【トークン】

デッキの概要

 様々なトークン生成カードで、モンスタートークンを生成し、それらを利用しデュエルを進めるデッキ

デッキ構築に際して

 利用するトークンには

  1. 一度に複数体展開できるものが多い。
  2. 墓地に送られない
  3. 通常モンスターサポートカードを使用できる。
  4. 誓約効果があるものや、リリースに関して制限があるものもある。
  5. 全体的にステータスが低め。

 等様々な特徴が存在する。
 もちろんステータスが高くなりやすい冥府の使者カイエントークンのような例外も存在する。
 トークンの生成の仕方や生成したトークンをどう使うかでこのデッキの構築が変わってくるので、構築のバリエーションは広い。

トークン生成カード

 【トークン】において利用されるトークン生成カードは1度に複数のトークンを生成可能であったり、継続的にトークンを生成する事ができるカードであるのが望ましい。

戦術

トークンの使い方

トークンは自身のステータスだけでは十分に活躍できるのが少ない。
よってトークンを利用するカードが必要となる。

デッキの種類

【レクンガ】

 《レクンガ》墓地除外と同時に生成されるレクンガトークンを生かすデッキ
 除外したモンスターカード帰還要員に、生成したトークンリリース要員に使えるので、デッキ内をほぼ水属性に統一したうえで、これらの内容を最大限に生かすデッキとなるのが特徴。
 能動的に《レクンガ》効果を使うためには墓地水属性を集める必要がある。
 《スクリーチ》《ジェネクス・ウンディーネ》等のおかげで墓地肥やしはそこまで問題にはならない。
 《高等儀式術》に頼る手もあるが、この場合、帰還させた後のモンスターの貧弱さに問題が出る。
 雲魔物を多数入れて《雲魔物−ニンバスマン》を使う手もあるだろう。
 《レクンガ》召喚をしてしまうとそのターントークンリリースに使うのは難しくなるので第一はとしての利用かもしれない。
 【水属性】自体が使いやすいデッキであるため、基本をこれに構成し、《レクンガ》帰還カードを忍ばせるといいだろう。

地属性トークン

 《迷える仔羊》《スケープ・ゴート》を主軸として採用したデッキ
 恒常的なトークン生成は無理なので、自ずと他にどのようなパーツを入れるかで様変わりする。
 また地属性の強力なサポート《地霊術−「鉄」》のフル活用のための利用、《お注射天使リリー》などを墓地から特殊召喚できると強力である。
 《ダンディライオン》《地霊術−「鉄」》の組み合わせが強力で、何度も《ダンディライオン》効果トークンを作り出すことが可能。

【ブラック・ガーデン】

 《ブラック・ガーデン》によるフィールド制圧やトークン生成をメインとしたデッキ
 デッキの性質上サイクル・リバース《ホルスの黒炎竜 LV6》《オベリスクの巨神兵》と相性が良く、通常の【トークン】とは構築が変わってくるだろう。
 相手守備表示で出す事が多くなるため《シールドクラッシュ》《ドリルロイド》等が単体除去として機能する。
 トークンをメインとした場合は《聖なる輝き》を用いると良いだろう。
 《暴走闘君》を使うことで実質3600の攻撃力になる。

トークンバーン

 1度に大量生成されるトークンを利用したバーンデッキ
 トークンを利用したバーンカードには《トークン謝肉祭》が存在するが、自分フィールドにしかトークンを生成しない場合、《キャノン・ソルジャー》等の射出カードを使用した方が良いだろう。
 射出カードの中では《プリーステス・オーム》は相性がよく、《終焉の焔》が1枚で1600ダメージバーンカード《クリボー》《増殖》が2枚で3200ダメージバーンカードとなる。

悪魔族トークン

 《終焉の焔》《幻銃士》《増殖》等の優秀なトークン生成カードから作られる闇属性悪魔族トークンをメインとしたデッキ
 他のデッキと比べると、一度に出せるトークンの数が多い点、《プリーステス・オーム》バーン効果を簡単に使える点、《ヘイト・バスター》攻撃してきた相手モンスター限定の擬似《破壊輪》として使える点が利点である。
 本来なら使いにくいとされる《幻魔皇ラビエル》等も、このデッキなら採用しやすいだろう。

【カオス・マリオネッター】

 トークン2回攻撃能力を付与する、《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》を主軸とするデッキ
 効果の性質上、トークンビートダウンして勝利することが目的となるため、なるべく採用するトークン攻撃力の高いものが望ましい。
 それに加え、特殊召喚条件の厳しい《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》フィールドに展開する必要があるため、構築・プレイング共に非常に高難度なものとなる。
 冥府の使者カイエントークン邪精トークンならば高攻撃力は望めるが、《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》フィールド上にいてはこれらのトークンは展開できず、また攻撃を通すための除去も必要となる。
 《No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》からランクアップする事で、単体で強力な魂魄トークンを生成できるようになる。

このデッキの弱点

 複数のカードによるコンボデッキなので手札事故は付きもの。
 トークンが出せてもほとんどがそのままでは一時凌ぎのにしかならず、貫通モンスターにも弱い。
 《平和の使者》等のロックカードで対処したい。

関連リンク