デュアルモンスターを中心に据えたデッキ。
デュアルモンスター登場時は、他のデッキと合わせることで使用する目的のカードが多く、統一する意義が少なかったため、デッキ構築は困難であった。
しかしその後サポートカードが増え、単独で強力なデュアルモンスターが出てきている今、戦術の一つとして確立している。
属性・種族はばらばらだが、一部の通常モンスターサポートカードを共有できることが大きな利点である。
その他にも攻撃力1900、1800台の下級デュアルモンスターは多数存在するが、
それらの効果は別のデッキで威力を発揮するものであったり、再度召喚の手間に見合うほどの効果ではないものが多い。
だが、《デュアルスパーク》などのサポートに対応したアタッカーというだけでも評価はできるため、下級モンスターの枚数が足りない場合は採用を検討したい。
他にも再度召喚をサポートする魔法カードは存在するものの、それらは全体的にアドバンテージを失いやすく、それならば蘇生したデュアルモンスターを再度召喚したほうが生産的。
《フェニックス・ギア・フリード》、《炎妖蝶ウィルプス》、《ヘルカイザー・ドラゴン》、《エヴォルテクター シュバリエ》等のデュアルモンスターが炎属性なのを利用して、
《バーニングブラッド》や《火霊術−「紅」》等【炎属性】のサポートカードで強化するビートダウンデッキ。
元々攻撃力が高いモンスターが多い故、サクリファイス・エスケープとして使える《火霊術−「紅」》は強力な火力となる上、《思い出のブランコ》等ともシナジーがある。
《ブラック・ブルドラゴ》も炎属性なので、こちらもシナジーを狙いやすく、シンクロ要素も組み込みやすい。
相手にしてみれば通常モンスター蘇生カードで簡単に出てくる《フェニックス・ギア・フリード》や《ヘルカイザー・ドラゴン》は正に恐怖と言えるだろう。
なお、【炎属性】のみで固める場合は《御前試合》も採用出来る。