*【デミスゾーク】 [#e14c0fa8]
*【デミスゾーク】 [#top]

 [[【ゾーク】]]に比べ[[《終焉の王デミス》]]を採用することによってより、ギャンブル性を極力廃したデッキ。~
#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[儀式モンスター]]でも特に攻撃的な[[効果]]を持つ[[《終焉の王デミス》]]と[[《闇の支配者−ゾーク》]]を主軸に据えた[[【儀式召喚】]]。~
 両者が[[全体除去]]能力を持っており、[[破壊]]力は群を抜く。~
 特に[[《終焉の王デミス》]]を採用したことにより確実なフィールド除去が行え、入れられるダメージも計算しやすくなっている。~
 一方で、ライフコストが厳しくなる分、一度のミスが敗北に直結することも意味し、さながら[[1ターンキル]]を目的に構築されるデッキが主になりつつある。~
 特に[[《終焉の王デミス》]]は確実な[[除去]]を行える反面、[[ライフコスト]]がかさむため、[[1ターンキル]][[デッキ]]としての側面が強くなる。~

 《終焉の王デミス/Demise,king of Armageddon》
 《終焉の王デミス/Demise, King of Armageddon》
 儀式・効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻2400/守2000
 「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
 フィールド上か手札から、レベルの合計が8になるよう
 カードを生け贄に捧げなければならない。
 2000ライフポイントを払う事で、
 このカードを除くフィールド上のカードをすべて破壊する。
 (1):2000LPを払って発動できる。
 フィールドの他のカードを全て破壊する。

 《闇の支配者−ゾーク/Dark Master Zork》
 《闇の支配者−ゾーク/Dark Master - Zorc》
 儀式・効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻2700/守1500
 「闇の支配者との契約」により降臨。
 フィールドか手札から、レベルが8以上になるよう
 カードを生け贄に捧げなければならない。
 1ターンに1度だけサイコロを振る事ができる。
 サイコロの目が1・2の場合、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。
 3・4・5の場合、相手フィールド上のモンスター1体を破壊する。
 6の場合、自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
 サイコロを1回振り、出た目の効果を適用する。
 ●1・2:相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
 ●3・4・5:相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
 ●6:自分フィールドのモンスターを全て破壊する。

 [[儀式召喚]]には、[[儀式魔法]]と[[儀式モンスター]]本体、そして[[生け贄]]と、最低3枚ものカードが必要だった。~
 しかし、[[《高等儀式術》]]を使えば[[手札]]2枚で[[降臨]]させることができる。
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
-[[《マンジュ・ゴッド》]]・[[《センジュ・ゴッド》]]・[[《ソニックバード》]]~
[[【儀式召喚】]]全体の[[必須カード]]。~
この[[デッキ]]でも重要な[[サポートカード]]として機能する。~
[[《高等儀式術》]]を軸にする場合は[[《センジュ・ゴッド》]]より[[《ソニックバード》]]を優先したい。~

 《高等儀式術/Advanced Ritual》
 儀式魔法
 手札の儀式モンスター1体を選択し、そのカードとレベルの合計が
 同じになるように自分のデッキから通常モンスターを選択して墓地に送る。
 選択した儀式モンスター1体を特殊召喚する。
-[[《儀式の供物》]]~
[[闇属性]][[儀式モンスター]]の[[儀式召喚]]をサポートする。~
[[《クリッター》]]の[[サーチ]]に対応する点でも使いやすい。~

**デッキの構成 [#z4a4dfb1]
 核になる部分は、[[《終焉の王デミス》]]、[[《闇の支配者−ゾーク》]]などの[[儀式モンスター]]に加えその強力なサポートとなる[[《マンジュ・ゴッド》]]やや劣るがそれでも必要な[[《センジュ・ゴッド》]]、[[《ソニックバード》]]、そして[[《高等儀式術》]]で構成される。~
 これらを全て3枚積みにしてもかなり強力であることは間違いないが、[[《終焉の王デミス》]][[《マンジュ・ゴッド》]][[《高等儀式術》]]の3つを3枚積み、他は少々であるものが現在の主流だろう。~
-[[通常モンスター]]~
[[《高等儀式術》]]の[[コスト]]とするため、[[レベル]]4か[[レベル]]8のものを中心に採用する。~
[[キーカード]]との[[シナジー]]も考えて、[[闇属性]]・[[悪魔族]]のものを優先したい。~
[[《デーモン・ソルジャー》]]や[[《レッド・サイクロプス》]]、[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]等は[[手札]]に来ても困らない。~
[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]を採用するならば、[[《マジック・ランプ》]]を使うのもあり。~
[[レベル]]8では[[サポートカード]]が豊富な[[《青眼の白龍》]]が使いやすい。~
[[《終焉の王デミス》]]で[[全体除去]]した後、[[《古のルール》]]や[[《思い出のブランコ》]]等で[[召喚]]すれば[[1ターンキル]]を狙える。~
より[[攻撃力]]を活かすため、[[《偉大魔獣 ガーゼット》]]を採用するのもあり。~

 [[《高等儀式術》]]の[[コスト]]として[[通常モンスター]]を[[《正統なる血統》]][[《蘇りし魂》]]で[[蘇生]]するのも強力であるが、残念ながらこれらは[[《終焉の王デミス》]]の効果と相性が悪すぎるので不採用。~
 ただし[[《闇の支配者−ゾーク》]]に多少傾いたデッキ構成ならば有効である。
-[[ガジェット]]・[[《墓守の偵察者》]]~
[[《奈落との契約》]]や[[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を使う場合は、こうした安定して[[モンスターカード]]を供給してくれる[[モンスター]]を使う。~
[[《死王リッチーロード》]]も永続的な[[コスト]]として使えるが、[[レベル]]6なのが難点。

 [[《終焉の王デミス》]]のライフコストのフォローとして[[《ドレインシールド》]]などは入れておくと良いだろう。~
-[[《ダーク・ネクロフィア》]]・[[天魔神]]~
[[《高等儀式術》]]による[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と相性が良い。~
[[天魔神]]の[[コスト]]には、[[《マンジュ・ゴッド》]]や[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]を使う。~
詳しくは[[【儀式天魔神】]]も参照。

 このデッキの構成のバリエーションを与えるのが[[《高等儀式術》]]の生け贄になる[[通常モンスター]]の採用の仕方である。~
 なお[[通常モンスター]]の採用数は、レベル8を3体、レベル4を6体程度で多すぎるほどで、これ以下でデッキを組んでしまっても儀式召喚に困ることはないだろう。~
-[[儀式魔人]]~
[[儀式召喚]]のための[[リリース]]を賄い、[[アドバンテージ]]に変換することができる。~
//特に[[《儀式魔人リリーサー》]]との相性は抜群で、[[手札誘発]]で[[壁]]を用意されることを防げ、[[相手]]にとどめを刺せなくても返しの[[ターン]]に[[戦闘破壊]]される心配も少なくなる。~
//[[《儀式魔人リリーサー》]]は[[レベル]]3であるため、[[レベル]]1の[[《儀式魔人ディザーズ》]]も併せて採用すると良いだろう。~
[[闇属性]]、[[悪魔族]]であるという点でも相性が良い。~

***[[悪魔族]][[通常モンスター]]の採用 [#xb3f5810]
 [[悪魔族]]の[[レベル]]4[[通常モンスター]]はステータスが高いので、それなりに戦闘でも活躍する。~
 [[攻撃力]]1900の[[《デーモン・ソルジャー》]]を筆頭に[[攻撃力]]1800の[[《レッド・サイクロプス》]][[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]あたりを採用するのがいいだろう。~
 おすすめは[[《ランプの魔精・ラ・ジーン》]]と、そのサポートとして[[《マジック・ランプ》]]を採用することである。~
-[[《お注射天使リリー》]]・[[《ザ・カリキュレーター》]]~
[[直接攻撃]]による[[1ターンキル]]のダメ押しに使える。~

 [[通常モンスター]]は[[《高等儀式術》]]の[[発動条件]]を補助し、[[《闇の量産工場》]]で戦力の補充も可能。~
 そして、その[[通常モンスター]]や[[《終焉の王デミス》]]を[[除外]]して[[《ダーク・ネクロフィア》]]も[[特殊召喚]]も可能。~
-[[《ファントム・オブ・カオス》]]~
[[墓地へ送られた]][[《終焉の王デミス》]]の[[効果]]を[[使用]]できる。~
総[[攻撃力]]は当然落ちるが、とにかく[[全体除去]]を行いたい時に使いたい。

 [[《マンジュ・ゴッド》]]が[[光属性]][[天使族]]であることと、[[闇属性]][[悪魔族]]に困らないことから[[《天魔神 ノーレラス》]]の[[特殊召喚]]は意外と容易くなる。~
 [[悪魔族]]ではなく逆に、[[光属性]][[天使族]]の[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]を生け贄モンスターに採用することで[[《天魔神 エンライズ》]]の[[特殊召喚]]も容易である。~
***[[ドラゴン族]][[通常モンスター]]採用 [#bef8a4cf]
 なんといっても[[《青眼の白龍》]]が丁度レベル8であることがうれしい。~
 [[【青眼の白龍】]]などの構成も借り、[[《古のルール》]]などとともに採用すれば[[蘇生]]と相まって、[[《終焉の王デミス》]]で一掃後並べてしまえばほぼ[[1ターンキル]]である。~
-[[《スナイプストーカー》]]~
[[《虚無魔人》]]や[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]、[[《禁止令》]]等永続的にこちらの[[カード]]を封じるものを[[除去]]する。~

***[[昆虫族]][[通常モンスター]]採用 [#ge0ccde4]
 [[【デミスドーザー】>【昆虫族】#ab8b086c]]とも呼ばれる。~
 [[昆虫族]]のフィニッシャー[[《デビルドーザー》]]を[[特殊召喚]]してとどめを刺すデッキ。~
 [[《終焉の王デミス》]]を[[儀式召喚]]、生け贄にした[[昆虫族]]を[[リムーブ]]して[[《デビルドーザー》]]を[[特殊召喚]]、そして[[《巨大化》]]でぴったり[[1ターンキル]]。~
 同じく[[《終焉の王デミス》]]召喚→[[《デビルドーザー》]]召喚→[[《突然変異》]]で[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]でも[[1ターンキル]]。~
 恐ろしく展開が速く、ワンキル率も高い強力なデッキである。~
//***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]

**さらに強力に… [#w57b5663]
 バリエーションはあれど、[[《終焉の王デミス》]]の性質上、発動させたなら後には引けない状況になる。~
 ゆえに、上記の構成でも十分なのだが、更に[[《突然変異》]]を積むことによって、レベル8での変異から[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]がまた強力。~
 [[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]で[[準制限カード]]に緩和されたので、更に狙いやすくなっただろう。
***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
-[[《高等儀式術》]]~
[[汎用性]]の高い[[儀式魔法]]。~
[[《終焉の王デミス》]]と[[《闇の支配者−ゾーク》]]の共存も無理なく行える。~
//現在は[[準制限カード]]なので、[[《奈落との契約》]]を採用しても良い。

 これらのあらゆるカードが少数でしかも非常にうまく絡み合って使用できるため、対策を練らないデッキ相手は一瞬でライフが0になっていることだろう。~
-[[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]~
[[《終焉の王デミス》]]専用の[[儀式魔法]]。~
[[《高等儀式術》]]や[[《奈落との契約》]]の存在から優先度は落ちるが、[[《破滅の女神ルイン》]]も使えるようになる。~
[[《儀式の下準備》]]を採用する場合はこの[[カード]]の優先度が高くなる。~

**[[《高等儀式術》]]を使わない… [#i7722b31]
 [[《高等儀式術》]]を使わない場合、[[《終焉の王デミス》]][[《闇の支配者−ゾーク》]]で[[《奈落との契約》]]を採用するのがいいだろう。~
 [[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]で[[《終焉の王デミス》]]と[[《破滅の女神ルイン》]]の採用もあるが、[[《破滅の女神ルイン》]]ではいまいち迫力不足である。~
-[[《契約の履行》]]・[[《限定解除》]]~
[[儀式モンスター]]専用の[[サポートカード]]。~
いずれも制約を付けた上で[[儀式モンスター]]を[[特殊召喚]]する。~
[[1ターンキル]][[デッキ]]の性質上出番は少ないかもしれないが、[[《終焉の王デミス》]]の[[効果]]だけを使う荒業も可能。

 丁度レベル8の生け贄を必要とするため、[[ガジェット]]、[[《墓守の偵察者》]]等、比較的手札コストにも耐えられるモンスターを採用すると良いだろう。~
 [[《死王リッチーロード》]]のような再利用可能な生け贄を利用するのも良いかもしれない。(レベル6なのでその点が問題だが)~
-[[《思い出のブランコ》]]~
[[《高等儀式術》]]の[[コスト]]にした[[通常モンスター]]を[[蘇生]]できる。~

**このデッキの弱点 [#b7381669]
 [[《終焉の王デミス》]]を主体にした、フィールド一掃からの一撃必殺が主となる一方で、メタを張られた場合かなりの弱点があることも忘れてはならない。~
 まず[[《和睦の使者》]][[《威嚇する咆哮》]][[《クリボー》]]などの一発発動型の戦闘ダメージ回避。~
 次に、そもそも[[特殊召喚]]と効果を阻害する、[[《王宮の弾圧》]][[《天罰》]]。~
 コンボを根本から絶つ意味での対[[《マンジュ・ゴッド》]]兵器となる[[《畳返し》]][[《キックバック》]]。~
 その他にも、[[《高等儀式術》]]を阻害する[[《マジック・ジャマー》]]なども天敵である。~
 特に[[《封魔の呪印》]]は、[[儀式魔法]]に[[カウンター]]された場合勝ち筋を確実かつ完璧に潰されることとなってしまう。
-[[《ドレインシールド》]]・[[《セベクの祝福》]]~
[[《終焉の王デミス》]]の[[ライフコスト]]確保に使える。~

 それでも、このデッキは強い。~
 焦らずにチャンスを狙って一気にたたみかけることを心掛けよう。~
-[[《闇の量産工場》]]~
[[《高等儀式術》]][[発動]]後、さらなる展開を狙えるようになる。

**最後に [#qd7e1cc7]
 もともとこの[[デッキ]]は[[【ゾーク】]]に[[《終焉の王デミス》]]を入れようという発想からではなく[[《終焉の王デミス》]]を無駄なく使うために生まれた[[デッキ]]。~
 [[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]が[[《奈落との契約》]]と同じくぴったりに調整しなくてはならないため、[[《奈落との契約》]]を入れるという発想と同時に[[《破滅の女神ルイン》]]と[[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を抜いて、そこに[[《闇の支配者−ゾーク》]]とその儀式を入れるほうが効率的と判断された末に生まれたのがこの[[デッキ]]なのである。
-[[《巨大化》]]~
[[直接攻撃]]による[[1ターンキル]][[デッキ]]の定番[[カード]]。~
[[《終焉の王デミス》]]の[[ライフコスト]]から、[[効果]]も活かしやすい。~

//-[[《突然変異》]]~
//[[《終焉の王デミス》]]や[[《闇の支配者−ゾーク》]]から[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]できる。~
//より確実な[[1ターンキル]]を狙えるだろう。~
//↑禁止カードのため

-[[《王宮のお触れ》]]・[[《撲滅の使徒》]]~
[[儀式召喚]]を妨害する[[カウンター罠]]や、[[攻撃]]を封じる[[《和睦の使者》]]などの[[罠カード]]対策への対策となる。~

-[[《砂塵の大竜巻》]]~
上記の2枚と共に、[[《次元の裂け目》]]や[[《マクロコスモス》]]、[[《スキルドレイン》]]等この[[デッキ]]の弱点を[[除去]]する。~

-[[《マインドクラッシュ》]]~
[[手札]]から[[1ターンキル]]を妨害する[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《クリボー》]]への対策として採用できる。~

-[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]・[[《平和の使者》]]~
[[キーカード]]が揃うまで[[フィールド]]を維持する。~
用事が済んだら、[[《終焉の王デミス》]]で[[破壊]]してしまえばいい。~
[[《レベル制限B地区》]]は[[《終焉の王デミス》]]も[[守備表示]]にするので、他のものに比べて使いにくいか。~
// だが[[《終焉の王デミス》]]を自身の[[効果]]起動後に[[《突然変異》]]する手もある。~

//**戦術 [#strategy]

//**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
//***《カード名》軸 [#decktype1]

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
 その単純な戦術から、様々な派生が生み出されている。

***[[【デミスドーザー】]] [#x4a80ec1]
 [[《終焉の王デミス》]]のために[[リリース]]した[[昆虫族]]を使い[[《デビルドーザー》]]を[[特殊召喚]]する[[デッキ]]。~
 詳しくは当該ページを参照。

***[[【デミスガイア】]] [#n6e834a0]
 [[通常モンスター]]として[[岩石族]]・[[悪魔族]]を採用し、[[フィニッシャー]]を[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]とする。~
 詳細は当該ページを参照。

***【デミスギアタウン】 [#q83bb3ff]
 [[《終焉の王デミス》]]で[[《歯車街》]]を[[破壊]]し、[[《古代の機械巨竜》]]を[[特殊召喚]]させる。~
 [[《巨大化》]]や[[《リミッター解除》]]等を使えば、[[1ターンキル]]も狙える。~

***【デミスレインボー】 [#n0c8dd9c]
 [[《終焉の王デミス》]]で[[全体除去]]をした後、[[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で[[闇属性]][[特殊召喚モンスター]]による[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行い、[[フィニッシャー]]として[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]する。~
 十分な数の[[闇属性]][[モンスター]]が[[墓地]]にあれば1回の[[攻撃]]で終了するため、[[《冥府の使者ゴーズ》]]を警戒せずに済む。~
 [[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]が[[墓地]]に落ちた場合は、[[《悪夢再び》]]や[[《死者転生》]]、[[《創世の預言者》]]で回収すれば良い。~

***【デミスプレート】 [#v0144fef]
 [[通常モンスター]]として[[岩石族]]を採用し、[[フィニッシャー]]に[[《地球巨人 ガイア・プレート》]]を採用する。~
 [[《地球巨人 ガイア・プレート》]]に[[維持コスト]]が必要なことと、[[岩石族]][[通常モンスター]]の[[攻撃力]]が総じて低めなため、安定感がやや劣る。~
 しかし[[《ダーク・コーリング》]]を混ぜれば[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合召喚]]が狙える。~

***【デミスゲイナー】 [#v0144fef]
 独立した[[デッキ]]というよりも、【デミスドーザー】や【デミスギアタウン】の派生[[デッキ]]という扱いである。~
 [[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]を採用し、その[[効果]]によって[[2回攻撃]]が可能になった[[《終焉の王デミス》]]で決める[[デッキ]]。~
 そのままの[[攻撃力]]では4800しか[[ダメージ]]を与えられない為、[[《終焉の王デミス》]]に[[《巨大化》]]を[[装備]]して[[攻撃]]する。~
 既存の[[デッキ]]に[[《E−HERO ヘル・ゲイナー》]]を採用するだけで構築可能な上、特定の条件(【デミスドーザー】における、[[墓地]]の[[昆虫族]][[モンスター]]など)に依存しないのが強みである。

***【デミスドラゴン】 [#c1fd3fd8]
 [[《龍の鏡》]]から[[ドラゴン族]]の[[融合モンスター]]を[[特殊召喚]]し、[[フィニッシャー]]とする[[デッキ]]。~
 [[《高等儀式術》]]で[[通常モンスター]]2体を[[墓地]]へ送れば、[[《始祖竜ワイアーム》]]の[[融合召喚]]を狙える。~

***【デミスオーバー】 [#c1fd3fd8]
 [[《オーバーロード・フュージョン》]]を用いての[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]して、[[フィニッシャー]]とする[[デッキ]]。~
 [[キーカード]]である[[《オーバーロード・フュージョン》]]が3枚積めることも利点。~

//***【デミスボンバー】 [#gd91f208]
// [[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]を軸としたタイプ。~

//+[[《高等儀式術》]]を用いて[[《メカ・ハンター》]]などの[[闇属性]][[レベル]]4の[[通常モンスター]]を[[墓地]]へ送って[[《終焉の王デミス》]]を[[儀式召喚]]。~
//+[[起動効果]]で[[全体除去]]をする。~
//+[[《ブラック・ボンバー》]]を[[通常召喚]]し、[[効果]]で先ほど[[墓地へ送った]][[《メカ・ハンター》]]を[[蘇生]]。~
//[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]を[[シンクロ召喚]]。
//+[[《終焉の王デミス》]]と[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]の[[直接攻撃]]で5000の[[戦闘ダメージ]]。~
//2体を[[射出]]し、3000の[[効果ダメージ]]。~

// 最少僅か3枚で[[1ターンキル]]という、必要な[[カード]]差では【デミスドーザー】を凌駕している。

//-[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]において[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]が[[禁止カード]]となったため構築不能となった。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 [[全体除去]]からの[[直接攻撃]]という単純な戦法を取るため、[[メタを張られやすい>メタを張る]]。~
 [[《和睦の使者》]]や[[《威嚇する咆哮》]]、[[《クリボー》]]等に[[攻撃]]を止められ、[[カウンター]]を決められたら目も当てられない。~

 [[特殊召喚]]と[[効果]]を阻害する[[《大天使クリスティア》]]や[[《天罰》]]に止められる事もある。~
 [[《マンジュ・ゴッド》]]の時点で[[《ライオウ》]]や[[《畳返し》]]、[[《キックバック》]]により[[コンボ]]を止められるのも痛い。~

 その他にも、[[《高等儀式術》]]を阻害する[[《マジック・ジャマー》]]等も天敵である。~
 特に[[《封魔の呪印》]]は、[[儀式魔法]]に[[カウンター]]された場合勝ち筋を確実かつ完璧に潰される。

**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
 元々は[[《終焉の王デミス》]]を無駄なく使うために生まれた[[デッキ]]である。~
 そのため、[[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を共有できる[[《破滅の女神ルイン》]]よりも、[[《奈落との契約》]]を共有でき、[[効果]]も似た[[《闇の支配者−ゾーク》]]の採用が優先された。

 その後[[《高等儀式術》]]が登場して状況は一変。~
 あらゆる面で儀式召喚にメリットが生まれたために、リスキーな[[《終焉の王デミス》]]が猛威を震うデッキとして知られるようになった。~
 [[遊戯王デュエルモンスターズ2007:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2007/]]において、wifiダウンロード配信の天上院明日香のデッキがまさにこのタイプのデッキで、その強力さを伝道したかのように、wifiデュエリストが多く使っている流行のデッキとなっている。~
 あらゆる面で[[儀式召喚]]に[[メリット]]が生まれたために、リスキーな[[《終焉の王デミス》]]が猛威を振るう[[デッキ]]として知られるようになった。~

**代表的なカード [#b045659c]
**備考 [#tac47c3c]
-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2007>ゲーム付属カード#WCS2007]]では、Wi-Fiダウンロード配信の天上院明日香がこの[[デッキ]]を使用する。~

--[[遊戯王オンライン]]では[[《デビルドーザー》]]が規制された頃に、[[《青眼の白龍》]]と[[《思い出のブランコ》]]を軸に据えた【デミスブランコ】が流行した。~
この[[デッキ]]が大流行したことで、[[《思い出のブランコ》]]は遊戯王オンラインのシーズン8(2008/09/12)の[[制限改訂]]において[[制限カード]]に指定されていた。

**代表的なカード [#keycard]
-[[《闇の支配者−ゾーク》]]
-[[《終焉の王デミス》]]

-[[《奈落との契約》]]
//**サンプルレシピ [#sample]

**関連リンク [#ja9938d6]
**関連リンク [#link]
-[[【儀式召喚】]]
-[[【ゾーク】]]
-[[【高等儀式術】]]
-[[【儀式天魔神】]]

-[[デッキ集]]