*【デュアル】 [#c21ed374]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#h1003213]
 [[デュアル]][[モンスター]]を中心に据えた[[デッキ]]。~
 [[デュアル]][[モンスター]]登場時は、他の[[デッキ]]と合わせることで使用する目的の[[カード]]が多く、統一する意義がなかったため、[[デッキ]]構築は困難であった。~
 しかしその後[[サポートカード]]が増え、単独で強力な[[デュアル]][[モンスター]]が出てきている今、戦術の一つとして確立している。~
 [[属性]]・[[種族]]はばらばらだが、一部の[[通常モンスター]][[サポートカード]]を共有できることが大きな利点である。~

 構築上の注意点として、【デュアル】の[[サポートカード]]は[[墓地]]の肥えた状態で威力を発揮するものが非常に多いので、[[墓地アドバンテージ]]を失う[[カード]]は極力投入を避けた方が良い。

 前述の通り他の[[デッキ]]と組み合わせることで威力を発揮する[[デュアル]][[モンスター]]も多いため、構築の幅は非常に広い。~
 逆に、このことに加え強力な[[サポートカード]]の登場がかなり遅かったために、【デュアル】の基本軸と言える[[デッキ]]を特定することは非常に困難でもある。~
 そのことを踏まえ、ここではあえて「デッキの派生」を設けず、なるべく幅広く各種カードを解説する。~

 《スーペルヴィス/Supervise》
 装備魔法
 デュアルモンスターにのみ装備可能。
 装備モンスターは再度召喚した状態になる。
 フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、
 自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。

 《デュアルスパーク/Gemini Spark》
 速攻魔法
 自分フィールド上に表側表示で存在する
 レベル4のデュアルモンスター1体をリリースし、
 フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。
 選択したカードを破壊し、自分のデッキからカードを1枚ドローする。


**[[デッキ]]の構築 [#e8c1134b]

***[[モンスター]]について [#ub5bb23d]

-[[下級]][[デュアル]][[モンスター]]~

--[[《ダーク・ヴァルキリア》]]~
[[攻撃力]]が高めなうえ、手軽に[[発動]]できる[[除去]][[効果]]を持っている。~
[[下級]][[デュアル]][[モンスター]]の中でもずば抜けて強力な[[効果]]と言えるので、3枚投入されることも多い。~

--[[《炎妖蝶ウィルプス》]]~
優秀な[[蘇生]][[効果]]を備えており、[[上級>上級モンスター]][[デュアル]][[モンスター]]の[[蘇生]]を狙っていきたい。~
[[《スーペルヴィス》]]を装備すれば複数展開ができ、[[《ギガプラント》]]を[[蘇生]]すればさらなる展開が可能。~
また、[[《思い出のブランコ》]]等を使う場合、この[[カード]]を経由して[[蘇生]]することで、[[デメリット]]を打ち消し[[完全蘇生]]できる。~
そのため基本的には複数投入と考えてよい。~
ただし[[効果の発動]]に際して他に[[墓地]]の[[デュアル]]を要求する上、単体で見た能力は低く事故要因にもなるため、上記のような[[完全蘇生]]の[[メリット]]が特別大きい[[カード]]を投入しない場合は採用を見送ったほうが良いこともある。~

--[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]~
優秀な[[攻撃力]]を持ち、相性の良い[[装備魔法]]がそれなりに存在するため採用候補となる。~
この[[効果]]で[[《スーペルヴィス》]]を[[墓地へ送る]]と[[効果]]を[[発動]]した上で[[墓地]]の[[通常モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~
[[《ビッグバン・シュート》]]なら、[[相手]]の[[表側表示]][[モンスター]]1体[[除外]]+[[相手]][[フィールド]]上[[カード]]1枚[[破壊]]の1:2交換に化ける。~
//[[《霞の谷のファルコン》]]と[[《ビッグバン・シュート》]]を共有するのもありだろう。~
//このデッキのどこから《ファルコン》が?

--[[《デュアル・ソルジャー》]]~
[[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[《トゥルース・リインフォース》]]で呼び出すのが基本となる。~
[[相手]]にとっては[[戦闘破壊]]しにくい厄介な存在となる。~

--[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]~
[[魔力カウンター]]を[[《ダーク・ヴァルキリア》]]に乗せることで[[除去]][[効果]]の再利用と[[攻撃力]][[強化]]ができる。~
上記の[[コンボ]]が成功することは稀だが[[《ダーク・ヴァルキリア》]]も[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]も十分な[[攻撃力]]を持ち単体で活躍できるため、オマケ程度に考えておくだけでも良い。~

--[[《チューンド・マジシャン》]]~
[[再度召喚]]することで[[レベル]]4の[[チューナー]]となる。~
[[再度召喚]]という行為自体が[[シンクロ召喚]]と噛み合わないため、単純に[[チューナー]]が欲しい場合は他を採用したほうがよい。~
ちなみに、有用な[[下級]][[デュアル]][[モンスター]]のほとんどが[[レベル]]4であるため、[[チューナー]]での[[レベル]]調整がしやすい。

-[[上級]][[デュアル]][[モンスター]]~

--[[《ギガプラント》]]~
[[《ローンファイア・ブロッサム》]]から[[特殊召喚]]できる。~
自身の他に、[[《炎妖蝶ウィルプス》]]・[[《ローンファイア・ブロッサム》]]などを[[蘇生]]できる。~
[[【植物族】]]と【デュアル】を混合した[[【ギガプラビート】>【植物族】#y6c7ef75]]で活躍し、【デュアル】においても大いに採用の価値がある。~

--[[《フェニックス・ギア・フリード》]]~
手軽に出せる[[アタッカー]]として機能する。~
[[効果]]は[[相手]]依存なので、おまけ程度と考えたほうがいいだろう。~

--[[《ダークストーム・ドラゴン》]]~
この[[デッキ]]で不足しがちな[[除去]]能力を大幅に補うことができる。~
[[再度召喚]]させていない状態なら、[[《スーペルヴィス》]]との[[コンボ]]で[[《サンダーエンド・ドラゴン》]]の[[エクシーズ召喚]]を狙うことも可能。

--[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]~
単純な[[攻撃力]]や[[アドバンテージ]]を稼ぐ能力では他に劣るため、他の[[カード]]で道をこじ開け[[1ターンキル]]をメインに狙うことになる。~
方法については[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]を参照。~

--[[《ヴァリュアブル・アーマー》]]~
[[相手]][[フィールド]]上の弱小[[モンスター]]を一掃することができる。~
[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]には、[[攻撃力]]と[[ダイレクトアタック]]の回数で劣るものの、[[《ギガプラント》]]からの[[特殊召喚]]ができる。~
しかし[[特殊召喚]]の対象に優秀なものが増えたため、優位性が失われつつあるのが難点。~

-その他、相性の良い[[モンスター]]~

--[[効果モンスター]]~
---[[《樹海の射手》]]~
[[墓地]]がある程度[[肥えていれば>墓地を肥やす]]、[[デュアル]]専用の[[《増援》]]のような効果を発揮する。~
[[墓地]]を参照する[[召喚条件]]ではあるが、[[墓地アドバンテージ]]を損なうこともないので3枚投入することも充分考えられる。~
ただし、この[[モンスター]]自体は[[デュアル]][[モンスター]]ではないことに注意。~
また、[[召喚条件]]の都合上、通常は最序盤から使える[[カード]]ではないので、この[[カード]]を積む場合は[[墓地を肥やす]]手段を多めに確保しておいたほうがいいだろう。~

---[[《紅蓮魔闘士》]]~
ノー[[コスト]]で[[レベル]]4以下の[[通常モンスター]]を[[蘇生]]可能な[[効果]]は中々強力である。~
自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]も持っているが、条件が厳しいため忘れてしまった方が良い。~

---[[《ヴァイロン・キューブ》]]~
[[光属性]]の[[シンクロモンスター]]の[[素材>シンクロ素材]]とすることで[[デッキ]]から[[装備魔法]]を[[サーチ]]可能な[[チューナー]][[モンスター]]。~
これにより[[《スーペルヴィス》]]などの[[キーカード]]を[[サーチ]]しつつ[[シンクロ召喚]]を狙える。~
[[光属性]]の[[シンクロモンスター]]には[[《アーカナイト・マジシャン》]]、[[《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》]]、[[《ヴァイロン・デルタ》]]など強力な[[モンスター]]が存在する。~
どれも[[シンクロ素材]]にある程度の指定はあるが、[[【光デュアル】>【E・HEROビート】#aa28a769]]ならほとんど気にならず、この[[カード]]自身は[[《シャインエンジェル》]]での[[リクルート]]にも対応するため好相性。~
[[《ヴァイロン・デルタ》]]の[[特殊召喚]]に成功すれば合計2枚の[[装備魔法]]を[[サーチ]]できるため、採用の余地は十分ある。~

---[[《フォトン・スラッシャー》]]~
[[光属性]]の[[アタッカー]]。~
多くの[[下級モンスター]]を一方的に打ち倒せる高い[[攻撃力]]から[[【光デュアル】>【E・HEROビート】#aa28a769]]でも難なく採用できるが、この[[デッキ]]では[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]の素材となることも重要。~
緩い[[条件>召喚条件]]で[[手札]]から[[特殊召喚]]できる数少ない[[レベル]]4[[モンスター]]であるため、[[召喚>通常召喚]]権を[[デュアル]]に割きがちなこの[[デッキ]]では、こういった[[カード]]は貴重な存在である。

---[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]~
[[自分]]の[[カード]]を[[バウンス]]して[[自己再生]]する[[モンスター]]。~
[[《フォトン・スラッシャー》]]と同様、緩い[[条件>発動条件]]で[[特殊召喚]]できる[[レベル]]4の[[モンスター]]であるため、[[エクシーズ召喚]]に適している。~
[[《ダーク・ヴァルキリア》]]に装備した[[《スーペルヴィス》]]を戻して[[特殊召喚]]した後、この[[カード]]を[[《ダイガスタ・エメラル》]]の[[エクシーズ素材]]にして[[デュアル]]を[[蘇生]]し、戻した[[《スーペルヴィス》]]を[[蘇生]]した[[モンスター]]に装備するといった[[コンボ]]も可能。~

//--[[《デュアル・サモナー》]]~
//生きる[[《血の代償》]]として働く。~
//[[壁]]としての運用も可能。~
//だが、それぞれの[[効果]]が力不足であるため採用されない傾向にある。~

--[[融合>融合モンスター]]・[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]
---[[《超合魔獣ラプテノス》]]~
全ての[[デュアル]][[モンスター]]を[[再度召喚]]した状態にするという極めて強力な[[効果]]を持つ。~
ただし[[攻撃力]]が低く維持は難しいため、ほぼ使い切りと考えたほうが良い。~
//また、後述の[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]との[[シナジー]]が非常に強力。~

---[[《ブラック・ブルドラゴ》]]~
[[除去]][[効果]]の[[手札コスト]]とした[[デュアル]][[モンスター]]は[[蘇生]]に繋げることができる。~
[[破壊]]された時[[デュアル]][[モンスター]]を[[蘇生]]し[[再度召喚]]状態にする[[効果]]も強力極まりない。~
[[《ギガプラント》]]を使うなら[[《ナチュル・コスモスビート》]]で容易に[[シンクロ召喚]]が可能である。~

---[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]~
[[キーカード]]である[[《スーペルヴィス》]]を[[サーチ]]するのに役立つ。~
[[発動条件]]さえ満たしていれば出番は多いものの、[[効果]]の関係上[[装備魔法]]が多めに投入されている必要がある。~

---[[《ヴァイロン・デルタ》]]~
こちらは上記の[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]と違い、[[シンクロ素材]]に指定がある。~
だが[[デッキ]]に[[装備魔法]]が3枚なくても[[効果]]を発揮できる点や、[[守備力]]が2800あるため並大抵の[[モンスター]]には[[戦闘破壊]]されにくい点で勝る。~
[[チューナー]]に[[光属性]]を要求するが、前述の[[《ヴァイロン・キューブ》]]であれば[[シンクロ召喚成功時>シンクロ召喚に成功した]]にもう1枚[[装備魔法]]を[[サーチ]]でき、[[アドバンテージ>ハンド・アドバンテージ]]を稼げる。~

---[[《地底のアラクネー》]]~
この[[カード]]と相性のいい[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]や、この[[カード]]を[[蘇生]]できる[[《ギガプラント》]]が存在するため、狙って出していく価値もあるだろう。~
大抵の【デュアル】は[[《炎妖蝶ウィルプス》]]を使用するため、[[昆虫族]]の縛りはあまり厳しくなく、むしろあまり[[シナジー]]の期待できない[[チューナー]]の選択で苦労するかもしれない。~
容易に[[自己再生]]できる[[《ゾンビキャリア》]]、[[《ギガプラント》]]との[[シナジー]]が見込める[[《プチトマボー》]]、[[《緊急テレポート》]]で即座に[[リクルート]]可能な[[《クレボンス》]]あたりが比較的扱いやすい。~
[[破壊]][[耐性]]のある[[《スターダスト・ドラゴン》]]等も処理できるため、[[デッキ]]自体との相性も良い。~

---[[《蒼眼の銀龍》]]~
毎[[ターン]][[通常モンスター]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持つので、維持できれば大量の[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
[[ドラゴン族]]を守る[[効果]]も、[[デッキ]]の[[ドラゴン族]]の比率次第では中々役に立つこともある。~
難点は[[レベル]]9である上に、[[再度召喚]]された[[デュアル]][[モンスター]]は[[シンクロ素材]]に使えないので、[[シンクロ召喚]]がやや難しいところか。~

---[[《サンダーエンド・ドラゴン》]]~
3000という[[攻撃力]]と強力な[[全体除去]][[効果]]を持つ[[エクシーズモンスター]]。~
[[エクシーズ素材]]の縛りは[[再度召喚]]しないことで満たせるが、現状では[[レベル]]8の[[モンスター]]が乏しいのが悩み。~
それでも[[《ダークストーム・ドラゴン》]]と[[《スーペルヴィス》]]の[[コンボ]]を用いれば[[素材>エクシーズ素材]]は揃えやすく、かつ[[《裁きの龍》]]に匹敵する[[除去]]を繰り出すことができる。~
[[《ダーク・ヴァルキリア》]]や[[《デュアルスパーク》]]があるとはいえ複数の[[カード]]を一掃できるような[[除去]]能力は乏しいので、それを補う意味で投入してみるのもいいだろう。

---[[《ダイガスタ・エメラル》]]~
[[墓地]]で[[通常モンスター]]扱いとなる[[デュアル]][[モンスター]]はこの[[カードの効果]]で[[蘇生]]が可能。~
有力な[[下級モンスター]]の大部分が[[レベル]]4なので[[エクシーズ召喚]]しやすいのもポイント。~
ただし、この[[カード]]自体は[[デュアル]]及び[[通常モンスター]]関連のサポートを受けられない低[[ステータス]]の[[モンスター]]でしかない。~
また、[[デュアル]][[モンスター]]も[[エクシーズ素材]]となるより[[墓地]]にいた方が都合がいい場合があるため、使い時をしっかり見極めよう。~

---[[《ラヴァルバル・チェイン》]]~
[[デッキ]]から好きな[[カード]]を[[墓地へ送る]]事ができる[[エクシーズモンスター]]。~
[[デュアル]]を[[コスト]]に[[デッキ]]から[[デュアル]]を落とせば[[墓地]]に[[デュアル]]が2枚溜まり、豊富な[[蘇生]]や[[《龍の鏡》]]につなげやすくなる。~
[[墓地アドバンテージ]]を重視するこの[[デッキ]]では、積極的に[[召喚>エクシーズ召喚]]していきたい。~
[[《アームズ・ホール》]]を[[発動]]する前に第2の[[効果]]を使うのも効果的だが、[[デッキ]]内の[[必須カード]]の割合が少ない序盤であれば無理に狙う必要はない。~
[[《ジェムナイト・ラズリー》]]を投入することで[[《ブラック・ブルドラゴ》]]の[[コスト]]を確保したり、この[[デッキ]]では[[墓地]]へ送りにくい[[《ゾンビキャリア》]]を落として[[《地底のアラクネー》]]の高速[[召喚>シンクロ召喚]]につなげるなど、様々な[[コンボ]]につなげられる。~

---[[《甲虫装機 エクサビートル》]]~
[[表側表示]]の[[カード]]の[[除去]]を行える[[エクシーズモンスター]]。~
[[《ギガプラント》]]や[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]など、[[上級>上級モンスター]][[デュアル]]には[[レベル]]6が多く、比較的容易に[[エクシーズ召喚]]できる。~
[[《地底のアラクネー》]]を利用できることも魅力的。~
[[《ブラック・ブルドラゴ》]]を装備しても[[攻撃力]]は2500止まりだが、この[[カード]]の重要な点は[[単体除去]][[効果]]。~
[[《ブラック・ブルドラゴ》]]を装備したこの[[カード]]を、自身の[[除去]][[効果]]で[[墓地へ送る]]と、装備されていた[[《ブラック・ブルドラゴ》]]が[[破壊]]されるので、[[《ブラック・ブルドラゴ》]]の[[蘇生]][[効果]]を再利用できる。~
この[[効果]]で[[《ギガプラント》]]を、その[[《ギガプラント》]]の[[効果]]で[[《地底のアラクネー》]]かもう1体の[[《ギガプラント》]]を[[特殊召喚]]すれば、2枚目以降の[[《甲虫装機 エクサビートル》]]を呼び、ノー[[コスト]]でさらなる[[除去]]と[[蘇生]]を行える。~
[[《地底のアラクネー》]]の[[吸収]][[効果]]を挟めば更に[[除去]]を行えるが、そこまで[[相手]][[フィールド]]上に[[表側表示]]の[[カード]]が残っていることは少ないだろう。


***[[魔法・罠カード]]について[#jbdfbefd]

--[[《スーペルヴィス》]]~
簡単に[[デュアル]][[モンスター]]を[[再度召喚]]することができる上、[[アドバンテージ]]も失いにくい。~
さらには上級[[デュアル]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる可能性もあり、3枚積み前提の[[必須カード]]と言える。~
[[《アームズ・ホール》]]を併用して[[サーチ]]・[[サルベージ]]することもできる。~
[[通常召喚]]できなくなる[[デメリット]]はこの[[デッキ]]にとってやや厳しいが、それを差し引いても[[サーチ]]する価値は高い。~

--[[《血の代償》]]~
[[再度召喚]]以外の面でも[[モンスター]]の展開に貢献し、何度も使えるのが魅力。~
ただし、[[永続罠]]なので一旦[[セット]]する手間があり、[[破壊]]されやすく[[ディスアドバンテージ]]になりやすい、[[サーチ]][[カード]]に乏しく[[ライフコスト]]がかかるなど、[[《スーペルヴィス》]]に比べてかなり劣る。~
他にも[[再度召喚]]の[[サポートカード]]は存在するが、それらは[[アドバンテージ]]を失いやすいなどの欠点があり、それならば[[蘇生]]した[[デュアル]][[モンスター]]を[[再度召喚]]した方が良い。~

--[[《デュアルスパーク》]]~
[[フリーチェーン]]の[[速攻魔法]]であり、万能[[除去]]として機能する。~
[[アドバンテージ]]を稼ぎやすい上、[[腐る]]ことも少ないため、こちらも[[必須カード]]と言える。~
ただし[[コスト]]は[[レベル]]4の[[デュアル]][[モンスター]]に限られているため、[[上級>上級モンスター]][[デュアル]][[モンスター]]を軸にする場合は採用されないこともある。~

//--[[《正統なる血統》]]~
//[[通常モンスター]]サポートの1つである。~
//[[《思い出のブランコ》]]に比べ、[[罠カード]]であるため一旦[[セット]]する必要があるが、[[デメリット]]は非常に軽く使いやすい。~

--[[《思い出のブランコ》]]~
引いた[[ターン]]から[[バトルフェイズ]]が行えるため使い勝手がよいが、[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]する[[効果]]を持っているがために、まともに使うのは難しい。~
だが、[[《炎妖蝶ウィルプス》]]を経由して[[蘇生]]することでその[[デメリット]]を打ち消すことができる。~

--[[《黙する死者》]]~
同じく[[通常モンスター]][[蘇生]][[カード]]であるが、[[守備表示]]で出すため[[《思い出のブランコ》]]より使い勝手は悪い。~
当然優先順位は下がるが、枚数が足りない場合は採用しても良い。

--[[《火霊術−「紅」》]]~
[[アドバンテージ]]では損だが、[[《フェニックス・ギア・フリード》]]など[[蘇生]]が容易な[[デュアル]][[モンスター]]は安定した[[コスト]]として使える。~
また[[《ヘルカイザー・ドラゴン》]]を投入するならば事実上の[[必須カード]]となる。~
ただし、[[炎属性]][[デュアル]][[モンスター]]間の[[シナジー]]は少ないため、これのためだけに種類を増やすのは勧められない。~

--[[《トゥルース・リインフォース》]]~
[[フリーチェーン]]であり、[[《デュアル・ソルジャー》]]を呼び出すのに役立つ。~
基本的には相手の[[エンドフェイズ]]に[[発動]]するとよい。~
これに対応する[[チューナー]]を採用し、[[シンクロ召喚]]を狙うこともできる。~


**この[[デッキ]]の弱点 [#ue8902ae]
 [[墓地]]に依存する[[カード]]が多く、[[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]などの強力な[[除外]][[カード]]は天敵となる。~
 また、[[《デュアルスパーク》]]・[[《ダーク・ヴァルキリア》]]・[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]の[[効果]]を[[無効]]化でき、[[《ギガプラント》]]や[[《超合魔獣ラプテノス》]]でも[[戦闘破壊]]できない[[《スターダスト・ドラゴン》]]は厄介な相手と言える。~
 構築次第では完封されることもあり、[[《強制脱出装置》]]等、何らかの対策を必ず用意しておきたい。~
 ただし、先述のとおり【デュアル】はかなり構築の幅が広く、これらが弱点として働かない構築も可能。~


**その他 [#j407c9cf]
 遊戯王5D's Duel Transerのボスキャラである「スルト」がこの[[デッキ]]を使用する。~


**代表的なカード [#l2bcf13b]
-[[《ダーク・ヴァルキリア》]]
-[[《ギガプラント》]]
-[[《超合魔獣ラプテノス》]]
-[[《スーペルヴィス》]]
-[[《デュアルスパーク》]]

**関連リンク [#df421f31]
-[[デュアル]]
-[[通常モンスター]]

-[[デッキ集]]