*【デミスガイア】 [#w3826749]
*【デミスガイア】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]について [#lb8c15f1]
※[[《高等儀式術》]]は[[制限カード]]、[[《終焉の王デミス》]]は[[準制限カード]]、[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]のためほぼ構築不可。~
//　さらに追い討ちを掛けるように[[《終焉の王デミス》]]も[[制限カード]]となったのでほとんどギミックは潰れてしまった。~
**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
　[[《終焉の王デミス》]]と[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]を組み合わせた[[１ターンキル]]重視の[[儀式召喚]]と[[融合召喚]]の複合[[デッキ]]。~
　[[ビートダウン]]タイプの[[１ターンキル]][[デッキ]]の中ではかなりの勝率を誇っていた。
　[[ビートダウン]]タイプの[[１ターンキル]][[デッキ]]の中ではかなりの勝率を誇っていた。~

-現在は、[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]になっている。~

 《終焉の王デミス/Demise, King of Armageddon》
 儀式・効果モンスター（準制限カード）
 儀式・効果モンスター
 星８/闇属性/悪魔族/攻2400/守2000
 「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
 フィールドか手札から、レベルの合計が８になるよう
 カードを生け贄に捧げなければならない。　
 ２０００ライフポイントを払う事で、
 このカードを除くフィールド上のカードを全て破壊する。
 (1)：２０００ＬＰを払って発動できる。
 フィールドの他のカードを全て破壊する。

 《高等儀式術/Advanced Ritual Art》
 儀式魔法（制限カード）
 手札の儀式モンスター１体を選択し、そのカードとレベルの合計が
 同じになるように自分のデッキから通常モンスターを選択して墓地に送る。
 選択した儀式モンスター１体を特殊召喚する。

 《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア/Evil Hero Dark Gaia》
 《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア/Evil HERO Dark Gaia》
 融合・効果モンスター
 星８/地属性/悪魔族/攻   ?/守   0
 悪魔族モンスター＋岩石族モンスター
 このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
 このカードの元々の攻撃力は、融合素材に使用したモンスターの攻撃力の合計の数値となる。
 このカードの攻撃宣言時、相手フィールド上に存在する守備表示モンスター全てを
 表側攻撃表示にする事ができる。
 (この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。)
 このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
 (1)：このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
 (2)：このカードの攻撃宣言時に発動できる。
 相手フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。
 この時、リバースモンスターの効果は発動しない。

 《ダーク・コーリング》
 通常魔法
 自分の手札または墓地から融合モンスターカードによって決められた
 モンスターを１体ずつゲームから除外し、「ダーク・フュージョン」の効果でのみ
 特殊召喚できる融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
 （この特殊召喚は「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いとする。）
 《高等儀式術/Advanced Ritual Art》
 儀式魔法
 儀式モンスターの降臨に必要。
 (1)：レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
 デッキから通常モンスターを墓地へ送り、
 手札から儀式モンスター１体を儀式召喚する。

 《巨大化/Megamorph》
 装備魔法（制限カード）
 自分のライフポイントが相手より下の場合、
 装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力を倍にした数値になる。
 自分のライフポイントが相手より上の場合、
 装備モンスターの攻撃力は元々の攻撃力を半分にした数値になる。
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
　[[儀式召喚]]に関する[[サポートカード]]、及び弱点対策の[[メタカード]]等については、この[[デッキ]]の前身である[[【デミスゾーク】]]を参照。~
　ここではこの[[デッキ]]特有の[[カード]]を列挙する。~

***[[モンスターカード]]について [#monster]
-[[岩石族]]・[[悪魔族]][[通常モンスター]]。~
[[《高等儀式術》]]で[[墓地]]へ送りつつ、[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]とする。~
[[レベル]]４のものならば[[手札]]に来ても困らないので、[[《デーモン・ソルジャー》]]や[[《ヴェルズ・ヘリオロープ》]]が採用候補になるだろう。~

 《閃光の双剣−トライス/Twin Swords of Flashing Light - Tryce》
 装備魔法
 手札のカード１枚を墓地に送って装備する。
 装備モンスターの攻撃力は５００ポイントダウンする。
 装備モンスターはバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
-[[《Ｎ・グラン・モール》]]・[[《メタモルポット》]]・[[《冥府の使者ゴーズ》]]~
[[通常モンスター]]以外で扱いやすい[[岩石族]]と[[悪魔族]]の[[モンスター]]。~
[[融合素材]]としてはもちろん、単体でも機能する。~
この他でも[[デッキ]]コンセプトに併せ、適当なものを採用しておこう。~

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
-[[《ダーク・コーリング》]]~
[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]の[[融合召喚]]に必須となる。~
[[《終焉の王デミス》]]を[[融合素材]]にしても良い。~

-[[《巨大化》]]・[[《閃光の双剣−トライス》]]~
[[直接攻撃]]による[[１ターンキル]]をサポートする[[装備魔法]]。~
[[《終焉の王デミス》]]と[[攻撃力]]3300以上の[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]が並んだ時にどちらかに[[装備]]すれば良い。~
さらに[[《アームズ・ホール》]]を採用しておくのも良いか。~

-[[《手札断殺》]]・[[《手札抹殺》]]~
[[キーカード]]を[[ドロー]]しつつ、[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]を[[墓地]]に溜められる。~

**戦術 [#strategy]
　[[１ターンキル]]の手順は以下の通り。~

+[[《高等儀式術》]]で[[攻撃力]]が合計で3300以上になるように[[悪魔族]]と[[岩石族]]の[[通常モンスター]]を[[墓地]]に送り[[《終焉の王デミス》]]を[[儀式召喚]]する。~
+[[《高等儀式術》]]で[[攻撃力]]が合計で3300以上になるように[[悪魔族]]と[[岩石族]]の[[通常モンスター]]を[[墓地]]へ送り、[[《終焉の王デミス》]]を[[儀式召喚]]する。~
+[[《終焉の王デミス》]]の[[効果]]で[[フィールド]]を一掃。~
+[[《ダーク・コーリング》]]で[[墓地]]に送った[[悪魔族]]と[[岩石族]]を[[コスト]]にして[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]を[[特殊召喚]]。~
+[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]に[[《巨大化》]]か[[《閃光の双剣−トライス》]]を装備、あるいは[[《次元融合》]]を使用する。~
//[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]に[[《巨大化》]]か[[《閃光の双剣−トライス》]]を装備、あるいは[[《次元融合》]]か[[《次元誘爆》]]を使用する。~
+[[《ダーク・コーリング》]]で[[墓地へ送った]][[悪魔族]]と[[岩石族]]を[[融合素材]]にして[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]を[[融合召喚]]する。~
+[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]に[[《巨大化》]]か[[《閃光の双剣−トライス》]]を[[装備]]する。~
//[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]に[[《巨大化》]]か[[《閃光の双剣−トライス》]]を[[装備]]、あるいは[[《次元融合》]]か[[《次元誘爆》]]を使用する。~
+総[[攻撃]]で合計8000以上の[[戦闘ダメージ]]を叩き出すことが可能。

　[[【デミスドーザー】]]と比べると、[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]が[[《デビルドーザー》]]より高い[[攻撃力]]を得られるのが利点。~
　[[《デーモン・ソルジャー》]]と[[《磁石の戦士β》]]を[[融合]]すれば[[攻撃力]]3600の[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]が出来上がる。~
　たとえば[[《デーモン・ソルジャー》]]と[[《ヴェルズ・ヘリオロープ》]]を[[融合素材]]にすれば[[攻撃力]]3850の[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]が出来上がる。~
　これにより、[[《閃光の双剣−トライス》]]等でも[[１ターンキル]]に届くようになっている。~
　ただ、[[《トレード・イン》]]が使いにくくなる点は劣っている。~
//　[[【デミスドーザー】]]の派生だが、こちらの方は無制限の[[《閃光の双剣−トライス》]]を採用できるほか、[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]は[[特殊召喚]]なので、事前に[[《マンジュ・ゴッド》]]などの[[通常召喚]]を行っていても構わない、という点で勝っている。~
//デビルドーザーも特殊召喚だし、デミドにもトライス採用使用と思えばできる
//↑デミドにトライス採用すると大改造がいるだろ。そのままじゃ攻撃力足りないし。

**[[デッキ]]構築に際して [#re3ef947]
　上記６種類の[[キーカード]]は可能な限り採用したい。~
　[[《終焉の王デミス》]][[《高等儀式術》]]を[[サーチ]]する[[《マンジュ・ゴッド》]]も[[必須カード]]である。~
　また、[[特殊召喚]]が容易で[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]にすることもできる[[《冥府の使者ゴーズ》]]も採用すべきである。~
　[[《センジュ・ゴッド》]][[《ソニックバード》]]も必要に応じて各数枚採用したい。~
//[[《ダーク・コーリング》]]は[[手札]]の[[モンスター]]も[[融合素材]]にできるので[[《センジュ・ゴッド》]]の[[効果]]で[[サーチ]]できる[[《終焉の王デミス》]]が[[手札]]に２枚以上あっても無駄になりにくい。~
　その他にも、[[岩石族]]で強力な[[バウンス]][[効果]]を誇る[[《Ｎ・グラン・モール》]]、[[デッキ]]･[[手札]]を高速に[[回転]]させることができ、[[墓地を肥やす]]こともできる[[《メタモルポット》]]、上記２体や[[《マンジュ・ゴッド》]]などが[[サーチ]]できる[[悪魔族]]の[[《クリッター》]]も採用を検討する価値がある。~
**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
　弱点も[[【デミスゾーク】]]とほぼ共通のものとなる。~
　[[儀式召喚]]にさらに[[融合召喚]]を併用するため、[[特殊召喚]]封じにはより気をつけたい。~

　[[墓地に送る]][[悪魔族]]と[[岩石族]]の[[通常モンスター]]は[[レベル]]４で最も[[攻撃力]]の高い[[《デーモン・ソルジャー》]][[《磁石の戦士β》]]を投入すればよい。~
**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
　[[儀式召喚]]と[[融合召喚]]を組み合わせた[[１ターンキル]]を重視した[[デッキ]]で、[[【デミスドーザー】]]の派生である。~
　[[【デミスドーザー】]]は[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]の[[制限改訂]]で、[[《突然変異》]]と[[《巨大化》]]がそれぞれ[[禁止カード]]・[[制限カード]]となり、[[１ターンキル]]の成功率が著しく低下した。~
　そこで代用されたのが、[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]や[[《ダーク・コーリング》]]、[[《閃光の双剣−トライス》]]である。~
　これにより、[[手札コスト]]は増えたものの、より高い展開力を発揮した。~

　いかに[[キーカード]]を速く揃えるかが重要なので他の[[サーチ]]系や[[ドロー]]系のカードを複数投入してもいいだろう。~
　[[《手札断殺》]]は２枚[[ドロー]]出来る上に[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]も[[墓地]]に溜められるので役に立つだろう。~
　[[《アームズ・ホール》]]は[[通常召喚]]が阻害されるかわりに[[装備魔法]]を[[サーチ]]することができる。~
　現在は冒頭の通り、[[《次元融合》]]が厳しい規制を受けており、[[弱体化]]している。~

**代表的なカード [#keycard]
-[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]

　以下のような確実に[[コンボ]]を決めるための[[サポートカード]]も必要となる。~
+伏せられている[[速攻魔法]]、[[通常罠]]、[[カウンター罠]]対策：[[《魔宮の賄賂》]]
+[[《冥府の使者ゴーズ》]][[《クリボー》]]対策:[[《ダスト・シュート》]]
+すでに[[発動]]されている[[永続魔法]]、[[永続罠]]対策：[[《大嵐》]][[《サイクロン》]][[《ハリケーン》]][[《砂塵の大竜巻》]][[《ツイスター》]]など
+[[《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》]][[《虚無魔人》]][[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ８》]]対策：[[《ならず者傭兵部隊》]]
-[[《終焉の王デミス》]]

　[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]][[《平和の使者》]]等で[[相手]]の[[攻撃]]を封じて準備を整えるのも有効。~
　[[ロック]][[カード]]は[[《終焉の王デミス》]]の[[効果]]で[[破壊]]可能なので非常に相性が良い。~
　ただし[[《レベル制限Ｂ地区》]]に関してはこちらの[[《終焉の王デミス》]]も[[召喚]]時に[[守備表示]]にされてしまうので他の[[ロック]][[カード]]に比べて使いづらい。~
-[[《高等儀式術》]]

**この[[デッキ]]への[[メタカード]] [#fastfie3]
+[[《封魔の呪印》]][[《天罰》]][[《魔宮の賄賂》]]等の[[カウンター罠]]
+[[特殊召喚]]を封じる[[《虚無魔人》]][[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]][[《王宮の弾圧》]]
//+[[墓地]]にモンスターを送れなくなる[[《マクロコスモス》]][[《次元の裂け目》]][[《光の追放者》]][[《閃光の追放者》]]
+[[魔法カード]]を封じる[[《光と闇の竜》]][[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ８》]][[《ナチュル・ビースト》]]
+[[１ターンキル]]を阻止する[[《和睦の使者》]][[《威嚇する咆哮》]]
+[[ハンデス]]の[[《マインドクラッシュ》]][[《ダスト・シュート》]][[《異次元の指名者》]]
+[[効果モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[《光と闇の竜》]][[《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》]]
+[[《マンジュ・ゴッド》]]等の[[効果]]を[[無効]]にする[[《ライオウ》]][[《光と闇の竜》]][[《畳返し》]]
+[[《マンジュ・ゴッド》]]等を[[相打ち]]にしつつさらに後続を呼ぶ各種[[リクルーター]]
+[[《終焉の王デミス》]]の[[効果]]などで[[破壊]]すると[[ターン]]が終わってしまう[[《ネコマネキング》]]
+他に[[《エネミーコントローラー》]][[《我が身を盾に》]][[《禁止令》]][[《奈落の落とし穴》]][[《強制脱出装置》]][[《クリボー》]][[《ハネクリボー》]]等

**[[デッキ]]の変遷 [#k0f3f9f1]
　[[儀式召喚]]と[[融合召喚]]を組み合わせた[[１ターンキル]]を重視した[[デッキ]]で、[[【デミスドーザー】]]の派生である。~
　[[【デミスドーザー】]]は[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]の[[制限改訂]]で、[[《突然変異》]][[《巨大化》]]がそれぞれ[[禁止カード]]・[[制限カード]]となり、[[１ターンキル]]の成功率が著しく低下した。~
　これを打開するには上記の[[カード]]に代わるものが必要であった。~
　そこで採用されたのが、すべて無制限の[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]][[《ダーク・コーリング》]][[《閃光の双剣−トライス》]]である。~
　これにより、[[１ターンキル]]成功率が以前の[[【デミスドーザー】]]と[[手札コスト]]１枚の差になり、[[モンスター]]の展開力の面においては、[[【デミスドーザー】]]を上回ることになった。~
　だが、[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]の[[制限改訂]]にて[[《高等儀式術》]]が[[制限カード]]となり[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]の[[制限改訂]]では[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]となった挙句、キーカードである[[《終焉の王デミス》]]までもが[[制限強化]]（[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]の[[制限改訂]]にて[[制限カード]]に指定、その後[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]に[[準制限カード]]に緩和）されてしまい、弱体化した。~
//↑この部分は賛否あるかもなぁ・・・
//その手札コスト１枚の差も、[[《次元誘爆》]]の裁定次第で解消する可能性がある。~
//そうなればすべての面において[[【デミスドーザー】]]を上回ることになるのである。~
//日ごとに変わったりしてまだ確定してません

**関連リンク [#n09f408f]
-[[悪魔族]]
-[[岩石族]]

**関連リンク [#link]
-[[【高等儀式術】]]
--[[【デミスドーザー】]]
--[[【デミスゾーク】]]
-[[【ダーク・ガイア】]]

-[[儀式召喚]]
-[[融合召喚]]

-[[デッキ集]]