーマー]]は[[必須カード]]と言えよう。~ --[[《D・モバホン》]]~ 確実性に欠けるものの、[[デッキ]]から[[ディフォーマー]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を備えている。~ 運さえあれば一気に[[ディフォーマー]]を複数並べる事も可能であり、この[[デッキ]]の展開力の要として活躍する。~ 通常は、[[表側攻撃表示]]か[[裏側守備表示]]でしか[[通常召喚]]できないため、ステータスの低さも相まって[[守備表示]]時の[[効果]]を得るのは難しい。~ そのため、[[表側守備表示]]での[[特殊召喚]]が可能なこの[[カード]]は重宝されるのである。~ --[[《D・ラジオン》]]~ 単独でも[[アタッカー]]もしくは[[ブロッカー]]として機能し、さらに他の[[ディフォーマー]]を[[強化]]する[[効果]]を持つ。~ ステータスが低めな[[ディフォーマー]]には欠かせない[[モンスター]]である。~ --[[《D・ラジカッセン》]]~ [[2回攻撃]]による[[ダメージ]]源と[[ディフォーマー]]を[[戦闘破壊]]から守る防御[[カード]]として機能する。~ [[《D・ラジオン》]]とともに[[アタッカー]]として運用するのが主だが、いざとなれば守備にも回れる柔軟な[[モンスター]]。~ --[[《D・ボードン》]]~ 大量展開した[[ディフォーマー]]による[[ビートダウン]]能力を一層高める存在である。~ この[[モンスター]]の登場によって[[1ターンキル]]さえ可能となり、より強化されたと言えるだろう。~ [[《D・ラジカッセン》]]、[[《D・ラジオン》]]と並べただけでもなかなかのダメージが期待できる。~ また、[[守備表示]]の[[効果]]も有用で、[[《D・モバホン》]]による展開を強力に[[サポート>サポートカード]]できる。~ --[[《D・キャメラン》]]~ [[ディフォーマー]]の[[特殊召喚]]、もしくは[[ディフォーマー]]に[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]への耐性を与える。~ [[《D・モバホン》]]と同じく[[守備表示]]での[[特殊召喚]]が可能な貴重な存在。~ [[守備表示]]の耐性付加の[[効果]]も魅力的だが、[[《ガジェット・ドライバー》]]との相性は悪いので注意が必要。~ カードプールの増加により、それ程重要な存在ではなくなったものの、依然複数採用が検討できる。~ -[[ディフォーマー]]以外の有力モンスター~ --[[《巨大ネズミ》]]~ [[リクルーター]]の効果により1500以下の地属性モンスター、[[《D・モバホン》]]・[[《D・ボードン》]]を[[特殊召喚]]する事が出来る。~ そこから、[[《機械複製術》]]とつなげる事ができる。~ --[[《オネスト》]]~ 光属性の[[《D・ラジオン》]]・[[《D・キャメラン》]]に対応している。~ ただ現在の所、それ以外の[[ディフォーマー]]は別の属性なので組み合わせによってはデッキの安定性が下がる可能性がある。~ 他にも個性的な[[ディフォーマー]]が揃っており、好みに応じて投入すると良いだろう。~ [[ディフォーマー]]以外の[[モンスター]]についてだが、現在[[ディフォーマー]]には[[攻撃力]]1500以下の[[モンスター]]しか存在しないため、全て[[リクルーター]]に対応している。~ その内、[[《D・ラジオン》]]と[[《D・キャメラン》]]は[[光属性]]、[[《D・チャッカン》]]は[[炎属性]]、[[《D・パッチン》]]は[[風属性]]、それ以外の6体は[[地属性]]である。~ 対応先の多さで言えばやはり[[《巨大ネズミ》]]を採用するのが妥当な所だが、主力とする[[モンスター]]に応じて選択すると良いだろう。~ [[ディフォーマー]]の[[表示形式]]を自在に変更できる[[《ガジェット・ドライバー》]]の存在も見逃せない。~ これ1枚で任意の枚数の[[ディフォーマー]]の[[表示形式]]を変更でき、しかも[[相手]][[ターン]]でも[[発動]]可能なのだからありがたい限り。~ ただし、直接的に[[アドバンテージ]]に結びつく訳ではないので、状況を見極めて[[発動]]するようにしよう。~ [[ディフォーマー]]には切り札といえるほどのモンスターが存在しない。~ なので、[[チューナー]]を投入し[[シンクロモンスター]]に頼るのも良いであろう。~ [[機械族]]の[[チューナー]][[《ニトロ・シンクロン》]]や[[《ターボ・シンクロン》]]、[[蘇生]][[効果]]を有効に使える[[《ジャンク・シンクロン》]][[《デブリ・ドラゴン》]]等が候補だろう。~ [[《ゾンビキャリア》]]で[[《D・モバホン》]]の[[効果]]の確実性を上げつつ[[シンクロ召喚]]するという芸当も可能。~ また、[[《D・モバホン》]]による大量展開に着目し、[[《神獣王バルバロス》]][[《D−HERO Bloo−D》]]などの大型[[モンスター]]を投入する選択もある。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#r39183f0] [[魔法カード]]で是非とも採用したいのはやはり[[《D・スピードユニット》]]。~ [[破壊]][[対象]]に制限がなく、[[除去]]能力は高水準。~ [[ディフォーマー]]を[[デッキ]]に戻す事で[[《D・モバホン》]]の[[効果]]も使いやすくなる。~ しかし、[[ディフォーマー]]が[[手札]]に無いと使えないので無闇に3枚積みしたりすると[[腐る]]恐れもあるため、[[デッキ]]の中身と見合わせてバランスよく取り入れる事。~ [[《ディフォーム》]]は[[相手]]の[[攻撃]]を[[無効]]にし、[[ディフォーマー]]の[[表示形式]]を変える事ができるものの、単純な防御能力は[[《次元幽閉》]]や[[《和睦の使者》]]に見劣りしてしまう。~ [[表示形式]]の変更を積極的に行える点は評価できるので、4枚目以降の[[《重力解除》]]として用いれば良いだろう。~ [[《D・コード》]]は[[装備モンスター]]の[[表示形式]]の変更によって[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]できる。~ 1[[ターン]]に1度の[[表示形式]]の変更では間に合わない場合が多く、また装備[[対象]]によっては積極的に[[表示形式]]を変える訳にはいかないという場合もある。~ 投入する場合は[[表示形式]]を変更する[[効果]]を持つ[[カード]]を多めに投入したい。~ [[《D・ゲイザー》]]は[[守備表示]]の[[効果]]が狙いやすくなる。~ [[《聖なる輝き》]]とどちらを採用するか悩む所だが、あちらと違って[[自分]]の[[リバース効果モンスター]]を邪魔しない事や[[《月の書》]]等が[[使用]]可能な点はこちらが有利となる。~ [[《D・パワーユニット》]][[《D・レトロエンジン》]]は[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]が低い[[ディフォーマー]]はさほど恩恵を受けない。~ しかも、前者の方は装備可能な[[モンスター]]が3種類しか存在しない。~ 他の[[装備魔法]]を採用した方が良いだろう。~ [[《百機夜工》]]は[[デュエル]]後半になるほど[[攻撃力]]の上昇値が高くなるが、燃費が悪く、[[ディフォーマー]]の再利用も難しくなる。~ [[《ブレンD》]]は[[《D・スピードユニット》]]よりも更に[[発動条件]]が厳しく、複数採用は危険である。~ [[《D・バリア》]]は[[全体除去]]を苦手とする[[ディフォーマー]]にとってはうってつけの[[カード]]である。~ 無効にしつつ[[&ruby(ディフォーマー){D};>D]]を[[サーチ]]できるため、[[アドバンテージ]]を得る事ができる。~ こちらは可能な限り採用したい所。~ [[《D・フィールド》]]は[[表示形式]]を変更する[[カード]]を多く採用している[[デッキ]]ならば是非採用したい[[カード]]。~ [[カウンター]]を乗せるのはかなり容易で、すぐに大幅な[[全体強化]]を行う事も可能。~ 専用[[サポートカード]]以外のオススメ[[カード]]は以下に挙げる。~ +[[《D・モバホン》]]等の展開力の要となる[[ディフォーマー]]を手軽に[[蘇生]]できる[[《リミット・リバース》]][[《エンジェル・リフト》]]~ 前者は[[守備表示]]の[[効果]]が実質[[使用]]不可能になってしまう点には注意。~ +[[モンスター]]の[[表示形式]]を変えられる[[《重力解除》]][[《進入禁止!No Entry!!》]]等~ [[《悪夢の迷宮》]]を入れてみると[[《D・コード》]]の[[効果]]も狙いやすくなり面白い動きができる。~ ただし、その場合[[自分]]の[[魔法・罠カード]]まで[[破壊]]しかねないので注意。~ +[[機械族]]が多いため[[発動]][[対象]]に困らない[[《リミッター解除》]]~ [[2回攻撃]]ができる[[《D・ラジカッセン》]]との相性は抜群である。~ [[《サイバー・ドラゴン》]]と[[《オーバーロード・フュージョン》]]を投入して[[フィニッシャー]]に[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を迎えるのもいいだろう。~ +[[リクルーター]]や[[《D・キャメラン》]]と相性がいい[[《強制転移》]]~ [[使用]]済みの[[《D・モバホン》]]や[[手札]]で[[腐った>腐る]][[《ガジェット・ドライバー》]]を処理する事もできる。~ 力で及ばない[[相手]][[モンスター]]なら[[奪って>コントロール奪取]]しまうのも戦術の一つである。~ +総じて[[攻撃力]]が低いため[[発動]]が容易な[[《地獄の暴走召喚》]]~ [[《D・マグネンU》]]の[[ロック]]や[[《D・ラジオン》]]での[[全体強化]]が可能になる。~ +大量展開補助の[[《機械複製術》]]~ [[《D・モバホン》]]を一気に3体複製し、3体の[[効果]]を一度に[[使用]]すれば一気呵成に攻め入る事もできる。~ その際、[[全体除去]]は食らわないよう下準備はしておきたい。~ かつては[[《D・モバホン》]]しか対応していなかったが[[《D・ボードン》]]の登場で事故率は下がった。~ [[《D・ボードン》]]2体を[[守備表示]]で出す事で全てのディフォーマーが[[戦闘破壊]][[耐性]]を得る事ができる。~ [[《サイバー・ヴァリー》]]を採用し、[[効果]]を[[使用]]した[[《D・モバホン》]]等を[[ドロー]]に変換してしまうのも良い。~ +[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]を底上げする[[《進化する人類》]]~ [[ディフォーマー]]は全体的に[[攻撃力]]に乏しく、1900クラスの[[アタッカー]]が[[相手]]の[[フィールド]]に存在するだけで戦局が硬直してしまう。~ その[[ライフロス]]を逆手に取り、[[攻撃力]]を[[強化]]できるのである。~ [[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]が1000以下の[[《D・モバホン》]]や[[《D・キャメラン》]]に装備すれば[[デメリット]]は無いも同然である。~ [[攻撃表示]]の[[《D・ラジオン》]]に装備してやれば、[[レベル]]4にして破格の[[攻撃力]]3200を得る。~ [[ディフォーマー]]は[[《団結の力》]]等の[[装備魔法]]と相性がいいため、併せて1〜2枚ほどなら採用しても良いだろう。~ //-その他プレイング・動かし方について。 **この[[デッキ]]の弱点 [#n0837525] [[機械族]]が多くを占めるため[[メタカード]]の多さに悩まされる。~ [[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]はその筆頭である。~ 逆に、こちらの[[モンスター]]で[[相手]]の[[《サイバー・ドラゴン》]]などを吸収できる[[メリット]]にもなり得るが。~ また、総じて[[攻撃力]]が低めなため、上手く[[モンスター]]を展開できないとすぐに押し切られてしまう。~ [[表示形式]]を変える[[カード]]を多数投入すれば[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を食い止める事も可能なので、[[デッキ]]に余裕がある限り投入したいところ。~ 他には、[[《王虎ワンフー》]]・[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《王宮の弾圧》]]等にも注意したい。~ 現状では[[ディフォーマー]]の[[最上級モンスター]]が登場していないので、これからの登場[[カード]]が楽しみであるとも言える。~ また、[[《スキルドレイン》]]には非常に弱い。~ これ1枚で単なる弱小[[モンスター]]の集団に成り下がり、こちらの[[フィールド]]はボロボロになる。~ [[《D・スピードユニット》]]で速やかに[[除去]]してしまおう。~ さらに、基本的に[[表側表示]]で大量の[[モンスター]]を展開する事が多いため、[[《ライトニング・ボルテックス》]]を使われると大損害になる。~ [[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]、[[《裁きの龍》]]、[[《終焉の王デミス》]]、[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]といった[[モンスター]]全[[除去]]の効果を持つ[[モンスター]]も苦手。~ 前者は[[《D・バリア》]]の登場で改善されたものの、不安が残るなら[[《神の宣告》]]等も採用しよう。~ **代表的なカード [#j7f63aaa] -[[《D・モバホン》]]~ -[[《D・キャメラン》]]~ -[[《D・ラジオン》]]~ -[[《D・ラジカッセン》]]~ -[[《D・ボードン》]]~ -[[《D・スピードユニット》]]~ -[[《D・コード》]]~ -[[《D・フィールド》]]~ -[[《D・バリア》]]~ -[[《重力解除》]]~ -[[《悪夢の迷宮》]]~ **関連リンク [#d9b7c475] -[[ディフォーマー]] -[[デッキ集]]